玻璃の天

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

玻璃の天の評価:

4.34/5点 レビュー 32件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 1〜20 1/3ページ
No.47
(5pt)

事実に裏打ちされた見事な情景描写

昭和8年の東京。昨年のロス五輪がラヂオで実感放送されたとの記述で時代を説明しています。巻末に記載されている「主な参考文献」を読むのも楽しい。本書は「花村英子と別宮みつ子」コンビが活躍する第二作で、前作の「街の灯」は文庫にもなっています。この年にヒトラーがドイツの首相に就任し、日本は国際連盟から脱退しました。そのような社会背景をも巧みに盛り込んでいます。

ベッキーさんの正体がいよいよ判明するのでしょうか?深窓のご令嬢を覗き見する楽しみまでちりばめられた北村ワールドの待ちに待った一冊です。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.46
(5pt)

事実に裏打ちされた見事な情景描写

昭和8年の東京。昨年のロス五輪がラヂオで実感放送されたとの記述で時代を説明しています。巻末に記載されている「主な参考文献」を読むのも楽しい。本書は「花村英子と別宮みつ子」コンビが活躍する第二作で、前作の「街の灯」は文庫にもなっています。この年にヒトラーがドイツの首相に就任し、日本は国際連盟から脱退しました。そのような社会背景をも巧みに盛り込んでいます。

ベッキーさんの正体がいよいよ判明するのでしょうか?深窓のご令嬢を覗き見する楽しみまでちりばめられた北村ワールドの待ちに待った一冊です。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.45
(5pt)

きれいな本が届きました。

注文履歴に「配送状況が分からない」と表示されていますが、商品は受領済みです。表示通りのきれいな本が届きました。版元にも在庫がない本なので頼んで正解でした。
ありがとうございました。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.44
(5pt)

きれいな本が届きました。

注文履歴に「配送状況が分からない」と表示されていますが、商品は受領済みです。表示通りのきれいな本が届きました。版元にも在庫がない本なので頼んで正解でした。
ありがとうございました。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.43
(4pt)

優雅で美しい物語

「街の灯」に続くベッキーさんシリーズ2冊目。1冊目でなんという美しい物語だろうと思いファンになりました。
富裕な家庭で、進んだ考えを持つ父と優しい母、おっとりした兄という恵まれた家族の中で育ち、学習院に通うお嬢様花村英子。そして当時はまだめずらしかった女性の運転手ベッキーさんこと別宮みつ子を中心とする連作集です。

皇族や華族が混じる昭和初期の上流社会の様子が美しいです。時代考証がしっかりしているので安心して読め、時代のレトロな雰囲気を楽しむことができます。それでも上流には上流の苦労や不自由さがあったこともわかります。
一見、絵空事の世界に見えながら、軍部の力がだんだんと増してゆく様や右翼化していく世相が背後にちらほらと伺われます。

「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」の3作が収められていますが、2つ目の「想夫恋」だけがちょっといまひとつでした。英子の同級生で公家華族の綾乃さん、彼女との本を介した交流を楽しみながら読んでいたら、いきなり後半になって駆け落ちの話になるのが唐突で違和感がありました。
英子はまだまだ世間知らずながら、しっかりと自分で考える力を持ち、状況に臆せず立ち向かえる強さがあるのがいいですね。このシリーズあと1冊で終わってしまうようで読み終わるのが今からとても残念です。さらに続編を期待したいです。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.42
(4pt)

優雅で美しい物語

「街の灯」に続くベッキーさんシリーズ2冊目。1冊目でなんという美しい物語だろうと思いファンになりました。
富裕な家庭で、進んだ考えを持つ父と優しい母、おっとりした兄という恵まれた家族の中で育ち、学習院に通うお嬢様花村英子。そして当時はまだめずらしかった女性の運転手ベッキーさんこと別宮みつ子を中心とする連作集です。

皇族や華族が混じる昭和初期の上流社会の様子が美しいです。時代考証がしっかりしているので安心して読め、時代のレトロな雰囲気を楽しむことができます。それでも上流には上流の苦労や不自由さがあったこともわかります。
一見、絵空事の世界に見えながら、軍部の力がだんだんと増してゆく様や右翼化していく世相が背後にちらほらと伺われます。

