漱石と倫敦ミイラ殺人事件

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漱石と倫敦ミイラ殺人事件の評価:

4.56/5点 レビュー 25件。 B ランク

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平均点4.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全59件 41〜59 3/3ページ
No.19
(5pt)

まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のよう

オリジナルは1984年9月リリース。文庫化は1994年2月20日。デビュー作である『占星術殺人事件』が1981年のリリースで、本作のリリースは『斜め屋敷・・』の次くらいという最も初期の作品ということになる。島田荘司はこれほどの傑作を残しながらほとんど『賞』というものに縁がない。『斜め屋敷の犯罪』『死者が飲む水』も実は江戸川乱歩賞に応募していたりするのだが最終候補にも残っていない。その中で、本作は初めて直木賞の候補となった作品なのだ(ちなみに吉川英治文学新人賞にもノミネートされた)。その後の膨大な傑作群を見ると同様にほとんど日本の文学賞に縁がない村上春樹に通ずるものを感じる。はっきり言って何を見て選考しているのか、と思う。
本作は既に島田荘司の世界が完全に構築されていて、まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のようだ。ラストに行けば行くほど島田作品特有の『心の優しさ・暖かさ』を感じる。トリックも冴えていて、章ごとの微妙な描き方の差が実に効果的だ。
初期の傑作の一つとして是非とも読んでおきたい一冊だ。
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 Amazon書評・レビュー: 漱石と倫敦ミイラ殺人事件より
408775054X
No.18
(5pt)

まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のよう

オリジナルは1984年9月リリース。文庫化は1994年2月20日。デビュー作である『占星術殺人事件』が1981年のリリースで、本作のリリースは『斜め屋敷・・』の次くらいという最も初期の作品ということになる。島田荘司はこれほどの傑作を残しながらほとんど『賞』というものに縁がない。『斜め屋敷の犯罪』『死者が飲む水』も実は江戸川乱歩賞に応募していたりするのだが最終候補にも残っていない。その中で、本作は初めて直木賞の候補となった作品なのだ(ちなみに吉川英治文学新人賞にもノミネートされた)。その後の膨大な傑作群を見ると同様にほとんど日本の文学賞に縁がない村上春樹に通ずるものを感じる。はっきり言って何を見て選考しているのか、と思う。
本作は既に島田荘司の世界が完全に構築されていて、まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のようだ。ラストに行けば行くほど島田作品特有の『心の優しさ・暖かさ』を感じる。トリックも冴えていて、章ごとの微妙な描き方の差が実に効果的だ。
初期の傑作の一つとして是非とも読んでおきたい一冊だ。
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)より
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No.17
(5pt)

まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のよう

オリジナルは1984年9月リリース。文庫化は1994年2月20日。デビュー作である『占星術殺人事件』が1981年のリリースで、本作のリリースは『斜め屋敷・・』の次くらいという最も初期の作品ということになる。島田荘司はこれほどの傑作を残しながらほとんど『賞』というものに縁がない。『斜め屋敷の犯罪』『死者が飲む水』も実は江戸川乱歩賞に応募していたりするのだが最終候補にも残っていない。その中で、本作は初めて直木賞の候補となった作品なのだ(ちなみに吉川英治文学新人賞にもノミネートされた)。その後の膨大な傑作群を見ると同様にほとんど日本の文学賞に縁がない村上春樹に通ずるものを感じる。はっきり言って何を見て選考しているのか、と思う。
本作は既に島田荘司の世界が完全に構築されていて、まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のようだ。ラストに行けば行くほど島田作品特有の『心の優しさ・暖かさ』を感じる。トリックも冴えていて、章ごとの微妙な描き方の差が実に効果的だ。
初期の傑作の一つとして是非とも読んでおきたい一冊だ。
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No.16
(5pt)

古きよき島田節が楽しめる佳作

なんと25年前の作品の新装版です。
島田作品は時代(というより御大の年齢)により大きく作風が
変わるのが特徴なのですが、こちらはミステリの中にも
ユーモアをたっぷり含んだ初期島田流エッセンスを堪能できます。
ロンドン留学中の漱石から見たホームズ、ホームズから見た漱石という
二つの描写のギャップが洒脱な文章で面白おかしく書かれています。
漱石(ツッコミ)・ホームズ(ボケ)の関係は同じ島田作品の石岡・御手洗に
通じるものがありますが、漱石のツッコミの容赦のなさに大笑い。
正直ミステリとしては特筆すべき点はないのですが、「占星術」や「斜め屋敷」の、
石岡御手洗コンビのやり取りの面白さに惹かれた人にはピッタリじゃないでしょうか。
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 Amazon書評・レビュー: 漱石と倫敦ミイラ殺人事件より
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No.15
(5pt)

