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マビノギオン さんのレビュー一覧

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レビュー数37

全37件 21~37 2/2ページ
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No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

久々の徹夜本

久々に読書徹夜をしてしまいました。(読むのが遅いのもあります。)

みんながみんなどんでん返しだと知って読むと思います。
私もそれだけは分かっていたのでかなり身構えて、どんなびっくりな展開にも驚かないようにしていたつもりです。しかし、やられました。まさかまさかの展開。

物語の展開、ストーリーも面白いし、終盤なんかは途中で最初の方を読み返したり(笑)

なにを書いてもネタバレってしまうので、とにかくオススメだけはしておきます!

おそらく本書は何十年先も読まれるであろう作品だと思います。ミステリー初心者が読んだらどんでん返った所で意味がわからず本を投げるか、意味がわかって快感のあまり死ぬかもしれません。(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.16: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

たくさんのメインストーリー

初横山秀夫に本書を選びました。
処女作なのでどうかな?とは思いましたが評価が高かったので期待して読み始めました。
今まで探偵ものはよく読んでいましたが警察物を読むのは初めてだったと思います(警察学校を除いて)
警察物も面白いですね!いや、本社が面白いのかな?

本書には核となるメインストーリーから、それに付随したたくさんのサブストーリーがあり、そのどれもが最終的にメインストーリーと呼べるようなクオリティに収まっているのに驚きました。

悪ガキ3人組の会話も面白いし、警察内部のやりとりも面白い。
伏線の張り方は少し読めてしまうところもありましたがそれも逆に良かったのかとも思えます。
オチも見事に予想外で良かったです。

登場人物の名前が難読なのでそこは少し読みにくかったかなと、、、私の知識が足りないだけかもしれませんが(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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ルパンの消息 (光文社文庫)
横山秀夫ルパンの消息 についてのレビュー
No.15: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

面白い!が少し疑問が、、、

上下巻でボリュームがあるが、まず設定が面白い。
そしてその設定を殺すことのないストーリー、登場人物の魅力がある。
登場人物はかなり多いが、一人一人魅力があり誰だかわからなくなることがないのは素晴らしい。登場人物が多い作品はどんな人物だったかわからなくなってしまいがちで、どれだけ一人一人を印象付けるところもポイントになる。この作品はそれが出来ている。

ラストのシーンも素晴らしく、期待通りの作品ではあったが一点だけ疑問、というか回収されていない伏線がある。同じようなことをレビューで言っている人がいないのでもしかしたら読み手の私が未熟で回収されていること自体気づいていないのかもしれない。
それを踏まえて10点をつけたいところ、1点マイナスの9点にさせていただきました。

▼以下、ネタバレ感想
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百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

安定の道尾クオリティ

今まで読んできた小説の中で個人的ナンバーワンはカラスの親指。
この作品もカラス超えはしていないと思う。ただそれはハードルがひどく上がっているだけかもしれない。100点の作品を基準に考えたらどの作品も評価が下がってしまう、ましてや同じ作者ならなおのこと、、、
自分の大好きな伏線回収、どんでん返し、オチの綺麗さ、が遺憾無く発揮されている。
必ず二転、三転させてくるところも流石の一言です。
正直最初にオチが見えていた節はあったが一度そうじゃなかったのかと思わされ、それを信じさせられる。ちょっと読者の心理を読みすぎでは?(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

とにかく設定がいい

面白い設定ですね。
1日が何度も繰り返し行われるという確かに非現実的な話ですが、実際に世界で反復が行われている人がいるかもしれませんね!

初めの体質紹介のところで少しめんどくさかったですが、あれがなければ入り込めないのでそこさえ切り抜けたら1日1日新たなことが起こるのでとても楽しめました。

中盤での伏線回収、最後の伏線回収も見事でしたが、設定が設定なだけにもっとすごい伏線と貼り方があったのかな?とは少し思いましたが、読んで損はない作品だと思います。

映像化してろしいです。
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

これが20年前の作品?

設定はかなり好きでした。
今初めて読んだからこそありえそうだと思いましたが、
これが20年前の作品とは思えませんでした。
当時だったらきっとぶっ飛んだ設定だなぁと思うでしょうか(笑)
それを20年前に考え出した作者はすごいです。
オススメの作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋二人クラインの壷 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

陽気なギャングが地球を回すの感想

自分の経歴では2作目の伊坂作品。
かなり久しぶりに伊坂作品を読みました。
素晴らしい伏線回収は気持ちいいです。
ギャング達の会話も面白く笑ってしまいます。
リーダーの天才ぶりもかなり気持ちいいです。
伊坂幸太郎、もしかしたら一番好きなタイプの作家かもしれません。
もっともっとたくさん読みたいと思います。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

レビューの高い作品ばかり読んでいるせいかマイページの平均評価が上がってしまいます(笑)
本作も素晴らしく面白かった。
ボリュームも質も高い短編を読んでいるかのような序盤で
一気に読み進め、中盤で作中作のような小説を読まされ、
終盤でそれまでの伏線を回収し始めてからはノンストップ!

賛否両論あるとは思いますが私的には既に続編があることがわかっているのでいい終わり方のように思います。
続編も読まなくては!
密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

評価通り

評価通りの面白い作品。
ミステリー好きでどんでん返し好きの私にとってはかなりおもしろいさくひんです。
最近読書にも慣れて来て一気に読めるページ数が増えて来ている気がします。

本作、死刑制度など説明文も堅苦しくも長ったらしくもなく読みやすい、そして伏線回収も見事。

オススメしたい作品です。
13階段 (講談社文庫)
高野和明13階段 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

著者の頂点か。

今まで読んできた貴志作品全てのいいところを盛り込んできた感じでした。
文庫本3冊の大ボリュームで、読み始めは正直躊躇してしまいました。
しかし上巻の150.60ページくらい読んだ後はノンストップ!
読むスピードが遅い私でしたが5日くらいで読んでしまいました!

