テロリストのパラソル

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評判

テロリストのパラソルの評価:

3.94/5点 レビュー 177件。 B ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全459件 341〜360 18/23ページ
No.119
(2pt)

リアリティーが無い

それぞれの登場人物。物語の展開に無理はないのだが、
そもそもの爆破事件に無理があって、リアリティーに欠ける
展開に感じてしまう。読み進む気持ちに拍車がかからない。
作者が結局何を伝えたかったのか不明。ストーリで楽しませよう
という事だとしたら、小説である必要、小説である利点が全く活きて
おらず、少なくとも真保裕一ファンな自分は、次にどうなるんだろう、
とはまったくハラハラ、ワクワクしませんでした。
読者への良い意味での裏切りも皆無。イマイチ。
テロリストのパラソル (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (角川文庫)より
4043847017
No.118
(5pt)

イオリンの美学

 ご都合主義という意見には確かに納得です。主人公島村の行動範囲は警察から追われている身ということもあり狭いですし、得られる情報も新聞からやバーテンをしてた時の客やそのつて、そして奇妙なヤクザ浅井や被害者の娘塔子からなどで、近しい存在からがほとんどです(それに浅井や塔子は向こうからやってきますし)。また、学生運動に対するマスターベーション的小説という批判もたしかにできるでしょう。ストーリーや謎解きを重視したミステリー作品という観点からすると、欠点は多々あるかもしれません。でも、この作品をなおも傑作にしているのはここに込められている美学だと思います。どの場面をとっても、登場人物を介した作者の美学が息づいています。人生とは何なのか、どう生きるべきなのか。そしてその美学が端正かつ丁寧な文体によって表現されており、何度読んでも感動がよみがえってきます。この美学を表現するために、ミステリーという形式が必要だったとさえ思えるくらいです。単なるミステリー作品として読まずに、ここに込められた美学に共感した読者には生涯忘れられない作品になるのではないでしょうか。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.117
(5pt)

イオリンの美学

 ご都合主義という意見には確かに納得です。主人公島村の行動範囲は警察から追われている身ということもあり狭いですし、得られる情報も新聞からやバーテンをしてた時の客やそのつて、そして奇妙なヤクザ浅井や被害者の娘塔子からなどで、近しい存在からがほとんどです(それに浅井や塔子は向こうからやってきますし)。また、学生運動に対するマスターベーション的小説という批判もたしかにできるでしょう。ストーリーや謎解きを重視したミステリー作品という観点からすると、欠点は多々あるかもしれません。でも、この作品をなおも傑作にしているのはここに込められている美学だと思います。どの場面をとっても、登場人物を介した作者の美学が息づいています。人生とは何なのか、どう生きるべきなのか。そしてその美学が端正かつ丁寧な文体によって表現されており、何度読んでも感動がよみがえってきます。この美学を表現するために、ミステリーという形式が必要だったとさえ思えるくらいです。単なるミステリー作品として読まずに、ここに込められた美学に共感した読者には生涯忘れられない作品になるのではないでしょうか。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.116
(2pt)

これが乱歩賞、、、?

ミステリーやハードボイルドに学生運動をまぜるとこういう作品になるという例。とにかく学生運動が前面に出てきて、それにシンパシーを覚える人には絶賛されたのだろう。講談社は最後にどんでん返しがある神業ミステリーと宣伝したが、たいしたどんでん返しでもなく、普通のミステリーならどこにでもあるような内容だった。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.115
(2pt)

これが乱歩賞、、、?

ミステリーやハードボイルドに学生運動をまぜるとこういう作品になるという例。とにかく学生運動が前面に出てきて、それにシンパシーを覚える人には絶賛されたのだろう。講談社は最後にどんでん返しがある神業ミステリーと宣伝したが、たいしたどんでん返しでもなく、普通のミステリーならどこにでもあるような内容だった。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.114
(5pt)

教養のあるダメ男を書かせたら天下一品

 何だか作品がいま一つになってきたなーと思っていたら、やっぱり病気だったね。58歳で亡くなられた。まずはご冥福をお祈りする。
 これから読むという方へ。藤原氏というのは、頭がよくて教養があり、でもひたすら情けない男を書かせたら右に出る者はいない。本書はその作品の中でも特によくできている。まあ、つまりデビュー作を超えられなかったという点では、定石どおりの方だったわけだ。というわけで、これは読んでも損はないと思う。次の「ひまわり」も面白いが、晩年の作品には期待しない方がいい。
 無人島に三つ持っていくとしたらPCとタバコ、ドストエフスキー全集という回答を見れば、どんな経歴の方かは大体わかるだろう(笑)。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.113
(5pt)

