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しん さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.60pt

レビュー数47

全47件 1~20 1/3ページ
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No.47: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

殺竜事件-a case of dragonslayerの感想

全編で殺竜事件を解決するという大テーマがあり、章ごとに小テーマが完結していく連作のようになっています。
普段ファンタジー系は読みませんが、ミステリーのオススメで見て30年以上ぶりに読んでみました。学生時代にロードス島戦記を読んで以来。
コレはラノベになるのだろうか。だからなのか文章とか単語の意味とか合ってるのか気になりましたが、バイアスがかかってしまっているかも。
あまりミステリーと思わない方が読みやすいと思います。

特殊な世界の話になりますが、違和感なく読めました。話も一話一話丁寧に描かれていて、読後感は良かったです。
たまにはこういう本を読むのもいいなと思いました。面白かったです!
殺竜事件 a case of dragonslayer (講談社タイガ)
上遠野浩平殺竜事件-a case of dragonslayer についてのレビュー
No.46: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理の感想

久々に良作の短編集に出会えました。
人(犯人)の心をうまく描けています。特にダークサイドの心の内を主人公が暴いていくところや、最終的に少し救いがあるようなホッコリとまではいかないが、人間味があるような展開なんかはイイと思いました。
読みやすいですし、5作品とも面白かったです。

全体的に暗い感じ、負の感情がメインなので明るい作品が好みの人には向かないのかも。私にはそれが逆に良かった。
偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理 (角川文庫)
No.45: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
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アリス殺しの感想

結果、面白かったし読んで良かった。
現実世界と不思議の国世界を行き来して殺人事件を解決しようとするないようだが、序盤は不思議の国のキャラクターがバカばっかりで会話にイライラ、ストレスが溜まること請け合い…
でも我慢して読み進めると設定に引き込まれるし、展開してくストーリーも面白く、ストレスはなくなっていました。
よくこんなストーリー考え出したよなあと感心しました!
このシリーズの他の作品も読もうと決めたよ。


▼以下、ネタバレ感想
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アリス殺し (創元推理文庫)
小林泰三アリス殺し についてのレビュー
No.44: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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黒牢城の感想

面白かったんだけど、やっぱり時代小説は読みにくい…読みやすくしてあるんだろうけど、読めない単語や知らない単語を調べながらを繰り返すのがちょっとしんどい…何度も寝落ちしながら読み進めた感じです。
史実に基づいた作品だったんですね。このあたりのことを詳しければもっと楽しめたのかもしれません。

黒牢城 (角川文庫)
米澤穂信黒牢城 についてのレビュー
No.43: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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変な家2~11の間取り図~の感想

これより面白い作品はいっぱいある!
でもこれより面白くないミステリーもいっぱいある。
いろいろツッコミどころが沢山あるが、そういうものだと思って割り切って読めば面白く読めます。

まあ、ホントに面白いミステリーが多くの人に読まれて評価されて欲しいと思ってしまうよね…
変な家2 〜11の間取り図〜
雨穴変な家2~11の間取り図~ についてのレビュー
No.42: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

武家屋敷の殺人の感想

文庫版を読みました。他のレビューで川路の方言が気になるとありますが、ノベルス版から改稿されて標準語になってて違和感はありませんでした。他にも多少変更しているようですので文庫版がオススメです。
面白く読めました。
「扼殺のロンド」も面白かったけど、この作者さんはトリックを組み込むのが上手いですね。

▼以下、ネタバレ感想
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武家屋敷の殺人 (講談社文庫)
小島正樹武家屋敷の殺人 についてのレビュー
No.41: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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神様の裏の顔の感想

軽い感じでテンポよく読み進められます。軽いユーモアがあり、重い気持ちにならずに読めて精神衛生上悪くない。登場人物に感情移入して辛くなったりはない、ホント気楽に読める。「逆転美人」も面白いらしいし、読んでみようかな。

フェアかアンフェアか気にする?本格でも謎解き本でもないのでどうでもいいよね。
神様の裏の顔 (角川文庫)
藤崎翔神様の裏の顔 についてのレビュー
No.40: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

閉鎖病棟の感想

サスペンスものだと思って読んだら。全然違ったパターン。群像ドラマって言うんですかね。青春もののような感情にもなります。
ミステリーを求めていたのでこの点数ですが、とても良い作品です。
他のレビューにも書かれていますが感動しますし、考えさせられもします。特に後半はグッとくるものがあります。読めて良かったと思える作品です。
閉鎖病棟 (新潮文庫)
帚木蓬生閉鎖病棟 についてのレビュー
No.39: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

安楽探偵の感想

裏の裏をつくような短編が揃っています。会話を楽しむような内容でスイスイ読めました。面白かったです。
この作者の他の作品も読んでみようと思いました。
最後にちょっと「ほほう」と思いました。
安楽探偵
小林泰三安楽探偵 についてのレビュー
No.38: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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私の命はあなたの命より軽いの感想