「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」の3作が収められていますが、2つ目の「想夫恋」だけがちょっといまひとつでした。英子の同級生で公家華族の綾乃さん、彼女との本を介した交流を楽しみながら読んでいたら、いきなり後半になって駆け落ちの話になるのが唐突で違和感がありました。
英子はまだまだ世間知らずながら、しっかりと自分で考える力を持ち、状況に臆せず立ち向かえる強さがあるのがいいですね。このシリーズあと1冊で終わってしまうようで読み終わるのが今からとても残念です。さらに続編を期待したいです。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.41
(3pt)

1巻よりかは難しかったです。

ベッキーさんシリーズ第2巻です。お嬢様とその運転手の昭和初期を舞台にしたミステリーです。
連作短編になっていますが、第1巻から読んだ方がより楽しめると思います。
前作「街の灯」が素晴らしかったので、期待して読みましたが、古典や漢文からの引用が私には難しかったです。
ミステリーとしても難しく、特にこの2巻の2番目の話が、暗号の意味がさっぱり分かりませんでした。
ただ、登場人物が暗い時代に入ろうとする中、前を向いて生きようとする姿には心打たれるものがあります。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.40
(3pt)

1巻よりかは難しかったです。

ベッキーさんシリーズ第2巻です。お嬢様とその運転手の昭和初期を舞台にしたミステリーです。
連作短編になっていますが、第1巻から読んだ方がより楽しめると思います。
前作「街の灯」が素晴らしかったので、期待して読みましたが、古典や漢文からの引用が私には難しかったです。
ミステリーとしても難しく、特にこの2巻の2番目の話が、暗号の意味がさっぱり分かりませんでした。
ただ、登場人物が暗い時代に入ろうとする中、前を向いて生きようとする姿には心打たれるものがあります。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.39
(5pt)

別宮みつ子の正体

「ベッキーさん」シリーズの第二弾で、「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」の
三つの短編で構成されている。

宝塚の男役を思わせる颯爽としたベッキーさんは、まだ謎の部分を多く
抱えた女性だ。この作品ではベッキーさんと桐原大尉、そして、私こと
花村英子と若月少尉との間に恋らしきものが芽生えてくる。

「幻の橋」は絵画消失事件の謎を解き、「想夫連」では失踪した友人を探し、
「玻璃の天」ではステンドグラスの天窓から転落し、命を落とした思想家の
死の謎に挑むもので、三編を読み進むうち、ベッキーさんの隠れていた
素顔が次第に明らかとなってくる。

今回も帝都のホームズとワトソンの活躍が楽しみだ。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.38
(5pt)

別宮みつ子の正体

「ベッキーさん」シリーズの第二弾で、「幻の橋」「想夫恋」「玻璃の天」の
三つの短編で構成されている。

宝塚の男役を思わせる颯爽としたベッキーさんは、まだ謎の部分を多く
抱えた女性だ。この作品ではベッキーさんと桐原大尉、そして、私こと
花村英子と若月少尉との間に恋らしきものが芽生えてくる。

「幻の橋」は絵画消失事件の謎を解き、「想夫連」では失踪した友人を探し、
「玻璃の天」ではステンドグラスの天窓から転落し、命を落とした思想家の
死の謎に挑むもので、三編を読み進むうち、ベッキーさんの隠れていた
素顔が次第に明らかとなってくる。

今回も帝都のホームズとワトソンの活躍が楽しみだ。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.37
(3pt)

終始「安心」して読んでました

何事が起ころうとも、うまい具合に落ちつくトコに落ち着くんだろうな、という安心感があるので終始穏やかに上品な語り口を楽しみました。 「何物?」の種明かしもされたんで、続巻では「事件後どういう経緯で今に至ったか」も書いてくれてるのかな?の期待感。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.36
(3pt)

終始「安心」して読んでました

何事が起ころうとも、うまい具合に落ちつくトコに落ち着くんだろうな、という安心感があるので終始穏やかに上品な語り口を楽しみました。 「何物?」の種明かしもされたんで、続巻では「事件後どういう経緯で今に至ったか」も書いてくれてるのかな?の期待感。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.35
(5pt)

すごい!!

とても楽しかった。円紫さんシリーズから読んでいます。すごい筆力です。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.34
(5pt)

すごい!!

