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月光



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【この小説が収録されている参考書籍】
月光
月光 (徳間文庫)
月光 (中公文庫)

月光の評価: 2.75/5点 レビュー 100件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21~37 2/2ページ
<<12
No.17:
(4pt)

序盤×、中盤、△、終盤○。

半分くらいまで読み進めるまでは、絶え間なく襲ってくる睡魔や、つまらないから読むの止めようかと思う心と戦い(そこまでではないですが)ながら読み進めました。他の人のレビュー見ると相当評判悪いですが、その部分の評価だと私も賛成です。しかし、終盤、あえて言うなら最後の数ページは良かったと思います、その数ページのための前書きが長々とあったのかなと読み終えた後は思っています。最後の数ページは、映画化するれば良いシーンになりそうな気がします。確かに暴力的な描写は人によっては厳しいので映画化は無理なのかな。♯中年男性への戒めにはには良いストーリーですが、仕事に忙しくて映画見ないのでヒットは無理かな?ただ、事件の発端となる”姉”と”音楽教師”の関係について、なぜ”姉”がそんなに惹かれていったのかが判らなかったので☆ひとつダウンです、そこ大切だと思うのですが。
月光Amazon書評・レビュー:月光より
4198622507
No.16:
(4pt)

あたしは、勧めない。

さすがの誉田作品で、出来はいい。

でも、カップルの取り合わせもその恋も、姉の妹への想いも、
なんとなく地に足がついていない違和感が。

結局いろんな人の一方的すぎるわがままな思い込み(想い、ではない)が、
引き起こす悲劇を書きたかったのかとも思うけれど‥

いくらなんでも全員がそろいも揃ってコミュニケーション欠如で、
それがよりにもよって命を落とすレベルまで行くと、あまりの現実感のなさに少し引き気味です。

ということで、愛する誉田作品といえどもここはすいません、満点とはいえませんでした。
あたしは、勧めません。すいませーん。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.15:
(4pt)

あたしは、勧めない。

さすがの誉田作品で、出来はいい。
でも、カップルの取り合わせもその恋も、姉の妹への想いも、
なんとなく地に足がついていない違和感が。
結局いろんな人の一方的すぎるわがままな思い込み(想い、ではない)が、
引き起こす悲劇を書きたかったのかとも思うけれど‥
いくらなんでも全員がそろいも揃ってコミュニケーション欠如で、
それがよりにもよって命を落とすレベルまで行くと、あまりの現実感のなさに少し引き気味です。
ということで、愛する誉田作品といえどもここはすいません、満点とはいえませんでした。
あたしは、勧めません。すいませーん。
月光Amazon書評・レビュー:月光より
4198622507
No.14:
(5pt)

暗闇に差す儚くも強い光

不倫、慮辱、殺人。。どれもタブーとされているものだけど、その原因なんて些細なものなんがきっかけなんだ・・と。。。
しかもその原因の源が本来は崇高なものとされる『愛』だって言うんだからね。。
ダブーも愛も表裏一体なんだ・・と。。。

事実だけみるとおぞましく悲惨な話でしたが、その裏にある人物の気持ち、
純粋で儚くも強い「愛」、「まさに暗闇に差す一筋の光」をイメージさせる繊細な作品でした。

うん。この儚い感じは好きだな・・・
(暴力シーンは嫌いですよ。。でもあえて残酷に書いてあるみたいですしね。。)
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.13:
(5pt)

暗闇に差す儚くも強い光

不倫、慮辱、殺人。。どれもタブーとされているものだけど、その原因なんて些細なものなんがきっかけなんだ・・と。。。
しかもその原因の源が本来は崇高なものとされる『愛』だって言うんだからね。。
ダブーも愛も表裏一体なんだ・・と。。。
事実だけみるとおぞましく悲惨な話でしたが、その裏にある人物の気持ち、
純粋で儚くも強い「愛」、「まさに暗闇に差す一筋の光」をイメージさせる繊細な作品でした。
うん。この儚い感じは好きだな・・・
(暴力シーンは嫌いですよ。。でもあえて残酷に書いてあるみたいですしね。。)
月光Amazon書評・レビュー:月光より
4198622507
No.12:
(4pt)

予断を持たずに読んでみよう

ストロベリーナイト (光文社文庫)から読み始め、ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)ですっかり誉田哲也のフアンになってしまった。

その流れからすると、ちょっと戸惑う本作「月光」。
しかし、やっぱり誉田哲也だわ。ただ事ではないし、一筋縄ではいかない。
シチュエーション的にはシンプルで、視点を登場人物で次々変えては行くが、それでもこれまでの作品に比べ、ある意味素直な展開と言える。
ま、内容は、誉田哲也らしく、全然素直じゃないけどね。

