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月光



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【この小説が収録されている参考書籍】
月光
月光 (徳間文庫)
月光 (中公文庫)

月光の評価: 2.75/5点 レビュー 100件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 21~40 2/5ページ
No.80:
(1pt)

おっさんの妄想物語

物語内で起こる出来事の残酷さではなく、気持ちの悪いおっさんの妄想を見せられた後読感、読んで損した。

被害者の女性は強く美しく男性に都合よく描かれており、一方で彼女の心情は全く描かれず。妹も固定観念にしばられた「女子高生らしい」キャラ。気持ち悪いったらない。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787
No.79:
(1pt)

1週間で書いた?

ってくらい、あまりに薄っぺらい内容。
「ジウ」シリーズが好きだっただけに残念。
学園モノ、性描写、クラシックの旋律、いろいろきっちり綺麗にまとめたかったのだろうが、継ぎ接ぎ感がぬぐえない。
ただ、著者が一番描きたかったのであろう、月明かりがさす音楽室の静謐なイメージは良かったなあと思いました。
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4122057787
No.78:
(2pt)

視点を変えたのは良かったが…

さらっと読め、そこそこ面白い作品ではあるが、残念なことに感情移入できる登場人物がいなかった。
強いて言えば、後半の菅井が「真実を知る必要があるのか」と語る部分には考えさせられたが、それをお前が言うか?という気持ちにさせられたのも事実。おまけに、物語最初に見せた菅井の不必要なまでの残忍な心情には目を背けたくなったのだから、菅井という人物に100%共感できるはずもない。それどころか、前半と後半での菅井の性格は一変したようにも思えた。
誉田氏の作品には残忍な描写が多く、例え心の中だけだとしても、こんなことを考える人間が本当にいるのだろうか?いや、そもそもそれを人間と呼んでいいのか?と考えることがある。そういった残忍な狂気にリアルで触れた経験がないことは喜ぶべきなのか。
菅井の変わり様もそうだが、主人公の両親が娘の死を話題にすることを頑なに拒否した背景も理解できないままだった。てっきり両親は娘の身に起きたことを知っているのかと思っていたのだが。更に言うなら、再婚による連れ子という設定は必要だったか?
冴えない中年男が高校生にのめり込むのはさもありなんだが、女神のような高校生を中年男にのめり込ませたものはなんだったのか。

決して短編でもないのに、そういった細かな面まで掘り下げられていなかったことは残念に思う。
そこそこ面白いけれど、一週間もしたら忘れてしまいそうな作品と言わざるを得ない。
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4122057787
No.77:
(1pt)

読むのが辛い

余りにも哀しくて読んでいられない。
最後まで読んだけど。
結局碌でもない男達ばかりだった。
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4122057787
No.76:
(1pt)

何の感慨もない

読後、何の感慨も湧かない。
新聞広告で大反響の文字を目にしたから読んだが、週刊誌のエロ記事みたいで陳腐。
若者の喋り言葉も、へえ今はこんな口調なんだ、というわけでもない。現代は世代差が小さいから、若者も大人も大して変わらない。
完璧な女子高生は、男性が望む理想の女性像で、これも陳腐。
女子高生が不倫したりレイプされたりして両親やきょうだいが気づかないなんてことがあるのか。
にっくき相手をグサッと刺そうとしたら、そこに違う相手がスルッと割り込んで身代わりになった場面はさすがに苦笑した。その言い訳がドライバーを持ってて転んだからって。
その他ツッコミどころ満載。
この小説が支持されたのは、女子高生が誰もいない暗い音楽室で月光を浴びて一人ピアノを弾くという場面が綺麗だからか?
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4122057787
No.75:
(4pt)

人を惑わす月光

死んだ姉は先生と不倫していた。その間に隠された秘密。。。

というとベタなんだけど、久しぶりに一日で本を読むくらい先が気になった。ベートーベンの月光第一楽章は穏やかな中に憂いと躊躇を秘めている。と勝手に解釈している。物語の要所要所で登場する第一楽章のように前半のストーリーは大きくは進まないし、どこか登場人物同士にも遠慮がある(先生、生徒、その取り巻き)も。なんだけど、後半は第三楽章のような堰を切ったような激しさが爆発される。もう見ているほうが辛い。みんな月に惑わされていく。

