私の男

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評判

私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 21〜40 2/3ページ
No.37
(3pt)

平たくいえば

まあ、平たくいえば、マザコン男との、近親相姦の話。実写化して、なにか訴えるものがあるかなぁ。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.36
(3pt)

暗すぎる、哀しすぎる-----

淳吾から煙草を、小道具を取り上げたら描写に困ってしまうのではないか? 心の動きがこの小道具では描ききれておらず代弁しきるのは無理があろう。反面、女の子、花の心理描写等、海の描き方は見事と言うほかない。-----どこかで、一章だけでも、海や母性の明るい面、快く楽しい側面を述べて欲しかった。遡る叙述形態は、冒頭部位の印象を薄めて、悲哀を増す方向に作用したように思う。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.35
(3pt)

映画を見る前に

あまり好きな作家ではないのですが、映画化ということで読みました。読み順が時間を逆行してる効果は上手くは無いけど成功だと思います。前評判で近親相姦の女子高生もの、と聞いて読むか悩みましたが、最後まで読めば内容は納得できます。しかし殺人事件は全然ミステリーじゃないし、文や構成が特に優れてるわけでもない。ただアンモラルなエロ描写があるからこれに賞を上げたなら選考委員はダメですね。この程度ならネットにゴロゴロありますよ。ある程度名前のある作家がアンモラルな作品を書いたことが評価されたんでしょうかね。
一気に読めますが自分の中で消化するためには映画に行って映像で見てみたいと思います。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.34
(3pt)

概ね楽しく読めました

全編に漂う湿った空気感は独特で面白かったが、後半のしりすぼみ感が物足りない気がした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.33
(3pt)

そんなでもない

直木賞ってことで期待してたんだけどなぁ、こんなもんなのかな。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.32
(3pt)

あこがれ

可もなく不可もなく。読後感はそんな感じ。今時、キンシンソーカンをテーマにしたところで、そんな衝撃でもないでしょう。少女漫画なんてこれくらいの事は当たり前みたいに描いてますし、BLなんかの滅茶苦茶ぶりと比較すれば、まだモラルを感じられるほう。肝心の謎(「お・・・」)も、結構早い段階で予想がついた。しかし、桜庭一樹という人は相当な読書家だそうですが、「良く読む作家」の悪い面が出ている気がする。この小説は明らかに倉橋由美子の「聖少女」みたいな小説を書きたい!という作者の願望が見えすぎるように感じられた。この本を読んだ後に、インスパイア源として挙げている「聖少女」を読んで、あ〜、はいはい、これをやりたかったんだね・・・と分かり過ぎて、何だか醒めた気持ちになった次第。ラノベ作品と比べて、文体にかなり癖があるのも、そのせいだろう。「聖少女」は「キンシンソーカンという、ありふれた卑しい行為を聖なるものに変換する為」に書かれた小説で、その為にありとあらゆる手段が使われている。凝りに凝った文体が鼻につく位だが、結果として、どうしようもなくキザで イカした小説になっているけど、本作はそこまで考え抜かれているようには私には読めなかった。結局、あの小説に充満している雰囲気を出したいだけでしょ?志が低過ぎる。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.31
(3pt)

もっとコンパクトに!

めでたく(?)結婚することとなった
主人公 : 腐野花が

記憶から切り離したいけど、切り離したくないといった
矛盾の感情を抱く父親 : 淳悟との

『回想』を、ただひたすら綴った物語

なので、物語に新たな進展など無く
むしろ、第1章が最も近況であることが
この小説の面白い点であります

また、桜庭一樹特有の
章によって、主人公を変えて、物語を綴っていく
のも、面白い

しかし、途中でだれてしまったので
もっと、コンパクトにまとめれた様な気がします

そして、最後の
『この手を私はずっと離さないだろう』
この"結局は感"も、どうも否めません
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.30
(3pt)

万人受けする内容でないのは確か

この小説の主軸となるのは、親子の関係です。それも肉体の関係ですから人によっては見ただけで寒気が走るような内容です。
ただ、そこまで濃密に描かれているわけでもなくほんのあっさりとした感じで、肉体を通した共依存の脱却から依存に至るまでの経緯を逆順で描いています。
リアリティーの面では確かに不都合のでてくる部分もいくつかありますが、あくまで前述の部分をを描くための素材でしかないのでしょうからそこを深く追及してしまう方は大変つまらない小説になってしまうと思います。
大衆小説向けの賞である直木賞にこれが選ばれたとなると、内容からしてうける範囲は他と比べて中々狭いのでしょうが、読んで損をするということは全くないはずです。
桜庭さんの別作品である砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けないと似た雰囲気を持つ作品ですので、それを読んでみていけるのならば、これにもはまるはずです。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.29
(3pt)

