ブラックライト
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初版刊行(参考)
種別
長編
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12回
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あらすじ
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評判
ブラックライトの評価:
7.00/10点 レビュー 3件。 B ランク
ブラックライトの総合評価:
7.19/10点 レビュー 36件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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『極大射程』にて、いったん楽園即ち無垢な状態にまで巻き戻ったスワガーですが、本作では、悪の起源をテーマにストーリーが展開されていきます。キリスト教的な原罪がテーマだと思います。日本的に言えば、因縁話とでも言えるのでしょうか…中心となる登場人物が三人共に父の像に強力に囚われております。原罪もそうですが、これは父性性の弱い現代日本人には、両者相まってとても理解が難しいかと思います。最後、悪の問題は遺伝や出自の問題ではなく自由意志に基づくものであることが提示されるのですが、人間が自由意志を持つ存在である限り、誰でも悪の種子を孕んでいるということが示唆されていると思います。もっともそれは同時に善への意志を同時に孕んでいると言うことでもありますが…次作はおそらくそこら辺がテーマとして展開されていくのでは?と予想しております。本作では、精神分析的な夢見のシーンがあり、『極大射程』ほどのクリアさはいささか減じているのですが、これは悪の起源という過去を遡る旅路のストーリーであるため、それは致し方がないのかもしれません。意識とは常に茫漠とした曖昧で移ろいゆくものでありますので。それが故に私たちはスワガーの生き方の明晰性に惹かれるのであります。