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mustang さんのレビュー一覧

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レビュー数5

全5件 1~5 1/1ページ

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No.5:
(9pt)

意外と面白かった

出足の暗い話も、それなりに興味深く書かれていて、どうにか読み続ける事ができたが、それ以降(現代)のストーリー展開はミステリーというよりは完全にハードボイルドですね。面白かった。

▼以下、ネタバレ感想
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ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

う~ん、、、


▼以下、ネタバレ感想
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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

細部にまで破綻なくまとめ上げられた秀作

初期の作品にも関わらず、実に丁寧に細部まで考えて書かれまとめ上げられてることに、今さらながら宮部の驚くべき才能に感心させられた。
東野の初期作品に見られる荒々しさも、私は魅力と思っているが、年代も近いし、推理小説の枠に収まり切れず自由奔放に作風を広げているところも非常に似ている両者だが
東野はやはり男性的なダイナミックさ、宮部は女性的な繊細さで仕上げられている。
この二人に真保裕一を加えた3人が私の大のお気に入り作家なのだ。
ストーリーの進み方や必要に応じて適時、新しい事実や人物を加えながら、しかも人物がしっかり描けている点、宮部は天才だと思う。
ただ、逆に上手にまとめ上げられ100点の作品を読んでも、東野の白夜行や真保のホワイトアウトを読んだ後の、心が燃え尽きて空っぽになったような心地よい虚無的感動を感じることはない。
まあ、絶大の信頼を持って安心して読める作家という点では他の2人よりも優れているのは確かだ。
人それぞれ、作品に対する感想や評価は違うのは当たり前で、自分の評価を押し付けるつもりも、人の評価との違いを気にする気はさらさらないが、この作品も優等生的な素晴らしい作品ではあった。
満点にしなかった理由は、殺害方法に納得がいかなかったこと。
「そういうものなんだ」と書き手に言われたら、そういうものとして読み進めていくしかないが、モヤモヤとした不満が残った。
あと、不要なんじゃないか?と思った人物や逸話が少し多いような気がした。
例えば主人公の学校の不良少年・あねご・ひ弱な友人は登場させなくても作品にはまったく影響のない存在だと思うし
殺害方法を肯定させるため、あるいは違いを比較するために挿入されたサブミナル効果に関する疑惑や謎、しいてはバイト先の本屋や働く人たちも別に入れない方が、もう少しスッキリとしたような気がする。
とは言え、まず、他の作家には書けないような秀作であることは疑いの余地がない。
最も魅力的な登場人物:(あまり重要な役ではなかったが)喫茶「ケルベロス」の主人である三田村
魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)
宮部みゆき魔術はささやく についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

学生街の殺人の感想

舞台設定が大学の正門の場所が変わったことで寂れゆく古い学生街(新しい方は賑わってる)という時点で、発想が凄いなぁと感じた(おそらく東野の学生時代にモデルとなる場所があったのだろう)
主人公の彼女?が堕胎したことを告げるシーンも、「えっ?」と驚いた。(この二人、どういう男女関係なんだろうと)
また、例のごとく、物語に登場してくる人物は、どれも(良い悪いは別にして)魅力的で、生きてる人のように見に浮かぶ辺りは、さすが東野という感じであった。
後半のエレベーターのトリックの件は、なんか無理やりで駆け足と感じたが、最後の人生の晴れ舞台での謎解きは、少々、可哀そうではあった。
一番好きなキャラクター:広美(主人公の彼女)

学生街の殺人 新装版 (講談社文庫)
東野圭吾学生街の殺人 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

う~~ん、、、動機がねぇ(´_ゝ`)

東野圭吾は好きな作家で、気になったものを適当に読んできたが、改めてデビュー作からすべて読み直してみようと思いました。
読んだ本は自分でコレクションとして保有しないと気が済まない性質なのでネットで新品を購入。
白夜行や幻夢、天空の蜂あたりの雰囲気が好きだったので、最初、手に取った時は、けっこう違和感があった。
でも、考えてみれば彼の20代の頃の作品、、、この作家が、これからどう変貌して行くのか、この時点ではまだ掴めない危うさを感じるものの、新人時代ならではの、みずみずしさと無謀さを感じた。
そして、どの作家でも初期の頃にありがちな、あれもこれもと詰め込み過ぎた感じが、やはり、この作品にはあった。
ただ、導入部からワクワクさせるような、人を惹きつける文章は、宝石のようにきらめいていた。
舞台が女子高というのも、若い作家にしか描けない設定で、非常に新鮮味を感じた。
やはり、偉大な作家というのはデビュー時から、他とは違う何かオーラのようなものを感じさせるものだなぁと感心した。

【ネタバレかも】
ただ、犯人の動機が、まさかの「〇〇〇ー」を見られたから、、、というのは、殺人を犯すほどの動機となり得るのか、、、
若さを感じる反面、無謀さを感じる点であった。
ただ、この動機を「あーなるほどなー」というようなものに置き換えると、この小説ならではのインパクトというか印象・個性がなくなってしまうような気がするし、、、
絶対に要らない部分は、主人公教師の妻とのアナザーストーリー!
ストーリーの中心がぼやけてしまうし、これに関するすべての部分をすべて削ったとしても、まったく本編の内容は損なわない。
本当に不要だと思うし、最後にこっちの結末を持って来て、仕上げようとしたのだろうが、なんとなく判ってしまっていたし、裏ストーリーの無用さがとても残念。
最も魅力的な登場人物:ケイこと杉田恵子
放課後 (講談社文庫)
東野圭吾放課後 についてのレビュー