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審理炎上



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【この小説が収録されている参考書籍】
審理炎上
審理炎上 (幻冬舎文庫)

審理炎上の評価: 4.39/5点 レビュー 36件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.39pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1~20 1/2ページ
12>>
No.28:
(5pt)

徹夜で読まされました

この人のデビュー作「死刑基準」を読んで、ファンになりました。
 交通事故で夫を亡くした女性が、主人公の法律事務所を訪れます。夫はトレーダーでした。彼女は、損保を相手に、損害賠償を求めたいと言います。金額は2000億円。なぜ、そんなにも高額な請求金額になるのか、この訴訟の行方はどうなるのか、気になって、一晩でいっきに読んでしまいました。
 著者が、現役弁護士とあって、法廷シーンや訴訟の進め方については、さすがリアリティがあります。
 終盤にかけて、つまびらかにされていく事実には、フィクションとわかっていても、「そんなことがあるのか!」と怒りを覚えました。そして、最後の最後で、作者にまんまと騙されました。しかし、頁を閉じて、心地よい余韻に浸りました。

 後日知ったことですが、この本は、書店のBook 1st.が選ぶイチオシ本『PUSH! 1st.』に選ばれています。Book 1st.書店員さんの言う『絶対読得宣言』は、ウソではありませんでした。
審理炎上Amazon書評・レビュー:審理炎上より
4344017595
No.27:
(5pt)

痛快で大変面白い!スカッとしたい人は読んでください。

「払えない、保険会社の基準ではそうなっている」と言えば、弱い

被害者なら泣き寝入りするので、その分の支払いを免れる。

損保は、被害者への支払いを渋るが、顧問弁護士への報酬も渋って

いじめ抜く。この当たりは、実体験に基づく正直な描写だろう。

トレーダーの被害者は、200億の年収で、請求額は2000億。

保険会社は、保険金詐欺を仕立て上げたが、次々と、保険会社の不正が

明らかになって行き、最終的には、制裁的損害賠償法で、3倍の

6000億となり、損保会社は、経営破たんしてしまう。

アメリカにはこういう扱いがあるが、日本ではない。

弁護士の報酬が、2000億なんて、リーガルドリームそのもの

でしかないが、テレビドラマでネタとして使うのは、面白いだろう。
審理炎上Amazon書評・レビュー:審理炎上より
4344017595
No.26:
(5pt)

最初ビックリ! 最後スッキリ!

正月休みにBook 1st.に行ったら、「PUSH 1st.」というフェアをやっていた。Book 1st.イチオシの文庫本のフェアらしい。「絶対読得宣言!」というPOPとともに、この本が山積みになっていた。新刊の文庫本を何かと思っていたのだけど、こんなふうに「お店をあげて」という感じになっていると、やっぱり気になる。というわけで、買ってみた。そして、読んでみた。

交通事故で夫を亡くした女性が法律事務所を訪れ、損保会社に損害賠償を求めたいと言う。その請求額が、なんと2000億円‼ 冒頭でいきなりの衝撃だ。そんな金額、ありえるの? この話、どうなるの? と、ページをめくる速度があがる。
スピード感ある語り口、迫力ある原告被告の攻防、そしてサプライズ。中だるみすることのない展開に、一気に読み切ってしまった。結末は、なんとも爽快! こんな仕掛けが、作者にあったとは! 売り場に「迫真のリーガルサスペンス」と書かれていたが、まさにその通りだった。

物語の骨子は裁判の成り行きだが、原告女性の人生、亡くなった被害者の人生、弁護士の苦労や苦悩、登場人物の内面が丁寧に描かれているので、感情を動かされる。
裁判の準備や法廷の場面が臨場感たっぷりなのは、やはり作者が現役弁護士だからだろう。裁判って、どんなふうにおこなわれて、どんなふうに進んでいくんだろう、という好奇心を満たしてくれる。また、損害賠償金の算出や保険会社の体質など、一般人には縁遠いことがわかりやすく書かれているのも、興味深かった。
主人公の奥様がヴァイオリニストなんていう設定は、クラシック音楽ファンは、ちょっとニヤリとしてしまう。シャンパンの銘柄がでてくるのも、登場人物の好みがわかって、お近づきになりたくなる。そういう粋な味付けも、魅力的だ。
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4344017595
No.25:
(5pt)

