赤×ピンク

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評判

赤×ピンクの評価:

4.33/5点 レビュー 18件。 A ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1〜20 1/2ページ
No.24
(5pt)

キャットファイトに投じる女の子たち

この物語には3人+αの少女たちが出てきます。
そのどの人物もどこか心にちょっとした闇を抱えていますが
ひたむきに、この秘められた格闘技に身を投じています。

この中に、一人いわゆるマイノリティを抱えている少女が出てきます。
最後に出てくる作品の子です。
彼女はそれゆえに女の子と戦う世界なのにかかわらず
女の子が嫌いでした。

その彼女の抱えるものが
そのマイノリティに起因するものなのです。

他の子だと被虐待児だったり、
離婚して環境になじめなかったりと
それぞれの闇を抱えているのです。
そしてもがいてもがいて、苦しんで…

その叫びがとってもストレートで
読んでいて快いなと感じてしまいました。

YA向けの作品ですが
大人でも楽しめますよ。
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.23
(5pt)

キャットファイトに投じる女の子たち

この物語には3人+αの少女たちが出てきます。
そのどの人物もどこか心にちょっとした闇を抱えていますが
ひたむきに、この秘められた格闘技に身を投じています。

この中に、一人いわゆるマイノリティを抱えている少女が出てきます。
最後に出てくる作品の子です。
彼女はそれゆえに女の子と戦う世界なのにかかわらず
女の子が嫌いでした。

その彼女の抱えるものが
そのマイノリティに起因するものなのです。

他の子だと被虐待児だったり、
離婚して環境になじめなかったりと
それぞれの闇を抱えているのです。
そしてもがいてもがいて、苦しんで…

その叫びがとってもストレートで
読んでいて快いなと感じてしまいました。

YA向けの作品ですが
大人でも楽しめますよ。
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.22
(4pt)

映画が見たくなる!

1人1人のストーリーにわかれていてでも繋がっていてすぐ読み終わってしまいました。映画も見たくなりました
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.21
(4pt)

映画が見たくなる!

1人1人のストーリーにわかれていてでも繋がっていてすぐ読み終わってしまいました。映画も見たくなりました
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.20
(5pt)

うて!

少女と格闘技、と異色の組み合わせが、こんなにステキな小説になるなんて!と思いました。
実際に血を流さなくても、青春そのものが、心から血を流す戦いの日々なんてね
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.19
(5pt)

うて!

少女と格闘技、と異色の組み合わせが、こんなにステキな小説になるなんて!と思いました。
実際に血を流さなくても、青春そのものが、心から血を流す戦いの日々なんてね
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.18
(4pt)

変化球

こ、こうきたか・・・!こんなふうな文章も書くんだなぁ。砂糖菓子や七竈のあとに読んだせいか、よりコミカルさを際立って感じました。でも、面白い。リズム感もあって、すいすい読めます。かといって、内容が軽いわけでは決してなく、少女から大人になろうとするその過程を、3人の少女のそれぞれの葛藤から見事に描き出しています。桜庭さんらしい文章です。ただ、1人目の話の終わり方は、人によってはすっきりしないかもしれません。
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.17
(4pt)

変化球

こ、こうきたか・・・!こんなふうな文章も書くんだなぁ。砂糖菓子や七竈のあとに読んだせいか、よりコミカルさを際立って感じました。でも、面白い。リズム感もあって、すいすい読めます。かといって、内容が軽いわけでは決してなく、少女から大人になろうとするその過程を、3人の少女のそれぞれの葛藤から見事に描き出しています。桜庭さんらしい文章です。ただ、1人目の話の終わり方は、人によってはすっきりしないかもしれません。
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.16
(5pt)

ライトノベルという言葉ではジャンル分けはできない。

まず、非合法ガールファイトという設定が面白いなあ、と。
この本でキャットファイトのこと初めて知りました。
もっと暗い話になるのかな、と思っていたんですが温かい雰囲気になっています。
桜庭一樹さんの作品は以前にも幾つか読んだ事があるのですが、こんなにユーモアのある作品は初めてです。
途中で何度もクスリと笑ってしまいました。
三つの話で構成されてますが、個人的にはラストの皐月の話が好きです。
ただ、まゆのその後が気になってしょうがない。
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.15
(5pt)

ライトノベルという言葉ではジャンル分けはできない。

まず、非合法ガールファイトという設定が面白いなあ、と。
この本でキャットファイトのこと初めて知りました。
もっと暗い話になるのかな、と思っていたんですが温かい雰囲気になっています。
桜庭一樹さんの作品は以前にも幾つか読んだ事があるのですが、こんなにユーモアのある作品は初めてです。
途中で何度もクスリと笑ってしまいました。
三つの話で構成されてますが、個人的にはラストの皐月の話が好きです。
ただ、まゆのその後が気になってしょうがない。
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.14
(4pt)

