私の男

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私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全201件 61〜80 4/11ページ
No.141
(5pt)

捉え方によって深く賛否両論分かれる作品。

他のレビューを見たところ、
賛否両論であるし、
年齢や一人一人の環境によって捉え方は
かなり変わる作品だと思います。

高校3年生女子です。
私はこの作品を素敵だと思いました。
ただ他の方も書いている通り、
過去に戻るだけで現在で父親が姿を消した後や、
2人の犯罪についてなど、
はっきりしないところがあり、
もやもやしてすっきりはしなかったです。

内容は親子の異常な依存と
孤独からの禁断の愛がメインですが、
誰にも計り知れない何かを2人は持っていて、
その孤独を性行為などで描かれています。
とても残酷であるし、小4の娘がそれを受け入れてしまうことなどは衝撃的ですし、
理解できないひとには理解できないと思います。
だからこそ興味の湧く方もいらっしゃると思うし、
むしろ実際同じ人生ではなくとも
それなりの孤独を知ってるひともいると思います

親子だから、
という面で批判は強いかもしれませんが、
私は人としてという捉え方をしました。

父親である淳吾が昔、
花の家庭に引き取られた時に問題を起こした、とあり
おそらくそれが とある女性が花を妊娠した という場面なのですが、
淳吾の女遊びは多分孤独ゆえのもので、
自分の孤独から産まれた子供だからこそ
寂しさを埋める対象、本来の愛、
性行為に発展したんだと思います

私はこの2人の決して壊れない愛情や、
自然とうまれる信頼、
運命ではなく必然としか言いようのない関係、
ここまで周りと別世界を生きてるような関係に
とても惹かれました。

内容が濃く、
私のボキャブラリーでは説明しきれませんが
私としてはとても素敵な作品でした。
わかりにくい長文失礼しました( ' v ` )
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.140
(5pt)

捉え方によって深く賛否両論分かれる作品。

他のレビューを見たところ、
賛否両論であるし、
年齢や一人一人の環境によって捉え方は
かなり変わる作品だと思います。

高校3年生女子です。
私はこの作品を素敵だと思いました。
ただ他の方も書いている通り、
過去に戻るだけで現在で父親が姿を消した後や、
2人の犯罪についてなど、
はっきりしないところがあり、
もやもやしてすっきりはしなかったです。

内容は親子の異常な依存と
孤独からの禁断の愛がメインですが、
誰にも計り知れない何かを2人は持っていて、
その孤独を性行為などで描かれています。
とても残酷であるし、小4の娘がそれを受け入れてしまうことなどは衝撃的ですし、
理解できないひとには理解できないと思います。
だからこそ興味の湧く方もいらっしゃると思うし、
むしろ実際同じ人生ではなくとも
それなりの孤独を知ってるひともいると思います

親子だから、
という面で批判は強いかもしれませんが、
私は人としてという捉え方をしました。

父親である淳吾が昔、
花の家庭に引き取られた時に問題を起こした、とあり
おそらくそれが とある女性が花を妊娠した という場面なのですが、
淳吾の女遊びは多分孤独ゆえのもので、
自分の孤独から産まれた子供だからこそ
寂しさを埋める対象、本来の愛、
性行為に発展したんだと思います

私はこの2人の決して壊れない愛情や、
自然とうまれる信頼、
運命ではなく必然としか言いようのない関係、
ここまで周りと別世界を生きてるような関係に
とても惹かれました。

内容が濃く、
私のボキャブラリーでは説明しきれませんが
私としてはとても素敵な作品でした。
わかりにくい長文失礼しました( ' v ` )
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.139
(4pt)

カメラアイによる過去から/への語り

現在の出来事から過去に遡っていく語りの連作集という構成がすばらしい。 異時点の、異なる語り手によって綴られる物語は、当事者二人以外には理解されない「愛」をめぐるものだ。 俯瞰的な視点はありえないけど、やはり主人公・花の物語がいちばんの山場だろう。 澄んでいるようで、何を考えているのか分からない、とも言われる濁った目に、この世界はどんなふうに映っていたのだろうか? その視線の先に、「私の男」を捉えるところで、物語は閉じられる。 これを美しいといってしまっていいのか迷う。 読者の常識度が試される一冊。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.138
(4pt)

みなしご同士の父娘の禁断の愛

みなしご同士の父娘の禁断の愛。
それは必然だった。
親の愛情や温もりを受けられなかった二人は、つながれずにいられなかった。
心も体も。
暗澹たる雰囲気の中展開するが、読み進められずにはいられない物語。