きわめて今日的な設定で、その分リアリティが強く、ちょっと引きそうにもなるけど、やはりおもしろい。さすがです。
余りストリーに踏み込んだ(ネタばらし的な)ここの評を読むことなく、予断を持たないで、本書を手に取る方がいいと思います。そうでないと、スリリングさが減じられますよ。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.11:
(4pt)

予断を持たずに読んでみよう

ストロベリーナイト (光文社文庫)から読み始め、ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)ですっかり誉田哲也のフアンになってしまった。
その流れからすると、ちょっと戸惑う本作「月光」。
しかし、やっぱり誉田哲也だわ。ただ事ではないし、一筋縄ではいかない。
シチュエーション的にはシンプルで、視点を登場人物で次々変えては行くが、それでもこれまでの作品に比べ、ある意味素直な展開と言える。
ま、内容は、誉田哲也らしく、全然素直じゃないけどね。
きわめて今日的な設定で、その分リアリティが強く、ちょっと引きそうにもなるけど、やはりおもしろい。さすがです。
余りストリーに踏み込んだ(ネタばらし的な)ここの評を読むことなく、予断を持たないで、本書を手に取る方がいいと思います。そうでないと、スリリングさが減じられますよ。
月光 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (徳間文庫)より
4198929491
No.10:
(4pt)

残酷…哀しさ…後悔…

身近な学園生活。登場人物もいたって普通。
だけど、残酷な行為が繰り返し行われ、一人の少女が壊されていく。
後から、振り返ったとき、残された人に残ったのは。。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.9:
(4pt)

残酷…哀しさ…後悔…

身近な学園生活。登場人物もいたって普通。
だけど、残酷な行為が繰り返し行われ、一人の少女が壊されていく。
後から、振り返ったとき、残された人に残ったのは。。
月光 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (徳間文庫)より
4198929491
No.8:
(5pt)

あえて星5つとする

歪んだ愛の物語である。
登場人物のほとんど全員が歪んだ愛の持ち主である。
あまりの歪み具合に、前半で読むのをやめる人が続出するだろう。
読み終えても、読後感は決してさわやかではない。
ではなぜ5つ星なのか。
それはやっぱり作者の考え方に共鳴するところが多いからだろう。
「やさしい」という気持ちを感じてしまう。
重松清などの泣ける本(私自身は泣くことを期待して重松を読んでいるのではないが)
を書く人たちとはまったく異質の「やさしさ」を
感じてしまう。

表面的には本の内容はハードです。
正直言って、中高生には読ませられない。
ただ、よく読むと重いテーマが隠されていると思う。
この重いテーマをよくまとめて、
かつ読み物にしたなぁと思う。

この本は、おすすめする層がいない本です。
前述したように、中高生には絶対薦めることはできないし、
女性にもお薦めしない。
男性でも、中年以上の層には合わないだろうし、
あえて薦めるならば、
世間で一流と認められている大学で法律を学ぶ男子大学生。

私の手元には、夏に読もうと思っているジウシリーズ3冊があるが、
素直に5つ星がつけられる作品であることを祈ってる。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.7:
(5pt)

あえて星5つとする

歪んだ愛の物語である。
登場人物のほとんど全員が歪んだ愛の持ち主である。
あまりの歪み具合に、前半で読むのをやめる人が続出するだろう。
読み終えても、読後感は決してさわやかではない。
ではなぜ5つ星なのか。
それはやっぱり作者の考え方に共鳴するところが多いからだろう。
「やさしい」という気持ちを感じてしまう。
重松清などの泣ける本(私自身は泣くことを期待して重松を読んでいるのではないが)
を書く人たちとはまったく異質の「やさしさ」を
感じてしまう。
表面的には本の内容はハードです。
正直言って、中高生には読ませられない。
ただ、よく読むと重いテーマが隠されていると思う。
この重いテーマをよくまとめて、
かつ読み物にしたなぁと思う。
この本は、おすすめする層がいない本です。
前述したように、中高生には絶対薦めることはできないし、
女性にもお薦めしない。
男性でも、中年以上の層には合わないだろうし、
あえて薦めるならば、
世間で一流と認められている大学で法律を学ぶ男子大学生。
私の手元には、夏に読もうと思っているジウシリーズ3冊があるが、
素直に5つ星がつけられる作品であることを祈ってる。
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4198929491
No.6:
(4pt)

どこまでも暗い先に月光はあるのか?

