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mkaw11 さんのレビュー一覧

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レビュー数78

全78件 41~60 3/4ページ

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No.38:
(8pt)

瞬間移動死体の感想

一般的な推理作家が手を出さない(出しにくい?)ネタである「テレポーテーション」、本作の主人公はこの能力を使って完全犯罪をもくろむのだが、さて・・・。

まぁ、SFミステリーなのであまり細かいところを指摘するのも野暮ってもので、素直にエンターテイメント小説として楽しみながら読めました。

▼以下、ネタバレ感想
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新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)
西澤保彦瞬間移動死体 についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

亜愛一郎の転倒の感想

高品質の短編集なのは前作同様なのですが、前作の狼狽に比べると設定も身近になり(身近過ぎて怖い話もありますが)、文章自体も読みやすくなった印象がありました。
まぁ、細かい手がかりから論理的に組み上げるという点では前作に劣りますが、泡坂さんらしい遊び心も入っており総合的には前作を超えてると思います。
亜愛一郎の転倒 (創元推理文庫)
泡坂妻夫亜愛一郎の転倒 についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

泡坂妻夫の怖い話の感想

泡坂さんのショートショート集です。ミステリーを含む様々なジャンルの話が詰まっているので、全てを楽しめる人もいるでしょうが、どなたでも1・2作は気に入る話があると思います。
空いた時間に読めるのが最大の利点ですかね。

個人的なベスト3は「解坂中腹」「固い種子」「わんわん烏」です。
泡坂妻夫の怖い話 (新潮文庫)
泡坂妻夫泡坂妻夫の怖い話 についてのレビュー
No.35:
(7pt)

大阪城殺人紀行 歴女学者探偵の事件簿の感想

歴女三人組シリーズ第2弾です、今回も歴史的な新事実というのはありませんのでそこには期待しない方がいいと思います(ネタばれ?)。
俺個人は三編とも楽しめました、ミステリー自体も良作揃いでしたが三人組のコントっぷりが好きです。役割分担も確立してきたので今後も読みたいシリーズですね。
大阪城殺人紀行 (実業之日本社文庫)
No.34:
(8pt)

新・世界の七不思議の感想

前作同様のバーミステリで宮田と静香のバトルはこのシリーズならではの面白さがあります。本作は鯨さんの厳選した世界七不思議を元に話が進みます。始皇帝以外は誰もが耳にしたことがある空想的な謎・・・真相はいかに?!

前作に比べると説得力がやや弱いかな?

▼以下、ネタバレ感想
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新・世界の七不思議 (創元推理文庫)
鯨統一郎新・世界の七不思議 についてのレビュー
No.33:
(7pt)

ふたりのシンデレラの感想

最初のページで「鯨さん、また凄いことに挑戦したな~」と驚きながら読み進めたのですが、正直に言って中盤までは読むのがかったるかったです。
オチに行く前にあれこれ自分なりに想像(推理?)したのですが、かすりもしない予想外の展開でした。

▼以下、ネタバレ感想
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ふたりのシンデレラ (光文社文庫)
鯨統一郎ふたりのシンデレラ についてのレビュー
No.32:
(7pt)

どんどん橋、落ちたの感想

綾辻さんが長編では使いにくいネタを集めた短編集ですね、連作になっていたところが個人的に好ポイントでした。まぁ、低評価付ける人の気持ちもわからなくはないですね・・・;

細部まで練り込まれて作られた綾辻さんらしい良作だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻行人どんどん橋、落ちた についてのレビュー
No.31:
(7pt)

貴族探偵の感想

貴族探偵を自称する男が執事・メイド・運転手を従えて事件を解決するのですが、本人は何もしない・・・摩耶さんらしいキャラ設定で発想は面白いのですが貴族探偵本人の性格が「特権階級を振りかざして庶民を見下す」タイプの嫌な奴なので、この点は個人的にはマイナスポイントです。

5編入った短編集ですが、それぞれが練られた作品だと感じたので読みごたえはあると思います。個人的には「こうもり」が一番印象に残りました、貴族探偵がほとんど出てこないところが特に良かったです。
貴族探偵 (集英社文庫)
麻耶雄嵩貴族探偵 についてのレビュー
No.30: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗いところで待ち合わせの感想

風景描写・心理描写が巧みなので、自分がその場にいるかと錯覚するほど惹き込まれていきました。

ミステリとしてではなく、疲れる本を読んだ後のリフレッシュ用としてお薦めできる作品ですかね。

▼以下、ネタバレ感想
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暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.29: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

消失!の感想

途中で一度投げそうになりましたが、最後まで読んだ結論としては面白い作品であったと言えます。

表紙の3Dのドット絵は幸か不幸か俺には違うものが見えてた模様・・・読後にネットで正解を知ったが、知った上でも一度しか見えず基本違うものが・・・なぜ;;

▼以下、ネタバレ感想
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消失! (講談社文庫)
中西智明消失! についてのレビュー
No.28:
(7pt)

幸せのコインの感想

トリックスターと呼ばれる鯨さんの裏の顔の作品です。(この作品が裏というのも失礼かもしれませんが)
ミステリーではありませんが読後にちょっと幸せになる7つの物語が集まった短編集です。
最後の7話目は、いろいろな意味で鯨さんらしいまとめ方をした爽快な作品でした。

▼以下、ネタバレ感想
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幸せのコイン (中公文庫 く 19-7)
鯨統一郎幸せのコイン についてのレビュー
No.27:
(8pt)

すべての美人は名探偵であるの感想

点数はあくまで個人的なもので。
オールスター的な作品なので、この作品が出るまでの鯨統一郎さんの作品を読んでいればいるほど本作が楽しめると思います。(「邪馬台国はどこですか?」と「9つの殺人メルヘン」は必須?)