血の繋がり。
体の匂い。
切れ長の目。
クックッという笑い方。
初めて会ったその時から、家族だった。
離れたくなかった。
そして、罪を犯して、さらに、深まった。

題名にして、「私の男」
娘・花が中心の視点。
そこに、花婿・美郎、義父・淳吾、義父の元カノ・小町の視点
の物語が遡りながら展開され、この父娘のかもしだす暗澹たる雰囲気
になった過去を掘り下げる。

二人で、穏やかにひっそりと暮らしたい。
冬の厳しい北の海のように。
しかし、社会通念、おせっかいが父娘を阻む。

父娘の禁断の愛。
しかし、圧倒的な著者の表現力に、この本を読むと、それはなるべくしてなった、
むしろ、両親の愛が欠損したみなしご同士がやっと家族の愛を得られた
のだと、安心する。
第138回直木賞受賞作
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.137
(4pt)

理解不能な愛を知りたくなりハマってしまいます

理解不能な愛だなあ。
これが普通の人の感想だと思います。
普通の人間はここまで愛に飢えてないし、
ここまで歪んでいる愛を知らないと思います。
しかし、理解不能だからこそ
この愛をもっと知りたいとこの本に
ハマってしまうのでしょう。
話の流れが現在から過去へと遡っているのも
歪んだ愛をどんどん深掘りしていくような
憎い演出となり、ハマること間違いなしです。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.136
(4pt)

不思議な小説

背徳的なセックス描写があって、読んでいて気分が悪いです。ちょっと興奮してしまう自分がよけい気持ち悪い。
物語は時間を遡る形で書かれているので、ラストシーンは一番最初ということになります。そこでもう一度最初から読むと不思議なカタルシスを感じることができるのです。
近親相姦という極端なシチュエーションに感情移入して読んだあと、我々の価値観に近づいた2008年の花ちゃんはほっとします。
家族とは、親子とは、依存とか自立とか。そういうテーマだけがきちんと心に残る不思議な小説です。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.135
(5pt)

心が波立ちました。

怪しい気持ちになります。
性描写ではなく、父娘の淫靡な愛情に心が波立ちました。
映画はすべてを壊しました。
是非原作を読んでいただきたい
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.134
(4pt)

心の描写に引き込まれました。

最後まで読んでからもう一度読むと、さらに深く二人の世界を感じられたように思います。
「親子」の愛ならば、個人的には一線は超えないでいて欲しかった気もしますが、
殺人という行為に相当する境界であり、二人の孤独を表す上では相応の交わりだったのかもしれません。
その部分は女性として、ちょっとひいてしまいましたが、、
心の描写は繊細で本当に素晴らしいなと感じました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.133
(5pt)

初桜庭一樹体験です。

これから読む方のことを考えて詳しくは書きませんが、もっとも苦手なテーマであるにも関わらず、一気に読んで舌を巻きました。きっとヒロインの腐野花が能動的だからなのと、この名前に見られるように、どこか現実感が薄い夢見がちな表現力に救われているのだと思います。各章で違う人物を主人公に立てた構成や、人の心情の描き方など深くて上手い! 初桜庭一樹体験でしたがファンになりました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.132
(4pt)

純愛か虐待か

謎めいた女性と,その養父.
2人の間の秘密と2つの罪が,過去にさかのぼる形で明かされる.

女性心理の描写がとにかく濃密である.
なんだか薄気味悪い背徳感と,それでいて引き込まれる魅力がある.
奥深くで結びついた関係性の描写と,
そのよって来たる所以の秘密が小説のテーマとなっている.

この関係にリアリティがないと感じる方には合わないのだと思うが,
後味の悪さに対して評価を下げるの筋違いだろう.
まさにそれを狙った小説なのであり,
忘れられない嫌なものを見てしまったような強い印象を受けてしまったら,
作者の勝ちである.
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.131
(4pt)

なんでも読むので

良いと思いました。一人称で綴られる文体は癖がありますが、読み進むうちに気にならなくなりました。著者の作風なのでしょうか?何冊か買いましたがこの作品が好きです。映画化され見たいと思いましたが、原作を読んだ後だと大概ガッカリするので多分見ないでしょうw普通に面白かったので星よっつーーーー。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.130
(5pt)

小説ならではのエンタテイメント

見てはいけないものを見た、といった感じです。
でも小説だからこそ、そんな世界を見るのもありだと思いました。

賛否あるとは思いますが、読んだ時間というコスト以上の価値がありました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.129
(4pt)

