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(短編集)

ホテルジューシー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ホテルジューシー
ホテルジューシー (角川文庫)

ホテルジューシーの評価: 3.90/5点 レビュー 41件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

学生さん向けの話かな

一気に読めました。自分自身も沖縄でのリゾートバイトに興味があったので、主人公が沖縄の人と現地の空気感に揉まれて成長していくのがうらやましく思えました。ただ、主人公の正義感というか自己中心さが物語の前面に出過ぎていて、読んでいてイライラした。多分自分はこういうタイプがものすごく苦手なんだと思う。

学生さん向けの話かな。ある程度経験積んだ人が読むとイライラすると思う。
ホテルジューシー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ホテルジューシー (角川文庫)より
4043943849
No.7:
(3pt)

沖縄に行きたくなる♪

大家族の長女として育ったしっかり者の柿生浩美ことヒロちゃん。彼女がバイト先に選んだのは沖縄・石垣島のプチホテルだった。居心地がよく張り切っていた彼女に、オーナー夫人の頼みごとが。それは人手不足の那覇のホテルへ助っ人として行くことだった。そこで待っていたできごととは?

まじめで仕事もテキパキとこなすヒロちゃん。まっすぐな性格は時として思わぬトラブルを起こすこともある。
「物事何でも物差し通りにはいかない。」
さまざまな人たちとのふれあいの中で、彼女は多くのことを学んでいく。沖縄の魅力あふれる自然、おいしい食べ物の数々、そしてそこで暮らす人たちの屈託のない笑顔。どれもがとてもステキに描かれている。
私は沖縄に行ったことがないので、この本を読むと無性に行きたくなった。沖縄の自然を満喫したい!おいしい沖縄名物をたくさん食べたい!あ、できればホテルジューシーに泊まりたい!それは無理か・・・。
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No.6:
(3pt)

悪くはないけど・・。

マジメで仕事もできる主人公。 でも少し堅物で、なかなか他の人の価値観が認められない。 沖縄という風土に触れ、そんな主人公が少しずつ変わっていくという物語。 メッセージ性もあり、作者の伝えたいことはよく分かるんだけど、もう少し深いものがほしかったかな。 パラパラと読めてすぐ終わってしまうし、登場人物に仕掛けられた謎も予想がすぐ当たってしまって、私には少し物足りなかったです。
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No.5:
(3pt)

ミステリ仕立ての成長物語。

根っからの長女気質で曲がったこと、いいかげんなことが大嫌い、自分にも厳しいが他人にも厳しいヒロ(柿生浩美)が、一夏那覇のホテルでバイトをするなかで、人間の幅を広げていくという、ミステリ仕立ての成長物語。ところどころに登場する沖縄料理の描写が上手だ。
 ただ、ヒロインの正義=狭量さがちょっと極端すぎて私は感情移入できなかった。そう言えば「正しければ主張が通ると思っているのはコドモ」というようなことを内田樹が言っていたような。
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No.4:
(3pt)

沖縄の事件

2007年に出た単行本の文庫化。
 『シンデレラ・ティース』の姉妹編。合わせて読むと楽しい。
 夏休みを利用して沖縄のホテルにアルバイトに行った女子大生がいろいろな事件に巻き込まれるという物語。6編+後日談が収められている。内容は軽犯罪〜日常の謎まで。
 沖縄特有の事件が題材になっているのがおもしろい。米軍基地があったり、本土から夢を抱いた若者たちがわたってきていたり、観光客が多かったり。そういった特殊な事情のもとには、たとえば観光客をねらった独特の犯罪があったりするのだ。感心させられると同時にどこか息苦しい。
 そんなこともあって、他の坂木作品とはいささか印象が異なる。後味が悪いというか、救われなさがあるというか。
 沖縄の食べものがたくさん出てくるのは美味しそうだった。
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No.3:
(3pt)

到着しました

商品の到着は早かったですが、商品の状態が「非常に良い」とは言えない。他のショップの「良い」レベルでももっと綺麗です。
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No.2:
(3pt)

新機軸の「日常の謎」!ミステリ

ひきこもり探偵シリーズで有名な坂木による、新機軸の「日常の謎」系短編集である。何が新機軸に思えるかというと、主人公がやたら生活力にあふれる女子学生であり、ひきこもり探偵シリーズとはだいぶ毛色が違う感じ。運命の流れと言うやつで那覇市内の裏通りの安ホテルへアルバイトとしてやってきた主人公が、ホテル従業員(といっても普通のおばちゃんとか、昼行灯なオーナ代行やら)や、相当わけ有りぽいいろんな泊まり客との間で、日常の謎(というにはちょっと重いテーマが多いけど)をずばずば解く、というお話。読後感ですが、なんというのでしょうか、ふつうの日常の謎系ミステリを読んだあとにありがちなほんわか感がまるで浮かんでこない。どちらかというと大正〜昭和の文豪が書いた小説なんかを読んだ後に残る、ずずんと心に残るわだかまりと言うか、社会の理不尽さの重さと言うか、そういう気持ちになる、ちょっと普通ではない(良い意味で)「日常の謎」ミステリ作品になってます。坂木作品は、引きこもり探偵シリーズが全く合わなかったのでずっと避けていたのですが、まあ、こんなのも書くのだな、と認識を新たにしました。ただ、どうにもこの装丁は気に入らないですね、作品のイメージとぜんぜん違う。
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No.1:
(3pt)

女子中高生向けかなと感じました

個人的に今気になっている沖縄のお話だと知り読む事にしました。
頑張る女の子の姿が、魅力的な人々との関わりの中、描かれていました。
夏休みのアルバイトで単身、羽田から沖縄へ。
一生懸命さや頑張る姿に、若い方は良いなとちょっとむず痒くなりました。(私自身30代)
社会に出て誰もが色んな経験を重ねて人として成長していきます。その初期あたりを描いた安心して読めるお話。
中高生の女の子に読んでもらいたいなと感じました。
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4043943849

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