興味ある損害賠償

保険会社の調査員、弁護士による保険詐欺事件の解決を主題とした作品はある程度読んだが、本作品ような逆のケースの作品は初めてだ。
裁判が進行する内に原告に関する不利な証拠が次々に出され、これがやがて保険会社が仕組んだ殺人事件まで発展するなど保険会社を厳しく非難した作品は注目に値する。
それにしても2000億円を越す損害賠償が存在すること事態に驚きを隠せない。
一般文学通算863作品目の感想。2014/08/09 13:55
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4344017595
No.24:
(5pt)

一粒で二度おいしい!

前作の「死刑基準」に比べ、驚く程正面を切ったエンターテインメントに仕上がっていると感じました。  新人弁護士vs巨大損保という構図。そして、何しろ請求金額が2000億円。それが死亡事故の保険金という性質のものであると知っても、読者としてはワクワクを禁じ得ません。もっとも、この途方もない金額こそが曲者でした。ふつう弁護士を主人公とした作品では、読者は安易に被害者側に感情移入し、一方的に相手方を糾弾する視点をとってしまいがちではないでしょうか。しかし、2000億円・・・何か裏があるのではないか?ひょっとして依頼人こそが主人公を騙しているのでは?    終始そんな不安が付き纏う結果、私は損保は勿論のこと、依頼人も信じ切ることができず、    次々明らかになる事実に振り回されっぱなしでした。疑い疑われ、騙し騙され、物語はスピーディに展開していきます。そして最後は・・・リーガル・ドリームですね。実に、痛快。本書は上質なエンターテインメントであると同時に、現実にあり得る損保の不払いへの警鐘でもあります。正に一粒で二度おいしい、です。
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4344017595
No.23:
(5pt)

一粒で二度おいしい!

前作の「死刑基準」に比べ、驚く程正面を切ったエンターテインメントに
仕上がっていると感じました。  
新人弁護士vs巨大損保という構図。
そして、何しろ請求金額が2000億円。
それが死亡事故の保険金という性質のものであると知っても、読者としてはワクワク
を禁じ得ません。

もっとも、この途方もない金額こそが曲者でした。
ふつう弁護士を主人公とした作品では、読者は安易に被害者側に感情移入し、
一方的に相手方を糾弾する視点をとってしまいがちではないでしょうか。
しかし、2000億円・・・
何か裏があるのではないか?ひょっとして依頼人こそが主人公を騙しているのでは?    
終始そんな不安が付き纏う結果、私は損保は勿論のこと、依頼人も信じ切ることができず、    
次々明らかになる事実に振り回されっぱなしでした。

疑い疑われ、騙し騙され、物語はスピーディに展開していきます。
そして最後は・・・リーガル・ドリームですね。実に、痛快。

本書は上質なエンターテインメントであると同時に、現実にあり得る損保の不払いへの
警鐘でもあります。
正に一粒で二度おいしい、です。
審理炎上 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:審理炎上 (幻冬舎文庫)より
4344417429
No.22:
(5pt)

騙し騙され、最後はスッキリ!

損保相手に損害賠償を請求したいと成川映子は狩田法律事務所へやってきた。請求額は2000億円。前代未聞の請求額に新人弁護士の水戸が挑む。弁護士の作者だからこその法廷のリアルな臨場感、緊張溢れる被告原告の攻防戦にドキドキワクワクしながら読みました。専門的に偏った難しいところがなく、すらすら読める文章からスピード感と緊張感がさらに増します。最初は現実味のない高額な請求額に違和感を覚えましたが、あとがきの作者からのメッセージを読んで納得!そしてこれは単なるミステリー小説じゃなく、大なり小なりあるであろう損保の実態に対する警鐘と感じました。
審理炎上Amazon書評・レビュー:審理炎上より
4344017595
No.21:
(5pt)

