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mustang さんのレビュー一覧
mustangさんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.60pt |
レビュー数35件
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本のタイトルになった「灰色の北壁」他2編からなる短編集。
「黒部の羆」以外は普通だが、この一遍だけは最後の「ええっ?!」を含めてサプライズと感動ストーリーに3篇目を読み終えてから、もう一度、読み直したほどです。 2編目は評価:7(どんでん返しは良かった)、3篇目は評価:4(最後に解る登山の目的が興醒め) 「黒部の羆」は文句なしに評価:10でした。 これを100ページの短編ではなく、もう少しストーリーを膨らませ、せめて300ページぐらいの作品にして欲しかった。 最初の方に出てきた主人公の彼女からの電話、、、その後、出て来なかったが、その辺の話や、過去形で、〇〇で消息を絶ったとしか知らされない主人公のことをもう少し読みたかったなぁ(魅力的な人物だっただけに) まあでも、「黒部の羆」があったから、この短編集を買って良かったと思ってます。 |
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引っ越しの時に倉持を薬殺するために、こっそり父の段ボールから抜き取った毒薬は、たい焼きの後、どうなったんだろう?
全く出て来なくなっちゃって、結局、絞殺だったし あと、途中で本当の親友に出会い、プレゼント交換までした彼は、あれだけで終わりなら割愛しても良かったのでは?(単にページ数を増やすため?) また、祖母の遺体や、自分がだました性格の良いおばあちゃん(首吊りした)の仏壇に向かった時に突然襲って来た嘔吐感の原因を読者に解明しないまま尻切れトンボ 東野作品にしては、ちょっと穴が多すぎるなぁ(ページ数を稼ぐために、、、とは考えたくないが) |
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東野ファンの私にとって、手紙という古い媒体を使った新しい試みという点では、まずまず成功したのではないかと思います
読後感想は、だいたい皆さんが書かれているような感じなので書きませんが、読んだ後、一番気になったのは・・・ 主人公が働くバーに来た由実子(後の妻)が酔っ払って帰った後、女たらしの常連客が「ヤッちゃっていいの?」と聞いて、主人公は「別に構いませんよ」みたいな事を言って、男は由実子の後を追って行った。。。 あの後、結局、ヤラれちゃったのか、どうなったのか、、、その結果が、会話としても変化としても文中に一切出て来ない。 その後二人の距離が近付き結婚して奥さんになるわけだけど、主人公は気にならなかったのだろうか? 由実子も何も話さなかったのだろうか? その点が気になってしょうがない(下世話でしょうけど) |
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中学生の時、夢中で読み漁った星新一のショートショートと私が心酔した筒井康隆のドタバタ小説を思い出した。
まあ、本家の足元にも及ばないものの、久しぶりにこのようなブラックユーモアたっぷりの短編小説に触れた 東野以外の人間が書いたら、読後感が最悪になったり、バカ乗りし過ぎたり、辟易したに違いないが、さすが、東野だけあって、上手にまとめている これを読んで、本家本元・筒井康隆の1970年前後の超ドタバタ悲喜劇小説を読みまくりたくなって、片っ端から読み始めました! |
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読み続けるのが退屈だった作品
宮部独特の読後のほっこり感はあるものの、今まで読んだ中で一番つまらなかった 読み終わった後、やはり、宮部には長編は荷が重いのかな?なんて思ったりしました(もちろん、後の作品を読めば、そんなことは全然ないんですけどね) ただ、正直、こんな展開あり得なさすぎると苦笑してしまった。 死んだ人間が計画を作って、被害者もその計画に加担して、、、って読んでいて、なんだかなぁと思ってしまいました。 面白かったのは、章分けを1章、2章ではなく、(主人公がサッカー部員(補欠)だったことを絡めて?)キックオフ→前半戦→ハーフタイム→後半戦→PK戦としてたこと。 でも、内容で、サッカーに関するポイントなども、ほとんどなく、あまり意味がなかったような この時期、宮部さんがサッカーにハマってたのかな? 最も魅力的な登場人物:島崎 俊彦(主人公の親友で探偵役) |
