テロリストのパラソル

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評判

テロリストのパラソルの評価:

3.94/5点 レビュー 177件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全459件 421〜440 22/23ページ
No.39
(4pt)

ダンディ

 内容はいかにも乱歩賞!なもの。それにしても人物描写のうまいこと。よもやアル中の半ホームレス中年をここまで輝かせる筆力は圧巻。 素直に面白いな、と思える作品だった。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.38
(4pt)

最後はゴタゴタするが

先日、同じ著者の『ひまわりの祝祭』を先に読んだのだが、確かにこちらの方が遥かに面白い。他人と隔離していきる主人公であるとか、主人公を取り巻くヤクザであるとか似ているパターンは多い。が、それらの魅力は段違いにある。会話がどうこう、というのは置いても主人公でありアル中のバーテン・島村、元警官のインテリヤクザ・浅井、ホームレスのタツやハカセ、かつての仲間の娘・塔子・・・それぞれのキャラクターが立っており、早いテンポでストーリーが進みつつも魅力が十分に伝わってきた。この作品に限らず、乱歩賞の持つ欠点なのだと思うが、ラストがちょっとゴタゴタしてしまったのは残念。それでも、十分に楽しめるものだったことは確かだ。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.37
(4pt)

最後はゴタゴタするが

先日、同じ著者の『ひまわりの祝祭』を先に読んだのだが、確かにこちらの方が遥かに面白い。他人と隔離していきる主人公であるとか、主人公を取り巻くヤクザであるとか似ているパターンは多い。が、それらの魅力は段違いにある。会話がどうこう、というのは置いても主人公でありアル中のバーテン・島村、元警官のインテリヤクザ・浅井、ホームレスのタツやハカセ、かつての仲間の娘・塔子・・・それぞれのキャラクターが立っており、早いテンポでストーリーが進みつつも魅力が十分に伝わってきた。この作品に限らず、乱歩賞の持つ欠点なのだと思うが、ラストがちょっとゴタゴタしてしまったのは残念。それでも、十分に楽しめるものだったことは確かだ。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.36
(5pt)

傑作です

この本で初めて著者を知りました。これ以外の作品も読みましたが、やっぱり本書が最高傑作だと思います。その他の作品もそうですが、文章に余分な装飾がありません。脳にすんなりと文章が入ってきて、読んでいて退屈せず、イメージも描きやすいです。ハードボイルド作品としても一級品。主人公のキャラに誰もが惹かれることでしょう。まさに読んで損なしです。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.35
(5pt)

傑作です

この本で初めて著者を知りました。これ以外の作品も読みましたが、やっぱり本書が最高傑作だと思います。その他の作品もそうですが、文章に余分な装飾がありません。脳にすんなりと文章が入ってきて、読んでいて退屈せず、イメージも描きやすいです。ハードボイルド作品としても一級品。主人公のキャラに誰もが惹かれることでしょう。まさに読んで損なしです。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.34
(3pt)

高評価本の落とし穴

ナントカ賞&ホニャララ賞W受賞!!ダレダレも大絶賛!!・・・・とかいう、過剰とも思われる好評価を聞いてから読む本というのは、おのずと読む者の「期待値」はMAXとなり、しかし読後は必ず溜息まじりに本を閉じることの繰り返し。「テロリストのパラソル」も例外ではなかった。もちろん、前知識も無くフラットな精神状態で読んでいたとしたら間違いなく「面白いね!」となるくらい、この小説は完成度が高いと思う。ただ、あまりにも期待が大きすぎたというだけです。推理小説として読めば肩透かしを食らうけど、1人の男の生き様を描いた物語として読めば悔いない。そう・・・。自分はただ単純に、読み方を間違えてしまっただけなのです。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.33
(3pt)

高評価本の落とし穴

ナントカ賞&ホニャララ賞W受賞!!ダレダレも大絶賛!!・・・・とかいう、過剰とも思われる好評価を聞いてから読む本というのは、おのずと読む者の「期待値」はMAXとなり、しかし読後は必ず溜息まじりに本を閉じることの繰り返し。「テロリストのパラソル」も例外ではなかった。もちろん、前知識も無くフラットな精神状態で読んでいたとしたら間違いなく「面白いね!」となるくらい、この小説は完成度が高いと思う。ただ、あまりにも期待が大きすぎたというだけです。推理小説として読めば肩透かしを食らうけど、1人の男の生き様を描いた物語として読めば悔いない。そう・・・。自分はただ単純に、読み方を間違えてしまっただけなのです。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.32
(5pt)

乱歩賞の格を上げた作品

乱歩賞と直木賞を同時に受賞した作品とあって、期待をして読んだ。そして期待を裏切らなかった。素晴らしい。犯人を追い詰めてからが少々慌ただしく感じたが、そんなことはどうでもいいと思いたくなるほど、良く出来た作品だった。影のある雰囲気を最後まで崩さなかった文体に、作者の力量を感じる。乱歩賞に金字塔を打ち建てた作品といえよう。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.31
(5pt)

