私の男

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評判

私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全201件 81〜100 5/11ページ
No.121
(4pt)

内容は重いけど

内容はとても重いけど・・・唯一無二のお互いを求める姿に引き込まれてしまった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.120
(4pt)

感情移入はできなかったけど面白かったです

私自身にはありえない世界だと思いましたが
本当にわかり合えるには血のつながりが
必要なのかな、と思わされました。

でも苦しいだろうなぁ。
二人のこの先が知りたくなりました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.119
(4pt)

面白かった

禁断分野の中で、上手にまとめられ、大変好奇心を持って読みおえた。   微細な部分に深く、入り込んでいないので、案外抵抗なく読み終えた。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.118
(4pt)

グロテスクな物語・・・良くも悪くも読後考えさせられます

「チェイン・ギャング」鎖に繋がれてお互い身動きのとれない2人の囚人。彼らがとらわれているのは、共有している過去の秘密であり、失った「家族」なるもの・・・。近親相姦という非常にショッキングな内容を扱っていますが、この物語の根底にあるのはもっと深い人間の依存する本能や、失われた家族に対する飢えにも似た本能だと思います。

チャプターごとに語り手と時代が変わって、色んな方面からストーリーを追う構成がおもしろい。

「七竈」といい、北海道の田舎が舞台の近親ものですね^^;
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.117
(5pt)

自分、が帰る場所

小説「私の男」を読みました(ネタバレ注意)。

このまま逃げられない、という安心感と、
ここから逃げ出せるという、絶望と。

家族の絆って、自然にあるものではなく、誰もが、注意深く、
当たり前であるかのように、作り出しているのだ、ということを、
裏からあぶり出しているような、そんな作品でした。

親からの愛を与えられてこなかったら、
その愛があるべき場所を、どうやって埋めるのか。

そういえば、花を抱きしめる相手に、母性、を持った
存在がいない。それなのに、誰より、母性、を渇望する
相手と過ごすこと。

愛にもいろいろ種類があって、そのバランスをとる必要がある、
でも、与えられなければ、与えられない。

それを疑わずに享受してきた自分の幸せを、
思いがけず認識した作品でした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.116
(5pt)

女性にオススメ!

近親相姦ものと片付けるにはあまりにも余韻が残る深い作品でした。家族とは何か、男と女とは何か、いろいろ考えながらもあっという間に読み終えました。また文章の美しさが作中の登場人物や場所をより魅力的にしていて特に女性にオススメの作品でした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.115
(5pt)

よく書けている

余計なおせっかいで人が死んでしまう。放っておけばよかったのに、なぜ放っておけなかったのだろうか。そんな気になる話でした。
時間を遡るように書かれていく物語、最後の章で、ああなるほど、だからなのか、と納得するようなシーンが有り、全体がストンと落ちてくる感じ。映画がどんな風に作られているのか、ちょっと気になります。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.114
(4pt)

「腐った男と腐った女の穢らわしい共依存関係」がスゴイ!

社会的には犯罪者で、お互いは近親相姦者という、「腐った男と腐った女の穢らわしい共依存関係」を、凄みを利かせて描いている。
読んで感動・感激する小説も、読んで嫌悪・憎悪を感じる小説も、読者を小説の世界に引き込む力量という点では同じだと思う。この小説は、後者に属する優れたものだ。
ただ、残念なのは、「結婚」という通俗的な幸せで終った(始まった?)ことだ。ここまで書くのなら、結末は思い切り気持ちの悪いものにしてほしかった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.113
(5pt)

男と女

初めて男と女をこんなにも生々しく書かれた作品を読んだのは初めてでした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.112
(4pt)

秀逸

もともと桜庭さんの小説が好きで、今回、直木賞を受賞されたとのことで購入しました
思いテーマを扱い、凄味のある小説だと思いました
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.111
(5pt)

圧倒されました!

