イエスの涙



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初公開日(参考)2008年11月
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長編小説

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イエスの涙

2008年11月10日 イエスの涙

十字架を嫌う様々な現象が世界中に増え広がっていた。この「十字架嫌悪シンドローム」をキリスト教会の脅威と感じた教理省長官ハンス・ラーナーは秘密会議を召集したが、謎が多く、会議は難航していた。そんな折、「十字架嫌悪シンドローム」解明の鍵となる情報が、日本の教会から届いたのである。傍観者的に会議に参加していた山本神父は、バチカンから、シンドローム発症者であるシスター・テレサの調査を命じられ四年ぶりに帰国。調査が進む中で、当初予想されたものとは全く違う事実が次々と明らかになり、やがて彼は巨大な運命の渦に巻き込まれてゆく。一方、教皇パックス一世が知った、キリスト教の歴史を覆す驚愕の真実とは?そして彼の身に一体何が起こるのか…京都からバチカンへ、十字架の真実は伝えられてゆく。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点10.00pt

イエスの涙の総合評価:8.71/10点レビュー 34件。Sランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

イエスの涙

新聞広告でこの本の存在を知った後、偶然友人から勧められました!!

勧めてくれた友人に感謝!思った以上の面白さと感動で最後は涙が止まりませんでした。
十字架嫌悪シンドロームという十字架を焼く事件から物語は始まり・・・、思いもつかない展開に完全に引き込まれます!!色々な葛藤や疑惑・疑念・・・事件を解いていく先には!!!
最後の結末はぜひ本で!!

peace
6QDNSRIP
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

『イエスの涙』感想

とても読みやすく、先が気がかりで時間のたつのも忘れて読める本!
「イエス様の十字架問題」が主題であり、キリスト教がバック・グラウンドである国々の人たちが読めば、また違った感動があるだろう。主人公は日本人だけれども、登場人物は外人さんが多い。

約二千年前に生存されていたとされる「イエス様」の存在と生涯事態がミステリアスだし、十字架を見ると嫌悪感を感じるという発想が、理解できない事でもないとも思えた。

表紙にあるイエス様の絵がとても悲しそうで、何かを訴えているようにも感じられ、思わず買ってしまった。キリスト教の勉強にもなったし、プラスαのある本だ。

blue cafe
01JN531W
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

透明感あふれる筆致!

 キリスト教の中心軸であるイエス・キリストの心の世界が、
わかりやすくミステリータッチで、少しずつあぶりだされ、
心の高揚を抑えることができなかった。

mizuki
3OBC4RJY
No.2:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

心が洗われる一冊

ミステリの奥の深さを再認識した一冊。
世界中に蔓延する「十字架嫌悪シンドローム」とその謎を解明しようと奔走する神父。
自分自身が故郷が京都なので、そこを舞台としているところも懐かしさがこみ上げてきてほろっとしたところもありました。学生時代に出会った女性とのエピソードもどこか自分と重なる部分も。
物語後半からの急展開でミステリらしさが一層増してきますが、読後感は何かスッキリしたものが残ります。ある意味、キリスト教の教義を根底から覆すような展開とスッキリした読後感がうまい具合に融合している印象です。

本好き!
ZQI5NTBU
No.1:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

『イエスの涙』を読んで

十字架を嫌う現象が世界各地で起こり、それらの事件にまつわる謎解きにかかわる聖職者達。
あまり期待はしないで読み始めたが、おもしろくて、先が気がかりで一気に読み終えました。

 訪れた事のある京都とバチカンが舞台で、読みながら美しい情景がよみがえる。映画にもできそうな小説であり、全体的に暖かなものが感じられ、読後感にはすがすがしいものがある。
 そもそも、磔の刑のために用いられた十字架を、私たちはいつから神聖な物としてとらえてきたのであろうか?
 今まで何気なく目にしてきた「十字架」を見たくなくなり、アクセサリーとして使うなどとはとんでもない事!この現象は『イエスの涙』を読んだせい?

