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風の森 さんのレビュー一覧
風の森さんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.16pt |
レビュー数31件
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前回読んだ、著者の本に納得がいかなかったので、評価が高い作品を読んでみた。ミステリというよりSF要素が強く感じた。衝撃的などんでん返しという感じがしなかったものの、まぁ納得。
若干展開に飽きてしまう部分もあるが、ライトな感じで読みやすく、素直に楽しめた。ゴテゴテのミステリが苦手な友人に勧めたいと思う。 |
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軽いのか・・・うまく言葉が見つからないが、犯行動機に違和感、そしてトリックもあやふやなのが微妙に中途半端。なぜこの作品が本格ミステリにランクインしてる?と疑問に思ってみてみると・・・『匠千暁シリーズ』とのこと。なるほど。このシリーズを追ってる人には楽しめるのか。もったいないことしたのかもしれない。何の予備知識なくこの本を手に取った自分に残念。適当に本を選ぶのはやめよう。
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なによりまず、ブラジルに日系○世と呼ばれる移民の人々がいることは知っていたが、経緯を全く知らなかったので勉強になった。かなり衝撃的な内容だった。ミステリ好きで本を選んでるだけなのにこうやって知識が広がっていくのはなんとも嬉しい。
前半は重々しく苦しい生活をうかがうことができ、少々テンションが落ちつつ読み進めたが、後半は非常にテンポよくストーリーが進む。 上下巻という大作にもかかわらず、何度も読みたくなる魅力的な登場人物・ストーリ展開はさすが。 |
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少しずつつながりがある物語の短編連作。
前半は救いようがない話ばかりで、相変わらずの人間の機微に優れた表現はさすがだと思うが、それだけに重い。後半はうってかわって、救いのある若干前向きな内容。 大きなトリックやどんでん返しはないが、表現の巧さが楽しめる。読み終わった後に美しくも儚い様子の表紙を見つめると、何とも言えない気分になる。 |
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密室に閉じ込められた4人が容疑者たち。本当の犯人は誰なのか?という話なのだが、登場人物のキャラクターがすべて嫌なやつでイライラしてくる。
殺された咲子にいたっては、そうなったのも必須と思わせるほどの性格の悪さ。 こんな状態だからこそ話の内容が引き立ち、相互の関係をうまく利用した展開には脱帽だが、少々ストレスがたまった。 舞台化でもしたら面白そうだ。演じる方はしんどいと思うが。 |
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このややこしい登場人物たちを把握ながら読まないと、この本は楽しめない。
というか読み直す羽目に陥ると思う。 私は登場人物が多い小説が苦手なのでもれなく再読が必要になってしまった。 そして、青春小説のような雰囲気を大切に読んでいけば、最後の結末に満足できるだろう。 何かを疑いながら読むのには向かない。 繊細なトリックという感想になるか、ややこしいと言う感想になるかはこの読み方によるのだと思う。 私は残念ながら流し読みしたせいで最初の感想はややこしいになってしまった。 |
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【ネタバレかも!?】
(2件の連絡あり)[?]