十代で読みたかった。

『砂糖菓子・・』に続いて二冊目の桜庭作品です。ラノベ的でありながら大人にも充分楽しめる魅力はどちらも同じ。
私は格闘技に詳しくないので、キャットファイトの描写には魅力を感じませんでしたが、格闘技を「他のなにか」だとすると、描かれているのは普遍的な少女たちですね。与えられる「救い」も、突拍子もないように見えて、あとから「あー」と声が出るような、普遍性を感じます。山崎ナオコーラさんのあとがきは絶品です。

『砂糖菓子・・』と比べると、衝撃・感動は少なかったです。あちらがストーリー的に猟奇である、という点をさしひいても、十代の頃ならともかく、ひねた大人の琴線に響くまではいかなかった。
感動より、「くすぐり」的な場面の連続に、やられっぱなしでした。格闘技ファンならもっと楽しめるだろうと思います。個人的には皐月編が好きでした。テーマも秀逸ですが、「くすぐり」部分の、アルバイト先の店長とのやりとりがやたら可笑しい。日常の動作で「残心をとって」みたり、松田優作仕様のライターから長い炎が出たり、店長と皐月が、キューブリックVSリンチ、タルコフスキーVSクローネンバーグ、太宰VS三島、好みのちがいに気付いて「仲がよかったはずの二人の間に、この日、埋められない溝ができた」と言い切ってしまうのに爆笑しました。タルコフスキーとクローネンバーグ、私はどっちも好きですけどね・・・
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.13
(4pt)

十代で読みたかった。

『砂糖菓子・・』に続いて二冊目の桜庭作品です。ラノベ的でありながら大人にも充分楽しめる魅力はどちらも同じ。
私は格闘技に詳しくないので、キャットファイトの描写には魅力を感じませんでしたが、格闘技を「他のなにか」だとすると、描かれているのは普遍的な少女たちですね。与えられる「救い」も、突拍子もないように見えて、あとから「あー」と声が出るような、普遍性を感じます。山崎ナオコーラさんのあとがきは絶品です。

『砂糖菓子・・』と比べると、衝撃・感動は少なかったです。あちらがストーリー的に猟奇である、という点をさしひいても、十代の頃ならともかく、ひねた大人の琴線に響くまではいかなかった。
感動より、「くすぐり」的な場面の連続に、やられっぱなしでした。格闘技ファンならもっと楽しめるだろうと思います。個人的には皐月編が好きでした。テーマも秀逸ですが、「くすぐり」部分の、アルバイト先の店長とのやりとりがやたら可笑しい。日常の動作で「残心をとって」みたり、松田優作仕様のライターから長い炎が出たり、店長と皐月が、キューブリックVSリンチ、タルコフスキーVSクローネンバーグ、太宰VS三島、好みのちがいに気付いて「仲がよかったはずの二人の間に、この日、埋められない溝ができた」と言い切ってしまうのに爆笑しました。タルコフスキーとクローネンバーグ、私はどっちも好きですけどね・・・
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4044281025
No.12
(5pt)

赤とピンクに彩られた二十代の「女の子」たち

桜庭一樹が有名になる以前に、高橋しんの表紙に釣られて購入し、ずっと本棚に置きっぱなしになっていたものをようやく読めました。いつも投げっぱなしというか完成度はべつに高くないと思うのですが、独特の完成と切り取られたシチュエーションの特異さにやはりこの時期から輝くものがあります。ただ当時のライトノベルでこの作風はびっくりされただろうなぁ……。(このまま続編などがつくれてしまいそうな、というか一部の登場人物については説明してほしいところもあるのですが、ここで終わるのが綺麗なのかも)
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4757712839
No.11
(5pt)

赤とピンクに彩られた二十代の「女の子」たち

桜庭一樹が有名になる以前に、高橋しんの表紙に釣られて購入し、ずっと本棚に置きっぱなしになっていたものをようやく読めました。いつも投げっぱなしというか完成度はべつに高くないと思うのですが、独特の完成と切り取られたシチュエーションの特異さにやはりこの時期から輝くものがあります。ただ当時のライトノベルでこの作風はびっくりされただろうなぁ……。(このまま続編などがつくれてしまいそうな、というか一部の登場人物については説明してほしいところもあるのですが、ここで終わるのが綺麗なのかも)
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.10
(5pt)

赤とピンクに彩られた二十代の「女の子」たち

桜庭一樹が有名になる以前に、高橋しんの表紙に釣られて購入し、ずっと本棚に置きっぱなしになっていたものをようやく読めました。いつも投げっぱなしというか完成度はべつに高くないと思うのですが、独特の完成と切り取られたシチュエーションの特異さにやはりこの時期から輝くものがあります。ただ当時のライトノベルでこの作風はびっくりされただろうなぁ……。
(このまま続編などがつくれてしまいそうな、というか一部の登場人物については説明してほしいところもあるのですが、ここで終わるのが綺麗なのかも)
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839
No.9
(5pt)

