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評判

の評価:

3.97/5点 レビュー 31件。 C ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 21〜40 2/3ページ
No.37
(5pt)

一番いい!

この小説家の小説の中で、わたくしが一番面白かったのは、この作品です。

丁寧に書いてあっていいんですよ。

これと、芥川賞取った「土の中の子供」読めば充分じゃないですか・
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.36
(2pt)

受賞作、と言う帯に惹かれたけれど。。。

残念です。
文体が好きになれず、読み終えることができませんでした。
小説と言うよりもむしろ、一人称で書かれた一般の人の日記ブログを読んでいるような気分になりました。
文語体の言葉で表現しているけれど、他の方も仰っていたように、言い回しのわりに心理描写が軽いのです。
言葉は文語体なのに、全体のリズムが口語体のちぐはぐさも気になります。

賞を受賞していると言うことで、期待して読み始めたのですが、やや期待はずれでした。
雰囲気で一気に読めればいいのですが、淡々としている割に大げさな表現が気になり、自分としては感情移入できなかったので星2つです。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.35
(2pt)

受賞作、と言う帯に惹かれたけれど。。。

残念です。
文体が好きになれず、読み終えることができませんでした。
小説と言うよりもむしろ、一人称で書かれた一般の人の日記ブログを読んでいるような気分になりました。
文語体の言葉で表現しているけれど、他の方も仰っていたように、言い回しのわりに心理描写が軽いのです。
言葉は文語体なのに、全体のリズムが口語体のちぐはぐさも気になります。

賞を受賞していると言うことで、期待して読み始めたのですが、やや期待はずれでした。
雰囲気で一気に読めればいいのですが、淡々としている割に大げさな表現が気になり、自分としては感情移入できなかったので星2つです。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.34
(5pt)

魅力的な設定に託された心の闇

文学の凋落が言われる中で、中村文則という作家は、まだ歳は若いだろうに、
愚直なまでに古風ともいえる「純文学」の砦を守ろうとしているかのように見える。
ずっとドストエフスキーを愛読してきたそうで、そう聞けば頷けるものがある。

芥川賞受賞作の『土の中の子供』も、
なるほどこれはドストエフスキーでいえば、さながら『地下室の手記』だろうかと納得される。

ただこの作品は、もちろん文学賞を取ったのだから、評価はされているのだろうが、
重要な作品だとしてもあまり一般受けするようには見えない。

むしろ面白いのは、デビュー作であるというこの『銃』だろうと思う。
往々にして、作家のデビュー作の方が、
その後の、より深く巧くなったはずの作品より、鮮烈な印象を残す、ということがある。
中村文則の場合は、近年、面白くてかつ深い作品を目指していっそうの飛躍の途上にあるようにも見えるが、
それでもこの初期作品の魅力は捨てがたい。

2002年の新潮新人賞を受賞しているのもわかる。
技術的にはまだ未熟なのかもしれないが、
何かしら研ぎ澄まされた、ひたむきなものがあるのがいい。

もっとも話は暗いわけで、もともと精神的に不安定なところがある主人公が、
銃を拾ったことを機に、だんだん常軌を逸してゆくという物語である。

面白いのは何といっても、この銃を拾うという設定だろう。
一読者の立場から勝手を言うと、面白く読ませてもらうためには、
たとえばドストエフスキーでいえば、『賭博者』のようなもの、
つまりあの場合の「賭博」のような、何がしか強烈なモチーフが欲しい。
ここではそれが「銃」である。
同じ銃を拾う話で、佐藤正午の『リボルバー』も思い出されるが、
設定の効果はこちらがはるかに引き締まっていて、この作家の資質に合うものを選んであると思った。
選ぶというよりももっと内発的な必然なのかもしれない。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.33
(5pt)

