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週刊文春ミステリーベスト10 1992年版

週刊文春ミステリーベスト10は、文藝春秋発行の週刊文春年末発売号で発表される、推理小説のブック・ランキング。
1992年度


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1位

宮部みゆき:火車 (新潮文庫)
B 6.78pt - 7.17pt - 3.96pt

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。

2位

笠井潔:哲学者の密室 (創元推理文庫)
B 6.33pt - 6.40pt - 4.37pt

開口部を完璧に閉ざされたダッソー家で、厳重に施錠され、監視下にあった部屋で滞在客の死体が発見される。

3位

川田弥一郎:白く長い廊下 (講談社文庫)
D 4.50pt - 5.50pt - 3.29pt

十二指腸潰瘍手術後の患者が、長い廊下を病室に運ばれる途中に容体が急変、死亡した。

4位

有栖川有栖:双頭の悪魔 (創元推理文庫)
S 7.55pt - 7.83pt - 3.98pt

他人を寄せつけず奥深い山で芸術家たちが創作に没頭する木更村に迷い込んだまま、マリアが戻ってこない。

5位

北村薫:六の宮の姫君 (創元推理文庫)
D 5.00pt - 5.08pt - 3.94pt

最終学年を迎えた「私」は卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていく一方、田崎信全集の編集作業に追われる出版社で初めてのアルバイトを経験する。

6位

高村薫:リヴィエラを撃て〈下〉  新潮文庫
B 8.00pt - 6.76pt - 4.16pt

CIAの『伝書鳩』とともに、父の仇である『リヴィエラ』を追っていたジャック。複雑怪奇な諜報機関の合従連衡。

7位

井上夢人:ダレカガナカニイル… (講談社文庫)
B 7.29pt - 6.87pt - 3.79pt

警備員の西岡は、新興宗教団体を過激な反対運動から護る仕事に就いた。

8位

逢坂剛:砕かれた鍵 (百舌シリーズ) (集英社文庫)
B 7.00pt - 6.70pt - 3.98pt

警察官が関与する事件が続発した。警察庁特別監察官・倉木は、警察内部で巨大な陰謀が進んでいると踏み、捜査を開始する。

9位

島田荘司:眩暈 (講談社文庫)
B 6.17pt - 6.70pt - 3.72pt

切断した男女の死体が合成され両性具有者となって蘇る。窓の外には荒涼たる世界の終焉の光景が広がっているばかりだ。

10位

加納朋子:ななつのこ (創元推理文庫)
B 7.55pt - 6.87pt - 3.98pt

表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。


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