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春を嫌いになった理由



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春を嫌いになった理由の評価: 3.64/5点 レビュー 22件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

ミステリーと時間軸を巧みに駆使した作品。

軽快なミステリー作品。霊能力?超能力?とテレビとの融合、一見異なる時間軸かと思いきや意外な交差とミステリーに留まらない展開が巧み。ただ気になるのは最大の疑問が解決されていないこと。ラスト数ページの希薄さがとても勿体ない。盛り上がるべきラストがシュリンプしたのは惜しいが作品としては合格点。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.12:
(4pt)

最後の見せ場が。。

裏表紙に書かれていた通り、面白くて一気読みしました。
最後の盛り上がり場が突然アニメか中国カンフー物になってビックリ。

生番組でTVカメラが回る中、台湾マフィア殺人鬼が中国男性を
殺そうとする瞬間、躍り出てパンチ一発で仕留めるヒーローがなんと幽霊!?
それも殺人鬼に逆うこともできなかったのに幽霊になったら
急に強くなったの?

生中継のTVカメラにどう映っていたか書かれていないのが残念でした。
まあ、面白かったから星4つです。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.11:
(4pt)

やっと最後で繋がる

単独で読んでも物語にはなると思うが、繋がるとより面白い。実際に似たようなテレビ番組があったので、イメージしやすかった。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.10:
(4pt)

あり得ない。よねえ。

霊媒師の通訳を引き受けた瑞希と、そのおば織江がプロデューサーを
務める、今はあまり見なくなった失踪人捜索番組をめぐる物語です。

 とにかくあり得ないものを創作するから小説なんですが、ここまで
あり得ないものを重ねると、何だかなあ、って感じでした。

 最近面白い小説が全然ないので、仕方なく手元にあった誉田さんの
作品を読んでしまいましたが、ホント、何だかなあって感じでした。
 
 そうは言いながら、かれこれ誉田作品も4作目を読んで、その中では
まあ、まともな方かと。
 ぜーんぶあり得ないんですけど、最後にめでたしめでたしと言う
ところで、75点。ちょっと甘いかな。
 誉田作品は、私はもう読まなくてもいいや。って感じかな。
 タイトルも全然意味ないし。あはは。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.9:
(4pt)

読みやすいです

久々、どんどん読み進められる作品に出会いました。最後まで2つの話がどのように重なるのかわからなかったです。ただ、最後はちょっと唐突な感じがなきにしもあらずでしたが。
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No.8:
(5pt)

最後まで一気に読めます

氏の作品を立て続けに読んでいるが、この作品は特に面白いと思う。映像が目にうかぶようなリアル感あふれるストーリー展開、テンポ・スピード感は心地よいもので、一気に読み終えた。オススメできると思う。他の方の評価が低いので、あえて★5つとします。
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No.7:
(4pt)

文章が頭の中で映像化してくる

本作品は、ストロベリーナイトとは違った本格ミステリーといった感じ。

筆者の新たな一面を垣間見た感じがした。
私は通勤時間帯や昼休みに読み進めるのが常であるが、早く続きが読みたくなる作品だった。

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No.6:
(5pt)

さすがのエンターテインメント作品

誉田哲也さんの作品で、初めて出会ったのが「ジウ」で、その次が
「ストロベリーナイト」(姫川玲子シリーズ)でした。
 
リアルな警察組織の描写や、頭の中でパッと情景が浮かぶ表現力、
複数人の視点で描かれながらも最終的に一つになるストーリー展開、
そして圧倒的なスピード感に、まるで息つく暇もない映画を
見ているような錯覚に陥りました。
 
本作は「ジウ」「ストロベリーナイト」よりも前に描かれた作品
とのことですが、見事なエンターテインメント作品になっています。
 
超能力的なものを毛嫌いしている瑞希は、TVプロデューサーの叔母に、
半強制的に来日中の霊媒師の通訳を押し付けられ・・・というところから
話は始まりますが、その後はテレビを作る側、テレビを見る側、
そして一見関係なさそうな中国からの密入国者の視点の3方面で
話が展開していきます。
 
ラストが近付くにつれ、関係ないと思っていた話が繋がっていき・・・
というところは、誉田さんならではの技術です。
 
私と同じく、警察小説から誉田ワールドに入った方は多いと思いますが、
警察がメインではない本作も十分に楽しめると思いますので、安心して
手に取ってみてください。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.5:
(5pt)

あたしはスキだ!このGが!