多くは語らないが一つだけ言わせてほしい。月並みながら不倫相手となるこの女生徒、天使過ぎる。凌辱の限りを尽くされても、自分を保つ、同級生の男に諭すように自分が今何をしたいのか問う。本人は意識せずとも月のように人を惑わす存在だ。しかし、そんな女生徒でも妹の話が出た瞬間にキレる。本当は本書の主人公(であると自分は思っている)である、女生徒の妹こそが月なのかもしれない。

星が4つなのは、不倫相手だった先生のその後があまりにも残酷なため。おススメ。
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4122057787
No.74:
(5pt)

考えさせられる

買った日に読み切ってしまったのは久しぶりでした。
すごく引き込まれる作品でした。
基本的には後味の悪いものですが、いろいろな人の考え方や人生が複雑に入り混じっているのがとても考えさせられます。
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No.73:
(5pt)

割とあっさり面白い

事件関係者何人かの語りで、物語は、進んでいく、著者独特の、エグイ表現は、あまりない、レビユーを見て、読もうかどうか
迷ったが、おもいのほか、おもしろかった。誉田哲也はやはり、姫川シリーズが、面白い。
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4122057787
No.72:
(1pt)

官能描写がとにかく雑で、薄っぺら。酷い出来で残念。

誉田哲也さんの作品はおおむね読んでいて、好きな作家さんの1人です。
レビューを見ていたので、今まで読まないでいましたが、今回確認の意味で読んでみた。
官能小説っぽい性描写は、陵辱プレイの種類を並び書いた程度のもので、余りに酷くただただ雑。
どうせならもっと執拗かつ入念に、ページを割いて書いて欲しかった。
そこに至るプロセス(学校での先生との写真をネタに)も、今更それ?!という程ベタ過ぎだし、
いろいろと、それは無いだろっというしか・・・。
そこんとこ含め、本家なフランス書院とかの実用本のが余程丁寧に書いてると思う。
ちなみに表題である月光(ピアノソナタ)は、本作の展開に何の関係も無かった。不要と思う。
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No.71:
(1pt)

捨てた

以前、紙の単行本で読んだが、余りの内容の酷さに直ぐにゴミ箱に捨てた。今まで読んだ本の中で一番不快な物語だった。
脳裏にこびり付いて、思い出してはまた嫌な気分になる。
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No.70:
(5pt)

評価は分かれるのは当然か…

誉田さんの作品は、時折レビューで酷評されることが多いので、心配してしまいます。
「やっぱ、読むのやめよ」ってなってしまい、食わず嫌いになってしまわないかと。
なので、フォローとして。
本作、一部(性的な)残酷な描写が含まれています。
だけど、それだけ敬遠してしまうのはもったいないと思います。
作者の作品では、罪を犯した人間は、必ず何らかの裁きを受けます。
未読のかたは、図書館でもいいから、本書を開いてみてください。
評価は分かれるとは思いますが、これも作者の力だと信じて。
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4122057787
No.69:
(4pt)

暗闇の中で、悪に染まっていく、おぞましい物語。

なんという くらい 物語なのだろう。
登場人物が、暗闇を抱えて、必死に生きている。
姉が 遠くはなれた場所で、バイクにはねられた。
はねた犯人は、同級生の男子だった。
姉は 殺されたのだろうか?事故なのだろうか? 
野々村姉妹にまとわりつく 心の闇。
美しく優しい姉 涼子。勝ち気で積極的な妹 結花。
感性がふわふわとして、写真部の部長としても腕は確か。
ふっと、自分の中にある秘密が、磁気を帯びる。
音楽教師 羽田の 心のスキマに 忍び込む 密事。
いけないと思いながらも とめることのできない感情。
教師と生徒。そこに 落とし穴があった。