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本所深川ふしぎ草紙は、登場人物が継続して出てくる七不思議に模した短篇集で、とても面白かったが、こちらは、時代物の短中篇を4つ寄せ集めたもの
宮部も、あとがきで書いてるが後半二篇は作者が世に出る前に書き留めておいた物を改筆したものとか 俗に言う「超能力もの」であるが、私はミステリーファンなので、「龍は眠る」とかこの短篇集の後半二篇のように、その人にだけ解る、、、というような、ある意味、(こうなんだから仕方ない)みたいな乱暴な展開・結末は好まないのであまり好きではないが、前半の二作は、良く練り込まれていて面白かった。 特に表題の「かまいたち」はミステリーでありながら、とてもよく「人」が描かれていて、ぐいぐい引き込まれていく。 主人公を応援したくなるような気分で読んだ。 ただ、宮部の素晴らしい所は、4作とも、バッドエンド・残酷なまま何かモヤモヤさせるような終わり方をしない点、とても安心して読める。 残酷な事件が解明され、残酷な結末になったとしても、最後の1ページ、最後の1行でホッとする描写やひと言でウォームハートになる点は天才的とも言える。 まあ、読んで損はない一冊であろう。 最も魅力的な登場人物:およう(「かまいたち」の主人公・長屋に住む医者の娘) |
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他の方のレビューを見ると、あまり評価が高くないようだが、個人的には(時代背景が古いのは別として)
深く掘り下げた重厚感はないものの、どの話も短く上手にまとめられていて、作家の湧き上がる素晴らしいアイディアに舌を巻く 東京でカード地獄を題材にした短編が二編被ったのは、ちょっとガッカリ どれもミステリー・推理小説としてくくれない、読み物として(短いせいもあり)あっという間に読み終えてしまった。 「ドルシネアにようこそ」ストーリー構成とアッと驚く展開、最後の心温まる結末、素晴らしいと思った 6編の題名が、「✖〇殺人事件」とかではなく、なんとなくソフトな日常の言葉のような題名で統一されているのは作者のこだわりだろうか? 最も魅力的な登場人物:守山喜子(「ドルシネアにようこそ」の陰の主人公) ▼以下、ネタバレ感想 |
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600頁に渡る長編の中に、びっしりと充実した内容が詰まっていて読んだ後もスッキリ
また、長編に膨らませるための不要な記述やアナザーストーリー的なモノもなく、本筋に関係ない部分の会話や描写ひとつとっても、とても気が利いていて 宮部の才能の凄さを感じさせられた。 10点満点には全身が奮えるような、読んだ後に呆然自失となるようなレベルまで求めているので、満点にはしたが、正確には9.5点 でも、誰にでも自信を持って薦められる名作であることには間違いないだろう 最も魅力的な登場人物:生駒五郎(雑誌記者・主人公の先輩? 男気があり信頼できる男) ▼以下、ネタバレ感想 |
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短い中にも要点・テーマが上手にまとめられていると感じた
その中でも「踊り子」はミステリアスなストーリーと純粋な男子の憧れが残酷な結果を呼ぶ内容で、この短さでも十分、感動をもらった秀作 「エンドレス・ナイト」は、途中からなんとなく気付いてきたが、よく練られた内容で面白かった(関西の刑事のキャラ作りも絶品) 1番目は、ちょっと、これはありえないなぁという偶然が重なり個人的にはダメ 2番目は、義母への憧れから・・・最初に説明した人格から結末はキャラが変わっていて、これは反則だな 3番目は上述の「踊り子」これは読んだ後の切ない哀しみに胸をえぐられ◎満点! 4番目も上述の「エンドレス・ナイト」主人公の内面からストーリーが始まる、、、これもある意味反則だとは思うが、非常に面白かったので〇 登場人物は、ほとんど、主人公(東京の女性)と大阪の刑事の二人だけなのだが、会話や行動、ストーリー、トリックなどもよく練られていて感心した 5番目は、この動機で殺人?あり得ないねー まあ、読んでいて途中でやめるほどの駄作ではないが(東野は読み込ませるのが上手い!)読後感は「ふ~~ん」って感じ 6番目は、ヴィジュアルが想像できるような、テレビ向けの話で、またまた出たアーチェリー部だが、こういうのは作者に「こうなんだよ」と言われてしまえば読む側はそう受け取るしかないもんな 7番目は、殺人を犯した側(集団)の中の会話や行動でずっと進んでいく、途中から出てくる社長に恨みを持つ女性、入れ替わっていたとか、俺がルールだ!的な独りよがりなのは東野作品に多いが、短編だと「な~んだ」って感じ 最も魅力的な登場人物:水曜日の踊り子(作中に名前が出てこない) |