教養のあるダメ男を書かせたら天下一品

 何だか作品がいま一つになってきたなーと思っていたら、やっぱり病気だったね。58歳で亡くなられた。まずはご冥福をお祈りする。
 これから読むという方へ。藤原氏というのは、頭がよくて教養があり、でもひたすら情けない男を書かせたら右に出る者はいない。本書はその作品の中でも特によくできている。まあ、つまりデビュー作を超えられなかったという点では、定石どおりの方だったわけだ。というわけで、これは読んでも損はないと思う。次の「ひまわり」も面白いが、晩年の作品には期待しない方がいい。
 無人島に三つ持っていくとしたらPCとタバコ、ドストエフスキー全集という回答を見れば、どんな経歴の方かは大体わかるだろう(笑)。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.112
(4pt)

狂気のスイッチ

賞をとった作品だけあって、文章がしっかりしていて読み応えがあった。
文学作品としてミステリーとして引き込まれる作品でした。
様々な犯罪のある昨今。
「若者は危険!?」と言われているが、私にいわせると昔も同じかな・・・と。
テロリストの破壊型の心境、人間の心のダークな部分の描写にゾッとし、考えさせられた。
「そういう心情もあるのかもしれない」と分かったが、皆コントロールしているのでしょう。
最後のストーリー展開に、驚きました。
人間の狂気のスイッチは、“嫉妬・プライド・コンプレックス”どこにでもありそうなものだった!
この狂気を違う形で使う道は人間にはないのでしょうか?
みんなが幸せな暮らしができる社会であって欲しい。
しかし、人間には醜い感情もある・・・、分かっているから厄介なのかもしれませんね。
テロリストのパラソル (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (角川文庫)より
4043847017
No.111
(3pt)

ハードボイルドワンダーランド。ハリウッド映画にしたらいいかも。

アル中男が、爆弾テロに巻き込まれて、次第に彼の過去との関係が明らかになってゆく。よくできた作品だと思います.文章もとてもうまく読みやすいので、あっという間に読んでしまいました.最後、犯人と対峙する場面や、犯行の理由などがちょっと安っぽい。「24」みたいで、ハリウッドで映画やTVシリーズにしたらよさそう。主人公のキャラクターは、ハードボイルドなのですから、まあこのくらい非現実的でいいんじゃないでしょうか。まさに「まじめなアル中、ジャック・バウアー風味」。でも、全共闘だの、安田講堂だのいわれても、最近の人にはなんのことかさっぱりわからないとおもいます。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.110
(3pt)

ハードボイルドワンダーランド。ハリウッド映画にしたらいいかも。

アル中男が、爆弾テロに巻き込まれて、次第に彼の過去との関係が明らかになってゆく。よくできた作品だと思います.文章もとてもうまく読みやすいので、あっという間に読んでしまいました.最後、犯人と対峙する場面や、犯行の理由などがちょっと安っぽい。「24」みたいで、ハリウッドで映画やTVシリーズにしたらよさそう。主人公のキャラクターは、ハードボイルドなのですから、まあこのくらい非現実的でいいんじゃないでしょうか。まさに「まじめなアル中、ジャック・バウアー風味」。でも、全共闘だの、安田講堂だのいわれても、最近の人にはなんのことかさっぱりわからないとおもいます。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.109
(1pt)

こういう本を高評価する人って・・・。

アマゾンに数多くのレビューを投稿し、「ベスト○○レビュアー」になっている方がいるが、その方々の高評価本がほんとうに「当たり」なのかどうか、その試金石になると、個人的に考えているのが、この本。
福田和也氏も書いているように「かつて全共闘運動に従事し、挫折してから天才ボクサーとなり、今はアル中のバーテンなのだが、イノセントな若い娘に惚れられている」というのが、この主人公のキャラクター。
こんな、カッコ良すぎる主人公が活躍する小説に、5つ星をつけるレビュアーの方は、自分とは違った本の好みをもっているのだなあ、と思ってます。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.108
(1pt)

こういう本を高評価する人って・・・。

アマゾンに数多くのレビューを投稿し、「ベスト○○レビュアー」になっている方がいるが、その方々の高評価本がほんとうに「当たり」なのかどうか、その試金石になると、個人的に考えているのが、この本。
福田和也氏も書いているように「かつて全共闘運動に従事し、挫折してから天才ボクサーとなり、今はアル中のバーテンなのだが、イノセントな若い娘に惚れられている」というのが、この主人公のキャラクター。
こんな、カッコ良すぎる主人公が活躍する小説に、5つ星をつけるレビュアーの方は、自分とは違った本の好みをもっているのだなあ、と思ってます。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.107
(4pt)

喉ごし爽快・・・?

二大文学賞w受賞という前看板とレビューの多さから興味を持ち読みはじめました。
文章が簡単で、セリフのやり取りが多いせいか短時間で一気に読めます。
登場人物に「愛すべきキャラクター」が多く、生き生きと描かれていてリズムに乗せられ完読してしまいました。
「爆弾」「テトリスト」と言葉から連想するものを裏切り一貫して、暗い色はなく読み終わったあともすっきりしています。
テトリストと言う言葉から、もっと問題を掘り下げた生生しいストーリーを勝手に想像していたので、ちょっと肩透かしをくらった気分も。
登場人物は、本当に高感度が高く、現実感に乏しいかなと思ったり。
著者の言葉遊戯というか、リズムを伴うかのような単語の連鎖はとても好きです。
読んでいる間はしっかり読書に浸れ
読み終われば、本を閉じ戸棚に置き日常生活に戻れる、そんな作品です。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.106
(4pt)

喉ごし爽快・・・?

