■スポンサードリンク


水生 さんのレビュー一覧

水生さんのページへ

レビュー数109

全109件 41~60 3/6ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.69:
(6pt)

警察庁広域特捜官 梶山俊介<広島・尾道「刑事殺し」>の感想

事件に対する思いや姿勢は異なっていても、解決に向かおうとする姿勢は共通している。ラストのカーチェイス辺りから、全貌が明らかになってくるのが良かった。
警察庁広域特捜官 梶山俊介<広島・尾道「刑事殺し」> (講談社文庫)
No.68:
(6pt)

大いなる幻影の感想

第8回(1962年)江戸川乱歩賞受賞作。男子禁制のアパートで繰り広げられる怪しげな人間模様は、後に新本格全盛期に形成される「館もの」の元祖の様に感じられる。
大いなる幻影 (講談社文庫 と 3-1)
戸川昌子大いなる幻影 についてのレビュー
No.67:
(6pt)

ウロボロスの偽書の感想

殺人鬼の手記と小説家・竹本健治の現実世界、そして作中で彼が描いている小説とが、それぞれの作中作としてループした小説。個々のエピソードは面白く読めたが全体としては何だかよく理解できないまま終わった。確かにただの推理小説(ミステリ)ではなく疑似推理小説(ミステロイド)という感じだった。
新装版 ウロボロスの偽書(上) (講談社文庫)
竹本健治ウロボロスの偽書 についてのレビュー
No.66:
(6pt)

名探偵 木更津悠也の感想

「白幽霊」は複数の意味で傑作。お互いの役割に対して自覚的というか、矜持を持っているというか。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)
麻耶雄嵩名探偵 木更津悠也 についてのレビュー
No.65:
(6pt)

レキシントンの幽霊の感想

村上春樹初の読了。良く分からないストーリーなのにぐいぐいと読まされる。個人的ベストは「沈黙」と「氷男」です。
レキシントンの幽霊 (文春文庫)
村上春樹レキシントンの幽霊 についてのレビュー
No.64:
(6pt)

豪華絢爛殺人事件の感想

向井直子の大貫警部への扱い方がどんどん巧くなっていくのが可笑しい。
豪華絢爛殺人事件 (講談社文庫)
赤川次郎豪華絢爛殺人事件 についてのレビュー
No.63:
(6pt)

女優志願殺人事件の感想

大貫警部の違った一面が垣間見れる。
女優志願殺人事件 (講談社ノベルス)
赤川次郎女優志願殺人事件 についてのレビュー
No.62:
(6pt)

流行作家殺人事件の感想

「人間消失もの」である表題作が個人的ベストです。
流行作家殺人事件 (講談社文庫)
赤川次郎流行作家殺人事件 についてのレビュー
No.61:
(6pt)

万能鑑定士Qの事件簿VIIの感想

合金に変わる金の延べ棒の謎・小説の盗作事件・ペンダント紛失事件、それらが交差し合ったのちに徐々に解かれていく。ペンダント消失の犯人特定とトリック解明のロジックが特に良かった。
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)
松岡圭祐万能鑑定士Qの事件簿VII についてのレビュー
No.60:
(6pt)

仮面劇場の感想

由利麟太郎シリーズ1編・三津木俊助シリーズ2編。表題作は犯人の意外性はあまり無いが、凶器の隠し方に関してはその犯人ならではだと思った。
仮面劇場 (角川文庫 緑 304-18)
横溝正史仮面劇場 についてのレビュー
No.59:
(6pt)

ボトルネックの感想

かなり後味が悪くざわざわした心境にさせられる。主人公が思い至った真相は、その逆もある、またはどちらもそう関係しないと考えられれば救いはあるのだろうが…。余談だが単行本の表紙は読了後に見るとちょっと怖い。
ボトルネック
米澤穂信ボトルネック についてのレビュー
No.58: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

雪密室の感想

初期作品らしい直球勝負な犯人当て。法月警視の過去は意外。
雪密室 新装版 (講談社文庫)
法月綸太郎雪密室 についてのレビュー
No.57:
(6pt)

ふたりの距離の概算の感想

切ないけれどワーストな結末は避けられている。伏線の回収は相変わらず見事。
ふたりの距離の概算 (角川文庫)
米澤穂信ふたりの距離の概算 についてのレビュー
No.56:
(6pt)

魔女の暦の感想

劇団を舞台にした中編と短編。魔女の暦のドロドロとした雰囲気とそれを解いていくロジックが好対照で自分好み。
魔女の暦 (春陽文庫)
横溝正史魔女の暦 についてのレビュー
No.55: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

びっくり館の殺人の感想

【館シリーズマラソン:9冊目】 幻想的な雰囲気と余韻を残す結末は児童書レーベルから出ていても変わらない。真相はちょっとズルくないか?とは思いましたが良作でした。
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人びっくり館の殺人 についてのレビュー
No.54: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

読者よ欺かるるなかれの感想

「これだけ露骨なのになぜ気づかなかったのか」、読んだ後自分に対してそう思いました。
読者よ欺かるるなかれ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.53:
(6pt)

映画 謎解きはディナーのあとでの感想

原作だとやりそうもない話なので、原作の雰囲気が出せてるのは良かった。
映画 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉映画 謎解きはディナーのあとで についてのレビュー
No.52:
(6pt)

九州大宰府殺人事件の感想

旅情ミステリー。私はあまりこういうジャンルのミステリーはあまり読まないのですが、取っ付き難さは無く一気に読めました。
九州大宰府殺人事件 (ジョイ・ノベルス)
木谷恭介九州大宰府殺人事件 についてのレビュー
No.51:
(6pt)

顔のない敵の感想

地雷をテーマとした6つの短編プラス1編の計7編の初期短編集。氏独特の妙な設定と議論ミステリーは当時からだった模様。後の座間味君シリーズの原点のような作品もあって面白かった。
顔のない敵 (光文社文庫)
石持浅海顔のない敵 についてのレビュー
No.50:
(6pt)

陽気なギャングが地球を回すの感想

他の伊坂作品に比べてもコミカルな印象だったが、最後のきりが張れるような爽快感は普段通り。節ごとに挿入される説明文も面白かった。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー