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ゴルゴタ
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ゴルゴタの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 41~60 3/4ページ
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日本の俳優や映画監督ではなく、ハリウッドスタッフで日本の街で日本の俳優を使って撮ればヒットするかもね アジア系のアクション俳優の数が足らなくなりそうな場合は現職をエキストラとして使いましょう 内容は瀕死のライオンよりぶっ飛んでいませんが、、、個人としての戦闘力が高過ぎな気もしますが、読み物としては面白いです 気に入らない点は特戦群に女性自衛官が居るということと、風の修正をクリックでしていたところですかね | ||||
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銃器ミリタリーが得意な作者の、「これぞ深見真」と呼べるミリタリーハードボイルドの決定版。 特筆すべきはやはり主人公。 復讐の狂気に駆られ、凶行に及びながら、非常に冷静に動く主人公。 「魅力的」と言うと陳腐な表現になってしまう。 嫌悪感のある行為を淡々と行う深い負の部分と、ヒーローの正の部分が、見事に対照的に矛盾なく描かれている。 主人公に感情移入したいのにできない、このジレンマ。 | ||||
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家族を殺された殺しのプロが復讐するという、リュック・ベッソンが量産する脚本のような単純なストーリーではありますが、凶悪犯罪を犯した少年が相当の処罰を受けることなく野放しになっていたり、犯人の人権ばかり配慮され犯罪被害者が救済されない事例などが報道されやるかたない気持ちを覚える昨今、この作品の主人公のような人間がいれば、と思わせるカタルシスがあることと、銃器の描写などが細かくマニア心を満たしてくれる点はよかったです。 しかし、銃の密売人が入手ルートを長々と語ったり、ある登場人物二人が今更言うまでもないような思い出話を具体的に会話したり、まるで映画の脚本(しかも出来の悪い)を読んでいるかのような不自然な説明セリフがところどころ目立ってしまい、そこはちょっと減点ですね。小説なんだからそこはセリフではなく地の文で解説していいと思うんですが・・・ それでも、なかなか面白かったです。 | ||||
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個人的に刑事モノとか犯罪小説で何が重要かと問われたら緊張感が続くこと、 それはイコールどれだけ没入できるかということですがこれは全編に渡って緊張感が凄い。 導入から主人公の真田が実際に動き出すまでにも紆余曲折あるのですが、 その導入から緊張の糸がピンと張ったまま最後までいきます。 真田が超人過ぎるのは戦闘描写でもそうですが、同時に相当な知能犯でもあり ある意味で悲劇によって唯一無二の動機を(それも二重に)宿したことが大きい。 最後は人というよりも怨念を宿した幽鬼のような印象で、読後は荒涼とした気分になってしまった。 | ||||
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無惨に妻子を殺された男が、超人レベルの戦闘力を持った戦士だったならば。 その戦士の原則が、やられたらやりかえす単純なものだったならば。 そんな小説です。 | ||||
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素晴らしすぎる 今の時代に必要な考え方を真田が示しくれた。最高 | ||||
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面白い。 人は悪行には正当な報いを求める生き物。 当たり前のことで、学術的にも心理学やゲーム理論の実験で確認されている。 だから穏やかに普通に生きてる人や子供を殺すような悪党がのうのうと逃げ延びたり 軽い罰則しか受けないと知ると強い不満や怒りを覚えるのである。 そしてこの国ではそんな不満があちこちで渦巻いている。ネットなどでは常時やり場のない怒りが噴出している。 本作はそういう不満を持つ人間にはうってつけである。以下はネタバレ注意。 自衛官の主人公は妊娠6ヶ月の妻と義母を不良少年グループに殺される。 それも残忍極まりない手口で。 だが少年たちは少年法や様々な大人の思惑で保護処分で済む。殆ど無罪のようなものだ。 主人公は怒り、読者である私もそれに強く共感する。 特殊部隊の精鋭たる主人公は行動を決意する。準備を整え計画的に次々と少年を捉え拷問にかけて殺していく。 さらにこうした悪党をのさばらせる国に対してまで反逆し戦いを挑むのだ。 痛快!読むほどにカタルシスを覚える。現実にこんな主人公がいてくれたら、とまで思えるのだ。 さらに良いのは「復讐は何も産まない」だとか、「民主主義で決まった法には従わなければ」とかそういう 水を差すしょうもない説教が挟まれないことだ。 人の情とはかけ離れた教科書的な「正しいこと」に丸め込まれたりしない。 主人公は最後まで負けない、後悔や反省にとらわれることもない。 傑作でした。 1点難を言えば、ミリタリーに興味が無い人間には細かい銃器の性能話などで 読むテンポを崩される可能性がある、といったところ。 | ||||
