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スキップの評価:

4.21/5点 レビュー 81件。 A ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全128件 101〜120 6/7ページ
No.28
(4pt)

自尊心のもとに

大好きな北村薫の時と人をテーマにした3部作の1作目。主人公真理子は17歳から42歳へ、25年の時を越えた現代に突然目覚めます。環境も文明も自分の体だって変わってしまったのに、「わたし」を生きるために真理子がしたことは・・・?私は高校生だった頃、国語の先生が好きでした。教室で机の合間を歩きながら朗々と小説を読み上げる声。「わかりません」としか答えないやる気のない生徒に、苦笑いしながら丁寧に文学のおもしろさを説明してくれた。そんな思い出に「スキップ」しつつ読みました。真理子は、人生においていろんな選択肢を選び取ることはできなかったけれど、与えられた環境に向かって、強くのびやかに生きていこうとします。それでも、失った歳月、家族や、その歳月に感じたであろうあたりまえの感覚の欠落をまのあたりにして涙してしまう。甘えないこと。失ったものを思って嘆かないこと。今を享受することで自分を取り戻そうとする真理子が、いつか予期したものとは違う、新しい奇跡を手にできることを、願ってやみません。
スキップ Amazon書評・レビュー: スキップより
410406601X
No.27
(4pt)

自尊心のもとに

大好きな北村薫の時と人をテーマにした3部作の1作目。主人公真理子は17歳から42歳へ、25年の時を越えた現代に突然目覚めます。環境も文明も自分の体だって変わってしまったのに、「わたし」を生きるために真理子がしたことは・・・?私は高校生だった頃、国語の先生が好きでした。教室で机の合間を歩きながら朗々と小説を読み上げる声。「わかりません」としか答えないやる気のない生徒に、苦笑いしながら丁寧に文学のおもしろさを説明してくれた。そんな思い出に「スキップ」しつつ読みました。真理子は、人生においていろんな選択肢を選び取ることはできなかったけれど、与えられた環境に向かって、強くのびやかに生きていこうとします。それでも、失った歳月、家族や、その歳月に感じたであろうあたりまえの感覚の欠落をまのあたりにして涙してしまう。甘えないこと。失ったものを思って嘆かないこと。今を享受することで自分を取り戻そうとする真理子が、いつか予期したものとは違う、新しい奇跡を手にできることを、願ってやみません。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.26
(5pt)

過ぎる日々を愛しく思うこと。

普通の文庫本の倍はある厚みだけど、実際読み始めたら止まらない。私はじっくり3日間かけて読んだけど、多分一日でも読めてしまうだろう。なんて鮮やかな、なんて愛おしい話なんだろう。25年という長すぎる空白。それすらも乗り越えた真理子の姿は大変生き生きとしてたいへん魅力的です。言葉ひとつひとつが本当に美しくて、そしてあたたかい。読みながら涙が止まりませんでした。こうやって何気なく過ぎて行く毎日。それすらも愛しく思えてくる程、本当に美しい作品でした。
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410406601X
No.25
(5pt)

過ぎる日々を愛しく思うこと。

普通の文庫本の倍はある厚みだけど、実際読み始めたら止まらない。私はじっくり3日間かけて読んだけど、多分一日でも読めてしまうだろう。なんて鮮やかな、なんて愛おしい話なんだろう。25年という長すぎる空白。それすらも乗り越えた真理子の姿は大変生き生きとしてたいへん魅力的です。言葉ひとつひとつが本当に美しくて、そしてあたたかい。読みながら涙が止まりませんでした。こうやって何気なく過ぎて行く毎日。それすらも愛しく思えてくる程、本当に美しい作品でした。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.24
(5pt)

心地のよい小説

 なんとも心地よい小説。 主人公一ノ瀬真理子は17歳のとき文化祭が雨で中止になった。その後家に帰り、眠って目覚めた先は25年後の世界。自分は桜木真理子になり、国語教師をやっていた。 親父が読み、自分に渡ってきた。俺は学生だから生徒側の立場が分かりやすい。しかしながら生徒と同じ心の年齢を持つ真理子にも非常に共感できる。先生と生徒という関係でこれほどほがらかで心地よいものは少ないだろう。現代においてはタブーかもしれない。しかし読み進めるうちに、そう言った考えは捨ててしまう。こういった小説があった方がいいじゃないか、と思うはず。 これはあくまでも学園物に仕上がっているし、そこがメインである。常に前向きで向上心のある真理子と、個性豊かな生徒達。17歳が同じ世代を教師として教えているところに面白さがあり、授業の他に文化祭やバレーボール大会などを通じての生徒の交流は、人間的な温かさがあっていい。 読めば分かるが、スキップのトリックは簡単である。それ以上に小説そのものを存分に味わって欲しい。
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410406601X
No.23
(5pt)