こじつけっぷりが半端じゃないので鯨ファンには楽しめるものの一般の人には・・・う~ん、微妙?

▼以下、ネタバレ感想
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すべての美人は名探偵である (光文社文庫)
鯨統一郎すべての美人は名探偵である についてのレビュー
No.26:
(7pt)

腕貫探偵、残業中の感想

前作同様に探偵役は名前のない腕貫男です。実は2人以上いるのでは?という真相(?)も醸し出してますが名前がないので作者しか真実はわからないでしょう。

基本的な流れは前作同様ですが、残業中ということで行列はできません(笑)
前作より印象に残る話が多かったのと個人的にトラウマの解決になるヒントのようなものを見つけたので+1点しておきました。

▼以下、ネタバレ感想
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腕貫探偵、残業中 (実業之日本社文庫)
西澤保彦腕貫探偵、残業中 についてのレビュー
No.25:
(8pt)

北京原人の日の感想

初めはタイトルから想像して北京原人の話かと思ってたんですが全然違いました。第二次世界大戦を中心とした歴史ミステリらしいのですが、歴史に疎い自分にはどこまでが史実でどこが虚構なのかが判断できず、結果矛盾らしい矛盾が見つけられないまま全てを史実として受け止めてしまうという鯨マジックに見事にハマりました。

書き方によってはもっとシリアスな展開にも持って行けたと思うのですが、俺にはこれくらいのちょっとユーモアがかったくらいがちょうど良かったです。
北京原人の日 (講談社文庫)
鯨統一郎北京原人の日 についてのレビュー
No.24:
(7pt)

作家で十年いきのびる方法の感想

覆面作家である鯨統一郎さんの素顔が垣間見える作品です、鯨ファンにはお薦めします。

鯨さんの作品を読めば読むほど感じていた違和感の謎(ってほどでもないのですが)が、この本を読んで解けました。
個人的には泡坂さんとのエピソードが好きで印象に残ってます。

▼以下、ネタバレ感想
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作家で十年いきのびる方法
鯨統一郎作家で十年いきのびる方法 についてのレビュー
No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術の感想

表紙がふざけてる(失礼)のでしょーもない作品かと思いきや、怪しさに満ちた人物は登場しますがちゃんとしたミステリになっています。

点数は本編(6)+α(2)です、発想できても実現は最高難易度ではないでしょうか。

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しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)
No.22: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

弁護側の証人の感想

「古い作品」と一言で済ますことができない作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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弁護側の証人 (集英社文庫)
小泉喜美子弁護側の証人 についてのレビュー
No.21:
(8pt)

三毛猫ホームズの推理の感想

赤川次郎さんの作品は軽く読めるのが良いところだと思います、中高生の読書初心者にはもってこいでしょう。俺自身、高校の時に読んだのですが、その後「三毛猫ホームズシリーズ」をはじめ赤川作品を読み漁るきっかけになった作品です。

ミステリーの完成度も赤川作品の中ではトップクラスだと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))
赤川次郎三毛猫ホームズの推理 についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

蒲生邸事件の感想

長い上に読むのが遅いので完読まで時間がかかりましたが、丁寧な文章で読みやすく特に強い印象を受けるわけでもないのに記憶に残る話だったので読むのに時間がかかった割には最初の方もわりと覚えていられました。

タイムスリップの話なので好き嫌いは分かれるかと思いますが、全体的によくまとまっているのでSFの中では万人向けしやすい小説だとは思います。
二・二六事件が舞台になってますが、無知な俺が楽しめたので知らなくても問題ありません。逆にその部分に期待する人にはお薦めしません。

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蒲生邸事件 上 (文春文庫 み)
宮部みゆき蒲生邸事件 についてのレビュー
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(7pt)

すべてがFになるの感想

アニメ化される直前に読了できたのが幸いでした。映画もそうですが、アニメにしても原作を無視した監督の独善的な脚本直しは正直なところ好きではありません。読後にアニメも見たのですが見る価値はありませんでした・・・というか、原作を読んでいたからこそ内容がわかるような作りになっており、しかも余計な脚色でつまらなくなっているという・・・。

分厚い本な上に理系的な解釈がまま出てくるので読む人を選ぶかもしれませんが、理系の俺には意外とすいすい読めました。展開も楽しめたので理系のミステリー好きにお薦めしたい作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森博嗣すべてがFになる についてのレビュー