九月が永遠に続けば

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

九月が永遠に続けばの評価:

2.83/5点 レビュー 136件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.83pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全192件 101〜120 6/10ページ
No.92
(3pt)

自分の好みとは少し違うが、良作ではあると思う

本作品は、ホラーサスペンス大賞という、現在は存在しない新人賞の第5回(2004年)の大賞を受賞した作品とのこと。

「ホラー」と「サスペンス」という二つのジャンルをミックスした作品を公募した、この新人賞は、2000年に始まり、2005年の第6回で短い幕を閉じたという。
受賞作家には、今をときめく、道尾秀介や、誉田哲也がいるとのことで、レベル的には良い作品が集まったのではないかと思われるが、やはり、エンタテインメント小説の2ジャンルを兼ねるという趣向には、困難な面が多かったのはではないかと、推測されます。

本作品も、率直な感想として、「ホラー」と「サスペンス」の二つを兼ね備えていることは認めるが、どちらも中途半端な印象が否めないような気がします。

主人公の「私」である水沢佐知子は41歳。
医師である夫と、8年前に離婚し、高校三年生の息子・文彦と二人暮らし。
物語は、ゴミ出しに行った文彦がそのまま失踪。
行方を探し求めるというメインストーリーに、関係する登場人物達との「愛憎劇」といったものが深く、かつ複雑に絡まっていく。

この「愛憎劇」の描写中に、目を蔽いたくなるような「ホラー」系のものが含まれているのだが、どの登場人物も、その「真意」が描写される一歩手前で終わってしまう。
これは、もしかすると、グロテスクになる直前で、「抑えを効かせる」という小説上の高度なテクニックなのかもしれないが、エンタテインメントに期待する「面白さ」を十分に満たしていないように、私には感じられました。

また、この「愛憎劇」が古来からの人間の営みであることを示すためのエピソードとして、
1.衣通姫(ソトオリヒメ)の逸話
2.柳田圀男の「遠野物語」中の逸話
が登場するのですが、物語後半で活かされていないのは、自分にとっては、消化不良な印象。

良質な作品とは認めますが、自分の好みとはちょっとはずれた作風であります。
九月が永遠に続けば Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けばより
4104734012
No.91
(3pt)

自分の好みとは少し違うが、良作ではあると思う

本作品は、ホラーサスペンス大賞という、現在は存在しない新人賞の第5回(2004年)の大賞を受賞した作品とのこと。

「ホラー」と「サスペンス」という二つのジャンルをミックスした作品を公募した、この新人賞は、2000年に始まり、2005年の第6回で短い幕を閉じたという。
受賞作家には、今をときめく、道尾秀介や、誉田哲也がいるとのことで、レベル的には良い作品が集まったのではないかと思われるが、やはり、エンタテインメント小説の2ジャンルを兼ねるという趣向には、困難な面が多かったのはではないかと、推測されます。

本作品も、率直な感想として、「ホラー」と「サスペンス」の二つを兼ね備えていることは認めるが、どちらも中途半端な印象が否めないような気がします。

主人公の「私」である水沢佐知子は41歳。
医師である夫と、8年前に離婚し、高校三年生の息子・文彦と二人暮らし。
物語は、ゴミ出しに行った文彦がそのまま失踪。
行方を探し求めるというメインストーリーに、関係する登場人物達との「愛憎劇」といったものが深く、かつ複雑に絡まっていく。

この「愛憎劇」の描写中に、目を蔽いたくなるような「ホラー」系のものが含まれているのだが、どの登場人物も、その「真意」が描写される一歩手前で終わってしまう。
これは、もしかすると、グロテスクになる直前で、「抑えを効かせる」という小説上の高度なテクニックなのかもしれないが、エンタテインメントに期待する「面白さ」を十分に満たしていないように、私には感じられました。

また、この「愛憎劇」が古来からの人間の営みであることを示すためのエピソードとして、
1.衣通姫(ソトオリヒメ)の逸話
2.柳田圀男の「遠野物語」中の逸話
が登場するのですが、物語後半で活かされていないのは、自分にとっては、消化不良な印象。

良質な作品とは認めますが、自分の好みとはちょっとはずれた作風であります。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.90
(2pt)