全体的に面白いけど、細かい部分にクエスチョンマークが残る

桜庭先生の本で、今まで読んできたのは、少女または少年少女同士がメインキャラの本を読んできたので、
少しだけタイプが違う本のような印象を受けました。
全体的な構成は現在から過去へと遡って行く事で歪んだ二人の家族の謎や秘密が明らかになって行きます。

この歪みの源である近親相姦を主観的に感じ、客観的に感じていく中で、
父親は倫理的に許されない存在であるという怒りと単純な色欲だけでなく求めずには生きていけないような心に対する哀しみが
私の心でせめぎあい、この物語に引きこまれて、一気に読みきってしまいました。

二人のみの物語としては素晴らしい本でしたが、娘が結婚に至るまでの各々の物語や
娘がどのように生まれてきたのか等の気になる部分の描写がないので、星3にしました。
スピンオフ作品とか短篇集とかで出てきてくれるの期待します。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.28
(3pt)

う〜ん、中途半端…?

後輩に、すごくいいですよと薦められて購入。
 
う〜ん…なんといっていいのだろうか?
まず、婚約者のパートと小町のパートは必要なのか?
「私の男」のタイトルとおり、主人公の目線だけでもいいのではないか?

時間軸が遡っていくが、最終話で、その後というか、結末は出さないのか?
結局二人はどうなるのか、と消化不良が否めない。
下手すると萌え系の話になりかねない。

ってか、萌え系なんだな!って思えばいいのかな?
設定が所謂萌え要素満載だし…
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.27
(3pt)

作品の出来は別にして、色々と思うところの多いというか、多過ぎる作品だった

私は、日本推理作家協会賞を受賞した「赤朽葉家の伝説」を読んで、この人は、推理小説よりも、一般小説の方が向いていて面白いのではないかと思い、直木賞受賞作のこの「私の男」を読んでみることにしたのである。その私の予想には間違いはなかったのだが、それ以上に、この作品は、色々と思うところの多いというか、多過ぎる作品だった。 

まず、この作品は、構成の上手さで読ませる作品だと思った。冒頭の第1章で、ぼかされて謎の多いこの物語の終わりが描かれた後、章を追うごとに時代が遡り、「あれは、こういうことだったのか」と、次々に謎が明らかになっていき、最後に、全ての始まりが語られるという手法を取っているのだ。おそらく、正攻法で、始まりから終わりに向けてこの物語が進められていたのだとしたら、これほどのインパクト、衝撃はなかっただろう。そういった意味では、この作品自体は全くミステリではないのだが、ミステリの手法を上手く生かして書かれた作品ではあったと思う。 

この作品の問題点は、何といっても、そのアブノーマルなテーマに尽きる。この種のテーマで男性作家が書いたら、「おまえは、一体、何を考えているのだ!」と、読者の総すかんを食いかねないと思うのだが、この作品は、女性作家が、女性の視点をメインに据えて描いたからこそ、それなりに受け入れられたのだろう。それでも、こうしたテーマは、通常は、女性のPTSDの原因として語られるものであり、この作品は、一般の読者、特に、女性には受け入れ難く、嫌悪されるのではないだろうか。こうした問題作は、いかにも直木賞の選考委員好みだとは思うのだが、作品の出来は別にして、こうした類いの作品に直木賞を与えて、脚光を浴びさせるのも、私はどうかと思う。この作品で描かれているような、極めて限定された特殊な設定と精神状態の中では、一つの愛の形として、それなりに説得力はあったとは思うのだが、こうした愛の形を、一般の女性が受け入れてくれると勘違いする男が現れないことを願いたいものだ。 


私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.26
(3pt)

ハードルが……

直木賞受賞作ということで読んでみたのですが、
それにしては読後感が薄かったです。

特にロマンス甘い恋というわけでも、狂気に満ちた恋というわけでもなく、
それぞれの関係性が、最後までなんとなく運ばれていく感じでした。
物語の時間軸が逆行する、という展開も、それほど効果的とは思えなかったです。

ただ、他の作品群も踏まえて直木賞の選評に目を通して分かったのですが、
「過去の実績」だったり、「今後の期待」も含めて評価しているらしく、
一概に受賞作が推されているワケではないんですね。

とはいえ、宣伝通り、表現の流麗さは圧巻!
何てことない場面でも、ぐいぐいと引き込まれました。

私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.25
(3pt)

決して褒められるべき内容ではないが、、

こういった物語をシタリ顔で「描画力がすごい!」とか「文章がうまい!」とか認めてしまうと、ちょっとまずいなー、と考えさせられてしまう作品です。物語中盤で「レオン」とか「ボニー&クライド」を連想させる感じもしましたが、まぁ言ってみれば、父と娘の近親相姦の話であり、それに対してくどくどと父親や娘側それぞれの生い立ち等バックグラウンドを立てて正論化されてもなー、実の親子のくせにお互いを貪り尽くすのって動物以下じゃん?と思ってしまいました。所詮禁忌は禁忌であり、内容的には全く好きになれませんでした。でも、少なくともサクッと読んですぐ忘れてしまうような類いの物語では無いです。恐らく今後、長らく自分の中で記憶にとどまり続けるであろう作品ではあります。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.24
(3pt)