物凄いLegal Dreamに言葉が出ない・・。

本書のストーリーは十分あり得る保険金請求、或いは殺人・保険金詐欺だ。しかし裁判の結果は賠償金額的に「リーガル・サスペンス」どころではない。「リーガル・ドリーム」である。だから米国では制裁的損害賠償も含め弁護士が賠償請求額の極大化を図り、どんなに些細なことでも訴訟が頻繁に起こされる訳だ。しかしここは日本、本書の初っ端から依頼者の賠償請求額と金額算定に度肝を抜かれる。原告になる成川映子(32歳)。夫が交通事故で亡くなり、損害賠償を請求したいと訪れたのが「狩田一穂法律事務所」。著者の加茂弁護士が専門とする事件である。しかし事例としては尋常ではない。当事務所の新米弁護士の「私」こと水戸裕介が受付けた。被害者は依頼者の夫である成川大都、フリーのトレーダーで生前の年収は半端ではない。損害額計算書を見れば唖然とする。葬儀費と死亡慰謝料は普通だが、問題は逸失利益の算定額だ。加害者は日高治樹。スイスの高級腕時計ブランドの「ヴィンセント・フーガ・ジャパン」のマネジャーだ。その裏には任意保険のジャパン・センシブル損保(日本損保業界1位、世界第2位)がいる。当然に損保会社は支払いに消極的だ。ところで訴状の提出に必要な印紙税額は2億652万円にもなる。つまり賠償請求額は恐ろしい数字なのである。双方の弁護士の動き、原告や補助参加人の準備書面や、意見書、上申書、答弁書、裁判所での口頭弁論の様子等々臨場感あり参考になる。本件はそもそもが高額の請求額に加えて、日本では存在しない制裁的損害賠償額が上乗せされたフィクションであるが、今後日本も弁護士数が増え、更に訴訟社会になればこのようなケースも出てくるかもしれない。それにしてもこの大金に、原告の成川夫人、狩田先生、水戸先生の今後の人生が狂わぬように。
審理炎上Amazon書評・レビュー:審理炎上より
4344017595
No.20:
(5pt)

物凄いLegal Dreamに言葉が出ない・・。

本書のストーリーは十分あり得る保険金請求、或いは殺人・保険金詐欺だ。しかし裁判の結果は賠償金額的に「リーガル・サスペンス」どころではない。「リーガル・ドリーム」である。だから米国では制裁的損害賠償も含め弁護士が賠償請求額の極大化を図り、どんなに些細なことでも訴訟が頻繁に起こされる訳だ。しかしここは日本、本書の初っ端から依頼者の賠償請求額と金額算定に度肝を抜かれる。原告になる成川映子(32歳)。夫が交通事故で亡くなり、損害賠償を請求したいと訪れたのが「狩田一穂法律事務所」。著者の加茂弁護士が専門とする事件である。しかし事例としては尋常ではない。当事務所の新米弁護士の「私」こと水戸裕介が受付けた。被害者は依頼者の夫である成川大都、フリーのトレーダーで生前の年収は半端ではない。損害額計算書を見れば唖然とする。葬儀費と死亡慰謝料は普通だが、問題は逸失利益の算定額だ。加害者は日高治樹。スイスの高級腕時計ブランドの「ヴィンセント・フーガ・ジャパン」のマネジャーだ。その裏には任意保険のジャパン・センシブル損保(日本損保業界1位、世界第2位)がいる。当然に損保会社は支払いに消極的だ。ところで訴状の提出に必要な印紙税額は2億652万円にもなる。つまり賠償請求額は恐ろしい数字なのである。双方の弁護士の動き、原告や補助参加人の準備書面や、意見書、上申書、答弁書、裁判所での口頭弁論の様子等々臨場感あり参考になる。本件はそもそもが高額の請求額に加えて、日本では存在しない制裁的損害賠償額が上乗せされたフィクションであるが、今後日本も弁護士数が増え、更に訴訟社会になればこのようなケースも出てくるかもしれない。それにしてもこの大金に、原告の成川夫人、狩田先生、水戸先生の今後の人生が狂わぬように。
審理炎上 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:審理炎上 (幻冬舎文庫)より
4344417429
No.19:
(5pt)

騙し騙され、最後はスッキリ!