うーん

小説として、上手いとか下手とかではなく、生理的に無理でした。

登場人物、とくに主人公に感情移入できない。
もちろん、価値観の違う人とか、自分にできない発想の人も世間にはいると思いますが、
理解云々、じゃなくて、心に入ってこない。

やっぱり小説って、どこか自分に置きかえて物語に入りこむものだと思います
九月が永遠に続けば Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けばより
4104734012
No.89
(2pt)

うーん

小説として、上手いとか下手とかではなく、生理的に無理でした。

登場人物、とくに主人公に感情移入できない。
もちろん、価値観の違う人とか、自分にできない発想の人も世間にはいると思いますが、
理解云々、じゃなくて、心に入ってこない。

やっぱり小説って、どこか自分に置きかえて物語に入りこむものだと思います
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.88
(1pt)

この作品がホラーサスペンス大賞受賞を取れた理由がわかりません
全然面白くなかった
共感できるところもないし、
てかホラーじゃない
オチも弱すぎ
この作者の本を何冊か読みましたが、
発想が偏見に満ちてる気がします
無理な設定や考えが多すぎる。
九月が永遠に続けば Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けばより
4104734012
No.87
(1pt)

この作品がホラーサスペンス大賞受賞を取れた理由がわかりません
全然面白くなかった
共感できるところもないし、
てかホラーじゃない
オチも弱すぎ
この作者の本を何冊か読みましたが、
発想が偏見に満ちてる気がします
無理な設定や考えが多すぎる。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.86
(2pt)

なんともいえない出来

500ページ近い作品なのに盛り上がりに欠け、読めなくはないがとにかく淡々と話が進んでいく作品
全体的に疑問だらけだが、特に男性に散々酷い目に合わされた亜沙美がああいう性格になるのが
一番の謎だ。いじめてくんかマゾということなのだろうか。
せめてそういう性格になるまでの推移を書いていれば納得もできたのかもしれないが、
泥臭い登場人物の中に一人だけ天使のようなキャラがいるのは違和感があった
あれなら男性に対する復讐心を強く持っていて、人をはめたり利用したりと暗躍して文彦を誘惑したり
犀田を間接的に殺害するようなキャラにしたほうがまだ魅力的だったのでは
あとあの犯人も正直どうでもよすぎるのがどうかと
冬子もああいう流れなら、生かすかせめて他殺にするのがスジなのでは・・・・

まあ二時間ドラマの脚本ならこれでいいのだろう、多分
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.85
(2pt)

なんともいえない出来

500ページ近い作品なのに盛り上がりに欠け、読めなくはないがとにかく淡々と話が進んでいく作品
全体的に疑問だらけだが、特に男性に散々酷い目に合わされた亜沙美がああいう性格になるのが
一番の謎だ。いじめてくんかマゾということなのだろうか。
せめてそういう性格になるまでの推移を書いていれば納得もできたのかもしれないが、
泥臭い登場人物の中に一人だけ天使のようなキャラがいるのは違和感があった
あれなら男性に対する復讐心を強く持っていて、人をはめたり利用したりと暗躍して文彦を誘惑したり
犀田を間接的に殺害するようなキャラにしたほうがまだ魅力的だったのでは
あとあの犯人も正直どうでもよすぎるのがどうかと
冬子もああいう流れなら、生かすかせめて他殺にするのがスジなのでは・・・・

まあ二時間ドラマの脚本ならこれでいいのだろう、多分
九月が永遠に続けば Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けばより
4104734012
No.84
(5pt)

久々の大ヒット

猫鳴りはイマイチ好きではなかったので、これも期待せず手に取ったのですが、久々に良い小説家を発見した感じで嬉しいです!まず、文章力が素晴らしい。計算しつくされたストーリーで、無駄なものがとても少ない。読み返すと、この伏線がここにつながっているか・・・、と改めて作家さんのすごさを感じました。狂気から無縁なところにいる主人公の母親とヘンな関西弁のオジサンを通じて現実を濃くさせているが、本筋は女性主人公から語られる女性の狂気ではなく、男性の狂気が起こしている倒錯。亜沙実と冬子ではなく、安西雄一郎と文彦の物語。今後の作品も本当に楽しみです。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.83
(2pt)

がっかり

猫鳴りが傑作だけに、本当にがっかりしました。
読み始めて、救いようのない世界が広がりますが、我慢して、いつか面白くなるかもしれないと読み進みましたが、224ページで限界になりました。皆さん、どうして読み終えることができるのでしょう?教えてください、どうして耐えられるのですか?この小説はどうしてなんとか大賞なのですか?

