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(短編集)
ホテルジューシー
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ホテルジューシーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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坂木さんの本は全部読んだわけではないけど、嫌な気分にならない。様々な人がいる中で悪人な人がいなくてそれぞれの側面側から人物を見られるところが好きです。主人公のゆっくりきた成長も感じられるしとても読みやすい本です。 沖縄と言えば観光地でキレイな部分しか知らなかったけど地元の人の温かさや食べ物など知れて沖縄に行きたくなりました。 | ||||
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スラスラ読めました。 漫画読んでるみたいで楽しかった^_^ | ||||
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どちらかと言うと、ほのぼのとしたエンターテイメント小説。エログロは無いし、どちらかと言うと女性向きの小説だと思う。筆者は性別を明らかにしていないようだが、個人的には勝手に女性だと思っている。 ひょんなことから那覇の安ホテルで夏休み限定のアルバイトをすることになった女子大生の那覇での毎日を描いた小説で、設定自体は非常に地味なのだが、本書を読むと沖縄の文化が何と無く分かってくるし、オーナー代理など、魅力的な登場人物が多く、ついつい引き込まれてしまう。沖縄のエキゾチックさを前面に出しているかと思いきや、沖縄に流入する人々の貧困、観光客を狙った悪質犯罪、タクシー強盗など、沖縄の闇の部分もさりげなく見せてくれる小説となっている。筆者の他の作品も読んでみたいと思った。 | ||||
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正月の三省堂書店の本みくじという企画で出会った本です。 正しい事、本当の事が常に正解であるとは限らない事を主人公は仕事を通じ出会う人々との関わりの中で思い知らされます。 人との関わりで重要なのは、根底に相手への思いやりがあるかどうかだと思います。 単に自分が納得しないから、こうじゃなきゃ気がすまないからという気持ちだけでは相手は迷惑に思ってしまう事もあるでしょう。 他人と本音で関わるというのは恐いものですが、この主人公を見ていたら、少し勇気を出してみてもいいのかなとそんな気持ちにさせてくれました。 | ||||
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私は今までの人生で小説を読みきった経験がなかったです。途中で飽きてしまい読むのをやめていました。そんな私が、この作品を見るとストーリーにどんどん引き込まれていきました。これを機にこの作者の他の作品も読み始めました。どれも面白いですが、ホテルジューシーは初めて読み切ったという思いもあり一番の思い入れがあります。この作品に出会えてよかったと思います。 | ||||
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読みやすく、沖縄の若い頃の一人旅の雰囲気をのんびり思い出しながら読めました^_^ | ||||
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坂木さんの本は3冊目です。今回も主人公以外の登場人物とのからみがとても面白く、まだ読み途中ですが、先が楽しみです。 | ||||
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シンデレラ・ティースを読んで面白かったので 坂木さんの、他の本も読みたくなり購入 こちらにも、悪人が出てきますが、マイルド で、女性が無理して男言葉を使っている様な? 悪意に嫌悪感が少なく、心が優しくなります | ||||
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主人公のヒロちゃんの 自分の物差しで、色眼鏡で 出会った人を 決めつけちゃって、真っ直ぐというよりは 視野が狭い。 でもヒロちゃんは20歳?なので、 読んでいて 恥ずかしいなぁと 思うのは 、自分もそうだったであろう部分があるからですね。そんな大家族で長女気質なヒロちゃんは 潔癖?ともいえる 頭が固い!カチカチな女の子なのですが、一夏のホテルジューシーでのバイトで 少しだけ、少しだけですが 変わったようです。 観光地ならではの 現実の怖さ、犯罪なども描かれてます。読み始めは ヒロちゃんて、可愛げないなー(笑)です。 ですが、読後は少しだけ、、ヒロちゃんも女の子だねぇて感じです。オーナー代理の存在が 最大の謎です。そして謎のままでいい存在でした。ヒロちゃんのそれまでの人生でも最も不可解な人物でもあるでしょう。 | ||||
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凹んだ気分の時に読み返して、ほっこり気分に変換してくれます。 そして、沖縄にハマって長くなりましたが、また旅の予約をしたくなります! | ||||
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沖縄料理には余り魅力を感じてないタチでしたが、本書を読んだら「とりあえず1度は食べてみたいかな」になりました。 ヒロの価値観は道徳的に凄くまっとうで、非難する部分はないのだけど、それ以外は受け入れません的に強硬にあった「壁」「塀」みたいなモノが、「生垣」程度になっていく部分が自然でいいですね~。異文化に触れて価値観が逆転!みたいなのは単なる「鼻かぜ」じゃないの?と感じてしまいますが、境界線は存在するけど、壁にはなってない。という位の変化が「経験により一回り大きくなった」で、読後感が良いです。 楽しみました。 | ||||