なんかのレビューのオススメにあったので読んでみたけど、イマイチだった。ミステリーぽさがあまりなかった。
とりあえずすごく読みやすかった。どんどん読めて、サクッと完了。そこがこの作者のいいとこのひとつなんだろうか。
機会があれば他の作品も読んでみよう。


▼以下、ネタバレ感想
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私の命はあなたの命より軽い (講談社文庫)
近藤史恵私の命はあなたの命より軽い についてのレビュー
No.37: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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双頭の悪魔の感想

これぞ推理小説でしょう。
長さは気になりませんでした。
文体というかやや暗めの雰囲気がまたいい感じだと、好みの問題ですが。
ミステリーは楽しいですね。

双頭の悪魔 (創元推理文庫)
有栖川有栖双頭の悪魔 についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

不可逆少年の感想

リーガルミステリーとして新しさを感じました。弁護士しながら作品を書くってすごいなと思いました。
読みやすく、難しさはそれほどなく、中高校生くらいでも楽しめる感じです。
次回作以降も期待します。
不可逆少年 (講談社文庫)
五十嵐律人不可逆少年 についてのレビュー
No.35: 27人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

レモンと殺人鬼の感想

結構楽しく読めました。
今っぽいお話です。

▼以下、ネタバレ感想
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レモンと殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
くわがきあゆレモンと殺人鬼 についてのレビュー
No.34: 7人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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夜よ鼠たちのためにの感想

この作者の作品を読むと「なんでそんなに有名じゃないんだろう?」と思う。もっと売れてもいいのになと感じる。
この本は短編集だが、どの作品も面白い。文章がうまいのか、重厚さをを感じる、読み応えみたいなものを感じ、50ページ程度の作品だがそれ以上の満足感がある。
特に好みだったのは「夜よ鼠たちのために」「二重生活」いずれもミステリー感がある謎が傍らにある話。
最後の「開かれた闇」はこの中では異色で若い女教師が主人公でポップさもあり、シリーズ化されたら人気出そうなのになと思った。
夜よ鼠たちのために (宝島社文庫)
連城三紀彦夜よ鼠たちのために についてのレビュー
No.33: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

スイス時計の謎の感想

短編4作
どれも謎解き要素があり、ミステリーの真ん中と言ってもいいのではないか。楽しめました。
4本目のスイス時計の謎が特に良かったです。
スイス時計の謎 (講談社文庫)
有栖川有栖スイス時計の謎 についてのレビュー
No.32: 9人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

歪んだ波紋の感想

解説にもあるがジャーナリズムへの警鐘を詰め込んだ内容。
リアリティがありました。
ミステリー色は薄めに感じました。
歪んだ波紋
塩田武士歪んだ波紋 についてのレビュー

No.31:

変な絵

変な絵

雨穴

No.31: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

変な絵の感想

なんかかるいというか深みがない、なんか強引な理屈だなあとか思って読んでいたが、読み進めていくうちにいろんなことが重なっていき物語が成立していった感覚で、面白く読めました。
肝心のミステリー部分もしっかりして、満足できます。
軽さ薄さが気に食わないミステリー好きもいると思いますが、だからこそ普段本を読まない層が手に取り、売上げ上位になっているのでしょう。これでミステリー好きが増えたらいい。


▼以下、ネタバレ感想
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変な絵
雨穴変な絵 についてのレビュー
No.30: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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りら荘事件の感想

他の方も書いている通り、あまりに警察がアホすぎてイライラしました。でもそのお陰で連続殺人がすんなり行われ、ミステリーとしては楽しくなっています。
古い作品のせいかいろいろと納得できない部分や違和感部分がたくさんあります。それでもミステリー部分はちゃんと楽しめます。かなりご都合主義的なところはありますが、そういうものだと思えばなんてことはありません。
リラ荘殺人事件 (角川文庫)
鮎川哲也りら荘事件 についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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彼女が最後に見たものはの感想

とても面白かったです。
最後まで気を抜くことなく読めました。三ツ矢と岳人もいい。
悲しいが最後は救いがあったと思う。
彼女が最後に見たものは (小学館文庫 ま 23-2)
まさきとしか彼女が最後に見たものは についてのレビュー
No.28: 7人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリックの感想

良かったです。
密室殺人が流行るという世界で起こる事件。この設定が楽しい。密室殺人をうまく組み込んだ物語。
ノリは軽い。会話のテンポもよく、
状況もわかりやすい文章で読み進めやすい。
トリックはそれほど複雑さはなく納得でき、説明もわかりやすい。そんなトリックをよくこんなに詰め込んだなあと感心する。
最近なかなかお目にかかれないタイプのチャレンジングなミステリーだと思う。
次作も読んでみようと思った。

▼以下、ネタバレ感想
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【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)


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