気持が悪くなりました。
いまキリンシティという飲み屋さんにいますが、そっとこの本を置いていきましょう。
このくだらない文庫が629+消費税ならば、猫鳴りが1万円の方が安いと思います。

これだけの無駄はありません。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.82
(2pt)

人間が持つ二面性の描写には好印象を持ったが、物語はつまらない。

書店に平積みされていたのを何気なく手に取ったのだが、読んでる途中からレビューを事前に読んでおけば良かったと後悔した一冊。設定も展開も昔よく日中に放送されていたサスペンス・ドラマ並のドロドロ。結末も「それで終わらせるってのはないだろ」のレベル。

あえてポジティブな感想を残すとすれば、それぞれの登場人物の描写に見られる二面性が良かったという点。誰しもが某かの「過去」を持ち、それらに起因する自身の異なる側面を心の中で同居させ続けることで表裏が自然発生する。そんな人間の二面性が自然に描かれている点には好印象を持った。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.81
(1pt)

かなり期待外れ

ホラーサスペンス大賞受賞作という帯につられ買いましたが、全く面白くなかったです。ハラハラもドキドキも感動も何も無く、山場も無ければ、結末も???、文章もまわりくどくて読みにくい。(いらない表現が多い)どこが面白くて1位なのでしょうか?教えてほしいです。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.80
(1pt)

買った自分を責めるしかない

以前、オビに騙されて同じ著者の『猫鳴り』という、
とんでもなくしょうもない内容スッカスカの作品を買ってしまい…。

「2度と買ってはいけない作家リスト」に入れてあったのですが。

作家の名前すっかり忘れてた。そして、やはり「ホラー大賞受賞」のオビに騙された。

最近「○○大賞受賞」だったり「○○第1位」の文字が、
ものすごくくだらない作品のオビによく踊ってますが、これって明らかに虚偽表示ですよね?
「○○大賞」とか「○○ランキング」って有名無実ですよね?

広告表示法(?)みたいなものに抵触しないんでしょうか?

しょっちゅう騙されてます。
九月が永遠に続けば Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けばより
4104734012
No.79
(3pt)

異才といえば異才

ホラーサスペンスという分野になるのでしょうか。
淡々と、気づけば話が進行していっているという感じです。
それなりに伏線もあるし、ミステリー的な要素も十分あります。
とはいえ、一般的なミステリーファン受けする内容ではないでしょう。
登場人物の人間関係は気持ち悪い程どろどろしているし、どこか不自然な
性格の人間ばかりです。
そして、最後の真相もどこか拍子抜けするし、個人的に納得のいくものではありません。

しかし、作者の感性というか、考え方というものには、ある種人間の本質を捉えている
部分を感じ、読んでいてたまに鳥肌が立ちました。
それを表現するために極端な設定になっているのかなとも感じました。
ハマる人はハマるのではないでしょうか。

答えのない人間の心の闇を描いている感じですが、服部の存在が唯一の救いと言えるでしょう。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.78
(1pt)

とても不愉快でした

内容よりもまず、登場人物に『大阪弁』を話すガサツなおっさんがいますが、あまりにリアリティがなさすぎます。あんな妙ちきりんな大阪弁を話す大阪人は、いません。大阪人として馬鹿にされているようで、腹が立ちました。作者も大阪出身とのことですが、何の意図があってあんな人物を登場させたのか、大体あの男が大阪弁である必然性がどこにあったのか、さっぱりわかりません。内容のつまらなさは、ほかの方のレビューのとおりです。買って損しました。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.77
(2pt)

