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ももか さんのレビュー一覧
ももかさんのページへレビュー数213件
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先に「その女、アレックス」を読んでいるので(なかなかの秀逸だったので)
どんな展開になるのか、ワクワク期待しながら読み進めました。 作者が書いているミステリーというか、恐怖感の設定は分からなくもないですが 「怖い!」とは思えませんでした。 「その女、アレックス」で感動、面白い!と思った方は、そのまま「悲しみのイレーヌ」に進まれた方がいいかも???です。 ルメートル氏の作品だからと思って読みましたが、読まなかった方が良かったかな??? |
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ジョンハートのように淡々とストーリーが進んで行く。
描写は(話の内容はともかくとして)繊細で美しい。 原文は流れるような文章なのだろう。 上海の場面で上海の匂いがしない、イギリスでもイギリスの匂いは少ししかしない。 「城之崎にて」のように、文学作品としては優良なのだろうが、私は少し濁った水の方が好きだ。 |
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今テレビで話題の人、羽田さんの小説を読んでみました。
長崎弁が良い具合に混じっていて、長崎在住の私には凄く読みやすかったです。 ああいうおじいちゃんって、いいなぁ~。根っこが深そう。 もっぱら海外小説ばかり読んでいる私ですが、羽田さんがこんなにも軽快に書いてくれるって、 やっぱり嬉しかったです。 日本の小説もたまにはいいなぁ~。 |
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今まで6冊?エルロイの小説を読んできて、初めて彼の心が分かったような気がした。
謎の小説家、彼って普通の人?それとも・・・。 心も残虐なの?それともホントは純真な人? 彼の小説を読む毎に謎が深まっていく。 求めているのは、愛。 それも単純に人が人を愛する・・・人と人の間に愛がある。 それを求めて、信じて、そのために生きている人なのだと。 小説は彼の心の手段。 模索しながら、その奥へたどり着ければ、彼の純粋さが分かると思う。 |
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読書が趣味でよく本を読んでいます、ベストセラーものは全部チェックする方です・・・なんて人にはエルロイを勧めてはならない・・・のかも。
極めて危険、でも魅力的。 普段の生活に刺激が欲しい人。 今まで読んだことのないような展開を求めている人。 そんな人にはお勧めです。 読んだあと、きっと砂漠を感じるでしょう。 |
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警察小説、犯罪小説を主に読んでいるものにすると、最後が意外でした。
これ以上はネタバレになるのでやめますが、作者自体、最後がこれで良いと思ったんだろうか・・・ 私だったら、別のラストをもってくるだろうな・・・と思いました。 良かった点は、スコットランドに興味をもったこと、地図を見ながら、地名を確認したり、大体の距離感を自分で確認したりしながら、楽しめました。 |
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コナリーの暴力描写はいつも痛そう!と思いながら読み進めるのですが、この作品ももれなく痛そう!でした。
ホッと心休まる場面や、ハリーの人間くさいところも要所要所にあり、何作品も読んでいる私に、ハリーの人生を一緒に歩いているような感覚も生まれました。 ただの小説、でも重い。 同じ感慨を持ちながら、これからもずっとコナリーの小説を読み続けたい・・・もっともっとハリーのことを知りたい、ずっとハリーと一緒にいたい。 今回のハリーは、俳優でいうと「ケビン・スペイシー」 細いネクタイが似合いそうなグッドルッキングガイ、映画化はないのでしょうけど、動いているハリーもちょっとは見てみたいなー。 |
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今回の小説は私の好きな風合いでした。
芸術的センスあり、いつもの波乱あり、そしてやっぱりハリーは女好き。 いくつになっても、ハリーはハリーであってほしい・・・。 読んだ後、画家のボッシュ氏の絵をネットで見てみました。 アンバランスなんだけど、全体はバランスがとれている、好きな絵でした。 1つの小説から、また1つの興味が生まれる・・・これぞコナリーの手腕ですね。 |
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ここまでくると、上手さに酔いしれるようにサクサク読めます。
最後までハラハラドキドキの小説でした。こういうジェットコースター的ミステリーは好きですね。というのも、ボッシュとの付き合い?が長くなり、瞬時に顔の表情まで頭に浮かぶので映画のように展開していきました。コナリーがボッシュは「スティング」のマックィーンが一番似合う云々の文を読んでから、それから小説を読む時はマックィーンを浮かべています。 |
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復帰したボッシュの最初の事件。
なかなか波に乗れないボッシュの空回り的行動が絶妙に書かれていました。 コナリーは単に警察物を書いているというより、その人の人間性や微妙な人生の分岐点を繊細に書くのがホント上手いですね。 やっぱりバッジが持つ意味って深いんですね~。 |
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最初の「リンカーン弁護士」は、内容がなかなか掴めずに途中で放棄してしまいました。最後まで読むと面白いのだろうな・・・とは思いつつ、波に乗れませんでした。今思うと、我慢して最後まで読めば良かった・・・残念。
この「真鍮の評決」は途中離脱することもなく、すいすいと読めました。こういう弁護士ものも面白いですね、というか、コナリーは弁護士になれる!と思える程、上手い展開でした。ボッシュとの絡みを読むと、大好きなボッシュが相手側にはかなり嫌われる存在なのだと・・・ほんとヤなヤツですね。でも、それもボッシュの魅力ですね~。 |
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コナリーに書けないものはないんじゃないかな?と思えるぐらい、新しいタイプの小説でした。
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久し振りにディーバーの本を読みました。一番好きなのは「ボーンコレクター」。それを超える作品かな?でも、題名を見る限りあまり面白く無さそう・・・などなど思いながら。
予想よりは面白かったけど、主人公の内面とか、心理面をもう少し掘り下げて書いて欲しかった。 最後を読むと、すこしホッとした気持ちにはなれますが、こういう終わり方だと、これからディーバーの小説を読む時は、最後を疑いながら?読みそうな・・・(笑 それと、題名にはもう少し捻りというか、これだ!というディーバーらしさが欲しかった。 |
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