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(短編集)
ホテルジューシー
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ホテルジューシーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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猫(?)二匹が「JUICY」(「SPAM」の商標上? いや「スパム」と文中にあるし)缶見下ろしている表紙絵から、猫(?)が缶詰のミンチにされる動物保護・環境問題関連かな、と思ったが、実際はこの表紙絵からが、まず意味はなかった、いつも通りの沖縄のホテルお仕事小説、お助けモノでいつも通りの予感が過った。 沖縄は、「豚肉」は焼豚、「海」は近隣、「アメリカ」はマクドナルド、バーガーキング、ネットの海外サイト閲覧で足りているので、ヒロの「自分が正しい」は、何としてでもヒロ成長話に持って行きたい著者の意図、力量のなさが出過ぎてスルー。 以下、各収録作品感想。 「ホテルジューシー」 表題作。自己紹介。酒。養蜂ネタは『夜の光』を、その後を暗示しているかのような末路だった。 あの『夜の光』本編話は、気が変わったのか、書いている途中で嫌になって、このホテルで消そうとしていたのか、どっちだ? 「越境者」 女子高生言葉遣いの件は『青空の卵』収録「春の子供」のルチャレスラー家族不法入国ネタのような外国語(ここでは方言)の伏線かと思ったが、出自ネタばらし後、急に素に戻って著者お得意の「実は接したら良い子(達)なんですよ」で白けた。 内容は、少し離れた箇所で一時を共にした身内に「該当者なし」で一生独身か、当時25-6、東京人著者の他人事・夢物語・机上の文芸小説か、のどちらかを迫られる重い内容。 「等価交換」 え? 「田中」? 嘘だろう? 「嵐の中の旅人たち」 ラスト。おいおい、行方を追えよ、せめて通報ぐらいはしろよ、と思ったがスルー。他人の日常には世話を焼き「真面目だなー」と一笑され、非日常には、専属に投げもせずのスルーが「日常の謎」というものか、と、この種のジャンルそのものへの不信感を募らせた。その後、ブログは見て、何もしないとは。著者は初めから黒の話として書いていたのか、元々アンチネット・ブログ・SNSの気でも当時あったのだろうかと勘繰ってしまう。 「トモダチ・プライス」 え? 前回が、他人事スルーバッドエンドで、なんだこの差は? 紛いにも推理小説で「美味いご飯食べさせてもらった」と「日頃の行い」って「男と女」とは「困る」んですけど。レディーファースト通り越して、もはや女尊男卑。ある種の片棒担いだ共犯者じゃないか、主人公と夜型オーナー。 「≠(同じじゃない)」 大団円。いつもどおり。引いて押す。 「微風」 楽しかったね。 フレッチャーさん。 | ||||
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主人公の『自分の常識に則り正義感を振りかざし、自分の常識が全て』って考え方にイライラする。「同じじゃない」なんてまさにそう。 しかし、図書館の個室を戦略しておしゃべりは、主人公の常識的にOKなのね。 | ||||
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日常の謎が出てきて、なおかつ優しい話という傾向は好きなのですが、もう少し深いところまでいって欲しかったかなと思います。個人的には少し表面的なように感じました。 あと比喩表現(例えの部分)で、どうしてもしっくりこない、自分の中で納得できなかった表現が一部あったのが残念でした。 全体の雰囲気は好きです。 | ||||
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