桜庭一樹が女性だということも知らずにいた頃、たまたま短編を読む機会があり、この作家は凄い!と思ったのがきっかけで直木賞受賞のこの作品を読みました。
見事に期待を裏切らず、圧倒的な作者の筆力の高さに最後まで引き込まれました。
アルバムを最後から遡って見るような構成にも斬新さがあり、大変おもしろかった。
時間の流れの最後が最初に来た為、その結末を知っているはずが、過去を遡って行けば行くほど、新たな発見と理由が明白になっていく。主人公二人の常識を超えた行動も、知らず知らずのうちに共感させてしまう不思議な力がありました。
主人公、花は非常に美人だとか可愛いとかいうのではなく、でもどこか魅力があったり、また見る者によっては不吉な存在であったり。
またもう一人の主人公、父親の淳吾はおちぶれた貴族のようだという表現のように、魅力的だけど、浮世離れし、世間とは馴染めず生気を無くしたような存在に描かれています。
二人とも深い影を背負って生きる姿は、哀愁などという次元を飛び越えて、腐った匂いにむせ返るような暑苦しいさ、または極寒の冷たさを感じずにはいられません。
しかし、だからといって暗く辛い感じしかしないか、というと決してそうではなく、どこか温かい静寂に包まれていて、それでいて愛情という情念がとことん深い場所に達した場合、人間はどういう道を選ぶのか、ということを考えさせられた作品でした。
確かに、内容的には好き嫌いが分かれる作品でしょう。また、近親相姦も話題になっていますが、二人は実際には遠縁の親類なので、戸籍上は親子でも、実質的な血の濃さ、繋がりはそこまで問題にすることではないように思えますし、何よりその事が読んでいて救いだったように感じます。
殺人事件も絡んできますが、最後は必ず犯罪者は捕まるか死ぬ、というお決まりのパターンではないのも良かった。こんな作品があってもいいかな、と思います。
主人公が若い娘で、小学生まで遡りますが、子供向け小説ではありません。大人の読み物です。かと言ってアダルトに走り過ぎることもなく、小説ならではの独特の世界感を堪能したいという方にはお勧めです。
今年、映画化されるとかで、とても驚きました。到底、映画やドラマ化は無理だろうと思っていたからです。それでも、どこまで表現してくれるのか楽しみです。
桜庭一樹・・・現在、進化の途中とのことで、とても侮れません。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.110
(5pt)

私の男とは

「その、光ってるのが、わたし。わたしという女そのもの。血の、人形よ。ねぇ、おとうさん、忘れないでね」。章を追う毎に年月を遡っていく構成には感心。高村薫の『照柿』を思い出したという感想があったが高村ミステリーとは毛色が全く異なる。桜庭一樹先生というと少女の成長物語を連想するが、構図は一連の作品群と同じである。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.109
(5pt)

内容について

私が上京するまで住んでいた故郷が舞台だけに興味がありとてもよかったです。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.108
(4pt)

貪り合う

淳悟は、花の父親ではなかったのです。

出産も、育児も経ず、写真は目にするものの会った事すら無く。出会った瞬間には既に9歳で初潮を迎えた少女でした。
花には物心ついた頃から父と母がいました。淳悟は突然現れた、自分を愛してくれる初めての男でした。
子供を生んだ瞬間に親になるのではなく、子供を育てながら親になっていくのだとすれば
淳悟と花が出会った時、そこにいたのは父と娘ではなく、男と少女だったのです。
近親相姦、インセスト・タブーを前提として見るからこそ顔をしかめるようなインモラルな物語ですが
その実、装飾を剥がしてしまえばお互いにお互いを貪るだけの男と女の物語です。

満たされなかった愛情を収める穴を埋める為、擬似的にでも家族を欲した男は
”人に求められたい”という欲求を満たしてくれる人を求めます。
しかし、普通の、家族の愛情を知る女はいつしか満たされてしまいます。満足を知っているからです。
満たされてしまったが最後、器には何も注ぎ込めません。男は求められなくなってしまいます。
満たされることを知らない底の抜けた器の男は注がれ続けていなければ渇いてしまいます。
男が求めているのは愛情という名の執着であり庇護欲であり独占欲です。男は誰かを満たす事でしか満たされません。
男が生きていくには決して溢れる事のなく、注ぎ続ける事が出来る愛情の矛先が必要でした。
愛された事がなく、愛するに足る十分な理由と愛されるに足る十全な体裁があり、愛されなければ精神的にも社会的にも生きることの出来ない少女は
男にとって救いの女神であり、尽きる事の無いオアシスであり、賽の河原の石だったのでしょう。

実は血の繋がった娘だとか、実は親戚を中学生の頃に孕ませた結果だとか
地震で血の殆ど繋がらない家族が押し流されて天涯孤独だとか実は母親に愛されていなかっただとか
そういった要素は全て”結ばれてはならない禁断の愛”や
”優しく、魅力的だがどこか影を帯びた男”を修飾する為に用意された舞台装置でしかなく
その結果として演劇的、更に言えば漫画的に感じてしまう事は否定できません。
登場人物も必要な役割の為に作られた設定、ギミックとしてのキャラクターが目立っているように感じます。
読書中、どうしても、頭のなかで実写、映像として描けず、漫画のコマ割と構図を紙面で見ているように感じました。

読後に作家さんの情報を調べ、女性作家と聞いて腑に落ちる点が多々ありました。
また、この作家さんの作品は親を悪として描き、少女を囲われた無力な存在として描き
ある日突然現れ、停滞した泥濘から救い出してくれる救世主のような存在が描かれている事が印象的です。
お伽話の時代から続くシンデレラの類型というだけではなく、作家本人が無力だった頃の救済願望の投影なのでしょうか。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.107
(5pt)

