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mustang さんのレビュー一覧
mustangさんのページへレビュー数10件
全10件 1~10 1/1ページ
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600頁に渡る長編の中に、びっしりと充実した内容が詰まっていて読んだ後もスッキリ
また、長編に膨らませるための不要な記述やアナザーストーリー的なモノもなく、本筋に関係ない部分の会話や描写ひとつとっても、とても気が利いていて 宮部の才能の凄さを感じさせられた。 10点満点には全身が奮えるような、読んだ後に呆然自失となるようなレベルまで求めているので、満点にはしたが、正確には9.5点 でも、誰にでも自信を持って薦められる名作であることには間違いないだろう 最も魅力的な登場人物:生駒五郎(雑誌記者・主人公の先輩? 男気があり信頼できる男) ▼以下、ネタバレ感想 |
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適当に読んできた東野作品(1/3ぐらい)をデビュー作から順番に読んでみようと思って以来、13冊目
これまでのどの作品よりも感動した 推理小説としては、サスペンスではない、と思う人もいるとは思うが(実際レビューを読むと) 私は審査員でも選者でもない、単なる一人の読者として、とにかく面白くグイグイと引き込まれて、最後は感動し唖然とさせられた、、、マジかぁ・・・ 仕事で疲れた夜、寝る前に読み始めたのが間違い あんなに眠かったのに、読み進めるうちに止まらなくなってしまい、読み終わって時計を見ると、出勤のため掛けたアラームの時刻まで10分 しかも、感動のあまり、胸にポッカリ風穴が空いたように呆然として動くことができない、、、、そして、いつもの6時のアラームが鳴り出し、我に返った ここまで私を感動させる本は、他にもあるにあったが、数十冊に一冊あるかないかというレベル 「白夜行」「ホワイトアウト」等々 本作はメインの人物3人の関係や行動、背景を中心として、最後はそれが微妙に絡み合って・・・ まあ、陳腐な感想を書くのは止めておこう。 とにかく一人でも多くの人に、この作品を読んでもらいたい気持ちでいっぱいだ。 ハズレもけっこうあるが、こういう珠玉の名作を打ち上げ花火の様にポ~ンと魅せてくれるのも、東野の魅力の一つなんだよな~ |
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初期の作品にも関わらず、実に丁寧に細部まで考えて書かれまとめ上げられてることに、今さらながら宮部の驚くべき才能に感心させられた。
東野の初期作品に見られる荒々しさも、私は魅力と思っているが、年代も近いし、推理小説の枠に収まり切れず自由奔放に作風を広げているところも非常に似ている両者だが 東野はやはり男性的なダイナミックさ、宮部は女性的な繊細さで仕上げられている。 この二人に真保裕一を加えた3人が私の大のお気に入り作家なのだ。 ストーリーの進み方や必要に応じて適時、新しい事実や人物を加えながら、しかも人物がしっかり描けている点、宮部は天才だと思う。 ただ、逆に上手にまとめ上げられ100点の作品を読んでも、東野の白夜行や真保のホワイトアウトを読んだ後の、心が燃え尽きて空っぽになったような心地よい虚無的感動を感じることはない。 まあ、絶大の信頼を持って安心して読める作家という点では他の2人よりも優れているのは確かだ。 人それぞれ、作品に対する感想や評価は違うのは当たり前で、自分の評価を押し付けるつもりも、人の評価との違いを気にする気はさらさらないが、この作品も優等生的な素晴らしい作品ではあった。 満点にしなかった理由は、殺害方法に納得がいかなかったこと。 「そういうものなんだ」と書き手に言われたら、そういうものとして読み進めていくしかないが、モヤモヤとした不満が残った。 あと、不要なんじゃないか?と思った人物や逸話が少し多いような気がした。 例えば主人公の学校の不良少年・あねご・ひ弱な友人は登場させなくても作品にはまったく影響のない存在だと思うし 殺害方法を肯定させるため、あるいは違いを比較するために挿入されたサブミナル効果に関する疑惑や謎、しいてはバイト先の本屋や働く人たちも別に入れない方が、もう少しスッキリとしたような気がする。 とは言え、まず、他の作家には書けないような秀作であることは疑いの余地がない。 最も魅力的な登場人物:(あまり重要な役ではなかったが)喫茶「ケルベロス」の主人である三田村 |