損保相手に損害賠償を請求したいと成川映子は狩田法律事務所へやってきた。請求額は2000億円。前代未聞の請求額に新人弁護士の水戸が挑む。
弁護士の作者だからこその法廷のリアルな臨場感、緊張溢れる被告原告の攻防戦にドキドキワクワクしながら読みました。
専門的に偏った難しいところがなく、すらすら読める文章からスピード感と緊張感がさらに増します。
最初は現実味のない高額な請求額に違和感を覚えましたが、あとがきの作者からのメッセージを読んで納得!
そしてこれは単なるミステリー小説じゃなく、大なり小なりあるであろう損保の実態に対する警鐘と感じました。
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4344417429
No.18:
(4pt)

法廷でのリアルな攻防が楽しめた

事故で亡くなった男の損害賠償額は2000億円。大手損保会社への前代未聞の多額請求だが、損保側は事故ではなく故意に起こした事件として支払を拒否。保険金を請求するクライアントと支払を拒否する損保、真っ向から対立する双方の議論と法廷での攻防がリアルで楽しめた。本書では、まだ日本では制定されておらず、著者が創造した制裁的損害賠償法という新しい法律の話もあげられていたが、まさにこの法律を適用するに相応しい事件だった。

審理炎上 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:審理炎上 (幻冬舎文庫)より
4344417429
No.17:
(4pt)

法廷でのリアルな攻防が楽しめた

事故で亡くなった男の損害賠償額は2000億円。大手損保会社への前代未聞の多額請求だが、損保側は事故ではなく故意に起こした事件として支払を拒否。保険金を請求するクライアントと支払を拒否する損保、真っ向から対立する双方の議論と法廷での攻防がリアルで楽しめた。本書では、まだ日本では制定されておらず、著者が創造した制裁的損害賠償法という新しい法律の話もあげられていたが、まさにこの法律を適用するに相応しい事件だった。
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4344017595
No.16:
(5pt)

あっという間に読みきる面白さ!

 前作の『死刑基準』で、ファンになってしまいました。今回は帯の「損害賠償額は2000億円」の文字に、どうやったらそんな額が請求できるの?どんな事件なの?と興味をそそられました。
 交通事故がらみの損保会社の不払いについて、現役の交通事故専門の弁護士だから書けるリアルな描写は、著者の実体験を反映している様でもあり、フィクションでありながらノンフィクションを思わせるリアルさを感じさせた。
 次回作も楽しみです!
審理炎上Amazon書評・レビュー:審理炎上より
4344017595
No.15:
(5pt)

あっという間に読みきる面白さ!

前作の『死刑基準』で、ファンになってしまいました。今回は帯の「損害賠償額は2000億円」の文字に、どうやったらそんな額が請求できるの?どんな事件なの?と興味をそそられました。
 交通事故がらみの損保会社の不払いについて、現役の交通事故専門の弁護士だから書けるリアルな描写は、著者の実体験を反映している様でもあり、フィクションでありながらノンフィクションを思わせるリアルさを感じさせた。
 次回作も楽しみです!
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4344417429
No.14:
(5pt)

テレビ化すれば!?

「死刑基準」でファンになりました。法律家の作品という先入観もすぐに消えうせます。この手の作品は主人公を含めどうしても法律のプロとして清貧スタイルで悪と立ち向かうとか、あるいは間逆の悪徳弁護士だったり・・・。真犯人を解き明かすにも、どとらかと言えば方程式通りだったり、あるいは簡単に解けないよう余計な話をくっつけたりと、枝葉ばかりが拡大してしまうような類のものが少なからず多いのでは!? そんな中で、やっぱり一作目の面白さの期待を裏切ることのない作品でした。前作でもそうだったように、この作家のこだわりが「ワイン」だったり「音楽」だったり、あるいは「時計」だったりと造詣の深さを感じます。そういうのが上辺だけでなくしっかりとしているところにも面白いですね。作中のような弁護士事務所で登場する人物と一緒に仕事をしたいなと思っただけでも口元がゆるみます。以前、交通事故の被害者になった際に相手側保険会社の一方的で理不尽な交渉を経験したことがあったため実に痛快でした!
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4344017595
No.13:
(5pt)

テレビ化すれば!?