魅力的な設定に託された心の闇

文学の凋落が言われる中で、中村文則という作家は、まだ歳は若いだろうに、
愚直なまでに古風ともいえる「純文学」の砦を守ろうとしているかのように見える。
ずっとドストエフスキーを愛読してきたそうで、そう聞けば頷けるものがある。

芥川賞受賞作の『土の中の子供』も、
なるほどこれはドストエフスキーでいえば、さながら『地下室の手記』だろうかと納得される。

ただこの作品は、もちろん文学賞を取ったのだから、評価はされているのだろうが、
重要な作品だとしてもあまり一般受けするようには見えない。

むしろ面白いのは、デビュー作であるというこの『銃』だろうと思う。
往々にして、作家のデビュー作の方が、
その後の、より深く巧くなったはずの作品より、鮮烈な印象を残す、ということがある。
中村文則の場合は、近年、面白くてかつ深い作品を目指していっそうの飛躍の途上にあるようにも見えるが、
それでもこの初期作品の魅力は捨てがたい。

2002年の新潮新人賞を受賞しているのもわかる。
技術的にはまだ未熟なのかもしれないが、
何かしら研ぎ澄まされた、ひたむきなものがあるのがいい。

もっとも話は暗いわけで、もともと精神的に不安定なところがある主人公が、
銃を拾ったことを機に、だんだん常軌を逸してゆくという物語である。

面白いのは何といっても、この銃を拾うという設定だろう。
一読者の立場から勝手を言うと、面白く読ませてもらうためには、
たとえばドストエフスキーでいえば、『賭博者』のようなもの、
つまりあの場合の「賭博」のような、何がしか強烈なモチーフが欲しい。
ここではそれが「銃」である。
同じ銃を拾う話で、佐藤正午の『リボルバー』も思い出されるが、
設定の効果はこちらがはるかに引き締まっていて、この作家の資質に合うものを選んであると思った。
選ぶというよりももっと内発的な必然なのかもしれない。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.32
(5pt)

文庫本におさめられた「火」がオモロイ

堕ちていった女の独白

ストーリーがおもしろい

読んでる最中ずっとボッッキしてました

なんだろう

ひさびさに力量のある作家の登場ですね

帯でピースの又吉さんが推薦してるのがステキでした

あとは、まあそんなもんか、シンプルな描写なのに目に見えるようにしてくれるのがやるなあってかんじ

さてさて、村上春樹の域に達することはできるんだろうか

応援したい

あ、あとがきも良かったよー
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.31
(5pt)

文庫本におさめられた「火」がオモロイ

堕ちていった女の独白

ストーリーがおもしろい

読んでる最中ずっとボッッキしてました

なんだろう

ひさびさに力量のある作家の登場ですね

帯でピースの又吉さんが推薦してるのがステキでした

あとは、まあそんなもんか、シンプルな描写なのに目に見えるようにしてくれるのがやるなあってかんじ

さてさて、村上春樹の域に達することはできるんだろうか

応援したい

あ、あとがきも良かったよー
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.30
(4pt)

銃に「使われる」ことになる主人公

物語の冒頭、主人公・西川は雨の降りしきる中を目的もなく歩いている。
彼は、身体が雨でぬれる感覚を疎ましく思っているが、なんとなく家に帰りたくないのか、
唯ぼんやりと歩き続けている。「私はよく、そういった漠然とした理由で行動することがあった。」

この後も、西川は自分のしようとすること・したことについて、「別に特にそうしたいわけではなかった」
というようなことをいちいち付け加えて述べる。こうした、自分の中に行動を起こす源を見つけられない主人公が、
銃を拾ったことにより少しずつ変化していくというお話。

最初は、銃を眺めたり、触れたりして愛でているだけだったが、
だんだんそれを実際に撃ってみること、さらには人に向けて使用することに
欲望が傾いていく。

西川は、銃に対して愛情を抱き、自分がそれに似つかわしくない存在なのではないかと不安になったりする。
そしてとうとう、銃を使用するものから、銃に使用されるものに変わってしまう。

