後悔と真実の色
評判
後悔と真実の色の評価:
3.48/5点 レビュー 66件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41〜51 3/3ページ
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後悔と真実の色の評価:
3.48/5点 レビュー 66件。 A ランク
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現在売れている、有名な男性作家の方々のなかで、新刊をついついチェックし続けてしまうのは、貫井徳郎、東野圭吾、村上春樹あたりですが、この三名、どんな作品を書こうとも、それぞれの女性観が、はっきりと作品に繁栄されていて、それが女性の目から見ると、興味深く、面白いのです。貫井さんはその点で、『慟哭』でも本作でも、かなり顕著に、正統派ハードボイルドっぽい感じがしますね。
(おかげで女性の登場人物にはまったくもって感情移入できないのが、女性読者としては少々難ではありますが。ちなみに村上作品も同じです。反対に東野作品の女性は、かなりリアルだと思います。どうあれ、「これが、この作家さんの、女性の好みなのかなー」などと妄想すると、ちょっと楽しいのですが、それはさておき・・・)
貫井作品は、男性の登場人物、特に西條のような陰のある男性の描写が、群を抜いてすばらしい、と思います。なので本作は、西條を主人公としたハードボイルド小説だと思って読めば、読後感は最高でした。
でも、ちょっと、サービス精神が旺盛すぎた作品かもしれません。読み始めは、90年代に多かった、けど近頃珍しくなった、ホラーまがいの猟奇事件的作品か? と思い(初期バージョンの『家族狩り』みたいな・・・)、半ばになると最後の最後まで気を抜けない高度な群像ミステリ小説の気配も濃厚、しかし犯人はわりにあっさりわかってしまう。
「ジャンルを超えた面白さがちりばめられている」と云うことも可能でしょうけれど、他の方も書いていらっしゃるように、おかげで本筋に集中できない、それは、たしかにそうでした。なので☆ひとつ減らしました。