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氣學師 さんのレビュー一覧
氣學師さんのページへレビュー数184件
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ひとつの物を中心としたロジックの積み重ねが面白いですね。オーソドックスな題名で、舞台は学園物ですけど、本格に対する真摯な姿勢が伝わってきます。
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貴族探偵シリーズの記念すべき第ニ作です。いまでも、貴族探偵という人がどんな人なのか全くわからないミステリアスな探偵ですが、事件現場から拾い上げる手がかりのひとつひとつを組み立てながら犯人を指摘していく手法、ロジックの展開や切れは流石です。
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、「鍵のかかった部屋」 正直、ホラー作家だと思っていた貴志祐介さんが、このような精緻な密室トリックを小説にするとは意外でした。どの短編も密室好きなら楽しめる作品です。犯人あての要素が少ないのではと私自身思いましたが、作者本人が、BS11のベストセラーという番組で、「犯人あては作者の都合でどうにでもなるが、密室トリックは現実のものでより難しい次元のものを目指している。」という話をされていてなんとなく納得してしまいました。
「密室トリックは何年も前に思いついたものを書きとめ、その後ほかに思いついたものと合わさってようやく使えるものにしてからプロットを作り始める」という言葉にも作者の思いの強さを感じました。 |
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現代のライトノベルによるミステリーのベストセラー作品の第四作。いつも古書にまつわる謎に、主人公栞子さんの母親の謎など、人間関係の謎が複雑に絡み合い、謎が謎を呼び、独特のミステリアスな世界に引き込まれます。今回はとくに、江戸川乱歩作品の古書をテーマにしていて、まさにシリーズではいちばん本格作品です。とくにあの乱歩の名作「二銭銅貨」での暗号の謎を新しい解釈で解読していくあたりは、作者の奥深い蘊蓄に改めて感動させられます。
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歴史上の謎や新解釈でアッといわせる鯨先生が、グリム童話を題材にして具体的に現在にある事件の謎を、女子大生桜川東子とバーのマスター厄年トリオが解決していく短編集です。アリバイ崩しの作品は独創的で秀逸なものもあり、禁じ手のような作品もありますが読みやすいし楽しめます。九作で終わらずもう少し続けてほしいですね。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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有栖川作品の、火村シリーズと別の探偵シリーズである江神二郎シリーズの初短編集です。自分の大学時代を思い浮かべながら楽しく読めました。「二十世紀的誘拐」のパズラー、江神の推理の切れ味は最高ですね。新しいメンバー マリアの今後の活躍も気になりますね。二作目の短編集も待ち遠しい。
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日本本格ミステリーの元祖、大阪圭吉先生の珠玉の短編集「銀座幽霊」から。雪上でたおれて死亡していた被害者。犯人の痕跡がない雪密室。ミステリー黄金期の欧米に対し、日本が誇る本格ミステリーの切れ味を堪能していただきたい。大阪先生なくして今の日本本格ミステリーは、産声もあげられなかったであろう。
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「白い僧院の殺人」雪密室においてカーの前にカーはなく、カーのあとにカーはなし。文字通りカーの代表作のひとつにして、その後の数多の雪密室作品はこの作品をもとに書かれていると言っても過言ではありません。「白い密室」「スウェーデン館の謎」などと読み比べてみるのも面白いかもしれません。
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「白い密室」押しも押されも鮎川先生の代表作。社会派により荒廃した本格ミステリーの復活に尽力された先生の力は図りしれない。本作品は、円熟期に書かれたカーをも凌ぐと大乱歩も絶賛した雪密室トリック。ロジックの美しさをご賞味下さい。決してご損はさせませんよ。
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「蝶ははばたく」火村、有栖川コンビ国内シリーズ第三弾から。小品ながら、叙情的作風の密室作品。旅先でこんな体験をしたら、魅惑的旅行になるかも。北陸が舞台というのも金沢人の自分としては、親近感を覚えます。同じ作品集の中の「人喰いの滝」もオススメです。
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【ネタバレかも!?】
(3件の連絡あり)[?]
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