自分の中に確固とした欲望・意志を見つけられなかった男が、
銃という「モノ」によって、ひとつの行動へと引きずり込まれていく様子が、
丁寧な内面描写とともに描かれていて、面白かったです。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.29
(4pt)

銃に「使われる」ことになる主人公

物語の冒頭、主人公・西川は雨の降りしきる中を目的もなく歩いている。
彼は、身体が雨でぬれる感覚を疎ましく思っているが、なんとなく家に帰りたくないのか、
唯ぼんやりと歩き続けている。「私はよく、そういった漠然とした理由で行動することがあった。」

この後も、西川は自分のしようとすること・したことについて、「別に特にそうしたいわけではなかった」
というようなことをいちいち付け加えて述べる。こうした、自分の中に行動を起こす源を見つけられない主人公が、
銃を拾ったことにより少しずつ変化していくというお話。

最初は、銃を眺めたり、触れたりして愛でているだけだったが、
だんだんそれを実際に撃ってみること、さらには人に向けて使用することに
欲望が傾いていく。

西川は、銃に対して愛情を抱き、自分がそれに似つかわしくない存在なのではないかと不安になったりする。
そしてとうとう、銃を使用するものから、銃に使用されるものに変わってしまう。

自分の中に確固とした欲望・意志を見つけられなかった男が、
銃という「モノ」によって、ひとつの行動へと引きずり込まれていく様子が、
丁寧な内面描写とともに描かれていて、面白かったです。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.28
(3pt)

文庫版 「タクシードライバー」か、、

文庫版の「タクシードライバー」。

小説として、主人公の感情が伝わりやすく、
すごい作者だと思う。

しつこいくらいの興奮状態が表現されていて、
そういった点は面白い。

ストーリー自体は面白くはなかった。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.27
(3pt)

文庫版 「タクシードライバー」か、、

文庫版の「タクシードライバー」。

小説として、主人公の感情が伝わりやすく、
すごい作者だと思う。

しつこいくらいの興奮状態が表現されていて、
そういった点は面白い。

ストーリー自体は面白くはなかった。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.26
(5pt)

異常と正常のボーダーを描破

ヒトの精神状態における正常と異常の境界線を丹念に描きだしたという印象。
無駄を省いた文章が強い緊張感をもたらしている。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.25
(5pt)

異常と正常のボーダーを描破

ヒトの精神状態における正常と異常の境界線を丹念に描きだしたという印象。
無駄を省いた文章が強い緊張感をもたらしている。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.24
(5pt)

狂おしい

「絶望的なものを把握しようとすることはそれだけで希望につながる。」小説である。私はしばらくBUCKのナイフを上等なホルダーに入れ携帯していた。しかし私の生来の凶暴性の側面を思うといつかこれを使ってしまう恐怖にかられこの携帯をやめた。すなわち、この時点では「絶望。」を逃れたわけである。しかし、この極端を逃れたものの相も変わらず生きることはかったるく、この小説家の小説を読んで自分が堕ちる可能性の「絶望。」にはまだ私は立たされててはいない、在りもしない希望を感じようとする。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.23
(5pt)

狂おしい

「絶望的なものを把握しようとすることはそれだけで希望につながる。」小説である。私はしばらくBUCKのナイフを上等なホルダーに入れ携帯していた。しかし私の生来の凶暴性の側面を思うといつかこれを使ってしまう恐怖にかられこの携帯をやめた。すなわち、この時点では「絶望。」を逃れたわけである。しかし、この極端を逃れたものの相も変わらず生きることはかったるく、この小説家の小説を読んで自分が堕ちる可能性の「絶望。」にはまだ私は立たされててはいない、在りもしない希望を感じようとする。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.22
(3pt)

使われる

銃の魅力に取りつかれて、事件をおこす話だと思って結果、そんな感じだった。 でもそんなに退屈でもなく ラスト もう少しなんだけどな、おかしいな おかしいな と繰り返す行為にたいし私が虚しく突っ立てる姿が見えた。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.21
(3pt)

