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アンコウ さんのレビュー一覧

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レビュー数69

全69件 1~20 1/4ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.69:
(7pt)

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗っての感想

数学嫌いな人にこそ読んで欲しい、数学ミステリシリーズ、第五弾!
そういえば、まだ方程式ってちゃんとでてきてなかったんですね。イコールをガンコと言うなんてさすがは渚。
バーゼル問題の解法がすごく気になる。こうやって、このシリーズのおかげで、気になって挑戦して挫折した問題が幾つあった事か…
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)
No.68: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

少女たちの羅針盤の感想

これは、青春小説であり、ホラーっぽいミステリのようなサスペンスです…。自分でも何を言ってんだかよくわからないですが、面白かったです。先がどんどん気になりました
少女たちの羅針盤 (光文社文庫 み 34-1)
水生大海少女たちの羅針盤 についてのレビュー
No.67:
(7pt)

文化祭オクロックの感想

ミステリ<青春
と、言った感じ。実際推理できるポイントポイントはあるんでしょうが、どちらかというと、ミステリはおまけみたいな感じでした
文化祭オクロック
竹内真文化祭オクロック についてのレビュー
No.66:
(8pt)

ノエル: a story of storiesの感想

これはミステリとして読むべきものではないです。

とてもいい作品です。
ノエル: -a story of stories- (新潮文庫)
道尾秀介ノエル: a story of stories についてのレビュー
No.65:
(8pt)

オーダーメイド殺人クラブの感想

青春という「生」の全盛期に「死」という全く逆のテーマを重ねていて、それがいい。
中学生という辛さ、残酷さ、理不尽さが描かれている。
美しくない世界、嫌いじゃない

ミステリとしてみると、どのあたりが推理出来るのか不明ではある。
オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)
辻村深月オーダーメイド殺人クラブ についてのレビュー

No.64:

光 (光文社文庫)

道尾秀介

No.64:
(7pt)

光の感想

「ミステリが人間の感情を描くのに適しているからミステリになった」という姿勢通り、「ミステリ」を見事に道具として使っている印象。
お得意の叙述技術も効果的に使われていた。
ところどころの現在と過去の対比させたような文章は、無常感や、子供から大人への成長など色々なものが感じられて良かった。

光 (光文社文庫)
道尾秀介 についてのレビュー
No.63: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

本格推理委員会の感想

これぞ、青春ミステリ!面白かったです
ライトな文章の中に、登場人物の「救い」も存在する、僕の好みな話。
そしてキャラクターが面白い!
そもそもが幽霊の噂からってのもいい!!ある意味「幽霊=不可解な謎」だし、そうでなくとも僕は心霊系は大好きなんですよね(笑)

続編が出たら読みたいです。

▼以下、ネタバレ感想
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本格推理委員会
日向まさみち本格推理委員会 についてのレビュー
No.62: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの感想

ビブリアっぽい感じと本屋での推しが強くて、全然読む気になれなかった作品。ただ、友人の「押し売り」ならぬ「押し貸し」に遭い、読むことに……。

正直、ビブリアより面白かった(というか好み)です(笑)

ミステリとしては日常の謎で、それ自体は僕の大好物なのだけれど、推理が物足りない気はあった(というか、全体的に論理に欠ける)かな。でも、ミステリを主軸とはしているが、それを取り巻く物語が面白かった。

▼以下、ネタバレ感想
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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
No.61:
(8pt)

風の歌、星の口笛の感想

トッド、ジョー、マツザキのそれぞれの少しずつ違う世界観がどのようにつながっているのかが、楽しみでどんどん読めました。

トッドの物語は進んでいることは分かるが、そもそもがおかしい。この世界とは違っている。そんな違和感が最初はあった。
ジョーの物語は未来だ。25光年をたった250年で――つまり、光の十分の一もの速さで!――進むことが出来る宇宙船が登場するのだから未来だ。
マツザキの物語は近未来程度な感じだった。他の話に比べ、この世界に近い。

この明らかに違う話。共通しているのは、みんな、地球がそのうちに終わる事を知っているという点のみだ。それがどのように関係してくるのか……。

▼以下、ネタバレ感想
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風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)
村崎友風の歌、星の口笛 についてのレビュー
No.60: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グレイヴディッガーの感想

