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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数208

全208件 201~208 11/11ページ

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No.8: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの感想

芸術ミステリーシリーズ第一作だそうで、エコール・ド・パリという時期の画家たちについて詳しく説明されています。今まで興味の無かった絵画についての記述が多いですが、読み易く面白かったです。
実際に起きた事件は画商殺人事件で、状況は密室。どうやって密室を作ったのか、その犯人は?その謎を解くのは素人探偵。ガチガチの本格推理ですが、意外とユーモアミステリー的な雰囲気で書かれており、サクサク進むので最後まで楽しめました。
マニアックで取っつきにくいイメージの作家でしたが、決してそんな事は無かったです。本格好きの方に是非オススメします。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)
No.7:
(7pt)

KAPPAの感想

ブラックバスを釣りに来ていた男が殺害される。犯人は河童。年齢も境遇もバラバラな4人の男達が退治に乗り出す事になるが、はたして河童の正体は?作戦は成功するのか?と言うお話です。
良かった点は、文章が読み易く、また登場人物も好人物ばかりで感情移入しやすい所です。出て来るのは男ばかりで、それぞれ問題を抱えながら前へ進む為に戦う。クライマックスもなかなかの緊張感。
個人的な不満点は、自分が釣りをやらないので、細かく描写されても興味が出なかった所です。逆に釣り好きならプラス評価されるのかも知れませんが。
読後感はさわやかでした。あまりメジャーでは無い作品でしょうが、良作です。
KAPPA (祥伝社文庫)
柴田哲孝KAPPA についてのレビュー
No.6:
(7pt)

もう誘拐なんてしないの感想

夏休みの大学生が、ひょんなことから狂言誘拐に巻き込まれます。すべてうまく行くと思われるが、後半意外な展開へ発展する、と言うお話です。しつこい位笑わせようとドタバタしまくりますので、最初は辟易するのですが、最後は勢いで押し切られる感じ。しかし全体的には、作者らしいユーモアミステリーと謎解きの融合された作品で、楽しく読めると思います。先日ドラマも見ましたので、比較等ネタバレにて。

▼以下、ネタバレ感想
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もう誘拐なんてしない (文春文庫)
東川篤哉もう誘拐なんてしない についてのレビュー
No.5:
(7pt)

てのひらの闇の感想

退職直前のサラリーマンが、恩義のある会長の死の謎を解明するべく奮闘する、という話です。ハードボイルドタッチで格好良いストーリーでありますが、不満点が少し。主人公の周りには魅力的な女性が複数出て来ますが、特定のヒロインがいないのです。自ら危険に飛び込むのは愛する女性のために、というのが動機に欲しかったですね。また生い立ちから現在までの背景が、この物語の為に都合が良過ぎる気がしまして、展開の割にハラハラしない感じがしました。大好きな作者の作品なので、かなりハードルを上げてしまいましたが、平均点以上の良作であることは間違いありません。特に中年男性にはオススメです。
てのひらの闇 (文春文庫)
藤原伊織てのひらの闇 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

真相の感想

今回は警察が舞台ではない短編集です。最後に隠されていた真相が明らかになる、と言うお話になっていますが、それは結構重く救いがない感じの物もあり、後味は悪いです。ただ、真相が明かされる時、それはどんでん返しの瞬間でもあります。どれも息が詰まる様な展開ですが、ぐいぐい引き込まれる事は間違いなく、面白いのは保証します。
真相 (双葉文庫)
横山秀夫真相 についてのレビュー
No.3:
(7pt)

疫病神の感想

建設コンサルタントの男が、なりゆきでヤクザの男とコンビを組む事になります。二人は産業廃棄物処理場建設をめぐるトラブルに飛び込み、一儲け企むと言う話です。とにかく出て来るのがワルばかりで、みんなキャラが濃い。物語もほんの数日とは思えないくらい濃密です。夜も寝ないですから。関西弁の会話もテンポ良くなかなか楽しめました。ただ登場人物が多く、関係が複雑で分かりづらかったのがマイナスです。しかし最近のヤクザは簡単に人は殺さないんですね。本格推理の方がよほどバタバタ死んでいきますよ。
疫病神 (新潮文庫)
黒川博行疫病神 についてのレビュー
No.2:
(7pt)

あした蜉蝣の旅の感想

評価が難しい。著者の初期作品群への思いが強すぎ、この作品に対する期待が大きすぎたのかも知れない。ずいぶん久しぶりに著作を読んだが、相変わらずシミタツ節は美しく、主人公の言動や大人達の純愛にはニヤニヤ、イライラと楽しませてもらった。だからツマラナイとは言いたくない。ただ、長い。この半分の分量で、もっと熱い話が読みたかった。

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あした蜉蝣の旅
志水辰夫あした蜉蝣の旅 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

超・殺人事件 推理作家の苦悩の感想

推理作家を主人公とした内幕物の短編集です。作家、編集者、評論家、読者すべてに対して、かなり自虐的なブラックジョークで書かれており、結構読者を選ぶかもしれません。しかし個人的には、著者の関西系の悪乗りと、小説に対する深い愛情を感じ、かなり面白かったです。ミステリ初心者にはオススメしませんが、マニアであれば必ず楽しめると思います。実績と能力がある東野圭吾だから許される佳作。
超・殺人事件 (角川文庫)
東野圭吾超・殺人事件 推理作家の苦悩 についてのレビュー