どこまでいっても、暗い話です。

主人公のお姉ちゃんが殺された家庭から物語は
スタートする。

姉と同じ学校に入る主人公。

姉を殺した同級生

姉と通じていた先生

そして姉

4者の視点が入り交じり、
時系列に物語は、錯綜し、そこに妹が混じり合い
見えなかった真実にたどり着くことになる。

過去から、現在、未来へと物語が進むごとに
明るくなるどころか、どんどん暗闇へ進んで行く。

闇の先にある明かりにたどり着くとき、
妹は、ピアノソナタの月光を弾くことになる。

そこまで、一気に読めます。

犯罪の被害者の家族が、加害者など
最近の映画にもなったりして、
話題になっていますが、根本をこの本で
少しでも感じることができるのではないかと思う。
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4122057787
No.5:
(4pt)

どこまでも暗い先に月光はあるのか?

どこまでいっても、暗い話です。
主人公のお姉ちゃんが殺された家庭から物語は
スタートする。
姉と同じ学校に入る主人公。
姉を殺した同級生
姉と通じていた先生
そして姉
4者の視点が入り交じり、
時系列に物語は、錯綜し、そこに妹が混じり合い
見えなかった真実にたどり着くことになる。
過去から、現在、未来へと物語が進むごとに
明るくなるどころか、どんどん暗闇へ進んで行く。
闇の先にある明かりにたどり着くとき、
妹は、ピアノソナタの月光を弾くことになる。
そこまで、一気に読めます。
犯罪の被害者の家族が、加害者など
最近の映画にもなったりして、
話題になっていますが、根本をこの本で
少しでも感じることができるのではないかと思う。
月光 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (徳間文庫)より
4198929491
No.4:
(4pt)

気になる点はあるが、ストーリーはおもしろかった

妹の結花、涼子と不倫していた音楽教師の羽田、そして涼子が事故死した事件の加害者である菅井という3つの全く別の視点からストーリーが展開していくのだが、それぞれの関係が分かりやすく描かれていた。菅井から好意を寄せられていることを知っていたにも関わらず、素直に恐喝を受け入れていた涼子の心情は非常に複雑だったと思うが、それも丁寧に描かれていた。ただ、音楽教師の羽田が真相に気付いていないのはいくら何でも考えられないと思うし、菅井の家に涼子が出入りしていた目撃情報があったのなら当時の警察も菅井と涼子の関係を調査できたはずである。細かい点で気になることはあったが、それでもストーリーとしては十分おもしろかった。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.3:
(4pt)

気になる点はあるが、ストーリーはおもしろかった

妹の結花、涼子と不倫していた音楽教師の羽田、そして涼子が事故死した事件の加害者である菅井という3つの全く別の視点からストーリーが展開していくのだが、それぞれの関係が分かりやすく描かれていた。菅井から好意を寄せられていることを知っていたにも関わらず、素直に恐喝を受け入れていた涼子の心情は非常に複雑だったと思うが、それも丁寧に描かれていた。ただ、音楽教師の羽田が真相に気付いていないのはいくら何でも考えられないと思うし、菅井の家に涼子が出入りしていた目撃情報があったのなら当時の警察も菅井と涼子の関係を調査できたはずである。細かい点で気になることはあったが、それでもストーリーとしては十分おもしろかった。
月光Amazon書評・レビュー:月光より
4198622507
No.2:
(5pt)

憎むべきキャラクターが好きになってしまった

主人公の姉の死の謎を解き明かしたい妹。
周りは事故死と言い張るが、妹は納得がいかず調べていく。
絶対殺人なんだと。私が真実を明らかにしてやる、と。
だけども、真相を追うにつれて姉の秘密を知ってしまった。
知らないほうが幸せだったと言いたくなる様な真実。
そして犯人はとても憎らしい。読んでてキャラクターに対して怒りを感じます。
けれども、なぜか読んでてラストのラストでそのキャラクターが好きになってしまいました。
けど、やっぱりそのラストは切なくて、それでいてキレイです。
言葉では言い表せない何かが、私の中で大きく印象に残った作品のひとつ「月光」でした。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.1:
(5pt)

憎むべきキャラクターが好きになってしまった

主人公の姉の死の謎を解き明かしたい妹。
周りは事故死と言い張るが、妹は納得がいかず調べていく。
絶対殺人なんだと。私が真実を明らかにしてやる、と。
だけども、真相を追うにつれて姉の秘密を知ってしまった。
知らないほうが幸せだったと言いたくなる様な真実。
そして犯人はとても憎らしい。読んでてキャラクターに対して怒りを感じます。
けれども、なぜか読んでてラストのラストでそのキャラクターが好きになってしまいました。
けど、やっぱりそのラストは切なくて、それでいてキレイです。
言葉では言い表せない何かが、私の中で大きく印象に残った作品のひとつ「月光」でした。
月光Amazon書評・レビュー:月光より
4198622507

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