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今の時勢にぴったりの、誰もが疑問に思いつつも踏み込めない問題に一石を投じる作品。 | ||||
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アニメの脚本家とし彼を知り漫画の構成なども練っている彼の本業は小説家であると思う。 彼の作り出す世界観は非日常と現実の織り交ぜ加減が絶妙である。人間の葛藤する姿とロボットのように心を殺し復讐に徹する主人公像の心意気は革命家すら連想させる。人間は復讐をする際に自己顕示欲を汚された報復として行う場合が多いが本作の主人公は自己顕示意欲は皆無に等しい。そういった人間が心を殺す姿も垣間見たい・・・という欲望に駆り立てられ私はこの本を2時間もしないうちに読破してしまった。戦闘シーンや拷問シーンの生々しさはミリタリーや人体構造にも造詣が深い彼ならではの筆味であろうか。 残念な点を挙げるなら彼の作品には彼による「あとがき」が書かれていないという点である。こういった構成を練る人間が普段どういう風に物事を思考しているのかもっとも無防備にあわられてくる「あとがき」を是非見てみたいものである。 | ||||
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家族を殺された自衛官による復讐譚だが・・・。 まず「むごたらしく家族が殺されたら、自分ならどうするだろう」と考える。 犯人たちに仕返しをしたい、という怒りには共感できるけれど、犯人をあらゆる手で拷問を繰り返し殺害したいと思うだろうか。 そのために綿密に計画を立て、トレーニングをし、社会の目を避けて準備を進める気力はあるだろうか。 そうはしないだろう、と思う。元・自衛官の行き過ぎた復讐心についていけなくなる。あるいは、復讐しても幸せにはなれない。それでも人を殺すのは間違っている、と諌めたくなる。 しかし、読み進めていくうちに、家族を殺しながら少年法に守られた悪ガキどもに報復し、抹殺していく、ストイックな元・自衛官の姿が美しく見えてくる。その驚異的な強さに嫉妬心を抱く。 最初の問い、「むごたらしく家族が殺されたら、自分ならどうするだろう」に対し、ひとつ条件を付与する。 「もし、自分に圧倒的な戦闘力と、綿密に計画を立てられる頭脳、計画を成功させる豊かな経験があったなら」と。 そうであれば、自分は、犯人を殺すかもしれない。 本作で描かれているのは、復讐譚であると同時に、暴力への憧憬であるだろう、と思う。 通常、暴力を排除しようとするのは、暴力がはびこると、自ら(の周辺)に危害が及ぶ恐れがあるからだ。 しかし、根本には、暴力への憧れが、まるで子供がスポーツ選手に憧れるかのように、純粋に存在している。 殺したい、という欲求とは少し違う。ましてや(本編の一つの魅力となっているであろう)武器や軍事に関する知識を身に付けたいのでもない。 平たく言えば、「家族を守りたい」のだ。 「俺を怒らせると危ないぜ」と言いたいのだ。 | ||||
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爽快すぎる! 今の世の中の腐った問題に真摯に訴えている小説だと思う 本当に故意ではない重罪犯罪を犯した人間は年齢関係なく裁くべき 人を殺して死刑にならないほうがおかしい!と思う人は読んで欲しい 真田の行動こそ正義であると私は思う | ||||
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まさしく今の日本の不平等な法律に 苦しむもの、守られて安穏としてる者逹が描かれております。 なぜこうも日本は未成年に甘いのか… 嘆かわしく愚かな事です。 私自身も少年時代からそう感じておりました。 とても信じられないような凶悪事件を起こした同級生は 裁きらしい裁きを下される事もなく ただ転校し何事もなかったように のうのうと普通に生きている。 憎しみこそないが 誰もが死ねばいいのに、と思うほどの凶悪な性格。 そのどこに救いがあるのか? 被害に遭った人々は救わず犯人だけを、 まさに少年であるというだけで犯人だけが 法にもマスコミにも守られている。 法律家や政治家は これで日本は正しいと思っているのだろうか… いっそ 少年逹が国会議事堂を乗っとり多くの政治家を惨殺でもしない限り この不平等な法律は改正されないのだろうか… きっと近い将来、さらなる恐ろしい事件が 現実に起こるに違いないというのに。 | ||||
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主人公は特殊作戦群 元隊員 超人です 容赦なく殺します グロいです 銃 格闘技 描写がリアル(作者は実銃撃ちまくったりしている方なので) | ||||
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現在の日本が抱える少年犯罪に対する今までになかった傑作。今の日本に欠落してしまった勧善懲悪ど真ん中のストーリーで爽快です。東野圭吾のさまよえる刃や、薬丸岳の天使のナイフが好きな方にはお勧めです | ||||