赤とピンクに彩られた二十代の「女の子」たち

桜庭一樹が有名になる以前に、高橋しんの表紙に釣られて購入し、ずっと本棚に置きっぱなしになっていたものをようやく読めました。いつも投げっぱなしというか完成度はべつに高くないと思うのですが、独特の完成と切り取られたシチュエーションの特異さにやはりこの時期から輝くものがあります。ただ当時のライトノベルでこの作風はびっくりされただろうなぁ……。
(このまま続編などがつくれてしまいそうな、というか一部の登場人物については説明してほしいところもあるのですが、ここで終わるのが綺麗なのかも)
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.8
(5pt)

充実した傑作!

ファミ通文庫から2003年2月に出版されたものの5年ぶりの「再版」と言う事になりますが、読んでみて、余りの充実ぶりに驚きました!
舞台は六本木。廃校となった小学校を使い、非合法?のガールファイトを売り物にする怪しい風俗風?の店。鉄製の檻の中で、夜毎繰り広げられる女たちの肉弾戦、あるいはそれに似たパフォーマンス。それを見つめる男たちの視線。酒を飲む客、指名されて相手をする女たち・・・。生きる意味を求め、漂よい、流される女たち・・・?読み出してすぐ、そんな雰囲気が伝わってきます。オイこれはファミ通文庫だったんだろう!!??と聞きたくなる。(笑)ヤバイな〜・・・と思いながらも、主人公たちの感覚的な会話や、濃密な情景描写に引き寄せられる・・・この異様なまでの筆力!5年前の作品だと言うが、「初期の作品」という感じが全くしないのは何故??(汗)
全体は三部からなり、一人語りの主人公は、前の章の脇役が引き継いで行く。都合三人の主人公が登場するが、話も後半に行くほど長くなる。結末は、苦しみ抜いてきた主人公が護るべきものを見つけ、未来に向かって歩き出す場面で終わります。作者はその苦しみの様をまるで自己の体験のように描き出していて、主人公の生々しい叫びに打たれます・・・。そして、最後は、全てを包み込む柔らかな光がさしこむ・・・。
独特の飛翔感と密着感が全編に溢れ、どこを読んでも桜庭一樹の世界が広がっています。きわめて今日的なエピソードも盛りだくさんで一気に読めました。
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.7
(5pt)

死んでしまいそうなぐらい愛が足りない

ガールズファイト「ガールズブラッド」のファイター達は、社長の趣味で適当な設定を与えられ、それに応じた衣装を身に着けて戦う。
彼女達は少女という年頃を過ぎており、本人たちも自分を「大人」だと認識している。
しかし、これは少女達の物語だ。女性達の心の中の少女達の物語だ。女性の赤と、少女のピンクが交差する。
主人公たちは、それぞれ、家庭に縁がない。居場所がない。帰る場所がない。
自分がない。自分のしたいことも、好きなことも見つからない。
檻の中は、奇妙な安心感を与えてくれる。閉じ込められているが、同時に、守られてもいる。
どこにも行けなくても、何かをできなくても、許してくれるのが、手錠であり、檻となる。
問題は、死にたくなるほどに、愛情が足りていないということ。
檻の外に出て行くことができた少女達の先行きが明るいかどうかはわからないが、少しだけしたたかにしぶとく、彼女達は生きていくことができるのだろうと思った。
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.6
(5pt)

一般的な小説に比し全く遜色無い

作者自ら「自身の転向点」と位置づけているらしく、
当初ライトノベルとしての出版ながら、
テーマや感情描写等は一般的な小説に比し全く遜色無い。
確かに舞台選びや、登場人物造形、衣装など
設定面でのキッチュさは否めないが
都会の生活/孤独/閉塞感/生きがいなど
驚くほどストレートに、真摯に、
そしてきついほど生々しく描かれている。
本当にいい作家だ、と感じられる傑作。
赤×ピンク (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (角川文庫)より
4044281025
No.5
(5pt)

だから、元気を出して。

……というのが、発売当初オビに書かれていた一文。
正直レビューしづらい作品ですが、自身の抱えているものから抜け出せず、格闘技という手段で戦う少女たちの物語。
彼女たちにとって格闘技は単なる「手段」で、檻のなかで足掻くのにはどうしてもそれが必要だったのかな、と今では思える作品。
赤×ピンク (ファミ通文庫) Amazon書評・レビュー: 赤×ピンク (ファミ通文庫)より
4757712839