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例によって、ちょっと?こじつけっぽい部分はあるが、推理小説というより、ストーリーの内容にグイグイと引き込まれていく。
あまり、知らなかったバレエ界の内幕なんかも覗けて話としては面白かった。 ヒロイン的な登場人物が作者の書き方でカモフラージュされているのは、ちょっとズルいが、まあ、この後の展開がありそうな期待を持たせて終わる終わり方は良かった。 この後(正確には「卒業」にも大学生として登場)、シリーズ化されていく「加賀恭一郎」モノとしては興味深い なんか、青臭さがまだ残ってる加賀に少し、違和感を感じるが、同時に文章から東野の若い情熱が汲み取れた。 この二人が、この後、どうなって行くのか、このシリーズを読んでいないだけに気になるが、エンディングで加賀が言った 「俺があなたを守ってみせる」 「耳のこともきっと何とかしてみせる」 「君が好きだから」 ちょっとウルッと来ちゃいました・・・ 最も魅力的な登場人物:加賀じゃベタ過ぎるので、、、浅岡 未緒(加賀が惚れたバレエダンサー) |
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舞台設定が大学の正門の場所が変わったことで寂れゆく古い学生街(新しい方は賑わってる)という時点で、発想が凄いなぁと感じた(おそらく東野の学生時代にモデルとなる場所があったのだろう)
主人公の彼女?が堕胎したことを告げるシーンも、「えっ?」と驚いた。(この二人、どういう男女関係なんだろうと) また、例のごとく、物語に登場してくる人物は、どれも(良い悪いは別にして)魅力的で、生きてる人のように見に浮かぶ辺りは、さすが東野という感じであった。 後半のエレベーターのトリックの件は、なんか無理やりで駆け足と感じたが、最後の人生の晴れ舞台での謎解きは、少々、可哀そうではあった。 一番好きなキャラクター:広美(主人公の彼女) |
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衝撃的な冒頭の舞台設定に思わずうなった
どん底のスタートから、さて、どのように展開していくのかと不安に思ったが、さすが、見事に素晴らしいハードボイルドに仕上げています! この一作から、中編モノなら2~3作作れそうな内容の充実ぶりでしたが、当時の作者は年一作を貫いていただけに、さすが!と思わされた。 小説を書くに当たっての取材も大変だったのではないかと思う。 とてもデビュー作とは思えません! 最も魅力的な登場人物:羽川(主人公) |
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東野圭吾は好きな作家で、気になったものを適当に読んできたが、改めてデビュー作からすべて読み直してみようと思いました。
読んだ本は自分でコレクションとして保有しないと気が済まない性質なのでネットで新品を購入。 白夜行や幻夢、天空の蜂あたりの雰囲気が好きだったので、最初、手に取った時は、けっこう違和感があった。 でも、考えてみれば彼の20代の頃の作品、、、この作家が、これからどう変貌して行くのか、この時点ではまだ掴めない危うさを感じるものの、新人時代ならではの、みずみずしさと無謀さを感じた。 そして、どの作家でも初期の頃にありがちな、あれもこれもと詰め込み過ぎた感じが、やはり、この作品にはあった。 ただ、導入部からワクワクさせるような、人を惹きつける文章は、宝石のようにきらめいていた。 舞台が女子高というのも、若い作家にしか描けない設定で、非常に新鮮味を感じた。 やはり、偉大な作家というのはデビュー時から、他とは違う何かオーラのようなものを感じさせるものだなぁと感心した。 【ネタバレかも】 ただ、犯人の動機が、まさかの「〇〇〇ー」を見られたから、、、というのは、殺人を犯すほどの動機となり得るのか、、、 若さを感じる反面、無謀さを感じる点であった。 ただ、この動機を「あーなるほどなー」というようなものに置き換えると、この小説ならではのインパクトというか印象・個性がなくなってしまうような気がするし、、、 絶対に要らない部分は、主人公教師の妻とのアナザーストーリー! ストーリーの中心がぼやけてしまうし、これに関するすべての部分をすべて削ったとしても、まったく本編の内容は損なわない。 本当に不要だと思うし、最後にこっちの結末を持って来て、仕上げようとしたのだろうが、なんとなく判ってしまっていたし、裏ストーリーの無用さがとても残念。 最も魅力的な登場人物:ケイこと杉田恵子 |
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