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ひぐらしのなく頃に 礼~賽殺し編~
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ひぐらしのなく頃に 礼~賽殺し編~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ひぐらし原作やアニメを最終回まで見てないと、ちょっとわかりづらいかも。 礼は、部活メンバー達があの忌まわしき災難、ループから乗り越えた後の話です。 梨花ちゃんが、部活メンバー達とプールに行く。 平和な日々。 でも、不幸すぎることに梨花ちゃんは、プールの帰りに交通事故に遭ってしまう。(しっかりしろよ) その後、目覚めたそこは、学校の保健室。 といっても、すべてが奇妙な世界。 そこから、みんなの元へ帰るため奮闘します。 ざっとこんな感じの話。よくできた話なので、ひぐらしが好きな人は 読んで後悔はしない。 | ||||
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色々、本当に色々考えれば考えれるほど、面白いシリーズです。 とくに賽殺し編は、自分の身近なことにも置き換えられると思います。タイトルと、ベルンカステルの詩がいい味出してます。 絵も暖かくてとてもよいです。 | ||||
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なかなか、見つからなくて困っていました。 探し歩くのも大変なので、注文しました。 到着も早かった。 | ||||
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ひぐらしの正規(?)アフターストーリー。 みんなの力で昭和58年6月を乗り切り、夏を満喫していた梨花。 そんな時事故に遭い、またしても違うカケラに飛ばされてしまった。 この世界はみんなに最もいいサイコロの目が当たっていて、苦労や苦難を知らない。 梨花の大親友のはずの沙都子は家庭円満なために甘やかされ、梨花にイジワルするいじめっ子になっていた。 圭一は転校してくることもなく、元の学校で元気にやっていた。 レナも本名の礼奈を名乗り、家庭円満。 魅音も誌音と入れ替わることがなかったため、後ろめたさがない。 そして長年をかけ世界を渡ってきた梨花の、母への新たな想い。 元の世界に戻るということは、母殺しを受け入れるということ。 このカケラは梨花への試練でもあった。 育つ環境が変わると、人はこうも性格が変わってしまうのか!というのが衝撃的でした。 人の心の痛みが分かるのは、その痛みを知る人だけ。 必ずしもいいサイコロの目が出ることが、人にとって良いことではないのがよく分かりました。 とても考えさせられる内容でした! | ||||
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エンターテイメント性の強い祭囃子編や、それ以外のと較べても、この賽殺し編は地味ですよ。どの編にも必ずあった思わず吹き出すような面白おかしい表現もこの礼では出てこない。でもやっぱり、この礼賽殺し編あってのひぐらしだと思うんですよね。 祭囃子編は物語の終盤として確かに楽しいんだけど、あそこで終わると、どうしても何かが足りない。「あぁ面白い物語だったな」で終わってしまうところを、この礼がしっかり締めて、大人でも充分納得して何かを学びとれる小説に仕上がっていると思います。あくまでも物語性重視で、説得しようとする表現はなく、けれども作者の言わんとするところは確かに伝わってくる、そういう読書を楽しめました。 サイコ・殺人・狂気等、数多くのタブーがぞっとする表現で描き込まれる「ひぐらし・・・」ですが、全編通して読んでみると、その中に確実に、生きることに対する真っ直ぐな想いが感じられて好きなシリーズです。この礼を読み終わった時、梨花の旅が終わり、ひぐらしの幕が閉じたことを実感するわけですが、寂しいというよりむしろ、どんな世界でどんな人生を生きることになっても大丈夫なんだと思いながら、幕が下りるのを眺められる、そんなエピローグだと思います。 | ||||
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『ひぐらしのなく頃にシリーズ』このストーリーは多くの人に……取り分け若者に多く読んでいただきたい小説です。それも、漫画やアニメではなく小説や原作ノベルゲームなどの文字主体のメディアで。 「ひぐらしのなく頃に」と聞くとジャンルはホラー、グロい描写があり子供の教育にはあまりよろしくはないといったイメージがあります。確かに「〜編」といったシリーズ作の内一部を指す場合、私だって少年少女に勧めようとは思いません。 これがシリーズ全体を指すとすると、逆転します。 「〜編」のみを読ませた場合、子供は命について軽く考えるようになるかも知れません。また、極端な話簡単に人が殺せることを自覚してしまうかも知れません。 