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適当に読んできた東野作品(1/3ぐらい)をデビュー作から順番に読んでみようと思って以来、13冊目
これまでのどの作品よりも感動した 推理小説としては、サスペンスではない、と思う人もいるとは思うが(実際レビューを読むと) 私は審査員でも選者でもない、単なる一人の読者として、とにかく面白くグイグイと引き込まれて、最後は感動し唖然とさせられた、、、マジかぁ・・・ 仕事で疲れた夜、寝る前に読み始めたのが間違い あんなに眠かったのに、読み進めるうちに止まらなくなってしまい、読み終わって時計を見ると、出勤のため掛けたアラームの時刻まで10分 しかも、感動のあまり、胸にポッカリ風穴が空いたように呆然として動くことができない、、、、そして、いつもの6時のアラームが鳴り出し、我に返った ここまで私を感動させる本は、他にもあるにあったが、数十冊に一冊あるかないかというレベル 「白夜行」「ホワイトアウト」等々 本作はメインの人物3人の関係や行動、背景を中心として、最後はそれが微妙に絡み合って・・・ まあ、陳腐な感想を書くのは止めておこう。 とにかく一人でも多くの人に、この作品を読んでもらいたい気持ちでいっぱいだ。 ハズレもけっこうあるが、こういう珠玉の名作を打ち上げ花火の様にポ~ンと魅せてくれるのも、東野の魅力の一つなんだよな~ |
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初期の作品にも関わらず、実に丁寧に細部まで考えて書かれまとめ上げられてることに、今さらながら宮部の驚くべき才能に感心させられた。
東野の初期作品に見られる荒々しさも、私は魅力と思っているが、年代も近いし、推理小説の枠に収まり切れず自由奔放に作風を広げているところも非常に似ている両者だが 東野はやはり男性的なダイナミックさ、宮部は女性的な繊細さで仕上げられている。 この二人に真保裕一を加えた3人が私の大のお気に入り作家なのだ。 ストーリーの進み方や必要に応じて適時、新しい事実や人物を加えながら、しかも人物がしっかり描けている点、宮部は天才だと思う。 ただ、逆に上手にまとめ上げられ100点の作品を読んでも、東野の白夜行や真保のホワイトアウトを読んだ後の、心が燃え尽きて空っぽになったような心地よい虚無的感動を感じることはない。 まあ、絶大の信頼を持って安心して読める作家という点では他の2人よりも優れているのは確かだ。 人それぞれ、作品に対する感想や評価は違うのは当たり前で、自分の評価を押し付けるつもりも、人の評価との違いを気にする気はさらさらないが、この作品も優等生的な素晴らしい作品ではあった。 満点にしなかった理由は、殺害方法に納得がいかなかったこと。 「そういうものなんだ」と書き手に言われたら、そういうものとして読み進めていくしかないが、モヤモヤとした不満が残った。 あと、不要なんじゃないか?と思った人物や逸話が少し多いような気がした。 例えば主人公の学校の不良少年・あねご・ひ弱な友人は登場させなくても作品にはまったく影響のない存在だと思うし 殺害方法を肯定させるため、あるいは違いを比較するために挿入されたサブミナル効果に関する疑惑や謎、しいてはバイト先の本屋や働く人たちも別に入れない方が、もう少しスッキリとしたような気がする。 とは言え、まず、他の作家には書けないような秀作であることは疑いの余地がない。 最も魅力的な登場人物:(あまり重要な役ではなかったが)喫茶「ケルベロス」の主人である三田村 |
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スチュワーデス(当時はまだこの呼称だった)の凹凸コンビを主役にした、東野らしからぬ安っぽい短編集だった。
東野版 弥次喜多珍道中的な作品なのであろうが、キャラが問題。 才色兼備のエー子(早瀬英子)は好感が持てるものの、今一つ存在感が薄い もう一人のビー子(藤真美子)の存在がうざい 東野としては、図々しいけど憎めないキャラクターを意図したのだろうけども、私にとっては鬱陶しく、うざったい存在でしかなく 登場するたびにイライラし、楽しく読めず、何度、読むのを止めようと思ったことか。。。 出てくる事件の内容もライトなものが多く、暇潰し用としか使えない本だった。 同じ同一主人公短編集でも「浪花少年探偵団」は、面白かった。 特に、しのぶ先生のキャラや周囲の生徒たちとのコミュニケーションは、まさに読んでいてワクワクしたものだが 本編はビー子で全て台無しになった。(推理も軽い) 最も魅力的な登場人物:いないが強いて上げれば、早瀬英子(エー子)かな。出過ぎず感じが良い |
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