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伝説なき地
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【この小説が収録されている参考書籍】
伝説なき地の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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学生時代だからこの作品を読んだのはもう40年ばかり昔のこと。 面白かったという記憶だけが残っており、すでに細かな筋書きなど全く忘れており今になって懐かしさもありアマゾンで購入。 読んでみると若気の至りで冒険小説が面白かったので老境にさしかかる今となっては刺さるものもないのではないかと思いながら読んでみれば何とさしすせ刺さる、刺さってくるで面白くて先が読みたくて頁をめくるのももどかしいぐらいに堪能する読書となった。 冒険小説のだいご味は若くても歳を取っても変わらないと感じたものです。 ちなみに本作は船戸与一南米3部作の「山猫」「神話」に続く3作目「伝説」と呼ばれていますがそれぞれに関連はなく、この作品から読んでもまったく差支えがありません。 しかし、40年後に読んでも若い時の読書体験と変わらぬ興奮を得られるとは驚きでした。 | ||||
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きれいで、問題もなく、良かったです。 | ||||
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きれいで、問題もなく、良かったです。 | ||||
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ちょっとお高かったけど、きれいで、問題もなく、良かったです。 | ||||
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表紙がきれいで感じが良かった。 | ||||
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今回は南米コロンビアとベネズエラの歴史を勉強できました。ハードボイルドです。登場人物の描写が、よく描かれており面白いです。後半はページを繰る手が止まりません。 | ||||
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強欲で恥知らずな名家。イミフな宗教。腐った警察組織。独善的な過激派たちの欲望。。。 裏切り、殺戮、強姦が繰り返される600ページ。こんなやすいB級映画のような冒険小説がなんでこれほどの高評価? ラスト20ページまでは星2と思っていた。だが最後にすべての罪が腑に落ちた。 50人ほどの登場人物がいるのでメモを取りながら読むことをおすすめする。流し読みしてはもったいない。 | ||||
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伝説もない土地におこる物語、 「石油によるフィーバー;石油黄金時代」 しかし、枯れてしまった。 バスク人のエゾリンド。 「希土類」の発見:燐酸イットリウム。 難民コロンビア人から、宗教が生まれる。 解放戦線への資金調達。 日本人のかかわり合いかた。 ヘロイン・ルート。根なし革命。 インディオの生活、そして、インディオの解放の形態。 その理想のあり方は、 文明によって、資本の論理によって、 変化していく様相。 貧しさ、娼婦。 解放戦線内部での掟;ゲリラであるが故に 武器を必要とするが故に、「金」を集めるためにどうするのか? 戦争の際の武器のレベル。 警察機構、軍隊の腐敗 そして 法律。 コカイン ROOT スペイン語は、大切 →金持ちが存続するための「社会構造」を作り上げていく。 しかし、それをつき崩す勢力は、もう一つの金持ちのグループ。 民族解放を訴える勢力、しかし、 それは、思想的潮流によって、四分五裂している。 そこの中にある内部の掟、ールール。 「無気力」「あきらめ」そしてこすからい「コソ泥」 わたりあるく思想。日和見、裏切り。 愛くるしいもの。非戦闘員の存在。 人間関係の複雑さ。 兄弟、師弟、親子。 愛くるしいもの-そして-非戦闘員の存在。 | ||||
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殺伐とした話の中に唯一、このコニャックを味わってる場面だけは、平和に読めた、かと思えばそうでもなかった‼ しかし場面がどんどん展開し、あっさりと消えていく命の数々…。是非カミュXOを手元に置きながら、アルフレード【私の中では主人公】気分を味わいながら読まれることを、個人的にはお薦めします。 | ||||
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ラスト読み終えて、題名のような感慨を抱きました。密で重厚でおもしろい。二転三転していく展開もうまい。ほんとに冒険小説、ですね。 大陸国の人種や国籍、言葉の複雑さの描写もいいですが、後半宗教というテーマも混ざってきてくるところが、ラテンアメリカ文学的な色合いも添えているような。三人称小説で、一人が主役という物語ではないですが、女性キャラのエリゾント家に流れてきたコロンビア人の妖婦ベロニカと、エリゾント家の持つ枯れた油田を神の啓示を仰ぎ、約束の地としてやってきたマグダレナのマリアがいいです。あと男性キャラだと、チリの反政府運動のためにコロンビアの麻薬組織からお金を強奪する助っ人をした丹波氏が好み。昔の三船敏郎のイメージ。 | ||||
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問題なし............................ | ||||
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問題なし.......................... | ||||
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コロンビアを舞台に,「山猫の夏」「神話の果て」に続いて世に放った南米3部作の掉尾を飾る傑作巨編。 徹底的なディティールの積み重ねと,それを感じさせないストーリーテリング,豪放で気持ちのいいキャラクター,そしてアクションのたたみかけ。冒険小説の見本とも言うべき読み応えが圧倒的。 もしかしたら「砂のクロニクル」の世評が一番高いのかもしれないが,本書こそ「猛き箱舟」とならぶ著者の最高傑作だと思う。学校も仕事も投げ出して南米に行きたくなる,そういうパワーとスピード感にあふれた日本冒険小説の金字塔であり,絶対のオススメ。 | ||||
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著者の南米3部作の第3弾にして、文庫本で1000ページを超える超大作。ベネズエラの枯れた油田、いわゆる「伝説なき地」にて、突如巻き上がるベネズエラの名家と宗教団体との闘争だが、それぞれが「殺しのプロ」をつけ、殺戮劇が始まる。主人公は宗教団体側についた日本人2人。闘争が始まるまでの、それぞれの陣営を描くまでは、非常にスリリングでページを繰る手ももどかしく読めるが、闘争が始まってからはよくあるパターンに陥ってしまい残念。前半~中盤が星5つ、終盤が星3つで、総合的には星4つか。ただ、南米3部作の中では、1番面白くなかった。 | ||||
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