「死刑基準」でファンになりました。法律家の作品という先入観もすぐに消えうせます。この手の作品は主人公を含めどうしても法律のプロとして清貧スタイルで悪と立ち向かうとか、あるいは間逆の悪徳弁護士だったり・・・。真犯人を解き明かすにも、どとらかと言えば方程式通りだったり、あるいは簡単に解けないよう余計な話をくっつけたりと、枝葉ばかりが拡大してしまうような類のものが少なからず多いのでは!? そんな中で、やっぱり一作目の面白さの期待を裏切ることのない作品でした。前作でもそうだったように、この作家のこだわりが「ワイン」だったり「音楽」だったり、あるいは「時計」だったりと造詣の深さを感じます。そういうのが上辺だけでなくしっかりとしているところにも面白いですね。作中のような弁護士事務所で登場する人物と一緒に仕事をしたいなと思っただけでも口元がゆるみます。以前、交通事故の被害者になった際に相手側保険会社の一方的で理不尽な交渉を経験したことがあったため実に痛快でした!
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4344417429
No.12:
(5pt)

ドラマを見ているような・・・、

前作がとても面白かったこともあり、今回も迷わずゲットです。事故なのか事件なのかと言うところを、いろいろな立場の者たちが様々な手法や証拠によって解き明かして行く過程がとても面白かったです。前作同様、展開の速度が増し高まってくる頃合に、いつもお洒落なスローシーンが出てくるところがとても気に入っています。ワインや音楽。時計やフランス料理。それらが作品の中でそれぞれの意味を持ち、作品に深みと拡がりを持たせているところがこの作家のお洒落なところです。弁護士が登場する作品はたくさんありますが、読んでいる途中で犯人が判ってしまったりといった仕掛けの浅い作品が多い中、やっぱり面白さでは裏切られることはありませんでした。ドラマ化された映像で見てみたいですね!
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4344017595
No.11:
(5pt)

ドラマを見ているような・・・、

前作がとても面白かったこともあり、今回も迷わずゲットです。事故なのか事件なのかと言うところを、いろいろな立場の者たちが様々な手法や証拠によって解き明かして行く過程がとても面白かったです。前作同様、展開の速度が増し高まってくる頃合に、いつもお洒落なスローシーンが出てくるところがとても気に入っています。ワインや音楽。時計やフランス料理。それらが作品の中でそれぞれの意味を持ち、作品に深みと拡がりを持たせているところがこの作家のお洒落なところです。弁護士が登場する作品はたくさんありますが、読んでいる途中で犯人が判ってしまったりといった仕掛けの浅い作品が多い中、やっぱり面白さでは裏切られることはありませんでした。ドラマ化された映像で見てみたいですね!
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4344417429
No.10:
(5pt)

ミステリー感涙小説

12年前、私は愛車を盗まれたことがある。その時、自分の損保に車両保険金を請求したが、一銭も保険金を支払ってくれず、訴訟までいって負けた。私は損保に騙されたことを知った。
 それ以来、損保への怒りを持ち続けてきた。このミステリーを読んで、12年間の鬱憤をようやく晴らすことができた気がする。
 途中、主人公の若手弁護士や被害者の女性が苦境にたたされる場面がある。
「え? そうだったのか?」と半信半疑でむさぼるように先を読んだ。
いつの間にか主人公と一緒に、自分も裁判に参加していた。そして最後には、予想もしないサプライズが待っていた。
今度はこの本の作者にまんまと騙された。
でも、気分は最高だった。
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4344017595
No.9:
(5pt)

ミステリー感涙小説

12年前、私は愛車を盗まれたことがある。その時、自分の損保に車両保険金を請求したが、一銭も保険金を支払ってくれず、訴訟までいって負けた。私は損保に騙されたことを知った。
 それ以来、損保への怒りを持ち続けてきた。このミステリーを読んで、12年間の鬱憤をようやく晴らすことができた気がする。
 途中、主人公の若手弁護士や被害者の女性が苦境にたたされる場面がある。
「え? そうだったのか?」と半信半疑でむさぼるように先を読んだ。
いつの間にか主人公と一緒に、自分も裁判に参加していた。そして最後には、予想もしないサプライズが待っていた。
今度はこの本の作者にまんまと騙された。
でも、気分は最高だった。


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