乱歩賞の格を上げた作品

乱歩賞と直木賞を同時に受賞した作品とあって、期待をして読んだ。そして期待を裏切らなかった。素晴らしい。犯人を追い詰めてからが少々慌ただしく感じたが、そんなことはどうでもいいと思いたくなるほど、良く出来た作品だった。影のある雰囲気を最後まで崩さなかった文体に、作者の力量を感じる。乱歩賞に金字塔を打ち建てた作品といえよう。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.30
(5pt)

読んだ後、死ぬほど後悔してる

なぜなら…これをしのぐ小説についぞお目にかかってない。チャンドラーも、クラムリーもさんざ読みました。はっきり言って、この作品は両者の作品に勝るとも劣らない!!これを凌ぐ小説、だれか紹介してくれよ…。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.29
(5pt)

読んだ後、死ぬほど後悔してる

なぜなら…これをしのぐ小説についぞお目にかかってない。チャンドラーも、クラムリーもさんざ読みました。はっきり言って、この作品は両者の作品に勝るとも劣らない!!これを凌ぐ小説、だれか紹介してくれよ…。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.28
(4pt)

乱歩と直木のW受賞

やっぱり読む決め手だったのは、本作が「江戸川乱歩賞と直木賞のW受賞」だという点。カナリ期待してました。主人公は、凄くカッコいいハードボイルドな“アル中バーテン”。彼のかっこよさだけでも、本作をグいっと最後まで読んでしまえる。作品としての魅力は十分。快く読めるし読後感は素晴らしい。その点で、凄くいい作品でした。期待をちゃんと満たしてくれます。ただ、唯一ちょっとな…と思ったのは最後ですね。こんなこと言うと今から読む人はガッカリなんだけど、ミステリーとしてはやや不満…。サスペンスという枠組みなら、広義のミステリーなんだろうけど、謎自体があんまり深くないです。あと心に残る本かといわれれば、「本というよりも主人公が記憶に残る」という完璧な超ハードボイルドのみの作品…(笑)まあ、作者のインタビューなどを読むと、むしろ“作者はそれが好きでそうしてる”という感じなので良いんですが…。いずれにせよ、良作なので読んで損はないです。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.27
(4pt)

乱歩と直木のW受賞

やっぱり読む決め手だったのは、本作が「江戸川乱歩賞と直木賞のW受賞」だという点。カナリ期待してました。主人公は、凄くカッコいいハードボイルドな“アル中バーテン”。彼のかっこよさだけでも、本作をグいっと最後まで読んでしまえる。作品としての魅力は十分。快く読めるし読後感は素晴らしい。その点で、凄くいい作品でした。期待をちゃんと満たしてくれます。ただ、唯一ちょっとな…と思ったのは最後ですね。こんなこと言うと今から読む人はガッカリなんだけど、ミステリーとしてはやや不満…。サスペンスという枠組みなら、広義のミステリーなんだろうけど、謎自体があんまり深くないです。あと心に残る本かといわれれば、「本というよりも主人公が記憶に残る」という完璧な超ハードボイルドのみの作品…(笑)まあ、作者のインタビューなどを読むと、むしろ“作者はそれが好きでそうしてる”という感じなので良いんですが…。いずれにせよ、良作なので読んで損はないです。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.26
(5pt)

私の永遠のイチオシ作品かも(@_@;)

主人公のアル中島田は、とにかく頭がいい!相手との会話の中で、追い詰め、揺さぶりかけ、またカマををかける。そしてその会話をヒントに謎を解いていく。賢い主人公の頭脳から生まれるテンポのいい展開、スピ-ド感が素晴らしいです。久々に一息で読んでしまう作品に出会い、またこれを抜く作品になかなか出会えません。もちろん「ひまわりの祝祭」なども読みましたが、テロパラの楽しさには敵いません。友人・知人に薦めまくり、喜ばれています。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.25
(5pt)

私の永遠のイチオシ作品かも(@_@;)

主人公のアル中島田は、とにかく頭がいい!相手との会話の中で、追い詰め、揺さぶりかけ、またカマををかける。そしてその会話をヒントに謎を解いていく。賢い主人公の頭脳から生まれるテンポのいい展開、スピ-ド感が素晴らしいです。久々に一息で読んでしまう作品に出会い、またこれを抜く作品になかなか出会えません。もちろん「ひまわりの祝祭」なども読みましたが、テロパラの楽しさには敵いません。友人・知人に薦めまくり、喜ばれています。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.24
(5pt)

知的な匂い

この作品の魅力は少々語り難い。強引に一言で言い切ってしまうと、「知的なハードボイルド」。但し、たとえば巧緻に構成された物語という意味でのそれではなく、この作品自体が醸し出ている「知的な」匂い、あるいは、「インテリ」の匂い。この匂いそのものが非常に魅力的。しかも、それは、ハードボイルドであり、孤独感や、切なさまでを伴っている。時折、そういう匂いを嗅ぎたくなって何度か読み返してしまう作品。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.23
(5pt)

知的な匂い

この作品の魅力は少々語り難い。強引に一言で言い切ってしまうと、「知的なハードボイルド」。但し、たとえば巧緻に構成された物語という意味でのそれではなく、この作品自体が醸し出ている「知的な」匂い、あるいは、「インテリ」の匂い。この匂いそのものが非常に魅力的。しかも、それは、ハードボイルドであり、孤独感や、切なさまでを伴っている。時折、そういう匂いを嗅ぎたくなって何度か読み返してしまう作品。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.22
(5pt)

面白い登場人物達

 いい読み物を読んだ。言い過ぎかもしれないがラストは「亡国のイージス」並みの衝撃。書き方が福井晴敏と似ていたり似てなかったり。面白い作家だ。兼業にするのは勿体ない気がするのだが。 なんと言っても登場人物の描き方が上手い。ストーリー構成よりもこちらを重視している。ストーリーを重視できなかったのは乱歩賞故だからそれは仕方ないとして。主人公、島村圭介、40暮れのアル中バーテンダー。再起というわけでもないが、公園テロをきっかけによみがえっていく。自分を余計に不利な状況に追い込むのだが。浅井志郎は元警官のインテリヤクザ。島村も元東大生だしそうだがインテリっぷりが面白い。その、台詞かな。藤原伊織は島村の台詞、特に浅井とのやりとりに熱を入れている。松下塔子は共に学生運動をしていた松下優子の娘。爆弾事件に優子が巻き込まれてから出くわすことになり、かくまってもらう為に塔子とも協力する。その塔子とのやりとりも面白い。塔子の冗談にも似た発言、島村の洒落、両者のしゃべり方。笑ってしまう。 ストーリーを進めるに当たって事件の内容は頭の中で二転三転していく。その中でホームレスのタツやホームレスの通称、ハカセ。そして交錯してきた登場人物の過去。散りばめられてきた伏線が最後にはつながるのだが、ラストは衝撃かな。それだから、本書の終わりに島村が言った一言、「きょう、友だちをひとになくした。」が妙に切ない。藤原伊織は小説の世界でもリアルを求めているらしい。だが、ラストが急展開かな。ある意味仕方ないが。 誰でもすぐ読めると思う。ハードボイルドでもあるがそうでもなくもない。前にも書いたが島村の台詞は面白いから笑いながら読んだり。ペースは早くないが、小説自体も長くないのですぐ読み終わると思う。ペース上、途中、部分的につまらなくても最後まで読んでみることを薦めたい。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.21
(5pt)

面白い登場人物達

 いい読み物を読んだ。言い過ぎかもしれないがラストは「亡国のイージス」並みの衝撃。書き方が福井晴敏と似ていたり似てなかったり。面白い作家だ。兼業にするのは勿体ない気がするのだが。 なんと言っても登場人物の描き方が上手い。ストーリー構成よりもこちらを重視している。ストーリーを重視できなかったのは乱歩賞故だからそれは仕方ないとして。主人公、島村圭介、40暮れのアル中バーテンダー。再起というわけでもないが、公園テロをきっかけによみがえっていく。自分を余計に不利な状況に追い込むのだが。浅井志郎は元警官のインテリヤクザ。島村も元東大生だしそうだがインテリっぷりが面白い。その、台詞かな。藤原伊織は島村の台詞、特に浅井とのやりとりに熱を入れている。松下塔子は共に学生運動をしていた松下優子の娘。爆弾事件に優子が巻き込まれてから出くわすことになり、かくまってもらう為に塔子とも協力する。その塔子とのやりとりも面白い。塔子の冗談にも似た発言、島村の洒落、両者のしゃべり方。笑ってしまう。 ストーリーを進めるに当たって事件の内容は頭の中で二転三転していく。その中でホームレスのタツやホームレスの通称、ハカセ。そして交錯してきた登場人物の過去。散りばめられてきた伏線が最後にはつながるのだが、ラストは衝撃かな。それだから、本書の終わりに島村が言った一言、「きょう、友だちをひとになくした。」が妙に切ない。藤原伊織は小説の世界でもリアルを求めているらしい。だが、ラストが急展開かな。ある意味仕方ないが。 誰でもすぐ読めると思う。ハードボイルドでもあるがそうでもなくもない。前にも書いたが島村の台詞は面白いから笑いながら読んだり。ペースは早くないが、小説自体も長くないのですぐ読み終わると思う。ペース上、途中、部分的につまらなくても最後まで読んでみることを薦めたい。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.20
(5pt)

私の初めて出会った”藤原伊織”

「無理やりすればハードボイルドに分類されるのだろう」との本作ですが、個人的には苦手なそれを感じさせないものだった。文章・会話が秀逸。またラスト近くで明かされる、タイトル:テロリストのパラソルの由来(とでもいおうか)がいい感じで明示され藤原伊織の作品に惚れた。年若い私でも楽しめた。主人公と同年代の方には背景的なものも含めもっと楽しめるのではないだろうか。個人的には奇妙なヤクザ、浅井が良い(笑)
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973