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Hidezo さんのレビュー一覧

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レビュー数62

全62件 41~60 3/4ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.22: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

いつまでもショパンの感想

衝撃はないけど、ヤンの成長ストーリーとして楽しめました。
自分がクラッシックを聴かないので、演奏部分に共感できないのが残念。
でも、伝わっています。
聴いてみると、聴いたことあるフレーズがたくさんあって、ショパンの偉大さが分かります。

いつまでもショパン (宝島社文庫)
中山七里いつまでもショパン についてのレビュー
No.21:
(8pt)

おやすみラフマニノフの感想

ミステリーというより、音楽青春物語として楽しめました。
前作の「さよならドビュッシー」の内容ともリンクしているところが楽しめる点も良し。
登場人物のスピンオフなんかも読みたいですね。

おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
中山七里おやすみラフマニノフ についてのレビュー
No.20:
(8pt)

残り全部バケーションの感想

5つの短編からなる作品で、登場人物が交錯しながらラストへ繋がります。
伊坂幸太郎らしい、安定感のある作品。
でも、特別感はなくて8点。
僕の中で作者のハードルが上がっちゃってます。ごめんなさい。

残り全部バケーション (集英社文庫)
伊坂幸太郎残り全部バケーション についてのレビュー
No.19:
(8pt)

ダウン・バイ・ローの感想

「果てしなき渇き」に似たバイオレンス作品です。
自殺した友人について調べていると、地方の閉鎖社会の闇が明らかになってきます。
田舎だからこそ住人に黙認され、長年闇に埋もれてきた犯罪。
現実味を出すため、登場人物のセリフが訛っているのですが、逆に物語の緊張感がなくなってしまった気がします。


ダウン・バイ・ロー (講談社文庫)
深町秋生ダウン・バイ・ロー についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

四季 秋の感想

「すべてがFになる」四季博士が「で犯した犯罪の全貌が明らかになる、という点では必読の一冊です。
全体として、犀川先生と萌絵の関係を中心に描いており、ぼくが読んでいない他のシリーズの内容が絡んでくるなど、
???ってなところもあります。
つぎは、いよいよ「冬」で終結。
四季 秋 (講談社文庫)
森博嗣四季 秋 についてのレビュー
No.17: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

キングを探せの感想

簡単にいえば、読みやすく面白い。
読解力の低い僕にも、状況が目に浮かぶように読み進めることが出来ました。
まだ読んでいない人は、ちょっとした事にも注意して読んで下さい。
あとで、真相に絡んでくるかもしれません。
キングを探せ (講談社文庫)
法月綸太郎キングを探せ についてのレビュー
No.16:
(8pt)

十角館の殺人の感想

期会があったら読もうとずっと温めていました。
だって、厚いから。
評判通り面白かったですが、ニックネームで話が進んでいくところが、なんだか安っぽいし、
誰が誰なんだか解りにくいのもあって不満を感じていました。
でも最後に、なるほど・・・必要だったのですね。

十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

追想五断章の感想

一言で言うと、「上手いな」と感じる。
最後の一行に向けて作り上げていく構成や、近代文学を思わせる文章。どれをとっても一流。
本の内容は、父親の残した五編の小説を集めると、母親の死に関する事実が明らかになるというもので、
途中途中に入る父親の小説もまた付録の短編小説であり、二重に楽しめる。
ただ、難しい言葉が出てくるたび、自分の国語力のなさが悲しくなる。
追想五断章 (集英社文庫)
米澤穂信追想五断章 についてのレビュー
No.14:
(8pt)

首折り男のための協奏曲の感想

首折り男の話と、他の作品にも出てくる「黒澤」の話を含めた短篇集。
作風はいつもの伊坂幸太郎ですが、少しトリッキーといいうか、変化球的な話もチラホラ。
「黒澤」に愛着がある人にはお勧めですが、個人的には、「首折り男」を絡めた2編の方が面白かったです。

首折り男のための協奏曲
伊坂幸太郎首折り男のための協奏曲 についてのレビュー
No.13:
(8pt)

SOSの猿の感想

ひきこもりと株の損失、交通事故に虐待、そして孫悟空。
これらにどんな関わりがあって、どんな結末を迎えるのか、全く予想できなかった。
こういう突拍子もないものを、うまくつなげて話をまとめるのは作者ならでは。
内容的には、なんだこれ?と思う人もいるかもしれません。
SOSの猿
伊坂幸太郎SOSの猿 についてのレビュー
No.12:
(8pt)

ブレイクは五種類のフレーバーで 珈琲店タレーランの事件簿 4の感想

本格ミステリーを求める人には物足りないのでしょうけど、短編スピンオフ作品として楽しめました。
特に、美星バリスタの過去を垣間見ることが出来る『純喫茶タレーランの庭で』は、
自分が何に支えられて今があるのかを、思い出させてくれる作品でしょう。
珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫)
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グラスホッパーの感想

マリアビートルと続けて読もうと思い、年末年始のために温存しておきました。
「殺し屋もの」ってことで構えていたのですが、全然ドロドロしていない。
それぞれ個性あるキャラクターに愛着も出てきます。
とにかく、いろんなことが起きて着地点が全く予想できません。(作者も探り探りだったのだろうか?)
マリアビートルへ続く序章として、読んでおきたい作品。

グラスホッパー
伊坂幸太郎グラスホッパー についてのレビュー
No.10:
(8pt)

果てしなき渇きの感想

スリリングで圧倒されました。
残酷な描写が多いので、ダメな人も多いかもしれません。
とにかく深い闇ばかりなので、注意して読んで下さい。

果てしなき渇き (宝島社文庫)
深町秋生果てしなき渇き についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

小暮写眞館の感想

みんなが自分を責めながら、お互いに気を使い生きている辛さ。
感動作です。
ただ、不思議写真(心霊?)の謎解きが長くて間延びしたかな?
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
宮部みゆき小暮写眞館 についてのレビュー
No.8:
(8pt)

Nのためにの感想

トリックがどうとか、どんでん返しとか、ミステリーとしての「うまさ」を求める人には物足りないかも知れませんが、読み物として面白かったです。
関連するすべての人、アパート(大家)の名前までにNをつける凝った設定もおもしろい。
事件の根本に精神的な要素があるので、無理を感じるところもありますが、真実を知りたくてページをめくる手が止まりませんでした。

Nのために (双葉文庫)
湊かなえNのために についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ラットマンの感想

ミステリー小説の王道といった感じの作品。
途中なんか物語に引きこまれて、ミステリーということをすっかり忘れていました。
最後に自分が騙されていたことが分かってびっくり。
謎も全て解いてくれてすっきりです。
結果は読者の推測におまかせ・・っていうやつ、もやもやしますよね。
ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.6:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

太陽の坐る場所の感想

それぞれの話は、すれ違いながら生きている5人の心の闇が謎解きのように描かれています。
過去の起きた事件についても徐々に明かされ、途中ではっと思うでしょう。
「何かおかしい」
また騙されたと思って、前のページを読みなおしたり。
みんなが囚われていた過去の事件が、それほどでもなかったり、
なによりメインテーマが「地元に残るものと、東京へ出て行くものの心の隔たり」って点が分かるけど・・・って感じ。
でも、すごい緊張感で読めました。
好き嫌いあるでしょうね。


太陽の坐る場所 (文春文庫)
辻村深月太陽の坐る場所 についてのレビュー
No.5:
(8pt)

紙の月の感想

主人公がどんどん変わっていくさまがリアルで怖いくらい。
映画の主演が宮沢りえということで、良くも悪くも宮沢りえしかイメージできなかった。
こういう話って、主婦は共感するんだろうね。


▼以下、ネタバレ感想
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紙の月
角田光代紙の月 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シャイロックの子供たちの感想

金融関係のピンと来ない世界の話でずっと敬遠していました。
面白く読めましたが、ビジネス世界に閉じ込められている感じがして、ちょっと飽きました。
タイトルのシャイロックって、「ヴェニスの商人」に出てくる金貸しの名前だそうです。
シャイロックの子供たち (文春文庫)
池井戸潤シャイロックの子供たち についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イニシエーション・ラブの感想

途中で、何かおかしいな?
と思いながら最後まで辿り着いてしまい、あわてて読み直すはめに。
警戒していたのに。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー