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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数349件
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美女に群がる男たちとシリーズ中1、2を競う出来の密室トリック!
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森博嗣初映像化もされた本作は大学生たちが村に伝わる「カクレカラクリ」に挑むというもの!冒険的要素と謎解き要素が絡まって、なかなか面白かった。
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やっぱり、続編も最高に面白かった!離れ離れになる香織と早苗。香織は2年生として東松でさらに成長するが、早苗は強豪福岡南の「剣道」に違和感を感じ・・・。新キャラ黒岩玲那ことレナも二人とは違った「剣道」をしていて、新たなライバルとしてある意味3人目の主役といっていい役割をしているのも良かった。あと、やっぱり高校の剣道はすごいなと練習やら試合の描写を読んで、中学3年間しかやっていない自分は思った(笑)もちろん、完結編?の「エイティーン」にも期待大!
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少年の夢は犯罪者になることだった。雪深い山荘で起こる連続怪死事件という正統派本格ミステリで冒頭には自分で登場人物表を埋めるという凝った趣向があり、真相も派手ではないものの細かい伏線が最後に収束していく本格の醍醐味が味わえました。登場人物二人の切ない恋模様も良かったですね!最後に明かされるアレはどういうことを指しているのかは大体見当はつきましたが、あとがきで「カレイドスコープ島」につながっていると書かれていたのでざっと読み返して完全に納得できました(笑)でも、こういう伏線は続けて読まないと忘れちゃうよ(笑)
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上)私立晨光学院町田高校に通う英語教師蓮実聖司はルックスが良く爽やかな弁舌で生徒、同僚教師、PTAまでも虜にするカリスマだった。しかし、その正体は目的のためには手段を選ばず人殺しさえも辞さない共感性欠如な恐るべきサイコパスだったのだ!映画で去年話題になっていて気になっていたんですが、ここまで一人一人の教師や生徒たちの描写が細かく描かれそれ故に一層主役であるハスミンの恐ろしさが際立つ書き方をされているとは思いませんでした!というか、途中ハスミンの欲望むき出しのエロ描写まであるとはね(笑)それと、人殺しすぎ(笑)
(下)そして、ハスミンによる大量虐殺の一夜が始まる!というか、ハスミン強すぎ!どんなに策を弄して生徒たちが立ち向かっても、一瞬後には屍と化していく・・・。そして、挙句の果てには警察すらも丸めこむ一歩手前までいってしまうのですから恐るべきサイコパスといえるでしょう。映画はまだ見ていませんが、あの恐怖の一夜をどれだけ残酷に描いているのか観てみたいですね(笑)大島優子が映画を観て激しい拒否反応を起こしたってぐらいですから、逆に自分としては楽しみかも(笑) |
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全編に漂う綾辻流幻想小説的雰囲気と、怪しい闇の魅力!ホラー&幻想小説の新地平!
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短編&ショートショートの玉手箱!12作すべてに切れ味!特にお気入りは、「野菜ジュースにソースを二滴」、「青空に黒雲ひとつ」、「待つ男」、「ラスト・セッション」、表題作「二枚舌は極楽へ行く」の短編5編。
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デュパンシリーズ第2作は、実際に起こった事件をポオが新聞記事のみで想像力と推理力を駆使して巧みに解き明かして見せた名短篇!デュパンの新聞記者たちへの痛烈な皮肉が面白いです(笑)
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神山高校名物行事の一つ「星ケ谷杯」-通称マラソン大会でお馴染み古典部の奉太郎が、20kmを疾走(といっても、事情聴取のためほとんど歩いてます)する間にこの4月に仮入部した新入生大日向友子が入部直前でなぜか入部しないと心変わりした謎を解き明かすという本格マラソンミステリ(笑)「ふたりの距離の概算」というタイトルが全編にぴったり合う内容で、奉太郎が里志、摩耶花、千反田さん、そして友子とマラソンの距離だけではなく心の距離も測っているのが面白かったです!というか、もはやホータローは省エネではないんじゃ?(笑)
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表題作もいいですけど、一番好きなのは「蝋美人」。傑作です!
