もえない

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評判

もえないの評価:

4.15/5点 レビュー 13件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(3pt)

いかにも「森ミステリィ」

 森博嗣さんの小説はミステリィというにはかなり異質だ。
 謎は提示されるが、それが解決されることに主眼はおいておらず、場合によっては謎はなかったかのように流されてしまう。
 「すべてがFになる」でデビューしただけにミステリィと付けて売りたい出版社の意向は分からなくはないが、もういい加減ミステリィとつけるのはやめた方がいいのではないか? 森博嗣さんの小説をあえて手に取る人は一般的に知られたミステリィとは違っているのは分かっているし、初めて手に取った人が戸惑うことも分かっているのだから。
もえない―Incombustibles Amazon書評・レビュー: もえない―Incombustiblesより
404873816X
No.3
(5pt)

「もえない」ものとは

 特に親しくもないクラスメイト、杉山が死んだ。杉山の私物から主人公の名前を彫り込んだ金属片が見つかる。そして以前杉山から受け取ったものの当時開封しなかった手紙。手紙に出てくる少女もまた死んでいるとのこと。それらがきっかけで主人公は死んだ杉山の死因や周辺について少し調べるようになる。そうしていくうちに、主人公は自身の記憶が曖昧な時期があることに気付く。変な夢を見るようになった主人公の前で事件が起こり――
 主人公、淵田悟の一人称視点で淡々と描かれる物語。事件は起きる。誰が犯人なのかも考える。だがこの物語を推理小説と考えて読むのは少し違う。最後まで読めば確かに謎は全部解かれているが、「あーなるほど」と爽快な気持ちになるかはまた別。少なくとも私はあまりそういった気分にならなかった。それをふまえて読んでほしい。
 帯に「森ミステリィの異領域――冷たさと静けさの少年小説」とある。主人公の性格がさめていたり、夜や夢のシーンが多かったりするせいか、確かにこの物語にはあまり温度や音が感じられない。だがその雰囲気は決して不快なものではない。
もえない―Incombustibles Amazon書評・レビュー: もえない―Incombustiblesより
404873816X
No.2
(4pt)

切なさ

主人公、淵田の同級生が亡くなった。
親しくもなかった死んだ彼の葬式に何故か出席した淵田。そこからストーリーが
展開されていく。それは、あるプレートからだった。
金属のプレートに彫られていたアルファベット。HUTITA。
そのプレートの持ち主は、なんと死んだ彼だった。
思い出したくない過去。淵田自身の記憶の曖昧さ。そして、友達...

上の6行では、本当にこの本の内容が伝わって来るのだろうか?
自分でもこれじゃあ何か物足りないような気がする。
だが、これ以上書くことはほとんどない。それぐらい展開がゆっくりと進む。

話はだいぶ変わるが、これは、ミステリーなのだろうかと、読んでいるうちに
疑問に思ったときがあった。
この本を読もうと思っている方に一言言っておきます。探偵役みたいな人物は
もちろん、主人公ですが、ミステリーといえるほど苦しい話とは感じません。
タイトルにもありますが、切なさを物語った本と認識した方がいいかもしれない。

だが、自分がこの本で一番びっくりしたのが、最後、いきなり話が急展開するところです。
これより、星四つ。
もえない Incombustibles (カドカワ・エンタテインメント) Amazon書評・レビュー: もえない Incombustibles (カドカワ・エンタテインメント)より
4047881902
No.1
(4pt)

切なさ

主人公、淵田の同級生が亡くなった。
親しくもなかった死んだ彼の葬式に何故か出席した淵田。そこからストーリーが
展開されていく。それは、あるプレートからだった。
金属のプレートに彫られていたアルファベット。HUTITA。
そのプレートの持ち主は、なんと死んだ彼だった。
思い出したくない過去。淵田自身の記憶の曖昧さ。そして、友達...

上の6行では、本当にこの本の内容が伝わって来るのだろうか?
自分でもこれじゃあ何か物足りないような気がする。
だが、これ以上書くことはほとんどない。それぐらい展開がゆっくりと進む。

話はだいぶ変わるが、これは、ミステリーなのだろうかと、読んでいるうちに
疑問に思ったときがあった。
この本を読もうと思っている方に一言言っておきます。探偵役みたいな人物は
もちろん、主人公ですが、ミステリーといえるほど苦しい話とは感じません。
タイトルにもありますが、切なさを物語った本と認識した方がいいかもしれない。

だが、自分がこの本で一番びっくりしたのが、最後、いきなり話が急展開するところです。
これより、星四つ。
もえない―Incombustibles Amazon書評・レビュー: もえない―Incombustiblesより
404873816X