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同じ著者の『和菓子のアン』を読んで凄く面白かったので 続けてこちらも購入しました。 私は、寝る前のひと時、少し現実から頭を離すために読書をするので、 このぐらい読みやすく、物語の世界にスッと入れる小説が好きです。 安心して読んでいられるお話しでした。 時々登場する沖縄料理が想像の枠を超えていて、 ネットで調べたりしちゃいました。おにポー美味しそう。 沖縄、いいなぁー。行きたいなー。 ひゃひゃ笑うセンばあとクメばあも超癒し系。 最後の話のインパクトが薄かったのと、 話しの終わり方があまりにあっけなかったので☆は4つです。 アヤちゃんとユリちゃんのお話が私はお気に入り。 ちょっとほろっとしてしまいました!! 姉妹本という『シンデレラ・ティース』も早く読みたい。 余談ですが、双子のセンばあだけががはひろちゃんを「ひぃろちゃん」と 呼んでるいるんだと最後の方に気がつきました。 クメばあは普通に「ヒロちゃん」と呼んでる!! | ||||
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図書館で年に何度も借りてしまうくらいこの物語が好きで、いつでも読めるようにと買いました。坂木さんのファンになった1冊です。 | ||||
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沖縄の燦々と降り注ぐ太陽、沖縄のソウルフードであるソーキそばやゴーヤチャンプルー、いつも笑顔の豪快なおばあちゃん、怖くもありお茶目さもあるシーサー等、 この小説では色々な沖縄の名物が随所に出てくる。それらが、本土から夏休みのアルバイトとして沖縄のホテルにやってきた女子大生の主人公とホテルにやってくる 色々な人々が織りなすストーリーに、いい味わいをつける。そして、読んでいる内に、まるで沖縄に旅行に行っているかのような気分になってくる。 何だか愉快でのんびりしていて、日々の日常の忙しさから解放された気分になる。 というわけで、この本は何もする事がない休みの日や、旅行に行きたいけど忙しくて行けない日々の仕事終わり後の寝る前に読む事をお勧めします! この本を読み終わった時には、もう一回、小説で味わった沖縄の雰囲気を味わいに、真っ先に飛行機のチケットを予約したくなる、そんな本です。 | ||||
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まだ沖縄に行ったことがない。夏に向けて手にした一冊。姉妹編があるのを知らずに読む。 沖縄料理もそれほど知らないので、ちょっとした旅行気分。 方言も面白い。主人公が長女気質、ちょっと自分と重ねてみる。 いやいやこんなにマメで正義感に溢れて生きては来られないなあと、 年齢を重ねた自分を過去に遡らせて、学生時代を思い出しながら読む。 損して得取れと言うよりも、損してしっぱなしと言うことは良くあると 常日頃から実感している。なので、坂木節のいつもの展開を期待していると、 ちょっと違う雰囲気。何だか苛々するぞ。 ほろりとするようでし過ぎず、というか、できない。 頷ける部分もあるが、ちょっと大袈裟? な仕上がり。 緩さを滲ませながら、暑さに熱さを掛けるといった感じか。 まあ、何となく読了、何となく納得。でも設定が臭いというか、さもありなんというか、 妙に予定調和的で、鼻につく所もあって、読みづらく感じる所も。 短編が積み重なって長編ではなく、息もつかせぬほど一気に長編が読みたい。 そんな気持ちになってしまった一冊。 地元の人はどんな気持ちで読んでいるんだろうか。 | ||||
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まっすぐなひとって、見ててイライラする。 自分の正義感に酔ってて、周りが見えてないんじゃない?って思う。 でも、いい年の大人がまっすぐ過ぎたら困るけど、ヒロちゃんの歳くらいまでならなんだかかわいらしい。 ハラハラさせられるけど。 沖縄の大きな器の中で、ヒロちゃんが走り回る様がおもしろい。 夏の終わりがじわじわと迫ってくるのが切ない。 なにごとも終わりが近づくと、惜しむ気持ちが生まれるけど、始めも終わりもかけがえのない同じものなんだ、って言葉に立ち止まった。 改めて気付かされることがちょくちょくある、いいストーリィだった。 | ||||
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坂木司面白い。ほかの作品も面白いよこの人の作品は買いですね。 | ||||
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なった年の夏にちょうど沖縄の那覇へ一人旅してました。目的は無人島へ行きシュノーケル等のバカンスを楽しもうとしましたが台風のためキャンセルになり一人で国際通りの裏路地を歩いたりしてました。その頃みた安宿や猫やおばぁや街並みがこの小説を読みすごくなつかしかったです。 | ||||
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大家族の長女に生まれた柿生浩美=ヒロちゃんは、直情で有能な働きモノ。 だがこの夏のバイト先、ホテルジューシーはいつもと相当勝手が違う。 ことごとく自分の常識とかけ離れている人たちの行動に翻弄されていく。 あらゆる意味で「シンデレラ・ティース」と対をなす作品。 ごくごく一般的な大学生の成長物語。 自分が大学生だからか、すごい共感できた。 時間の持て余し具合とか、自分の中の正しいは絶対だ、とか。 そうそう、大学生ってこんな感じです。 狭かった視野が広がり、傲慢さが抜けていく過程がいいなー 主人公と同世代の大学生が読むと、すごく楽しめると思います。 | ||||
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卒業旅行の資金ためのための一夏のアルバイト……のはずで、沖縄に向かったしっかり者の柿生浩美20歳。 石垣島で幸せなバイト生活を送るはずが、気がつくと那覇の裏通りの怪しげな小さなホテルで切り盛りすることに。 テンポのよい短編連作集。 沖縄という日常の中の非日常空間を舞台に、リゾートだけではないゴーヤのように苦みがあって旨味もある喰い応えのある作品。 沖縄出身の人には怒られるかもしれないけど、「沖縄らしい」と思ってしまう小説でした。あぁ、楽しかった。 | ||||
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