シリーズ全体を通して私がこの小説から受け取ったメッセージは、人間の命の尊さ、諦めないことの大切さ、絶対の意志の強さ、そして何よりも強く感じたのが仲間を信頼することの大切さでした。 仲間の内誰か一人でも他の仲間のことを信じてあげられなければ、その結果は決して善いものではありません。そしてそれを一番実感できる場所が、学校という所なのであり、一番実感できる年齢が教育を受けている時期なのです。 現在の社会はどこか冷めているところがあります。他人には無関心で、自らのノルマだけを淡々とこなすことだけが正義であり格好良いと考えている若者も多いです。 しかしこのストーリーでは人と人との信頼・団結が奇跡を起こすという本来コミュニティというものの中では一番大切なものを、それこそ何冊にも亘る膨大な量の文章で切々と伝えています。同時に命の大切さ、生きると言うことの素晴らしさに変わりない日常の本当の温かさも詰め込んであります。そしてそれこそが正に現代に生きる私達にとって最も大切なものではないのでしょうか? それらは子供の頃に親や先生から教えてもらわなくてはいけない最も根本的で大切な部分です。逆に、これらを教えてもらわなかった子供は将来どんな道を辿り、どんな大人になるでしょうか? しかし残念なことに、この「ひぐらしのなく頃にシリーズ」はまだまだ一般的に普及していません。名前だけが一人歩きし、マイナスのイメージばかりが先立っているようにも思います。「ひぐらし=オタク」と敬遠されている方も実際かなりいるのではないかと思います。 さらに残念なことに、私にはここでこのようにレビューを書くことや数少ない友人にこの本を薦めることしか出来ません。 もっと多くの人に、この「ひぐらしシリーズ」が読まれることを心より願って止みません。 | ||||
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原作、CSプレイ済み、アニメ視聴済みですべて読ませていただきました。 今まではゲーム、アニメの媒体でしか楽しめなかった「ひぐらしのなく頃に」を 本という新しい(?)ジャンルで楽しめるようになったのが講談社BOXひぐらしのなく頃にシリーズの魅力でしょう。 多少の値段は張るものの今までPC、ゲームをやったことなかったけれども本なら読めそうといった人、 アニメを見ただけでは足りなかった描写、シナリオ不足の部分の補足などという点においては 本で楽しめるこのシリーズはとてもありがたかった存在だと思います。 ですがこの小説、作者の竜騎士07氏が原作から加筆修正したと記載されているようなのですが、その加筆修正部分に疑問が残ります。 ひとつは過激な表現を伏せ字で伏せるなどの修正。 これは正直やりすぎなまでの修正で興ざめしかねないレベルの部分がありました。 本当に一部なのですが・・・。 また、ゲームなどではサウンドやグラフィックなどを使用しての場面転換で、 文章で表現することなく情報を伝えてられていたと思われる部分、 この部分に修正がなかったことが惜しいと思います。 (誰がしゃべっているのかわかりづらい箇所、怒り→悲しみのセリフ中の心情の変化の演出や、 ゲームだと音で バキッ という音が鳴るから文章に表す必要がないが、小説だと音は当然な い、でも文章はそのままなので違和感がある等) このあたりをもう少し修正していただければ☆5つをつけられたのですが・・・。 もし原作(またはこの小説以外のひぐらし)を全く知らない人が読むとしたら・・・ 多少(かなり?)オタク向けの内容が含まれているのでそういった辺りを許容できるならば 興味を示すに値するでしょう。 しかしこの本を読んだだけではわかりづらい表現、演出が多々あるのも事実なので そういった事を付け加えると☆3つくらいになります。 | ||||
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星の数はストーリー(内容)に関してのみです。 今回の賽殺し編は昭和58年6月を乗り越えた後のエピソードです。 皆で過ごす初めての58年夏。幸福の時に訪れたまさかの悲劇…。 部活メンバーとプールに遊びに行った帰り道、自らの不注意で古手梨花は交通事故に遭ってしまいます。 学校の保健室で目覚めた梨花は周囲の様々な異変に気づきます。 梨花に対しての態度と口調の違う沙都子、雰囲気の違う魅音、呼び名の違うレナ、そして姿を見せない圭一と羽入 それは58年6月を乗り越えた古手梨花にとってあまりにも悲しく悩み苦しむ出来事の始まりでした。 仲間たちの罪、今まで気づかなかった自分の罪、残された者たちの悲しみ、いつしか忘れていた母の愛…。 そして梨花にとって最後の決断の時が訪れます。罪無き皆の幸せか…自分の望む幸せか 賽殺し編は『ひぐらしのなく頃に』の終章なのでここまで読み続けた人にはおすすめできる内容です。 重い話が続きますが、ページ数は約240と決して多くは無いので今までの章よりは気軽に読めるかと思います。 アニメ第三期(OVA)でも描かれる話なのでそれに合わせて読んでみてはいかがでしょうか? | ||||
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