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ビター・ブラッド
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ビター・ブラッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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この作品は、作者の作品の中では異色なものであると思う。というのも、コメディタッチというより、ほぼコメディだと思える。確かに、サスペンス、しかも警察内部に重点が置かれているので、テーマとしては面白いはずなのだが、登場人物達があまりにもリアリティにかけた個性派揃いでいるため、ちょっとシリアスさに欠けてしまう。父子の関係なども、もう少し心理描写を細かく描いてもらえた方が、ストーリーに入りやすい。火の粉など、日常にあるような生活に密着したものなどの方がやはり、うまいなぁと思わされる。火の粉などの作品が好みの方が読むと肩透かしを食らった気持ちになると思います。 | ||||
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せっかくクセが強い刑事を散りばめのに、終盤、坊ちゃん(ジュニア)だけにスポットがあたり、他のキャラが死んでいる。 残念。 映像化すると、キャラ立ちするのかも・・・。 帯に惑わされ購入。 | ||||
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ドラマ化されたとのことで拝読致した限りですが、ドラマへの口出しは一切せずですかね? あの矛盾の多さにはただ苛苛が募るばかりですよ | ||||
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『犯人に告ぐ』『犯罪小説家』『クローズドノート』を読んだ私としては、期待していた分「う〜ん( '_ゝ`)」と残念な気持ちです。 まず、明村の存在感が物語の流れ雰囲気に、いちいち水を差しているように思えてならなかったです。 特に、足がつる場面は、笑うところなのか、そうではないのかよくわからなかった。終始疑問をもちました。 あと、事件・人物像についてものすごく細かくきっちりと説明がされすぎ、さすがにしんどいと思いました。だいたいの事は、それまでの物語展開の中でわかっていた部分もあったのでもう少し、簡潔に表現してほしかったです。 後半〜最後は特に、今までの事件・人物像について改めての「おさらいページ」が顕著になっています。一気になにもかもの伏線回収を行った結果なのだろうか?と思いました。 | ||||
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まとまりがない。内容がない。謎・謎解き・話がつまらない。読書に費やした無駄に思え、時間がもったいない。ご都合主義のかたまりのような作品。 | ||||
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同じ雫井 脩介さんの作品で臨場感にとんだ劇場型犯罪をハードボイルドに描いた「犯人に告ぐ」と感動的なラブストーリーをライト感覚で綴った「クローズド・ノート」の丁度、中間のようなタッチの作品。本格派デカものをお好みの方の中にはお気に召さない向きもあるかと思います。 どうやら新宿とおぼしき繁華街のはずれで男がビルの七階から転落死する。その男が貝塚という結構名の売れた情報屋であっただけに本庁捜査1課5係を中心とした帳場が立ち、分署から応援にだされた夏輝がコンビを組まされるのが幼い頃家をでてしまったベテラン刑事である父親という設定。前半はいろいろ差し出がましく刑事としてのイロハを教える父親に主人公の夏輝がことごとく反発するルーキーもののスタイルをとりますが、テレビのコミカルな刑事ドラマのような雰囲気で「犯人に告ぐ」のような切迫したリアル感はありません。 父親が家を出た後、母親も失踪してしまったため夏輝には父親に対する鬱積した恨みつらみがあるのは理解できますが、いわゆるため口というのでしょうか、父親をおい、お前呼ばわりで、それに対して父親が何もとがめないあたりも、すこし不自然な感がします。 後半では5係の長、鍵山が刺されて死んでしまい、夏輝は6係の小出とコンビを組まされ、気の良い情報屋相星に助けられながら捜査に当たります。この謎解きは結構複雑で読み終われば沢山の登場人物たちがそれぞれの登場理由を持って登場してきていることがわかりますし、さすがに雫井さんですから最後にはもつれた事情が一挙に解きほぐされるヤマ場があって盛り上がり、その後のエンディングもなかなか味があります。しかしながら雫井さんが書きたかったのは謎解きなのか、それとも父子の愛憎のもつれなのか、また結構ハードボイルドな内容をここまでコミカルな要素を交えながら描いた理由は何故なのか最後まで良くわかりませんでした。 | ||||
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頑張って三分の二くらいまでは読んだのですが、 どうも興味がわかずギブアップです。 最後まで読んでないのに語るな!と言う感じですが、 敢えて書かせていただきます。ごめんなさい。 まず、登場人物が多すぎて誰が誰だかよくわからなくなってしまいました。 刑事という特殊な職業ですから、みな似たり寄ったりなのかもしれませんが、 字でおっていくにはつらすぎました。 主人公と父親のふれあいも、本の半分を占める必要はなかったのでは。 ラストを期待して読み進めるにしても、限界があります。 これはミステリーと思って読んではいけなかったのでしょうね。 警察ややくざと言った世界に関心のある方には、 面白く読めるかもしれませんが、 そうでないかたにはオススメできません。 期待して手に取ったので、がっかりの気持ちが大きいです。 | ||||
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一部 ネタばれあり!!! おそらく著者が最初にテーマとして掲げたのは"父子の絆"だろう。 しかし、結果として父親は単なる名脇役で終わっている。 「ビター・ブラッド」というタイトルからして、伏線として配置したのであろう「蚊」もそれ程重要なキーではなく・・・ 何かの雑誌に連載されていたものを刊行したらしいが、締切りに追われての執筆だったのだろうかと勘繰ってしまった。 | ||||
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一部 ネタばれあり!!! おそらく著者が最初にテーマとして掲げたのは"父子の絆"だろう。 しかし、結果として父親は単なる名脇役で終わっている。 「ビター・ブラッド」というタイトルからして、伏線として配置したのであろう「蚊」もそれ程重要なキーではなく・・・ 何かの雑誌に連載されていたものを刊行したらしいが、締切りに追われての執筆だったのだろうかと勘繰ってしまった。 | ||||
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警察・犯罪小説を読むときにはリアリティや緊迫感を求め、 最後に納得させられる読了を期待してしまう。 しかし本書にはリアリティはなく、軽いノリと薄いストーリーで綴られていく。 あっと言わされたかっただけに物足りない。また主人公・ヒロイン・脇役と 人物のインパクトもモノ足らず、記憶に残ったのは父親のコミカルさのみ。 総じて残念である。 「虚貌」「火の粉」など著者にはいい作品があるだけに、何故と思ってしまう。 恋愛小説や今著を書くあたり、著者は現在新たな名作を模索中かもしれない。 | ||||
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