心地のよい小説

 なんとも心地よい小説。 主人公一ノ瀬真理子は17歳のとき文化祭が雨で中止になった。その後家に帰り、眠って目覚めた先は25年後の世界。自分は桜木真理子になり、国語教師をやっていた。 親父が読み、自分に渡ってきた。俺は学生だから生徒側の立場が分かりやすい。しかしながら生徒と同じ心の年齢を持つ真理子にも非常に共感できる。先生と生徒という関係でこれほどほがらかで心地よいものは少ないだろう。現代においてはタブーかもしれない。しかし読み進めるうちに、そう言った考えは捨ててしまう。こういった小説があった方がいいじゃないか、と思うはず。 これはあくまでも学園物に仕上がっているし、そこがメインである。常に前向きで向上心のある真理子と、個性豊かな生徒達。17歳が同じ世代を教師として教えているところに面白さがあり、授業の他に文化祭やバレーボール大会などを通じての生徒の交流は、人間的な温かさがあっていい。 読めば分かるが、スキップのトリックは簡単である。それ以上に小説そのものを存分に味わって欲しい。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.22
(5pt)

心が温かくなる話

実家に帰る新幹線の中で読み返した。そう、「読み返した」のである。もう何度も読んだ話なのに、それでも涙がとまらなかった。無常な時の流れ。それでも一生懸命に生きる主人公。そのぴんと背筋の伸びた生き様に心が温かくなる。目頭も熱くなる。ふと気が付くと、新幹線の中で涙ぐんでいた。一生懸命生きることの爽快さを知ることができる小説である。
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410406601X
No.21
(5pt)

心が温かくなる話

実家に帰る新幹線の中で読み返した。そう、「読み返した」のである。もう何度も読んだ話なのに、それでも涙がとまらなかった。無常な時の流れ。それでも一生懸命に生きる主人公。そのぴんと背筋の伸びた生き様に心が温かくなる。目頭も熱くなる。ふと気が付くと、新幹線の中で涙ぐんでいた。一生懸命生きることの爽快さを知ることができる小説である。
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4101373213
No.20
(5pt)

北村薫氏の本の中で一番おすすめです!

北村薫氏の本とはじめて出会ったのが、この「スキップ」でした。主人公・真理子の清潔感のある美しさ。そして、人生というものに対する真摯な態度。真理子の高校時代のエピソードや親友との友情。失ったものだけにとらわれず、前向きに生きていく姿が本当に美しい。真理子が「未来」を「現在」として、受け入れていく過程で、さまざまな人に与える影響などが微笑ましい。親友との再会にも涙が出そうになりました。「未来」での真理子の先生ぶりにも目を見張ります。生徒との交流、娘とのやりとり、17歳が輝くほどにちりばめられています。新田君との交流が個人的には一番素敵だと思っています。どんな世代の女性も共感できる素敵な本です。
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410406601X
No.19
(5pt)

北村薫氏の本の中で一番おすすめです!

北村薫氏の本とはじめて出会ったのが、この「スキップ」でした。主人公・真理子の清潔感のある美しさ。そして、人生というものに対する真摯な態度。真理子の高校時代のエピソードや親友との友情。失ったものだけにとらわれず、前向きに生きていく姿が本当に美しい。真理子が「未来」を「現在」として、受け入れていく過程で、さまざまな人に与える影響などが微笑ましい。親友との再会にも涙が出そうになりました。「未来」での真理子の先生ぶりにも目を見張ります。生徒との交流、娘とのやりとり、17歳が輝くほどにちりばめられています。新田君との交流が個人的には一番素敵だと思っています。どんな世代の女性も共感できる素敵な本です。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.18
(4pt)

ああ、納得がいかない

 昭和40年代初頭17歳だった真理子が転寝から目覚めると、そこは彼女にとって25年後の世界。彼女は心こそ女子高生のまま、肉体は夫と娘を持つ42歳の国語教師になっていた。どうしてこんなことが起こるのだろう、という謎解きや、どうやって元の世界に心を戻すかなどは本書では為されていない。真理子が25年後の彼女にとっては「未来世界」にいかに溶け込むかが細密に描写されている。女子高生にこのシチュエーションは酷だと思う。綺麗に「スキップ」してしまった真理子の25年間は、空白のまま彼女の歴史に刻まれてしまうのだ。その間の大切な想い出や重大事すら彼女は知り得ぬまま…。物語は丁寧できっちりと構成されている。でも、この点だけは私は買えない。だって、ヒロインが余りに気の毒ではないか。そう思いません?
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410406601X
No.17
(4pt)

