プリズム

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評判

プリズムの評価:

3.52/5点 レビュー 75件。 B ランク

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平均点3.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 41〜60 3/5ページ
No.44
(5pt)

『慟哭』から派生した新機軸の小説です。

一つの事件を複数の視点から多重的に書くというのは、『慟哭』『修羅の終わり』や症候群三部作で見せた、貫井さんがよく用いる手法ですが、本作ではそれの一つの完成型を提示してくれていると思います。
人間誰しも接する人間によって性格を変えるし、更には相手の感じ方次第でその人の人格は無限に存在し得ます。だからといって、ミステリーの世界でそんなことを描いてしまってはトリックや犯行動機自体が成立し得ない場合が殆んどです。
しかし、本作ではそういった人間の持つ多面性に正面から向き合っています。他殺か事故死かもわからないある小学校女教師の死。複数の視点で次々に明かされる新事実。衝撃のラスト!
本作は複数回読むことによって味の出る作品ですし、読者自身が自由に事件のストーリーを思い描くことも出来ます。読み応えがあるのでお勧めです!
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.43
(4pt)

驚いた

すごい。これはすごい。
ボクはまず目次で感銘を受けた。
この小説のつながりが目次を見ただけでちょっとわかった。
すごい。これは自分の中である推理を想像してから読み進めるのがいいかと思います。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.42
(4pt)

驚いた

すごい。これはすごい。
ボクはまず目次で感銘を受けた。
この小説のつながりが目次を見ただけでちょっとわかった。
すごい。これは自分の中である推理を想像してから読み進めるのがいいかと思います。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.41
(5pt)

心理的多方向性ベクトル

本書では、小学校の先生の殺人犯人を、推理する主体は、警察ではない。
それは、生徒であり、先生の同僚であり、かつての恋人であり、生徒の父親でもある。
この過程で、それぞれの立場に応じた、被害者に対する微妙な心理が、赤裸々に描かれている。
それら心理の方向性は、それぞれの立場で、著しく異なる。

そして、最終的に、犯人を推理するのは、読者だ。

物語を読んでいる途中で、ある可能性が脳裏をよぎる。
その可能性には、強い嫌悪感と絶望感を伴うので、意識的に思考の片隅に追いやって、読み進んだ。

しかし、読者が最終的に推理する、犯人の心理のベクトルは、あまりにやるせない。
ただ、著者の導く結論の方向は、きわめて現代的だと言える。

読後に、爽快感はまるでない。
この事が、強いインパクトでもある。
プリズム (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (実業之日本社文庫)より
4408557331
No.40
(5pt)

心理的多方向性ベクトル

本書では、小学校の先生の殺人犯人を、推理する主体は、警察ではない。
それは、生徒であり、先生の同僚であり、かつての恋人であり、生徒の父親でもある。
この過程で、それぞれの立場に応じた、被害者に対する微妙な心理が、赤裸々に描かれている。
それら心理の方向性は、それぞれの立場で、著しく異なる。

そして、最終的に、犯人を推理するのは、読者だ。

物語を読んでいる途中で、ある可能性が脳裏をよぎる。
その可能性には、強い嫌悪感と絶望感を伴うので、意識的に思考の片隅に追いやって、読み進んだ。

しかし、読者が最終的に推理する、犯人の心理のベクトルは、あまりにやるせない。
ただ、著者の導く結論の方向は、きわめて現代的だと言える。

読後に、爽快感はまるでない。
この事が、強いインパクトでもある。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.39
(5pt)

心理的多方向性ベクトル

本書では、小学校の先生の殺人犯人を、推理する主体は、警察ではない。
それは、生徒であり、先生の同僚であり、かつての恋人であり、生徒の父親でもある。
この過程で、それぞれの立場に応じた、被害者に対する微妙な心理が、赤裸々に描かれている。
それら心理の方向性は、それぞれの立場で、著しく異なる。

そして、最終的に、犯人を推理するのは、読者だ。

物語を読んでいる途中で、ある可能性が脳裏をよぎる。
その可能性には、強い嫌悪感と絶望感を伴うので、意識的に思考の片隅に追いやって、読み進んだ。

しかし、読者が最終的に推理する、犯人の心理のベクトルは、あまりにやるせない。
ただ、著者の導く結論の方向は、きわめて現代的だと言える。

読後に、爽快感はまるでない。
この事が、強いインパクトでもある。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.38
(5pt)

ネガティブ

軽快なテンポで、次々と画面が変わるがごとく、事件は展開していく。それは刺激的なのだが、何とも言えぬ、せつない読後感を感ずるのは、なぜだろうか。人間のネガティブな一面をさらけ出しているからだろうか。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.37
(5pt)

ネガティブ

軽快なテンポで、次々と画面が変わるがごとく、事件は展開していく。それは刺激的なのだが、何とも言えぬ、せつない読後感を感ずるのは、なぜだろうか。人間のネガティブな一面をさらけ出しているからだろうか。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.36
(4pt)

地味な事件が派手な事件に。

被害者を取り巻く人間の右往左往する思惑が、一つの(決して設定が派手ではない)殺人事件を二重三重にも深みをもたらせていく。事件が次々にリセットされていく構成は多少くどくも感じるが、そこは作者の筆力と一人称という面白さがカバーしているように思える。何度もページを振り返ったりと、頭の中で事実関係を組み立てていく楽しさもあるだろう。プロットはこてこての推理小説だが、読後は一種のドラマ作品のよう。貫井徳郎は優れたストーリーテラーですな。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.35
(4pt)

地味な事件が派手な事件に。

被害者を取り巻く人間の右往左往する思惑が、一つの(決して設定が派手ではない)殺人事件を二重三重にも深みをもたらせていく。事件が次々にリセットされていく構成は多少くどくも感じるが、そこは作者の筆力と一人称という面白さがカバーしているように思える。何度もページを振り返ったりと、頭の中で事実関係を組み立てていく楽しさもあるだろう。プロットはこてこての推理小説だが、読後は一種のドラマ作品のよう。貫井徳郎は優れたストーリーテラーですな。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.34
(4pt)

まさにプリズム

 プリズムという言葉の意味は、「ガラスなどでできた多面体で、光を分散・屈折・全反射・複屈折させる光学部品」なんだそうです。まさに、この小説にぴったりのタイトル。
 4章からなるこの小説は、それぞれ教え子、同僚、元恋人、不倫相手の4人の視点で書かれています。だから、それぞれが見た”山浦美津子”像が浮かんでくるのです。いい先生だった(だけど悲しくない)、子どもみたいないい人だった(だけどそれが負担だった)、女王だった(今でもその呪縛から逃れられない)、こんな女性は初めてだった(妻には何の不満もないのに)、と亡くなった山浦美津子に抱く感情は全く違うのです。誰のことを言っているのか伏せておいたら、同じ人のことを語っているとは思えないほどに。それほど山浦美津子という人は多面体な女性だったということでしょうか。
 睡眠薬入りのチョコレートを食べて、アンティーク時計で頭を打って即死していた彼女。事故なのか、他殺なのかは判断できないまま話が進んでいきます。
 結論は・・・読者次第。どんな推理も成り立ちそうな結末。いったいこの事件には何人が関わっているのか。不幸な偶然が重なって起きた悲劇なのか。彼女に決定的な一打を与えたのは誰なのか。
 読んだあとも考えさせられてしまう小説なのです。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.33
(4pt)

まさにプリズム

 プリズムという言葉の意味は、「ガラスなどでできた多面体で、光を分散・屈折・全反射・複屈折させる光学部品」なんだそうです。まさに、この小説にぴったりのタイトル。
 4章からなるこの小説は、それぞれ教え子、同僚、元恋人、不倫相手の4人の視点で書かれています。だから、それぞれが見た”山浦美津子”像が浮かんでくるのです。いい先生だった(だけど悲しくない)、子どもみたいないい人だった(だけどそれが負担だった)、女王だった(今でもその呪縛から逃れられない)、こんな女性は初めてだった(妻には何の不満もないのに)、と亡くなった山浦美津子に抱く感情は全く違うのです。誰のことを言っているのか伏せておいたら、同じ人のことを語っているとは思えないほどに。それほど山浦美津子という人は多面体な女性だったということでしょうか。
 睡眠薬入りのチョコレートを食べて、アンティーク時計で頭を打って即死していた彼女。事故なのか、他殺なのかは判断できないまま話が進んでいきます。
 結論は・・・読者次第。どんな推理も成り立ちそうな結末。いったいこの事件には何人が関わっているのか。不幸な偶然が重なって起きた悲劇なのか。彼女に決定的な一打を与えたのは誰なのか。
 読んだあとも考えさせられてしまう小説なのです。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.32
(4pt)