コストパフォーマンスとエコ

中のページもとても綺麗で何より素晴らしいことは

価格の安さ、そしてエコロジー。溶かしてトイレット

ペーパーにするのは以ての外。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.106
(4pt)

書かない、という戦略

書かれている内容のきわどさから、賛否両論毀誉褒貶は当然だ。
一つ言えることは、今の時代、男には書けない作品ということだろう。
正確には、書いてもまともには発表できない、か?
本来、文学はそういう役割を持っていた。
かつて文学が占めていたその領域は、今では同人コミック誌あたりがより安易なやり方で占めているように思える。
閑話休題。
最初の章で花が体現する、嫌悪感と安堵が入り混じったあの感覚は、それ自体本作品の一つの目玉だ。
あのカタルシスにも似た感覚をこうやってうまく記述してくれているだけでも、読む価値がある。
他方で、過程や結末が明確ではない点に不満を持つ向きもあるようだ。
もっとも、これは作者の意図によるものだろう。
思うに、本作は書かれていることによって以上に、その「書かない」という戦略によってこそ、
本来描きたかったものを無理なくとらえてみせているように思える。

内臓は光に当たらない。
生きているとき、内臓は、暗黒の身の内において、ただ蠢くのだ。

昔ながらの、いかにも文学らしいやり方ではないか。
書かれていることは、いつも氷山の一角、多面体の一平面。
その心細さと底知れなさこそが、文学固有の魔法を生むのだ。
本書は生きている、どころか健康な内臓のある作品である。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.105
(4pt)

ほんとだったら とても怖い話です

普通に生まれて普通に育つことって大事なんですよ
なんの罪もなく生まれ 魂の導きに従っただけなのに 切ないです
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.104
(4pt)

最低で、最高のおとうさんは浅野忠信じゃなくて川本淳市っしょ

この物語は結局、性的虐待の末路をつづっているだけだ、と嫌悪感しか感じられない人は大塩さんの言う「越えちゃいけない一線」を越えずに生きている人達なんだろうな。けれど、この物語にとって、そして花と淳悟にとってそんな一線、何の価値もないのだ。

私は淳悟と花から、嫌悪感も胸苦しさも不気味さも感じたけれど、二人の狂気と愛に目を奪われて惹かれた。

「愛が動機なら やってはいけないことなんて なにひとつない」これは、映画『三月のライオン』(こちらも近親相姦)のキャッチコピー。つい思い出してしまった。

私は花に感情移入出来た。花だって早々に気付いていたはず。全ては淳悟が幼い自分にしたことが許されないのだと。歪んだ関係と愛を作り始めたのは淳悟の方だと、自分は逆らえなかったと。けれど淳悟に抱いてしまった愛情が体の底から花自身を喜ばせるようになってしまう。歪んでいるのに、花の愛情は本当に素直で澄んでいてる。全部一緒になりたいと思っている。淳悟と花はお互いのことが一番大事なのだ、本当に、単純に。
きっと「許されない一線」を越えられない人は「でもそれは基はと言えば淳悟が。。。」って言うんだろう。
でも違うのだ。花の全てを作ったのは淳悟なのだと言い切っていいほど、花は淳悟のこと、愛しすぎてしまったのだ。全て読むと分かる。愛しすぎて怖くて、もう行き着く先がないと音を上げそうになって…の、第一章の美郎との結婚なんだろう。

この物語はえげつなくて、ぬめぬめしてて、退廃的で、残酷で、花も淳悟もどうしようもないけど、けれど優しさがそこかしこに顔を出していて、つい読む手が止められなくなる。花と淳悟が想い合う気持ちは、ぬめぬめの体の重なりよりももっと激しくて純粋だ。
人と人の気持ちってどこまで行っちゃえるのかな、と子どものようにいつまでも考えてしまう物語だった。

ちなみにこの話、映画化されるそう。
個人的には淳悟は浅野忠信じゃないよなーと口惜しい。映画『結び目』まんまの状態で川本淳市がしっくり来すぎている。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.103
(4pt)

ある意味心に残る作品

映画化が決まった当作品。主役に抜擢された二階堂ふみが好きなのでどんな話しかな・・と購入。
レビューも賛否両論。ですが、レビュー数が多い=たくさんの人の心に響いた作品なのでしょう。

賛か非か。。個人的にはどちらとも言えないです。
繰り返して読みたい程でもないが、全編に漂うグレーな雰囲気が何ともくせになるような感じがあり一気に読み終えました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.102
(4pt)

満足しています。

帯ナシですが、低価格の割には、かなり良い状態だった。
満足しています。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302