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猫とキルトと死体がひとつ
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猫とキルトと死体がひとつの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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アメリカの片田舎で起きる殺人事件。 本当に一人しか死にません。 ミステリーとしては浅く、謎解きにコストは掛かっていませんが、登場人物が皆魅力的で応援したくなります。 ヒロインは真面目で一生懸命。 アラフォーですが可愛らしく、猫やキルトに対する愛が伝わってきます。 濃いミルクティーを飲みながら、深い雨の日に読むといいと思える良作。 心が温まります。 | ||||
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3回も 読み返しました キルト好きには是非読んでほしいほんです。 | ||||
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アメリカのコージーミステリのヒロインと言えば、怒鳴る、受話器投げつける、嫌味たっぷりの皮肉を言うと、とにかく勝気で攻撃的なタイプが多いのですが、今作の未亡人ヒロインは毛色が違います。 おっとりした愛されキャラで、傷ついてひねくれている人がいれば一生懸命心開こうと努め、老人の長話にもイラつかず付き合います。 他の作品のヒロインなら、時計を見るのを歯ぎしりして耐えるところですが。 しかし、ヒロインがいい人すぎるために、当老人の「年寄りがしゃべっても誰も聞いちゃいない。嘆かわしいわ」というぼやきが異常に本人の格を落としてしまいます。 あなた自身が若い頃は、ヒロインみたいにちゃんと年寄りの話を聞いてあげてましたか?と。 そしてキルトに関しては凄腕の商売上手で美人。 死角なしなのに、好意を持てるヒロイン。 続編を楽しみにしています。 | ||||
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新聞の書籍紹介で面白そうだと入手して読んでみた。ハリケーン・カトリーヌで被災して、主を失くしてしまった猫3匹を引き取り、サウスカロライナの田舎町に、中年夫婦が引っ越してきてから一年ほど過ぎた頃からこの物語が始まる。引っ越後、半年ほど過ぎたときに、心臓発作で最愛の夫を失うという不幸に見舞われた四十一歳の未亡人が主人公。彼女が悲しみのうちにも三匹の猫達と落ち着きの暮らしに戻りつつある日のこと、仕事で出かけて帰宅したら愛する猫の一匹が見つからない。窓ガラスが割られていたから泥棒が入ったのか?猫探しを始めた主人公は、成り行きから猫泥棒が殺されている死体の第一発見者になってしまう。主人公は、この殺人事件は猫が絡んだ犯罪だと確信しながら、この田舎町の人達との交流を深めながら彼女の探偵物語が始まってゆく。まー、心温まる猫との愛情物語として読めば楽しめるミステリーですから、猫好きの方にはぜひ読んで頂きたい一冊だとお勧めします。 | ||||
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新聞の書籍紹介で面白そうだと入手して読んでみた。 ハリケーン・カトリーヌで被災して、主を失くしてしまった猫3匹を引き取り、サウスカロライナの田舎町に、中年夫婦が引っ越してきてから一年ほど過ぎた頃からこの物語が始まる。 引っ越後、半年ほど過ぎたときに、心臓発作で最愛の夫を失うという不幸に見舞われた四十一歳の未亡人が主人公。 彼女が悲しみのうちにも三匹の猫達と落ち着きの暮らしに戻りつつある日のこと、仕事で出かけて帰宅したら愛する猫の一匹が消えていた。 窓ガラスが割られていたから泥棒が入ったのか? 猫探しを始めた主人公は、成り行きから猫泥棒が殺されている死体の第一発見者になってしまった。 この殺人事件は猫が絡んだ犯罪だと確信しながら、この田舎町の人達との交流を深めながら彼女の犯人探しが始まってゆく。 まー、心温まる猫との愛情物語として読めば楽しめるミステリーですから、猫好きの方にはぜひ読んで頂きたい一冊だとお勧めします。 | ||||
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リタ・メイ ブラウンのミセス・マーフィシリーズを、既刊は完読してしまって、猫繋がりで読んでみました。 主人公ジリアンがふわふわのお友達を大好きだという気持ちは、上記シリーズの女性郵便局長ハリーと同じ位強く感じられて 和みます。 未亡人で、ペット用のキルト作品を作るのが仕事という人物設定が興味深く、殺人により、夫の喪失から一歩ずつ どころか、10歩ずつ位進んでいく課程が面白いし、彼女を取り巻く周囲の人々の関わり方も興味深い。 彼氏とのロマンスが妙ちきりんなライバルに邪魔されないか、気になって続巻を読もうとしたら、まだ出てなくて がっかりしました。2作目が早く翻訳してもらえないかな。 ミセス・マーフィシリーズのように、ペット自体が物を考えたり会話をしたりすることはありませんが(←普通はない・笑)、 3匹の猫がそれぞれの特色を出しながら、ジリアンの日常生活・探偵行動にどう影響を及ぼしていくのか、楽しみ。 文章も読みやすいので、動物好きの推理小説好きにはお勧めします! | ||||
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この作品は cozy mystery と銘打つだけあって,読後感が爽やかだ.作者 (Leann Sweeney) の猫シリーズの第1作.ネコのこととなれば惨殺死体など見向きもしないヒロイン Jillian Hart のひたむきさは感動的だし,女性警官と協力して本格ミステリのすべてを解明する勇気は並でない.でも,この事件の舞台に設定されたサウスカロライナ州北部の小さな町とそこの住民が丁寧に描写されているので,読み進めると,何だか自分もアメリカの田舎に身を置いているような錯覚を覚え,それがまた興味深い.なるほどこのように考え,行動するのか,日本とはまるで違うな,と思う.舞台を '南北戦争' が指す南部に置いたのが生きるのだろう.南部には有名大学などがないので,日本からは見え難いことも異国の印象を強める.これは思いがけない収穫だった.第2作 The Cat, the professor, and the poison の日本語版が待たれる.それと言うのも,翻訳の出来が極上なのだ.強く推薦. | ||||
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読んでいて不快な感じがしない心温まる作品でした。 「ディミティおばさま」シリーズが好きな方や、「ダイエットクラブ」シリーズに共感された方は、きっとこの本も好きだと思います。 主人公のジリアンは未亡人。移り住んだばかりの土地で旦那さんを亡くし、ショックからまだ街の人と交流していません。 彼女が徐々に心を開いて、人と結びつこうとする姿は本当にほほえましく、応援したくなります。 今までタイトルに「猫」「犬」が出てくるコージーミステリーはたくさん読みましたが、その中でも一番「猫が好き」と伝わる作品でした。 私の友人には、かなりの「猫派」と「犬派」がいるため、薦めようと目を通すのですが、正直今まで紹介しようという作品に出会いませんでした。 でも、今回は「猫派」の友人に紹介しようと思っています。 きっと主人公に共感してくれることと信じてます。 | ||||
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