古きよき島田節が楽しめる佳作

なんと25年前の作品の新装版です。
島田作品は時代(というより御大の年齢)により大きく作風が
変わるのが特徴なのですが、こちらはミステリの中にも
ユーモアをたっぷり含んだ初期島田流エッセンスを堪能できます。
ロンドン留学中の漱石から見たホームズ、ホームズから見た漱石という
二つの描写のギャップが洒脱な文章で面白おかしく書かれています。
漱石(ツッコミ)・ホームズ(ボケ)の関係は同じ島田作品の石岡・御手洗に
通じるものがありますが、漱石のツッコミの容赦のなさに大笑い。
正直ミステリとしては特筆すべき点はないのですが、「占星術」や「斜め屋敷」の、
石岡御手洗コンビのやり取りの面白さに惹かれた人にはピッタリじゃないでしょうか。
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No.14
(5pt)

古きよき島田節が楽しめる佳作

なんと25年前の作品の新装版です。
島田作品は時代(というより御大の年齢)により大きく作風が
変わるのが特徴なのですが、こちらはミステリの中にも
ユーモアをたっぷり含んだ初期島田流エッセンスを堪能できます。
ロンドン留学中の漱石から見たホームズ、ホームズから見た漱石という
二つの描写のギャップが洒脱な文章で面白おかしく書かれています。
漱石(ツッコミ)・ホームズ(ボケ)の関係は同じ島田作品の石岡・御手洗に
通じるものがありますが、漱石のツッコミの容赦のなさに大笑い。
正直ミステリとしては特筆すべき点はないのですが、「占星術」や「斜め屋敷」の、
石岡御手洗コンビのやり取りの面白さに惹かれた人にはピッタリじゃないでしょうか。
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No.13
(4pt)

楽しいミステリ

漱石とホームズについてあまり知らない方でも楽しめると思います。

あまりミステリを読まない知人から「何か面白いミステリ無い?」と聞かれた時に気軽に貸せる。

そんなミステリです。
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)より
4334745687
No.12
(4pt)

楽しいミステリ

漱石とホームズについてあまり知らない方でも楽しめると思います。
あまりミステリを読まない知人から「何か面白いミステリ無い?」と聞かれた時に気軽に貸せる。
そんなミステリです。
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No.11
(4pt)

楽しいミステリ

漱石とホームズについてあまり知らない方でも楽しめると思います。
あまりミステリを読まない知人から「何か面白いミステリ無い?」と聞かれた時に気軽に貸せる。
そんなミステリです。
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No.10
(4pt)

大物ぞろい☆

漱石の時代のロンドンを旅しているような気持ちになる作品。この時代の風俗をおなじみのホームズとワトソン(島田荘司ヴァージョン)とともにたっぷり味わえる。事件も華やかで、ドイルばりのトリックと楽しさです。作者の器用さというのか、いやみじゃないくらいにうまく雰囲気をかもしだしているのがすごいと思う。漱石とホームズ、ワトソンが手に手を取って奇怪な事件を解決するという、あまりにわくわくするストーリー。発表当時、ホームズや漱石といった「大物」を使った(パロッた)というので、反感を食らったいわくつきの作品らしいです。私たち読者には「島田荘司」という「大物」がかいた事実も魅力なんですけれどね!
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)より
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No.9
(4pt)

大物ぞろい☆

漱石の時代のロンドンを旅しているような気持ちになる作品。この時代の風俗をおなじみのホームズとワトソン(島田荘司ヴァージョン)とともにたっぷり味わえる。事件も華やかで、ドイルばりのトリックと楽しさです。作者の器用さというのか、いやみじゃないくらいにうまく雰囲気をかもしだしているのがすごいと思う。漱石とホームズ、ワトソンが手に手を取って奇怪な事件を解決するという、あまりにわくわくするストーリー。発表当時、ホームズや漱石といった「大物」を使った(パロッた)というので、反感を食らったいわくつきの作品らしいです。私たち読者には「島田荘司」という「大物」がかいた事実も魅力なんですけれどね!
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No.8
(4pt)

非常に完成度の高い

 島田荘司といえば、御手洗潔シリーズ。この作品は、シリーズものでないため、島田作品の中で、最高傑作と位置づける人はほとんどいないだろう。私自身、最高傑作かと問われると、躊躇せざるを得ない。 しかし、完成度という点で言えば、島田作品の中でも一、二を争うのではないだろうか。作品は、ロンドン留学中の夏目漱石から見たちょっと変わったホームズの物語と、ワトソンから見たおなじみのホームズの物語を交互に示しながら進んでいく。ワトソンが記したホームズ物語だけでもひとつの作品として楽しめるのだが、漱石の視点を挟むことで優れたパロディーとなっている。 誰もが知っている作品のパロディーだけに、非常に高いレベルが要求されるが、読者に示される謎から謎を解く推理の展開に!いたるまで、ホームズの世界を見事に再現している。また漱石とホームズの絡みにも無駄が無い。地味ながら非常によくできた傑作。
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)より
4334718337
No.7
(4pt)