油断してた!ヤラレタ!
もうこう書いてしまうとこの時点で勘のいい人ならネタバレかもしれない。
そうなるとこれを読む楽しみが半減。なのでお嬢さん、できればここで読むのをやめて買っちゃいな!
とまで言い切りたいくらいの、あたしにとっては大ヒット。必要以上に誉田哲也をほめたい気分だ。
実は最初に出会ったのが遺伝子系だったか角川ホラー系だったかでいまいち自分の中では評価低かった誉田作品。
ジウ、ストロベリーナイトとそれでもヒットに恵まれて、それでこの本を手にしたという事情がある。
まず裏表紙なり表紙の裏のあらすじを読んでから購入を決める派だ。
今回のコピー:通訳兼世話係を押し付けられ、超常現象を嫌う瑞希がいやいや向かったロケ現場でミイラが見つかり‥
で、実は若干トーンダウン。はいマイナス一点。
瑞希がうだうだと過去の回想を差し入れては霊能力者に心の中で悪態をつくシーンの連続で、またまたうんざり、マイナス一点。
ところが。
お風呂の中で斜め読みしていたあたしの背筋が、マジで伸びちゃう5秒前、いやあと10ページで終わりだっていうあたり。
なになになに?あんたなんっつった???ええええええ???
‥ほう。
そうしてもう一度要所要所を読み直すと、出てくるのは伏線三昧。
しつこいなぁ、って思ったエステラの台詞もあれもそれも、そうか。
ひょうきんな表現や軽やかな笑いに気を取られて、うっかり気を抜いたらそこにG!
いやはや、ヤラレタ。誉田作品、今後はホの字が出た時点で、レジに向かうことを誓います。多分。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.4:
(4pt)

単行本で出してた幻冬舎にも拍手

 誉田哲也作で迫真のホラー・ミステリー!という宣伝文に引き気味でしたが買ってしまいました。
今回は姫川シリーズとは違い、フリーターの女性がTVプロデューサーの叔母から霊能力者の通訳を頼まれます。霊を全く信じない主人公ですが、霊能者の透視通り最初のロケ地でいきなり死体発見!TV関係者のやらせ?と思いきや、生放送中のスタジオに犯人が来るとのさらなる霊視が。いったい犯人は?
 何作か読んで誉田哲也本の流れがわかってきました。基本はグロいシーンが必ず出てきます。登場人物たちは結構ドライな人が多い、結末では強引に犯人が出てくる。テンポよく話は進みますので読みやすさは変わりません。ただ、繊細なプロットを紐解いて結末が導き出されるというような東野圭吾や宮部みゆきとはちょっと違います。今回の殺し屋もスゴイキャラです。でも誉田哲也ファンなら満足の1冊となるでしょう。このテンポが心地よいです。
 今はベストセラー作家となった誉田哲也ですが、当時単行本で出した幻冬舎はやっぱりスゴイ。文庫で出せなくてさぞかし悔しいでしょうね。誉田ファンは買うべき1冊です。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.3:
(5pt)

誉田哲也って、実はかなりの実力者?

この作品は、実際にあった「テレビのチカラ」という番組がヒントになっているのだろう。
これを読むと、あの番組の突然の打ち切りの理由がわかったような気がする。
さて、作品だが、ほぼ一気読みできる。
人物描写に優れており、ストーリーテリングも見事。
私自身は、誉田哲也をちょっとキワモノ扱いしていたのだが、
分野にとらわれないで、エンターテイメントの秀作を次々と生み出している。
自分の中で、誉田哲也の位置づけが変わろうとしている。
おすすめは、「テレビのチカラ」が好きだった人。
番組制作の裏側もよくわかり、かなり楽しめるはず。
春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫)より
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No.2:
(4pt)

「一気読み」でした。

女性刑事「姫川シリーズ」で、誉田ファンに。
「月光」の性描写は「う〜ん、ちょっと…」だったけど、
「春を…」は抵抗感なく、一気読みでした。
テレビの霊視番組、密航中国人、小学校時代のいじめ体験、
アメリカ人霊能者、歌舞伎町の殺し屋、行方不明の兄を探す夫婦、
霊視番組の視聴者夫婦、腰巾着刑事…
最後には、ちゃんと収まるストーリー展開。
「月光」で誉田嫌いになっちゃった女性に特にお薦めの一冊です。
春を嫌いになった理由(わけ)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ)より
4344007344
No.1:
(5pt)

あたかもバイオリズムのグラフのように

人間の体内には一定周期で刻まれている身体リズム、感情リズム、そして知性リズムがある。これをグラフに表すと複数のカーブが一点に集中する場合がある。この物語はリズムの異なる個別のストーリーがあたかもバイオリズムのグラフのように一点に集中したときに何かが起こるように編まれている。ハラハラドキドキ、一気に大団円を迎える。
春を嫌いになった理由(わけ)Amazon書評・レビュー:春を嫌いになった理由(わけ)より
4344007344

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