だいあな
4Y5J2MW0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.29:
(5pt)

私の為に書かれたような小説でした。

十字架嫌悪シンドロームについて、私の心の謎が解けたような気がしました。感動しました。有難うございます。
また、最初読み進めているうちに、実話なのか、それともちがうのか、わからなくなるほど、リアルな内容だったので、
びっくりしましたが、すごく感動したので、マリアの涙も買って読んでいるところです。
イエスの涙Amazon書評・レビュー:イエスの涙より
4901053728
No.28:
(1pt)

なんだかなー

イエスが十字架で人類のため罪のあがないをしたのは事実。弟子が祈らなかったからどうのこうの言うのは変です。神様は始めから、イエスを拒まれるのはご存知だったはず。全知全能ですから。十字架の否定は神の否定につながるきがします。素人考えですが。
イエスの涙Amazon書評・レビュー:イエスの涙より
4901053728
No.27:
(5pt)

奇想天外

ココロに残るストーリー展開。
歴史を知る者には、粋な内容であり気付かされる内容があった。
イエスの涙Amazon書評・レビュー:イエスの涙より
4901053728
No.26:
(5pt)

フィクションとして面白い

十字架の死はイエスの望んだ死と認識されているが、それは先入観なのではないか?実際は違うのではないか?というお話です。

ストーリーは読みやすく、個人的には初めから最後まで一気に読めてしまう内容でした。

十字架の死がイエスの望んだことであったかどうかについては、イエス自身がイザヤ書をはじめとする旧約聖書の預言書を成就するために来たと福音書に書かれているので、恐らく避けては通れない処刑方法だったのではないかと個人的には思うのですが、フィクションとしてこの話を読む分にはキリスト教をベースにした、例えばダン・ブラウンのダヴィンチコードのような、面白いエンターテイメント小説かと思います。

聖書を普通に読めば聖人崇拝やら十字架のペンダントやらが出てくる要素は無いように思うのですが、カトリック側では普通のことなので、もしかするとカトリックの風習に対して著者が良い思いを持っていないのかも?
できれば、あとがきのようなもので、その辺に言及されてれば良かったかとも思ったのですが、そもそもあとがきがないので確かめようがないです。
イエスの涙Amazon書評・レビュー:イエスの涙より
4901053728
No.25:
(1pt)

アイデアが詰まらない。肝心なところが省略されている。

特段のキリスト教の知識がなくても無理なく読み進められます。
必要な知識は作品中、紹介されていますから。
逆に一定以上の関心がある人にはつまらない作品ではないかと
思いました。

論争のシーンが最悪です。
人々が建前をいっているのか本音をいってるのかわからない。
切迫した心の揺れ動きが表現されない。
肝心のイエスの涙についても、
そのいみを最終結論としてしめしているのにすぎず
文学的には示されない。

わかりきった登場人物の動きは冗長に書かれるが
本当に人なら感じるであろう瑞々しさを持った
人の感情は皆無である。

つまり、文学的にも神学的にもつまらない。
大それたことと言うわりには、社会的な影響も描かれない。

かわりに、恋愛エピソードとミステリーが入るが、
これ余分なのではないか?

神学者である作者はだれにこれを示したいと
おもったのか。アイデアに抜けがありすぎて
自然には受け入れられない。
焦点をいくつかに絞ってでもいいから、もう少し描いてほしかった。
登場人物の浅い穴だらけの推論だけですまされるのでは、
つまらなさすぎる。説得力にも欠ける。

神学者である作者はどのようにして、この考えをもったのか?
葛藤はなかったのか?
小説を書く実力がないのなら、
赤裸々にその過程を話してもらった方がよい。
こんな中途半端な作品では、作者がこの考えに賛成なのか、
それともお遊びでかいてみた、というだけなのか、わからない。
イエスの涙Amazon書評・レビュー:イエスの涙より
4901053728



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