ダークゾーンの超能力とか敵と戦う感じ、クリムゾンの迷宮の疾走感や逃げ回る感じ、黒い家の恐怖感、青の炎の切ない感じ、全てが盛り込まれていました。
まだ読んでない作品があるので必ず読まなければいけませんね。



▼以下、ネタバレ感想
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新世界より(上) (講談社文庫)
貴志祐介新世界より についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

まさにDASH!

真保裕一、初めて読みました。

上下巻、共に約500ページの大作です。

長いので読むのには時間がかかりますが、
できれば一気に読んでいただきたい。
いや、一気に読まされます(笑)

ミステリーによくある連続殺人だとかの要素はないですが、
話にのめり込んでしまうこと必至!

自分も一緒に偽札作りをしている、そんな気分になります。
決して許されない犯罪の偽札作りですが、
私が主人公に感情移入しやすいだけでなく
主人公を応援してしまいます。

おすすめの一冊。いや、二冊か(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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奪取(上)-推理作家協会賞全集(86) (双葉文庫)
真保裕一奪取 についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

倒叙モノ2作目、貴志先生3作目

この作者のすごいところは飽きさせない、
そして一気に読ませてしまう筆力だと私は思っています。
本作で貴志先生の作品を読むのは3作目。
1.ダークゾーン、2.クリムゾンの迷宮、3.本作でした。
1,2は設定的にもかなりぶっ飛んでいて、
完全なるデスゲーム小説でした(その2作を
読んでいない人がいると思いますので詳細は省きますが)
どちらも設定が面白く、ぐいぐい物語に引き込まれて行きます。

本作は前述の2作とは違い、リアリティのある現実が舞台となっています。
そして、それは必ずしも誰もが訪れるリアリティでは
ありせん。
物語の構成や、設定的には前述のクリムゾンの迷宮のほうが
面白かったと私は思っています。
しかし、私のレビューでは前者が8点なのに対し、
今作が9点となっております。
それについては作品を読んでいただければわかると思います。

これは私の持論、好みになってしまいますが
最後まで飽きさせない、どうしても続きを読みたくなり、途中で本を置けなくさせる物語の書き方、
最後に途中で散りばめられた伏線を回収する華麗さ、
オチの綺麗さ(どんでん返しも含む)
この3つが重要で、私は後の2つがとても好きなのです。
しかし、本作には後者2つはあまりみることができないと思います。が、その何倍もそこに至るまでの"本の置けなさ"が優れているのです。
読み始めればわかります。すぐに引き込まれ、最後まで読んでしまうでしょう。

▼以下、ネタバレ感想
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青の炎 (角川文庫)
貴志祐介青の炎 についてのレビュー
No.5: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

全てが面白いからこそやっぱり惜しい

他の方々がレビューしている通りです。
オチが・・・(´・ω・`)
って感じです(笑)

しかし、私にとって2作目の貴志先生でしたが、ストーリー、設定、筆力は素晴らしいです。
オチが苦手なのかな?と思いましたがやはり貴志先生の作品は徹夜してしまいますね。
気付いたら何時間も過ぎていてあっという間に読んでしまいました。
ちょっとグロいところがあるかな?
オチがきれいに決まるかに重きを置きすぎている私は9点の評価を付けていましたが、
本をたくさん読み本書の評価を10点にかえさせていただきます。

オチが好きじゃないのは否めませんが、それ以外が10点以上の点数だったと思います。
それだけ途中で本を置けない展開、ストーリー、キャラクターの徹夜本だったのです。
クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志祐介クリムゾンの迷宮 についてのレビュー
No.4: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

傑作です

なんということでしょうか。
つい何か月か前に、綾辻行人先生の「迷路館の殺人」を読み、
この先これを超える作品があるのかとか思っていたのにもう現れてしまいました(笑)
いままで読んできた中では少しページ数は多かったと思いますが
なんのなんの、読み始めて2ページで作品にのめり込み止まらなくなりました。
所々に気付かないような感じで散りばめられている伏線を
最後に一気に回収します。こんなにすっきりとした気持ちで終わる小説なかなかないですね。
おいおい、まだ回収するの?と思ってしまったほどです(笑)
ストーリー、伏線回収、どんでん返し、飽きさせない筆力、どれをとっても満点です。
まだ読んでいない方はあの感動が得られると思うと羨ましいです。
おすすめです。

▼以下、ネタバレ感想
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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

もっと早く読めばよかった

前作の水車館がいまいちだったので
読むのを少し敬遠していた本作。
が、しかししかしなぜもっと早く読まなかったんだ!という後悔の念に駆られました。
間違いなく今まで読んだ中で1番面白かった作品です。
これからもしこれを超える作品に出会ったらいったい何点つければいいんだろうか?(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

なんだこの読みやすさは

まだ本を読み始めて数か月しかたっていない私でしたが、
この本の読みやすさには驚きました。
正直登場人物とか多いと覚えきれなくて大変なんですが、
この本に至っては全員に感情移入してしまい、一人一人の
場面で自分が主人公になっているかのように錯覚させられました。
最後の最後までページをめくる手が止まらず、1日で読んでしまいました。
作者の筆力に脱帽です。
ドミノ (角川文庫)
恩田陸ドミノ についてのレビュー
No.1: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

私のデビュー作!

いろいろなサイトで拝見して(ネタバレをみないように)レビューが高かったので
ミステリーデビュー作にこの作品を選びました。
初心者の私にも読みやすく、本当に面白かったです。
最初からこんなに面白くて超える作品あるのか?
と思いましたが、これを機にたくさんミステリーを読みたいと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー


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