読む手が止まらなくなりました。

スピード感もよかったですし、何より面白かったです。

シビアな内容の中、ところどころにユーモアが入っているところもよかったです
グレイヴディッガー (角川文庫)
高野和明グレイヴディッガー についてのレビュー
No.59: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

子供たちは夜と遊ぶの感想

サスペンス的な一冊。

切ない……。誰も、誰の心も救われなかった。それでも、最後の最後に救いがあった。そんな印象かな
子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)
辻村深月子どもたちは夜と遊ぶ についてのレビュー
No.58:
(7pt)

浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学の感想

数学嫌いにこそ読んでほしい(数学好きなら必ず楽しめる)そんな数学ミステリシリーズ第三弾

答えが分かったときの感動は普段の数学の問題を解けたときよりも強く、そして先が気になる。これこそが、ミステリーの形を持っている最大の利点なのではないかな?

4さつめを楽しみに待っています
浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学 (講談社文庫)
No.57:
(8pt)

黄昏の百合の骨の感想

結末に戦慄、戦慄、戦慄……

ミステリで、ホラーで、恋愛、青春、そして少しファンタジックなのを備えた――すなわち恩田ワールド――最高です。
黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
恩田陸黄昏の百合の骨 についてのレビュー
No.56: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

帝王死すの感想

初のエラリィ・クイーン。

読みやすくて面白かったです

もう一歩踏み込めば完璧な推理が出来たのに……惜しい!

好きですね~
帝王死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-13)
エラリー・クイーン帝王死す についてのレビュー
No.55:
(7pt)

江神二郎の洞察の感想

面白かったです。

不思議と、ハードロック・ラバーズ・オンリーとか、蕩尽に関する一考察が好きだったかもしれない。

江神さんがミステリについて語っていた、除夜を歩くは、あれはあれでなかなか良かった
江神二郎の洞察 (創元推理文庫)
有栖川有栖江神二郎の洞察 についてのレビュー
No.54:
(8pt)

浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テストの感想

数学嫌いにこそ読んで欲しい。そんな、数学ミステリシリーズ

全体の評価としてはまあ高いかな。
一つ目の話はミステリの要素に乏しく、単に「渚すげぇ」ってだけだったな
二つ目の話はきちんと推理可能。で、まあ面白かった
三つ目の話は推理がありえないような……。まあ、数学的なありえなさ(厚みのない直線とか)みたいなモノだとすればOKかな
四つ目の話は、面白かった。自分で解けたときの感動は最高!
浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社文庫)
No.53:
(7pt)

スナイパーズ・アイ 天命探偵 真田省吾2の感想

全作よりサスペンス色が強かったかな。アクションサスペンスかな。

読んでいるときのスピード感は相変わらず秀逸だが、その他のあたりが微妙かな。

真田はバイクを消耗品のごとく使うなぁ……
スナイパーズ・アイ 天命探偵 真田省吾2 (新潮文庫 か 58-2)
No.52:
(8pt)

夜の光の感想

高校や家庭と言う名の戦場を生き抜くスパイたちの、青春を描いた物語

謎の重さも、軽すぎず、重すぎず、ちょうどよく、面白かった
夜の光
坂木司夜の光 についてのレビュー
No.51:
(7pt)

復活: ポロネーズ 第五十六番の感想

ワクワクの冒険小説毛の強い作品

設定がとても恐怖だったな……
割と、世界観の説明が大部分を占めていた気がする。日本帝国の現状というか、そんなのが多かった印象

辛い

例のまほろさんの特徴とも言える、まほろ節(執拗なルビ、和訳、「うげらぽん」)がなく、読みやすかったが、あれがないと少し物足りない(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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復活: ポロネーズ 第五十六番
古野まほろ復活: ポロネーズ 第五十六番 についてのレビュー
No.50:
(7pt)

さよなら妖精の感想

本当の意味での日常の謎。なので、謎解きを求めるミステリファンには物足りないかも

主人公は、まさに等身大の高校生。謎は、本当に日常に起こるりうる事(もちろんユーゴスラヴィアの人はなかなかいないですが)で、どことなく懐かしい印象を受ける。

つまり、等身大の青春……。

書いていて自分でもよく分からなくなってしまいました。とりあえず面白かったです
さよなら妖精 (創元推理文庫)
米澤穂信さよなら妖精 についてのレビュー