二大文学賞w受賞という前看板とレビューの多さから興味を持ち読みはじめました。
文章が簡単で、セリフのやり取りが多いせいか短時間で一気に読めます。
登場人物に「愛すべきキャラクター」が多く、生き生きと描かれていてリズムに乗せられ完読してしまいました。
「爆弾」「テトリスト」と言葉から連想するものを裏切り一貫して、暗い色はなく読み終わったあともすっきりしています。
テトリストと言う言葉から、もっと問題を掘り下げた生生しいストーリーを勝手に想像していたので、ちょっと肩透かしをくらった気分も。
登場人物は、本当に高感度が高く、現実感に乏しいかなと思ったり。
著者の言葉遊戯というか、リズムを伴うかのような単語の連鎖はとても好きです。
読んでいる間はしっかり読書に浸れ
読み終われば、本を閉じ戸棚に置き日常生活に戻れる、そんな作品です。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.105
(4pt)

良く出来たミステリーとは思うが・・・

主人公の島崎は、かつて全共闘運動に挫折して東大を中退、その後プロボクサーとして脚光を浴びた事もあるが、今はアル中のバーテンに落ちぶれている。
そんな彼が、新宿の公園で爆弾テロに巻き込まれる。被害者の中には、なぜか彼の全共闘時代の仲間やエリート警察官が含まれていた。
島崎は容疑者として追われながらも、ホームレスとなって身を隠しながら事件の真相を突き止めようとする。
プロットは緻密でミステリーとしての出来は秀逸。
バラバラだった断片が終盤には見事につながっていき、最後まで一気に読んでしまった。
あえてケチをつけるとすれば、ハードボイルド風のセリフが少々鼻につくのと(やはり日本人には無理がある)、
薄汚い中年男である主人公が美人女子大生に惚れられてしまうのがかなり無理に感じてしまった。
また、昔の全共闘運動がストーリーに絡んでいるのは良いにしても、それが空虚なノスタルジーにしか感じられなかったのは残念。
テロリストのパラソル (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (角川文庫)より
4043847017
No.104
(3pt)

最高傑作……?

文章はとてもよく、一気に読むことができました。
でも、読み終わったあとに思ったのは、あまりに都合がよすぎなんじゃないか?ということです。偶然が多すぎる!
それに、主役の男性があまりにベタです(笑)
普段はうだつのあがらない男だが、実はものすごいヒーロー……という、古典的な設定。
周囲の人が「おまえはなんてすごいんだ!」と褒めすぎです。
読んでいるほうが恥ずかしくなりました。
でも、こういうベタが受けるのかもしれません。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.103
(3pt)

最高傑作……?

文章はとてもよく、一気に読むことができました。
でも、読み終わったあとに思ったのは、あまりに都合がよすぎなんじゃないか?ということです。偶然が多すぎる!
それに、主役の男性があまりにベタです(笑)
普段はうだつのあがらない男だが、実はものすごいヒーロー……という、古典的な設定。
周囲の人が「おまえはなんてすごいんだ!」と褒めすぎです。
読んでいるほうが恥ずかしくなりました。
でも、こういうベタが受けるのかもしれません。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177
No.102
(5pt)

ストーリーの構成が見事

1996年の直木賞受賞作で、この本は再文庫化されたものです。あとがきを読んで、内容が少し古いなという疑問が解けました。
最初にたくさんの謎があらわれ、解決したように見えて、次の謎が浮かび、最後に氷解するストーリーの構成が見事です。今読んでも充分に楽しめる本です。
テロリストのパラソル (角川文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (角川文庫)より
4043847017
No.101
(5pt)

小説は残された指紋である。

切れ味のある短文が積み重ねるリズムは、ときに醜いほど綺麗である。
テロリストのパラソル。アル中バーテンダー。セントラルパーク。
カタカナたちの音が素晴らしく思えた。
登場人物たちも魅力的に描かれている。
もしかすると、自分にとってストーリーはさほど重要じゃなかったのかもしれない。
テロリストのパラソル Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソルより
4062077973
No.100
(5pt)

小説は残された指紋である。

切れ味のある短文が積み重ねるリズムは、ときに醜いほど綺麗である。
テロリストのパラソル。アル中バーテンダー。セントラルパーク。
カタカナたちの音が素晴らしく思えた。
登場人物たちも魅力的に描かれている。
もしかすると、自分にとってストーリーはさほど重要じゃなかったのかもしれない。
テロリストのパラソル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: テロリストのパラソル (講談社文庫)より
4062638177