とても楽しかった。円紫さんシリーズから読んでいます。すごい筆力です。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.33
(4pt)

ミステリというよりは時代小説

ベッキーさんシリーズ第二弾。
全部で3編のミステリー短編が収録されています。

北村薫さんの作品らしく、ミステリ要素のほか、ストーリー設定の昭和初期の日本の時代背景や空気感も味わえる作品。
個人的には、ミステリというよりも、ミステリ的要素が加わった時代小説を読んでいるかんじ。

昭和初期という暗い空気感のある時代のなかで、人々がどのようなことを感じ、考え、生きてきたか、繊細な描写で描かれています。
若干重いテーマを抱えつつも、一方で主人公とそれを取り巻く人々のやりとりは楽しく描かれているので読みやすいです。ちょうど良いバランス。

北村薫さんの作品は、どんなテーマを掲げていても、とても優しい気持ちになるのが一番の魅力だと思います〜。
オススメです。


玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.32
(4pt)

ミステリというよりは時代小説

ベッキーさんシリーズ第二弾。
全部で3編のミステリー短編が収録されています。

北村薫さんの作品らしく、ミステリ要素のほか、ストーリー設定の昭和初期の日本の時代背景や空気感も味わえる作品。
個人的には、ミステリというよりも、ミステリ的要素が加わった時代小説を読んでいるかんじ。

昭和初期という暗い空気感のある時代のなかで、人々がどのようなことを感じ、考え、生きてきたか、繊細な描写で描かれています。
若干重いテーマを抱えつつも、一方で主人公とそれを取り巻く人々のやりとりは楽しく描かれているので読みやすいです。ちょうど良いバランス。

北村薫さんの作品は、どんなテーマを掲げていても、とても優しい気持ちになるのが一番の魅力だと思います〜。
オススメです。


玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.31
(5pt)

ベッキーさんの素性解明

良家の子女英子とそのお抱え運転手ベッキーさんが
様々な事件を解決していく探偵小説文庫本第2弾。

今回は、恋愛にまつわる事件が3篇。
第1話「幻の橋」は日本版ロミオとジュリエット。
結果はハッピーエンドだけれど、両家が敵対した背景には、
その時代ならではの哀しいものが。。。
第2話「想夫恋」は身分違いの恋の物語。
暗号での恋文。
この二人の恋は。。。
第3話この本の題名にもなった「玻璃の天」
やはりこれも身分違いの恋の物語ではあるのだが、
ただ、身分以上に時代が二人の間に、そして、
その家族の間に大きな影を落とす。
そして、それはベッキーさんにも。
この話の中でベッキーさんの素性が明らかになる。
この話はとっても悲しい物語で、それは、
最後に主人公の英子がベッキーさんに
「ベッキーさんの願う道は、時間を元に戻して・・・
でもそんなこと、誰にもできない。
私達が進めるのは前だけよ。なぜこんなことになったのか、
このことを胸に刻んで、生きていくしかないんだわ。」
という言葉に収斂される。
そう、どんな時代にも私達は前に進むしか生きてはいけない。
未来は作れるけれど、過去は消せないのだから。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.30
(5pt)

ベッキーさんの素性解明

良家の子女英子とそのお抱え運転手ベッキーさんが
様々な事件を解決していく探偵小説文庫本第2弾。

今回は、恋愛にまつわる事件が3篇。
第1話「幻の橋」は日本版ロミオとジュリエット。
結果はハッピーエンドだけれど、両家が敵対した背景には、
その時代ならではの哀しいものが。。。
第2話「想夫恋」は身分違いの恋の物語。
暗号での恋文。
この二人の恋は。。。
第3話この本の題名にもなった「玻璃の天」
やはりこれも身分違いの恋の物語ではあるのだが、
ただ、身分以上に時代が二人の間に、そして、
その家族の間に大きな影を落とす。
そして、それはベッキーさんにも。
この話の中でベッキーさんの素性が明らかになる。
この話はとっても悲しい物語で、それは、
最後に主人公の英子がベッキーさんに
「ベッキーさんの願う道は、時間を元に戻して・・・
でもそんなこと、誰にもできない。
私達が進めるのは前だけよ。なぜこんなことになったのか、
このことを胸に刻んで、生きていくしかないんだわ。」
という言葉に収斂される。
そう、どんな時代にも私達は前に進むしか生きてはいけない。
未来は作れるけれど、過去は消せないのだから。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053
No.29
(5pt)