読後に残るものがない。

少なくともホラーではないな、と。
序盤、人間関係の複雑さをあえて読者に対して分かりにくく記述している割に、
後半戦のあっさり展開には正直がっかり。

本屋での紹介文に惹かれて購入したが、いまいちでした。
ラストまで読んでも「ふーん・・・」何も残るものが無い。

ではサスペンスとしてはどうかと言うと、犯人役に魅力が無く、
これなら2時間ドラマの犯人のほうがよほど個性的で魅力的。

厳しい評価ですが、率直な感想です。
九月が永遠に続けば Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けばより
4104734012
No.76
(1pt)

魅力のない登場人物と残念すぎる結末

読みやすい文章なので物語の中盤まではぐいぐい引き込まれ一気に読めました。文章表現はそれなりに楽しめました。しかし、みなさんもレビューに書かれていますが結末がなんともお粗末で、何を描きたかったのかさっぱりわかりません。夫に捨てられたしがない中年女性の一人称の文章から見えてくる世界観としてはあまりにも稚拙で、感情表現も表面をなぞっただけのよう。全く共感できません。また自分を捨てた夫の妻の人物像には嫌すぎて吐き気までしました。作者は登場人物に愛着があったのか、変に偽善的で中途半端な、本当につまらない人間にしてしまっています。普段はレビューを書きませんがあまりにもひどい後味だったので書かずにはいられませんでした。これがミステリー大賞とは思えません。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.75
(2pt)

雲が垂れこめたような

本に巻かれた帯のポップに惹かれて購入したものの、なんとも陰惨で、滅入る雰囲気のまま
最後を迎えました。ここに描かれる家族のあり様、人間関係はなんなのか?
?が続くばかりでした。精神患者を増やすような展開で誰も(登場人物・読者までも・・・・)
参りました。次は椎名誠の馬鹿エッセーを買ってるのでそれで、気晴らししたいと思います。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.74
(4pt)

ぐいぐい引き込まれた

『ユリゴコロ』の殺人の動機は、共感はできないまでも納得がいったのですが、この作品の鍵になる亜沙実の「男を狂犬にしてしまう女」という魔力は、説得力が足らず、後付けのような描写に終わってしまったため、構成としてはいまひとつの感がありました。

彼女を引き裂いた酷い犯罪も、そんな魔力を持つ彼女に原因があったという印象を植え付けかねない流れになっていたのも違和感を覚えました。

そういったところが惜しいですね。

それでも、文章が達者で、ぐいぐいと引き込まれて一気読みしました。
デビュー作でこれだけ書ければ素晴らしいと思います。
作者の他の作品も読んでみたいと思うようになりました。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515
No.73
(5pt)

一言ではいいにくい

昨日、一日で読み、その後、ここの賛否両論のレビューを読みました。

生硬さを感じるところはあります。こんな高校生いないだろ、とか。
登場人物がスムーズに動く部分と、話を展開させるためのただの駒になってしまっている部分とが
混ざっている。
また、文章力といっても、例えば同じく女流作家である宮部みゆきのような、隅々まで力がみなぎった
文ではない。

しかし、それでも★5つにしたのは、答えのない虚無感と、肉体や精神にまつわる不可思議をギリギリまで
書こうとしているから、です。

例えば、
「バリアが全部はずれたみたいな顔だよ。そんな顔しちゃダメだって言いたくなるような顔だよ」
「佐知子さんは結局どっちに恋してるんでもない。もっと遠ぉいはるかの極みたいなもんの方に
磁石の針みたいに振れてるだけですよ」
これらの台詞を女性作家が書いたことに驚きました。
これはニーチェが「善悪の彼岸」で書いている「(女性の)優しい愚かさ」とは異なるものの、
似た感性でなければとらえられない何か、だと思ったので。
特に後者の台詞は、私自身が長い間、うっすらとずっと考えてきたことで、生きる活力となる美の
はかなさのことを書いていると感じました。

生きていて、同種の感覚をもったことがない人が、この本を読んだら、ただのサスペンスホラーでしょう。
あるいは文章力を褒めるか。

しかし私はそこにこの本と著者の本質はないと思います。

本当に久しぶりに他の本を読みたくなった、特異な作家です。
九月が永遠に続けば (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 九月が永遠に続けば (新潮文庫)より
4101338515