シューマンの指

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種別
長編
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あらすじ

2010年07月23日 シューマンの指 (100周年書き下ろし)

シューマンの音楽は、甘美で、鮮烈で、豊かで、そして、血なまぐさい――。シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「わたし」。卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。現場に居合わせた修人はその後、ピアニストとして致命的な怪我を指に負い、事件は未解決のまま30余年の年月が流れる。そんなある日「わたし」の元に、修人が外国でシューマンを弾いていたいう「ありえない」噂が伝わる。修人の指にいったいなにが起きたのか――。野間文学賞受賞後初の鮮やかな手さばきで奏でる書き下ろし長編小説。(「BOOK」データベースより)

評判

シューマンの指の評価:

4.80/10点 レビュー 5件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.80pt

シューマンの指の総合評価:

7.36/10点 レビュー 115件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

シューマンの指の感想

正直,クラッシックの蘊蓄はまじめに読んでも意味は無いような気がします.
ただ,最後のネタバレの効果を高めるためには,とにかくしつこく語らせないといけなかったということなのだと思います.

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.110
(3pt)

惜しい(ネタバレあり)

友達とのやり取りでシューマンの話をしていたときにこの小説の名前が出てきたので興味を持って、作者や本に関する前知識無しで読みました。
前半は音大を目指すピアノ弾きの高校生の青春ストーリーがシューマンの曲や思想と絡めて語られるという感じなのですが、これだけシューマンに耽溺してるならもう少し文章自体に詩情が欲しいなぁと思いながら読みました。
後半になると事件が起き、心情的にもドロドロした幻想的ロマン的な色合いを帯びてきて、おぉ、ロマン派か!となるのですが、最後二重のどんでん返しのような展開があって、結局描かれたことの半分以上は精神疾患がある人の妄想だった的なところに落ち着いてしまって、「何だよそれ」ってなりました。
著者がシューマンが好きなことは伝わりますし、面白く読めはしましたけど、読書体験としては終わり良くなくて台無しという感じでした。
あと、クラシックそれなりに好きな身としても、どの曲の何小節目のどの音がみたいな記述が多すぎて、わざわざ楽譜を確認したり曲を聞きながら読んだりはしないので、そういうところは流し読みしました。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.109
(3pt)

惜しい(ネタバレあり)

友達とのやり取りでシューマンの話をしていたときにこの小説の名前が出てきたので興味を持って、作者や本に関する前知識無しで読みました。
前半は音大を目指すピアノ弾きの高校生の青春ストーリーがシューマンの曲や思想と絡めて語られるという感じなのですが、これだけシューマンに耽溺してるならもう少し文章自体に詩情が欲しいなぁと思いながら読みました。
後半になると事件が起き、心情的にもドロドロした幻想的ロマン的な色合いを帯びてきて、おぉ、ロマン派か!となるのですが、最後二重のどんでん返しのような展開があって、結局描かれたことの半分以上は精神疾患がある人の妄想だった的なところに落ち着いてしまって、「何だよそれ」ってなりました。
著者がシューマンが好きなことは伝わりますし、面白く読めはしましたけど、読書体験としては終わり良くなくて台無しという感じでした。
あと、クラシックそれなりに好きな身としても、どの曲の何小節目のどの音がみたいな記述が多すぎて、わざわざ楽譜を確認したり曲を聞きながら読んだりはしないので、そういうところは流し読みしました。
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.108
(4pt)

緊張感

後半に進むにつれ濃さの種類が多面的、心地よい緊張感で読めました。作者とは別の方による解説は堅苦しくて苦痛。解説最後の頁の文面を解説最初に持ってきたらいいのに、と思いました。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856
No.107
(4pt)

緊張感

後半に進むにつれ濃さの種類が多面的、心地よい緊張感で読めました。作者とは別の方による解説は堅苦しくて苦痛。解説最後の頁の文面を解説最初に持ってきたらいいのに、と思いました。
シューマンの指 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (100周年書き下ろし)より
4062163446
No.106
(4pt)

シューマン賛

私は日頃、全くミステリを読まないのですが、『シューマンの指』というタイトルに惹かれて読んでみました。シューマンの楽曲はかなり好きで、特に「幻想曲」は雄大な高揚と繊細な陶酔を兼ね備えた傑作で、好んで聴く楽曲だったからです。
読後、まず脳裏によぎったのは「エキセントリック」という言葉。確かにこれはシューマンの音楽の中にある性質の一面であって、ときに鼻につくような気取りがあるかと思えば率直にやさしくなったり、英雄的な雄々しさを見せていたその次の瞬間に冷たい孤独に沈潜したり……これは青年期の人間の心の動くさまを、やや誇張した所もあるもののよく反映しているように思われます。
ミステリとしての出来栄えを云々する資格は私にはありません。しかしこの作品は、シューマンに対するオマージュとしては、非常に良いものだと思います。登場人物たちによる芸術に関してのやや青臭い議論も、青臭いがゆえのリアリティと懐かしさがありました。
夏の暑いさなかでも、一気に読める面白さでした。
シューマンの指 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シューマンの指 (講談社文庫)より
4062773856

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