これぞ、日本の美しさだと思う

この人の描く世界と女性は、その時代に関わらず、日本の美しさを表現したものだと思う。円紫師匠シリーズの「私」も、このベッキーさんシリーズの花村英子も。特に英子は上流階級のお嬢様だから、言葉遣いも美しく、その精神も淑女そのもの。これぞ、日本の美だと感じる。今はただの金持ちが”セレブ”ともてはやされ勘違いをしている輩も多いが、本物のセレブというのはこういう人たちのことを言うのだ。

 『街の灯』を読んだときは、なるほどベッキーさんというのは謎めいた女性で、これからどんな風に謎解きをしていくのかという、序章的な作品だなと思ったが、本作に来て一気に物語が加速する。謎解き自体も面白くなっているし、ベッキーさんの過去も徐々に明らかになり、嫌が応にも次に作品への期待が高まるところである。

 円紫師匠シリーズは謎解き以外にも人の少しくらい部分や影の部分も描き出し、それでもやはり人は捨てたもんじゃないでしょう?という円紫師匠の温かさを感じる作品であるが、こちらはこの時代背景が特殊なせいか、もっと大きなメッセージを感じる。英子とベッキーさんを描くには、この昭和初期という時代しかなかったんだろうと。命の大切さとか、おおざっぱなイメージではなく、こんな時代にあって人はどう生きるべきだったのか、今の私たちはどう生きるべきなのか。作者の様々に交錯する思いを英子に語らせているような気がする。

 そしてなにより、与謝野晶子の「君死にたまうことなかれ」の解釈に驚いた。自分が弟の立場だったら、決死隊に志願してでも華々しく死ぬしかなくなる、この歌を世に公表することがそんな危険な行為だったとは。言論の自由なんて今でもあるかどうかわからないけれど、戦争に、もしくは政府に反対の意を表明するということはそういうことなのか、とそんなことに思いが至らなかった自分の浅さを思い知ったような気がする。

 英子のこころの美しさとベッキーさんの聡明さがここちよいが、これからどんな時代に日本が突入していくのかを知っている私としては、なんとも胸が詰まる思いである。
玻璃の天 Amazon書評・レビュー: 玻璃の天より
4163258302
No.28
(5pt)

これぞ、日本の美しさだと思う

この人の描く世界と女性は、その時代に関わらず、日本の美しさを表現したものだと思う。円紫師匠シリーズの「私」も、このベッキーさんシリーズの花村英子も。特に英子は上流階級のお嬢様だから、言葉遣いも美しく、その精神も淑女そのもの。これぞ、日本の美だと感じる。今はただの金持ちが”セレブ”ともてはやされ勘違いをしている輩も多いが、本物のセレブというのはこういう人たちのことを言うのだ。

 『街の灯』を読んだときは、なるほどベッキーさんというのは謎めいた女性で、これからどんな風に謎解きをしていくのかという、序章的な作品だなと思ったが、本作に来て一気に物語が加速する。謎解き自体も面白くなっているし、ベッキーさんの過去も徐々に明らかになり、嫌が応にも次に作品への期待が高まるところである。

 円紫師匠シリーズは謎解き以外にも人の少しくらい部分や影の部分も描き出し、それでもやはり人は捨てたもんじゃないでしょう?という円紫師匠の温かさを感じる作品であるが、こちらはこの時代背景が特殊なせいか、もっと大きなメッセージを感じる。英子とベッキーさんを描くには、この昭和初期という時代しかなかったんだろうと。命の大切さとか、おおざっぱなイメージではなく、こんな時代にあって人はどう生きるべきだったのか、今の私たちはどう生きるべきなのか。作者の様々に交錯する思いを英子に語らせているような気がする。

 そしてなにより、与謝野晶子の「君死にたまうことなかれ」の解釈に驚いた。自分が弟の立場だったら、決死隊に志願してでも華々しく死ぬしかなくなる、この歌を世に公表することがそんな危険な行為だったとは。言論の自由なんて今でもあるかどうかわからないけれど、戦争に、もしくは政府に反対の意を表明するということはそういうことなのか、とそんなことに思いが至らなかった自分の浅さを思い知ったような気がする。

 英子のこころの美しさとベッキーさんの聡明さがここちよいが、これからどんな時代に日本が突入していくのかを知っている私としては、なんとも胸が詰まる思いである。
玻璃の天 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 玻璃の天 (文春文庫)より
4167586053