守護者

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種別
長編
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あらすじ

1999年03月12日 守護者 (講談社文庫)

病院前では“堕胎は殺人だ”というプラカードが林立している。「あなたを雇いたい。私と娘を保護してもらいたい」妊娠中絶反対派の度重なる嫌がらせに、強靱な女性医師ロメロのストレスも頂点に達していた。プロ魂に燃えるボディガードと脅迫者の必死の攻防が続く。アンドリュー・ヴァックス絶賛のアクション巨編。(「BOOK」データベースより)

評判

守護者の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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守護者の総合評価:

7.33/10点 レビュー 12件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.12
(4pt)

本当のボティガード

わずか26歳の若さでこの作品を書き上げたグレッグ・ルッカ。
この作品の内容が内容だけに、よくこれだけ若い人が中絶というテーマを踏まえたボディガード作品を書き上げたなって正直感心しました。
この若さやからこそ、今までにないような展開を生み出せたと思うし、荒削りなところもあるけどそれも新鮮な魅力の一つです。
ボディガードといえばケビン・コスナーの映画を思い出すけど、あんな大雑把な展開ではなくて、この作品は凄く繊細で緊張感が漲ってました。
主人公のコディアックが今までのヒーロー像にも当てはまらないのがいいですよ。
脇を固める登場人物の描写も素晴らしいし、深く切り込んで書いてるので背景もよく分かります。
個人的には私立探偵のブリジットが凄く気に入りました。
彼女とコディアックの会話ってお互いの距離を楽しんでるかのようでした。
アメリカという国は中絶に関しては凄く敏感な国なんですね。
反対派がクリニックを爆破したり医師を殺害したりする事件が実際に起こってるんですよ。
胎児を殺すのに反対してるのに医師を殺してしまうって矛盾してますよね。
アメリカが抱える中絶問題も描かれてる一冊でした。
続編が何冊が発売されてるので、続けて読んでいきたいです。
守護者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 守護者 (講談社文庫)より
4062645149
No.11
(4pt)

ボディーガードのリアル感たっぷり

24時間週7日間の保護。 それでも絶対の保障はありえない。

狂信的な中絶反対組織から女性医師とその娘の命を守る
プロのボディーガードチームのリアルな姿を描いた長編小説。

「警察は逮捕するのが仕事だ。
もし連中が銃をもった何者かを見たら、先ずその男を追いかけることであり、
狙われた相手を守るのは二の次になる。」

24時間全て息もつかせぬストーリー展開。 主人公のコディアックは少し感情に走ってしまうところがあが、
それを乗り越えクライアントを守り抜く。
守護者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 守護者 (講談社文庫)より
4062645149
No.10
(3pt)

緊迫のプロット、やるせない結末、<コディアック>シリーズ第1弾

本書は、グレッグ・ルッカが26才で書き上げ、’96年に発表されたデビュー長編であると共に、番外編を含めて7作続き、“世界最強のハードボイルド”という惹句が付けられた、プロのボディーガード(パーソナル・セキュリティ・エージェント)、<アティカス・コディアック>シリーズの第1弾である。’97年度、PWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)が主催するシェイマス賞の最優秀新人賞にノミネートされた。

評論家の北上次郎はかつて現在刊行中の翻訳ミステリーものの中で、マイクル・コナリーの<ハリー・ボッシュ>シリーズを東の横綱、本シリーズを西の横綱という番付をしている。<ハリー・ボッシュ>シリーズの長編全部と本シリーズの4作目までの訳出が古沢嘉通であるところは興味深い。

本書で初登場する‘わたし’ことコディアックは28才。183センチ、86キロ。淡い茶色の瞳で眼鏡をかけ、左耳にふたつのフープピアスをはめている。陸軍の要人保護訓練を終了し、陸軍憲兵隊犯罪捜査部に勤務、除隊して3年になり、ニューヨークで個人を保護するフリーランスのプロのボディーガードである。

ストーリーは、恋人の中絶手術に付き添った‘わたし’が中絶反対派の過激派グループから脅迫状を受けているクリニックの女性院長に、自分と16才の娘を守って欲しいと依頼されるところから始まる。間近に迫った中絶合法化賛成派と反対派双方が集う「共通基盤作成会議」に向けて、‘わたし’は3人の仲間を集めて24時間体制の警護をおこなう。しかし、警護12日目の朝、院長の自宅で娘が外部から何者かに狙撃され懸命の蘇生措置にもかかわらず命を落とす。中絶反対派の過激派グループの仕業か・・・。
執拗な脅迫はなおも続き、「会議」当日。今度は過激派の手による爆弾騒ぎが起こる。やがて暴力の矛先は院長のみならず‘わたし’にも向けられる。

とにかく、いつ、何が起こるかわからない緊迫のシーンの連続に読者は目が離せない。そして事件の実行犯が判明したラスト、複数の命を失う悲惨なやるせない結果に‘わたし’は打ちのめされる。

プロ魂に燃え、タフに着実に警護の腕を振るいながらも、意外に繊細でナイーヴな一面を持つ、等身大の青年ヒーローの登場である。
守護者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 守護者 (講談社文庫)より
4062645149
No.9
(3pt)

ぜひ、3冊まとめて…

底に流れている「中絶・堕胎」という重苦しい問題、やるせない結末…と、ひたすら暗いだけの話に終わる要素はいくらでもある。しかしこの話はそれだけでない。主人公は「パーソナル・セキュリティー・エージェント」(ボディガードでなくこう言ってほしいそうだ)の仕事をする中で、悲しみ、痛みを背負って行く。しかし、その悲しみ、痛みを全て受け入れながら、なおかつプロフェッショナルに徹しようとする。帯にもあったが、主人公は傷つきやすく、他人の痛みに敏感な男だ。そのプロに徹しようとする姿に、そして主人公の痛みに共感できるかどうかがこの作品に共感できるかどうかの分かれ目ではないだろうか。このデビュー作からぜひ「奪回者」「暗殺者」と続けて読んでほしい作品である。
守護者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 守護者 (講談社文庫)より
4062645149
No.8
(3pt)

よく分からないのだが

メガネをかけたボディーガードがいるなんて想像外でした。乱闘になってメガネが飛んでいったらどうすんだろう。見えなくなるじゃないですか。
守護者 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 守護者 (講談社文庫)より
4062645149

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