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陸自特殊部隊の最強兵士、真田。社会の屑共に酔った勢いで(!)家族を惨殺され、そのガキ共が少年法の名の下に無罪放免に等しい扱いを受けるに至り、ダークサイドの復讐鬼に転身。陸自を飛び出して、持てるすべての戦闘力を駆使した復讐を開始する・・・そう、使い古された設定。しかし、古今東西もっとも燃える設定。主人公の魅力溢れる人物造形と、ラノベ小説家とは思えない骨太で迫力ある戦闘シーンにより、今後の続編を大いに期待させる、真田サーガ誕生の予感。真田の文字どおり容赦なさすぎるリミッターオフの復讐劇が非常に痛快。仇であるガキ共を拉致るためなら、邪魔する奴は警官であろうと1ミクロンの躊躇もなく射殺。少年法を盾にガキ共に与した家裁の審理官も片っ端から処刑。もちろん、拉致ったガキ共にはジグソウ顔負けの酸鼻を極めた拷問を施し、この世の地獄を味わわせた後に処刑。クライマックスはSATを中心とする警視庁の警官隊相手に『ヒート』のデニーロも真っ青の銃撃戦を展開。逃走の邪魔になればマスコミのヘリも容赦なく撃墜。主人公があまりに強すぎると荒唐無稽になりがちだが、本作では戦闘シーンや格闘シーンがリアリティに富んでおり、主人公の異常な戦闘力に違和感を抱かせない。特に格闘シーンは、格闘技を囓っている私から見ても真に迫っており、興奮に唸らされた。本作は「和製パニッシャーが誕生するまで」を描いた内容で、真田の活躍がまだまだ足りないと感じたので、今後の続編に大いに大いに期待したい。 | ||||
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銃器描写も細かくていい。緊迫感もかなりある。普通に考えればお勧めかもしれない。 でも、徹底的に納得できないところもある。ネタバレになるので詳しく書けないが、どうも作 作者さんの中で、「悪人=傍若無人で、好き勝手にできる連中」みたいな認識が自分のものとは違う。 悪人って、「正義の味方」以外にも物凄く敵が多いと思う(自業自得っていやそれだけだが)。どんなド腐れ外道でも、悪さをできる範囲って限られてるんじゃないかと。それが、ここに出てくる犯人の腐れ少年たちは人を殺した後も悪さし放題などころか、クラスメイトから排除される様子もないし、他の不良達から狙われている様子もない。 ラストもねぇ……。あれじゃ奥さんを殺した犯人共と同類な連中も勘違いしそう。 | ||||
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ヤングガンシリーズと、アフリカン〜は読了済みでした。 で、この作者に対して持っていた印象は ・ちょい文章がヘタ。ラノベイーターで悪文スキーの自分ですらひっかかるのは如何なものかと。 ・ともかく銃ぶっ放したかったんだろうけど、この設定はちょっと無理すぎて引くなー。 ・オタ文化マンセー小道具&設定があからさますぎてちょっと萎え。うっかり三島とかサリンジャーとかも微妙。 ・まぁ、面白いには面白いんだけど といったところ。 この条件で「深見真がどえらく硬派な作品を仕上げた」という情報を入手したわけですから、 言い方は悪いですが読む前はちょっと舐めてかかってました。 いや、読んでみて、本に向かって三つ指ついて頭下げましたけどね。 この人、これだけソリッドな文章、重厚な展開、硬質な美に満ちたカタルシスを書けたんですか。 「彼」が(ある意味)ヒーローになっちゃうところは「深見っぽさ」な気もするのですが、今回これが全く欠片も安っぽくない。正しくカタルシスいや、凄いなー。いいもん読みました。 こういう本でもっと評価されて欲しい作家さんです。 | ||||
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キーワード 北朝鮮、対馬、自衛隊、警察、ヤクザ、 少年法、糞ガキ、家族を守る、孤独な戦い、 YouTube、この手があったか! 「この国があの男を怒らせた」 | ||||
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私はこの作家の事もこの作品の事も全く知らずに、タイトルが気になって買ったのですがめちゃくちゃハマりました。主人公は真田聖人と言う自衛隊特戦群の男で、幸せの絶頂期に妻と子供を惨殺されしまう…犯人は全員10代の未成年であるがために、ほぼ無罪で釈放されてしまう。国も法律も誰も真田の味方ではなかった…そこから男の辛くて長い戦いが始まる。これを見て「何だ、ありがちな復讐劇かよ!」と思った人もいるかもしれませんが。この小説は、そんな単純な物じゃありません!それに、真田と言う男はめっちゃくちゃかっこよくて心底惚れました。そして男を取り巻く環境や人々がまた魅力的で物語をさらに盛り上げてくれます。読み手を退屈させない、とても疾走感のあるストーリーなので私は、一気に読んでしまいました。まるでハリウッド映画を観ているような気分になりました(マットデイモンのボーン〜シリーズみたいな感じかな?)銃火器などの専門用語がたくさん出てくるので詳しい人ならさらにハマるんじゃないでしょうか?(ちなみに私はあまり詳しくないのですが問題ありませんでした)正義とは?悪とは?罪とは?罰とは?その問いに対する一つの答えが、ここにあります!最後まで読み終えたとき、気付けば頬を流れる熱い物が…初めて流す種類の物だ!俺も……何かしなきゃ……! | ||||
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著者の処女作アフリカン・ゲーム・カートリッジズが全く受け入れられなかったので同氏の作品からかなり遠ざかっていたが、これは楽しく読めた。理由は「単純な話」だったからではないだろうか。己の復讐のために殺しまくる話で、全描写の50%くらいが戦闘シーンだった。1日で読破できる重さであるし、素直にアクションを楽しみたいならお勧めの本だろう。続編が作成されるならば期待したい。 | ||||
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