非常に完成度の高い

 島田荘司といえば、御手洗潔シリーズ。この作品は、シリーズものでないため、島田作品の中で、最高傑作と位置づける人はほとんどいないだろう。私自身、最高傑作かと問われると、躊躇せざるを得ない。 しかし、完成度という点で言えば、島田作品の中でも一、二を争うのではないだろうか。作品は、ロンドン留学中の夏目漱石から見たちょっと変わったホームズの物語と、ワトソンから見たおなじみのホームズの物語を交互に示しながら進んでいく。ワトソンが記したホームズ物語だけでもひとつの作品として楽しめるのだが、漱石の視点を挟むことで優れたパロディーとなっている。 誰もが知っている作品のパロディーだけに、非常に高いレベルが要求されるが、読者に示される謎から謎を解く推理の展開に!いたるまで、ホームズの世界を見事に再現している。また漱石とホームズの絡みにも無駄が無い。地味ながら非常によくできた傑作。
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No.6
(4pt)

今明かされるホームズの真実?!

ストーリー・トリックもさるものながら、なんといっても面白いのは、漱石によって語られる、ホームズ&ワトソンの実生活!!!わたしたちの抱くホームズ像は(いい意味で)粉々に・・・。島田氏の物語世界では、ホームズは実在した人物ってことになってるのもミソ。御手洗は出てきませんが、全ての島田ファン必読の一冊!!
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4334718337
No.5
(4pt)

今明かされるホームズの真実?!

ストーリー・トリックもさるものながら、なんといっても面白いのは、漱石によって語られる、ホームズ&ワトソンの実生活!!!わたしたちの抱くホームズ像は(いい意味で)粉々に・・・。島田氏の物語世界では、ホームズは実在した人物ってことになってるのもミソ。御手洗は出てきませんが、全ての島田ファン必読の一冊!!
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No.4
(5pt)

大好きです!

島田荘司氏の書くユーモア溢れる最高級のホームズ・パロディです。ストーリーは、ロンドンに留学した夏目漱石の下宿に幽霊が出るようになり、困った漱石はベーカー街の名物奇人(笑)と噂のシャーロック・ホームズ氏に相談してみる事にするのですが…というお話です。 この小説ちょっと変わっていまして、物語は漱石視点とホームズの伝記作家ワトソン視点で交互に進んでゆくのですが、何故か漱石とワトソンの言ってる事がだいぶ食い違っているのです。(笑) …どのくらい食い違っているかは作品を読んでお確かめ下さい。物語り後半、ホームズが漱石にあるプレゼントをするのですが、不覚にもユーモアパロディ小説を読んで泣きそうになってしまいました。 大笑いして…、しみじみして…、そして読み終わった後には心にスッキリ青空が広がるような、そんな素敵な作品です。
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4334718337
No.3
(5pt)

大好きです!

島田荘司氏の書くユーモア溢れる最高級のホームズ・パロディです。ストーリーは、ロンドンに留学した夏目漱石の下宿に幽霊が出るようになり、困った漱石はベーカー街の名物奇人(笑)と噂のシャーロック・ホームズ氏に相談してみる事にするのですが…というお話です。 この小説ちょっと変わっていまして、物語は漱石視点とホームズの伝記作家ワトソン視点で交互に進んでゆくのですが、何故か漱石とワトソンの言ってる事がだいぶ食い違っているのです。(笑) …どのくらい食い違っているかは作品を読んでお確かめ下さい。物語り後半、ホームズが漱石にあるプレゼントをするのですが、不覚にもユーモアパロディ小説を読んで泣きそうになってしまいました。 大笑いして…、しみじみして…、そして読み終わった後には心にスッキリ青空が広がるような、そんな素敵な作品です。
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No.2
(4pt)

漱石とホームズ

夏目漱石とシャーロックホームズが出会って、ともに難事件を解決するという話し。密室で一夜にして死体がミイラになるという不可解な事件を、最後には漱石の協力を得て見事ホームズが解決。島田荘司らしい本格の骨子を持ちながら、同時に漱石とホームズの友情物語でもある。謎の解決部分もさることながら、事件が解決されてからの部分もなかなか面白い。
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4334718337
No.1
(4pt)

漱石とホームズ

夏目漱石とシャーロックホームズが出会って、ともに難事件を解決するという話し。密室で一夜にして死体がミイラになるという不可解な事件を、最後には漱石の協力を得て見事ホームズが解決。島田荘司らしい本格の骨子を持ちながら、同時に漱石とホームズの友情物語でもある。謎の解決部分もさることながら、事件が解決されてからの部分もなかなか面白い。
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