使われる

銃の魅力に取りつかれて、事件をおこす話だと思って結果、そんな感じだった。 でもそんなに退屈でもなく ラスト もう少しなんだけどな、おかしいな おかしいな と繰り返す行為にたいし私が虚しく突っ立てる姿が見えた。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.20
(5pt)

最後まで持続する内面描写

 久しぶりに再読してみましたが、やはりとても楽しめました。個人的には筆者の最高傑作に思えます。
 主人公は大学生で、施設に入った経験があり、意識と無意識の境がときどきわからなくなるような人物です(その点でカミュの異邦人の主人公を想起させます)。主人公は偶然銃を拾い、彼の生活は銃を中心としたものに変わります。
 主人公を取り巻く登場人物はセックスをさせてくれる女や大学の友人であるケイスケやナカニシ、あるいは主人公に興味をもつヨシカワユウコなどですが、ヨシカワ以外はあまりセリフもありません。しかしながら、この作品の主要な部分は主人公の内面描写にあり、周りを描かないことは対比という点で効果をあげていると思います。
 圧巻なのが主人公の内面描写です。銃に関係する心理描写は特に面白く、それが最後まで徹底され、持続している点が秀逸だと思います。この内面描写を気に入った人は、最後まで楽しめると思います。
 ここからは個人的な意見なのですが、最近筆者は内面描写が控えめというか簡潔になり、作品の構成やイメージに力を入れている感があります。ただ、やはり持ち味は内面描写にあると思いますし、今度はこの内面描写にこだわった大長編を読んでみたいと思いました。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514
No.19
(5pt)

最後まで持続する内面描写

 久しぶりに再読してみましたが、やはりとても楽しめました。個人的には筆者の最高傑作に思えます。
 主人公は大学生で、施設に入った経験があり、意識と無意識の境がときどきわからなくなるような人物です(その点でカミュの異邦人の主人公を想起させます)。主人公は偶然銃を拾い、彼の生活は銃を中心としたものに変わります。
 主人公を取り巻く登場人物はセックスをさせてくれる女や大学の友人であるケイスケやナカニシ、あるいは主人公に興味をもつヨシカワユウコなどですが、ヨシカワ以外はあまりセリフもありません。しかしながら、この作品の主要な部分は主人公の内面描写にあり、周りを描かないことは対比という点で効果をあげていると思います。
 圧巻なのが主人公の内面描写です。銃に関係する心理描写は特に面白く、それが最後まで徹底され、持続している点が秀逸だと思います。この内面描写を気に入った人は、最後まで楽しめると思います。
 ここからは個人的な意見なのですが、最近筆者は内面描写が控えめというか簡潔になり、作品の構成やイメージに力を入れている感があります。ただ、やはり持ち味は内面描写にあると思いますし、今度はこの内面描写にこだわった大長編を読んでみたいと思いました。
銃 Amazon書評・レビュー: より
4104588016
No.18
(5pt)

心の声

私の読書量が少ないからでしょうか? この作者の人間の内面描写は三島由紀夫に匹敵するように思えた。確かに文章は三島の方が断然巧いが(人それぞれ好みはあろうけど)主人公が銃を手に入れ、それが彼の心理、日常にどのような変化をもたらしたのか。読み手にひしひし伝わってくる。私も主人公と同じ学生であって、苦悩すること多々あるためか、読んでいて共感できる部分が随所にあった。私ももし銃を手に入れたなら、主人公と同じことを考えるだろうし、するかもしれない。人間にはある種の危うさ、悪を悪とは想わない弱さがどこかしらある。その醜くも決して目を背けてはいけない現実を、この作品は生々しく見事に描いていた。特に秀逸なのは、最後だ。後味は最高に悪く、ハッピーエンドでは終わらない。
銃 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 銃 (新潮文庫)より
4101289514