やりたい盛りの不良っぽい 二人組。菅井清彦と香山瞬(サル)。
たがいに優位に立ちたい 想いがある。
そして 涼子の秘密をつかんだ時に 二人は爆走する。
涼子は それでも 正常な日常生活をおくる。
妹を巻き込まれるかもしれないと思った時に、涼子は妹を守るためにできることは何か?
その行動は 直線的で、それぞれの過ちを どう償うのかという 視点で
描かれながら 悪と善が 絡み合う。
瞬の姉貴の行動が よくわからない。
そして、瞬の直情的な怒り。感情でしか 生きられない 切ない男。
何だろう。このおぞましい物語は。
ここまで、堕ちて 這い上がれないような。
暗闇の中に 月光の曲が わずかな光のように差し込む。
しかし、そこには 光さえもない。
光 とは 希望 ではなく 絶望。
目的もなく、なにげに生きている羽田は どこにいくのだろう。
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4122057787
No.68:
(5pt)

何とも言えない後味だが、、

まるで自分が犯罪被害者の家族になったかのような読後感に陥る。
登場人物の描写が巧みであり、それぞれ存在感 臨場感じゅうぶんだ。
性描写を持って評価を落とすレビューもあるが、確かに何とも言えない後味がある。
しかしながらそれは、ストーリーに引き込まれた事の裏返しだろう。
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No.67:
(1pt)

ただただつまらなかった

誉田哲也さんの作品が好きなのでこれも読んでみたけど、本当につまらなかった。 ミステリ?サスペンス性なんてこれっぽっちないし強姦輪姦なんて表現も大したこともなくただの合意ではないセックスって感じ。 無理矢理というより不倫を黙ってて欲しくて同級生に抱かれるだけ、売春に近い感覚なのでは?嫌だけど等価交換のため。 男側からの暴力もないし女の自分が読んでも気分も悪くなりません。 罪と罰、赦し、どこを取っても秀でた部分がなく、先が読めたまま滞りなく終わっていくだけの話
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4122057787
No.66:
(3pt)

人の哀しさかな?

誉田哲也のファンで、大抵のものは 読んでいます。
あらすじを レビューなんかで 読んで、地味に避けていた本なのですが どうな風に 書いてあるんだろうと 好奇心がかち とうとう 読んでみました。
たしかに、他のレビューにも あるように 涼子が先生を好きになる過程とか 雑な部分も ありますが、
涼子の 優しく凛としたキャラクターが魅力的で そこに救いのある小説だと思います。
解釈は、人其々にでしょうけど 一つの女性像が 描かれた小説とも とれるのではと 思いました。
でも、やはり 誉田さんは 大きく外さないなあと 思います。
大抵の作品は、人の哀しさを だだよう 深さが あるのではと 思うのですが‥
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No.65:
(2pt)

薄っぺらい

犯罪描写も目を覆うほどの迫力はない。登場人物も薄っぺらい。ミステリー性も薄い。特に感情を良くも悪くも揺さぶられない軽薄な作品でした。
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No.64:
(5pt)

R18の小説を初体験!

すごいです。内容の充実、切なさ、土地勘がある町が舞台だったこともあり、その先がしりたくて、腱鞘炎になってしまいました。
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4122057787
No.63:
(1pt)

読むんじゃなかった・・・・

誉田さんの作品は大好きで、本書も未読だったので迷わず手にとったが、
内容はあのコンクリート詰め殺人を思い出させるレイプ等のえぐい描写の数々・・・
読んだあとの後味の悪さは今まで読んだ中では一番でした。
ほんと読むんじゃなかった・・・・
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4122057787
No.62:
(4pt)

なるほど

思ったよりもレビューの評価が低いので何件か読んでみたら、暴力的な性描写や中年と位置付く年齢の教師が生徒に手を出すといったモラルから大きくはみ出した部分に嫌悪感が大きいんですね。
その部分は確かに読んでいて気分のいいモノではなかったけども。

妹も教師も同級生も姉も、自分の孤独を自分のやり方で埋めていたんじゃないかな。

それと、これはミステリーじゃないと思いますよ。
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4122057787
No.61:
(4pt)

相変わらずの…!

性的な描写が非常に生々しくて、官能とは違った意味の嫌悪感があるのが、誉田哲也の特徴でもある。

本作はその辺の嫌悪感も含めて、内容や展開をスマートにまとめた90点以上の作品であると思う。
月光 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:月光 (中公文庫)より
4122057787

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