ああ、納得がいかない

 昭和40年代初頭17歳だった真理子が転寝から目覚めると、そこは彼女にとって25年後の世界。彼女は心こそ女子高生のまま、肉体は夫と娘を持つ42歳の国語教師になっていた。どうしてこんなことが起こるのだろう、という謎解きや、どうやって元の世界に心を戻すかなどは本書では為されていない。真理子が25年後の彼女にとっては「未来世界」にいかに溶け込むかが細密に描写されている。女子高生にこのシチュエーションは酷だと思う。綺麗に「スキップ」してしまった真理子の25年間は、空白のまま彼女の歴史に刻まれてしまうのだ。その間の大切な想い出や重大事すら彼女は知り得ぬまま…。物語は丁寧できっちりと構成されている。でも、この点だけは私は買えない。だって、ヒロインが余りに気の毒ではないか。そう思いません?
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.16
(5pt)

果たして母は…

「とっても面白かったので、あげます。17才のあなたはどういう感想をもつのか…?」ある日、机の上に母からの置手紙と共に置かれていたのが、この本でした。私たちは常に心にふさわしい体で生きているものだと思います。それが、この本の主人公のように、もし25年もの歳月をスキップしてしまったら、心と体がかみ合わない″自分″を生きていかなくてはならないとしたら…。始終そんなことを思いながら読んでいました。読み終わった私の心に残ったのは、不思議な爽快感。人は、いくつになったって、若い頃と同じように、すべてのものに様々な思いを抱けるのだと。母は、果たしてどのようなことを思ったのでしょうか。
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410406601X
No.15
(5pt)

果たして母は…

「とっても面白かったので、あげます。17才のあなたはどういう感想をもつのか…?」ある日、机の上に母からの置手紙と共に置かれていたのが、この本でした。私たちは常に心にふさわしい体で生きているものだと思います。それが、この本の主人公のように、もし25年もの歳月をスキップしてしまったら、心と体がかみ合わない″自分″を生きていかなくてはならないとしたら…。始終そんなことを思いながら読んでいました。読み終わった私の心に残ったのは、不思議な爽快感。人は、いくつになったって、若い頃と同じように、すべてのものに様々な思いを抱けるのだと。母は、果たしてどのようなことを思ったのでしょうか。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.14
(5pt)

すっきりした。

この本を読んでから、嘘じゃなくて、まわりのものがいままでと違って見えました。それまでの自分よりもほんのちょっとだけ大きくなれた気がします(おおげさだけど)。この人みたく、強く生きなきゃって思いました。
スキップ Amazon書評・レビュー: スキップより
410406601X
No.13
(5pt)

すっきりした。

この本を読んでから、嘘じゃなくて、まわりのものがいままでと違って見えました。それまでの自分よりもほんのちょっとだけ大きくなれた気がします(おおげさだけど)。この人みたく、強く生きなきゃって思いました。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.12
(5pt)

母の面影

この本を読んだのは母の一周忌のすぐ後でした。母がそこにいるようで懐かしく、哀しく、読みました。ふだんは北村作品を読まない父も一気に読み終えたらしいです。前向きで美しい母にこの本を開くたびに会えることがとてもうれしい。読んだ後にいつも優しい気持ちになれる北村作品はどれもお勧めです。
スキップ Amazon書評・レビュー: スキップより
410406601X
No.11
(5pt)

母の面影

この本を読んだのは母の一周忌のすぐ後でした。母がそこにいるようで懐かしく、哀しく、読みました。ふだんは北村作品を読まない父も一気に読み終えたらしいです。前向きで美しい母にこの本を開くたびに会えることがとてもうれしい。読んだ後にいつも優しい気持ちになれる北村作品はどれもお勧めです。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213
No.10
(5pt)

高潔な強さ

時間のねじれに翻弄される17才の少女。その魂の高潔さとその強さに感動させられます。何度読み返しても爽やかな読後感を残してくれる本です。たくさんの方に読んでいただきたいです。
スキップ Amazon書評・レビュー: スキップより
410406601X
No.9
(5pt)

高潔な強さ

時間のねじれに翻弄される17才の少女。その魂の高潔さとその強さに感動させられます。何度読み返しても爽やかな読後感を残してくれる本です。たくさんの方に読んでいただきたいです。
スキップ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スキップ (新潮文庫)より
4101373213