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本格飛行機小説。森さんらしい詩的な表現が多く、一気に読めた。これが時系列でシリーズの最後らしいので理解するためにも2作目以降も読みたいと思う。ただ、この1作だけでもミステリではないけれど森さんらしい美しい小説だなあと感じた。映画もまだ観ていないけど、、シリーズ全作読んでから観ようかな。飛行機に詳しくないので、特に空中戦を映画で観てみたいと思った。
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これぞ、三津田版スプラッターホラー映画!綾辻さんの「殺人鬼」も殺人描写がグロかったけど、こちらも負けず劣らずのグロさでした(笑)特に中盤あたりの男の殺され方なんて、同じ男にとっては「あんな殺され方はやだな」と思うほど痛いものでした(笑)ちなみにトリックは見破れこそしませんでしたが、このホラー映画小説に相応しいネタでしたね!スピード感のある小説なので、ホラー映画を一本観る感覚で一気に読めたのも良し!
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(ハードカバー版)久々にミステリ以外で心から感動した!自分も中学時代に剣道をやっていたので、当時のことも思い出しつつ懐かしい香りがしたことも良かった。剛の香織と柔の早苗の交互視点でのテンポが非常によく、ほぼ一気読みできた!勝ち負けの意味、そして剣道をすることの意味にも触れられていたのも良し。セブンティーンも楽しみ!
(文庫版)文庫で再読!やっぱり、面白い本は何回読んでも面白い!再読とは思えないほど、夢中になって読めた(しかも、ミステリ以外で)本はそうそうないです!間違いなく今後も語り継がれていくだろう「青春小説」の金字塔であると思います!剣道に今まで興味なかった人もこれを読んだら、「剣道」の奥深さの虜になること間違いなし!自分も中学時代以来、久々にやりたくなってきました(笑) |
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ロシア軍艦が突如芦ノ湖に現れ、一夜にして消えた謎の壮大なスケールには思わず「おお!」と感嘆した。また、ロマノフ王朝最後の生き残りとされているアナスタシア皇女の謎に対するこれまでにない大胆な仮説も良かった。最後に本書は単にミステリーとしてだけでなく、純愛物語としても愉しめたところに島田さんの物語の構築力、想像力の巧みさを感じた。
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第3作に次ぐ面白さ!塔での殺人事件、徹底した犯人当てが良かった。
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パリを騒がす連続女性血抜き事件の犯人「吸血鬼(ヴァンピール)」を日本人青年矢吹駆が得意の現象学的推理で追う待望のシリーズ最新作!哲学者ジャック・ラカンをモデルにしたジャック・シャブロルの精神分析論やら聖書のヨブ記など作者が出来る限り分かりやすく説明しようとしてくれており、自分もなんとかすべてとはいわないでも全体的にカケルの推理につながる部分は理解できました(苦笑)ヴァンピールについては途中であの人物以外有り得ないとカケルの推理を待つまでもなく分かったんですが、結末が少しファンタジー的になるとはね(笑)
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これまでの乙一作品集の中で、もっともミステリ部分が高い第3回本格ミステリ大賞受賞作!特に収録作の中では、森野夜の過去が描かれる「記憶」が乙一ミステリの真骨頂だと思いました!
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安藤シリーズ第5弾。凄絶すぎる展開に吐き気を催す程。しかし、そこが浦賀の良さ。
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傑作中編集!サザエさんのパロディには笑えたし、「意外な犯人」ではまんまと騙されました!
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短編とショートショートの取り合わせと皮肉な結末が良い味を出している傑作短編集!特にお気に入りは、「私はこうしてデビューした」、「最後のメッセージ」、「見えない線」、「キリングタイム」。
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