新しいタイプの推理小説だと思う。

違った立場にいる人物が、多様な視点から推理をする。
そして結局答えはでない。
答えがてっきり、出るのだと思ってよむと少々物足りないかも・・
でもこういう小説があってもいいと思う。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.31
(4pt)

新しいタイプの推理小説だと思う。

違った立場にいる人物が、多様な視点から推理をする。
そして結局答えはでない。
答えがてっきり、出るのだと思ってよむと少々物足りないかも・・
でもこういう小説があってもいいと思う。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.30
(4pt)

おもしろかった。

あー、おもしろかった。推理小説は、一気に読めるのがうれしい。4つの章からなるこの小説は、読者の気持ちが4回ほど、入れ替わる効果を持っている。高ぶった気持ちが、もう一度リセットされて、どういうことが起こるかどきどきして、読めます。真夏の一冊です。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.29
(4pt)

おもしろかった。

あー、おもしろかった。推理小説は、一気に読めるのがうれしい。4つの章からなるこの小説は、読者の気持ちが4回ほど、入れ替わる効果を持っている。高ぶった気持ちが、もう一度リセットされて、どういうことが起こるかどきどきして、読めます。真夏の一冊です。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.28
(4pt)

‘プリズム’というタイトルが納得できました

好きなジャンルだったということともあり、とても楽しめる一冊でした。小学生~大人までのいろいろな人々が推理をしていくので、さまざまな視点からの推理を楽しませてもらいました。ただ、ラストが少しモヤっとしますので白黒はっきりさせたいという方は不満に思うかも知れません。ちなみに、私は一気に二度読みましたが、ますます犯人がわからなくなってしまいました。。。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.27
(4pt)

‘プリズム’というタイトルが納得できました

好きなジャンルだったということともあり、とても楽しめる一冊でした。小学生~大人までのいろいろな人々が推理をしていくので、さまざまな視点からの推理を楽しませてもらいました。ただ、ラストが少しモヤっとしますので白黒はっきりさせたいという方は不満に思うかも知れません。ちなみに、私は一気に二度読みましたが、ますます犯人がわからなくなってしまいました。。。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X
No.26
(4pt)

1つの事実の多面性に対する驚きと少しの残念

1つの事実も他者から見ると別の要素が見えてくるということが驚きでした(黒澤映画「羅生門」もそうでした)。一人の女性が、子供の気持ちがわかるよき教師であり、煙たい同僚であり、わがままな女でもあるという様々な面がわかってくるにつれ、いよいよ犯人は誰かという点に興味が高まってきていました。しかし、この結末では、ちょっと中途半端な点は否めません。いろいろな可能性があるものの、結局、事実は闇の中というのではミステリとしては未完成という気がしてならないからです。これほどハラハラして読んでいたのに、ちょっと残念なので星4つ。
プリズム Amazon書評・レビュー: プリズムより
440853367X
No.25
(4pt)

1つの事実の多面性に対する驚きと少しの残念

1つの事実も他者から見ると別の要素が見えてくるということが驚きでした(黒澤映画「羅生門」もそうでした)。一人の女性が、子供の気持ちがわかるよき教師であり、煙たい同僚であり、わがままな女でもあるという様々な面がわかってくるにつれ、いよいよ犯人は誰かという点に興味が高まってきていました。しかし、この結末では、ちょっと中途半端な点は否めません。いろいろな可能性があるものの、結局、事実は闇の中というのではミステリとしては未完成という気がしてならないからです。これほどハラハラして読んでいたのに、ちょっと残念なので星4つ。
プリズム (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: プリズム (創元推理文庫)より
448842502X