ネタバレを表示する
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赤川次郎というと、楽しく軽めの小説がたくさん、というイメージを抱いていたが、
確かにこれは独特の雰囲気がある。 ミステリというよりはサスペンス調なのかもしれないが、 最後の展開には驚かされた。 物語らしく現実感が乏しいところも多々あるが、 文章は読みやすく、サクッと読めるので、おすすめしたいと思う。 しかしこの本、新装版とのことだが、 もう一度今の流行に乗って表紙を変えてみれば再ヒット間違いなしの予感がする。 |
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上下巻に分かれるほどずっしりとした長編。
この長さになってしまったのは登場人物たちのキャラクターが濃いせいではないだろうか?それぞれの視点で進んでいく事件だが、ページをめくる手が止められず引き込まれてしまった。 これだけいろいろな要素を詰め込み物語を広げてしまって大丈夫か?と心配になったものの、最後は綺麗に片が付く。 久々に読み応え十分。満足のいく作品だった。 |
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今回はあえてミスリードに乗っかって読んでみた。
結果的にその者にも殺意があったわけで間違えではなかったが、 やはり、真犯人は意外な人物だった。 主人公の思考は理解できない点が多々あるが、 「ラットマン」のタイトルの意味にも脱帽。 ラストはグレー部分も残っていたが、 道尾作品にそれを求めるのはやめることにする。 |
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『カラスの親指』が気に入ったので読んでみたが、
違和感ありまくりで、あまりよくなかった。 気分が悪くなるし、読解力が足りないせいか良く分からない点も多数。 がっかりした。 |
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あまり何かを書いてしまうとネタバレになりかねないので、感想だけ。
純粋にストーリーを追いながら楽しんでいたら最後のどんでん返し。 不自然に感じた部分もなく、しかし読み返してみると実はヒントがあった。 そしてタイトルにも意味があった。 カラスの黒いイメージから、おどろおどろしい話を想像したが、あらすじを読んで分かるとおり、そんな話ではないので安心すべし。 |
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表紙の絵のようにゆるーい感じの脱力系ミステリー。
関門海峡が舞台。門司港のあたりに旅行に行ったことがあったため楽しめた。 ゆるい雰囲気のわりに伏線も巧みでサクッと読めた。 どうなったのか結末が分からない部分が多々あり、気になった。 これは作者の意図するところなのだろうか?と考えてみたが、 脱力系ということで見なかったことにしようと思う。 |
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殺人の犯人やトリックを追うような話ではないので、ひたすら登場人物たちの身勝手さにイライラする本だ。そこが東野圭吾の意図するところになるのかもしれないが、自己中心的な家族の心理描写のせいで、殺された少女が浮かばれず、嫌悪感が募る。どうやら、加賀恭一郎シリーズに思い入れのある人が読むと、加賀を中心とした視点が生まれるらしく評価も高い傾向にあるようだ。近頃、東野圭吾の本が映像化され何かと話題だが、どの作品を読んでもピンとくるものがない。お勧めの本をぜひ教えて欲しいくらいだ。
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主人公の設定が明らかになった時点で、
騙されないぞ!!と思いながら必死に読み進めたが、 結局やられてしまった。 異人の存在を疑わせる描写がホラー風味を醸し出し、夢中で読んだ。 読み終わってみればトリック自体はそんなに難しくないため、 途中で分かってしまう人もいるかもしれない。 本の厚みに躊躇して読んでいなかった本だが、お勧めできる作品だ。 |
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いろいろなランキングで目にしたので読んでみたが、最終的に明らかになる設定が屁理屈のように感じてしまった。
何がおかしいのかまでは分からなかったが、『無理やり』を詰め込んでいる様子が文章の端々から感じることができたため、読んでいる間も歯に何かが挟まっているような不快感を感じていた。 最後にスッキリさせてくれる作品も多いのだが、残念ながら爽快感を味わうことはできなかった。 |
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読んでいるときは知らなかったが、これが東野圭吾のデビュー作らしい。
デビュー作にしてはまぁまぁ完成度は高いと思う。 他のレビューにもあるように殺人の動機が微妙で納得できない。 まぁ、もっと残酷で動機のない殺人が起こっている現実を見ると十分なのかもしれない。 冷静に考えたとき、密室の舞台となった更衣室の構造には思わず笑ってしまうが、 ミステリには、いろんな複雑な建物が登場するので良しとしよう。 |
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密室・密室・・・そして密室!!いくら読んでも密室だらけ。
その上、途中であきらめようかと思うほど長い。 読み終わればお腹いっぱい。密室いっぱい。 自分が密室に閉じ込められたかのような思いをした。 そして肩こり。何故上下巻にわけなかったのか・・・。 |
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