 何だかねーてっ感じです。映画は駄目みたい…

良かったのかと言うより、個人的嗜好の飲んだ医だと思いました。映画も見ましたがガッカリしました。絶対に原作を読むことをお勧めします。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.128
(5pt)

期待以上だった

映画の宣伝だけを観て興味を持ったのでこの本を買いました。

浅野忠信のイメージが先行していたせいもあるのかもしれませんが、
冒頭から、淳悟はどうしようもない男みたいなのにとてもとてもかわいらしく、
最後まで憎めない魅力的な男でした。

過去へ遡っていくかたちでストーリーが進んでいくので、
どうして二人がこうなったのか、という意味がだんだんと、切々と伝わってきます。

内容に批判的なレビューもあったりして私にはそれが意外でしたね。
いろいろな捉え方があるようですが、私は花に自然に感情移入して読んでいました。
淳悟をたまらなくいとおしいと思いました。

最後の章を読み終えてから最初の章を読み返すと、何とも言えずもの哀しい・・・です。

表現がグロテスクな部分はあるのですが、それなのに「とても美しい小説」という印象が残る
不思議な読後感です。心象と情景描写が細やかでその場に自分がいるような感覚で読めました。

読む人それぞれに感想が違う、そこが面白いところなのではないでしょうか?
映画も観てみたいけど観ない方がいいかもしれないですね。
二人の世界が違う描かれ方をしているかもしれないので。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.127
(4pt)

濃密な読書時間に浸れる。

桜庭作品の中で一番エロティックかつミステリアスな雰囲気です。主人公たち親子の設定がいい。時間軸の構成も効果的。濃密な大人の時間に浸りたくなったときに、読み返したくなる傑作です!
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.126
(4pt)

共依存、虐待

第1章から読み始めました。
感想は「淳悟が消えたことで、花は大変な恐怖と焦りを感じている」ということでした。
依存しあって暮らしてきた花と淳悟、その淳悟が消えてしまったことで、依存する相手が誰もいなくなってしまうのです。
結婚相手など初めから依存する・頼る相手ではないと花は思っていたでしょう。
彼女は一生不安を抱えて生きていくのだと思いました。

途中のことは書きませんが、最後の章で、皆さんが言う「性的虐待」という言葉に疑問を感じました。
9歳女児が、大人の男に体を舐められることを「虐待・被害者」と感じていたか解りません。
しかし少なくとも「嫌がってはいない」のです。
一方的に強要された行為、なのか、これは「虐待に相当するのか」、「虐待とは何か」というのが私の感想・疑問です。
しかも花は、淳悟が自分に「母親・血を求めている」ことにはちゃんと気づいています。
だからこそ最後に強く手を握りあい、「この手を、わたしは、ずっと離さないだろう。」というのでしょう。

よって、二人の関係は、「花が主導権を握っている」と思いました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.125
(4pt)

この世にあって良否を問われる世界

この作品については、発表されて直木賞を受賞した時、もろもろ議論があったものと想像する。
インモラルな世界。それが基軸であり、そこをもって淳悟と花の二人は、この作品中で時間を遡りつつ、その本姿を読者の前にさらす。
確かに、非現実な関係、不道徳な関係を精緻に描写し、その臭気や触感を読者に体験させようという作者の試みは、恐らく成功しているのであろうと思う。
それは、エロチックでありながら、やはり、何か性(せいではなく、さが)に基づいた倒錯であろうと想像され、更に遡った、淳悟の世界のことも、実は想定されるのだろうと思うが、そこは描かれない。むしろ、その想像される世界に、この作品の本源があることは容易に想定され、それが、「私の男」を生み出し、花を生み出したのだと作者は語っている。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.124
(4pt)

もやもやが取れた

映画を観た時のもやもやがとれた。映画では、ずいぶん重要な部分もカットされているがいいのかなと。
「血」についてのこだわりがよく出ていた。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.123
(4pt)

過去にさかのぼって

2007年に出た単行本の文庫化。
 第138回直木賞受賞作。
 著者の分厚い作品群のなかでは、例外的にストーリーがしっかりとまとまっており、脱線が少ない。そのため、わりあいと読みやすく、結末にも納得がいった。
 じょじょに過去へとさかのぼっていくタイプの物語なのだが、主人公というよりは、「私の男」の変貌ぶりが印象的だった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.122
(4pt)

話題の映画の原作ということで

章ごとに、一人称が変化する文体が上手く活かされている。
けど、結論は、やっぱり藪の中?なのかな。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302