どう評価していいのやら。。

どう評価していいのか本当に困る作品
すーごく悪くもなくすーごく良くもない
好き嫌いのはっきり解る小説かな〜
どんどん過去にさかのぼった物語だけど
もし過去から現在で展開していった物語だったら好き???(うーーん)の部類に入るのかもしれない
ただ物語が全部中途半端
すっきりしないし
あの事はその後どうなんだよ!とか
作者狙いなのかもしれないけど本当中途半端
なのでもうこの作者の本には手を出さないと思います
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.23
(3pt)

時系列で読んだら…

内容も読まずにただ買った作品。 全編を通して描かれるのは、父と子の歪んだ一つの形です。 ただ、その歪みが何故いけないのか… 単にインセストタブーを犯しているからいけないのかどうか…… もちろんインセストは一般論、文化社会的には許される行為ではない けれども、この親子の小さな幸せは確かにそこに有る。 内容自体はあまり私は得意では有りませんでしたが、ライトノベル寄りでは無い桜庭一樹の作品を始めて読みました。 ただ、少し個人的に過去へと遡った先に 淳悟と花の最後の描写が欲しかった。 一章の最後が、あの二人の最後の描写としては少し物足りない……
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.22
(3pt)

夢中で読了

桜庭一樹さんが女性であることも、この本が直木賞受賞作品であることも知らずに読みました。ただ本の表紙がかっこいいなあ、きっとおしゃれな男女の恋愛小説なのだろう思って選びました。自分の知識の無さで、とんでもないテーマを描く小説を選んでしまったものの、ページをめくるのがもう止められない、どんどん先へ先へと読み進めてしまいました。桜庭さんの筆力が素晴らしいのですね。夢中でページをめくってエンディングまで読ませるパワーに飲み込まれてしまいました。不思議なのは、文中には「ぬめり」「湿気」「臭気」などモイスチャー度の高いワードが大判振る舞いされているにも関わらず、なぜか全体の印象は乾いています。ごく個人的な感想ですが、「さらり」とした読みやすい仕上がりです。この点が桜庭さんの魅力、実力でしょうね。だからこういうテーマも選べるのでしょう。素晴らしいです。他の作品も読んでみたいと思いました。ただこのようなテーマを選ばれる作家さんなら、読後の読者の心に「爪痕」を残してほしいなあ。読み捨てられる作品では決してないですが、再読するほどでもなく、でもこんな素晴らしい文章を書くのにおしいな、と思いました。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.21
(3pt)

アンモラルで強烈な恋愛小説

震災孤児となった9歳の花を、同じく身寄りのない25歳の淳悟が
引き取って、2人きりの歪んだ家族を作っていく、アンモラルで
強烈な恋愛小説。
前に進むことは望めず、底に向かって深く沈んで行くしかない
背徳的な関係は世間の常識からすればおぞましいけれど、
愛情に恵まれず居場所がなかった2人が求め合ってしまうのは
必然で、善悪の線を引くことは難しい。
冬のオホーツク海でひとつの事件が起きるのだが、「殺人」という
人と獣との分かれ道を、海と陸の分かれ目である流氷が
象徴している。
人を殺した花を守るために、故郷を捨てる淳悟。
更に深く絡みあってしまい、もう後戻りは出来ない。
お互いに、相手さえいれば何もいらないという覚悟の
逃避行シーンはとても美しかった。
親子で初恋の人で共犯者、これほどまでに濃密な関係はないだろう。
いくら体を重ねても満たされず、ずっと一緒にいるために相手
そのものになってしまいたいという渇望感が幾度も描かれる。
究極の愛とは相手の幸せを願うことで、そのためには身を引くことも
いとわない献身だと言われるけれど、相手を失うことを恐れるあまり、
いっそ殺してしまいたいという考えに行き付く愛し方も、
わたしは否定できなかった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.20
(3pt)

ふと、発行所をみると、文藝春秋、、なんだか納得してしまった

男女愛であり親子愛というものを生々しく描きあげた、第138回直木賞受賞作品。読んでいると、「白夜行」だとか、「永遠の仔」だとか思い出すわけだけれども、それらに比べると描写がより官能的で引く感じである。
1993年7月。北海道南西沖地震で、孤児となった花。唯一の親戚である淳悟に引き取られてからはじまる、悲しい愛の物語なのである。物語の構成は現代の別れからはじまり、過去の出会いまでさかのぼる形式となっている。
章ごとに主観が変わるのだが、その意図が読めなかったり、全体的にあふれる憂鬱感、鬱屈感、倦怠感。なんだかなぁ、な作品で、これが直木賞か、、と思った。ふと、発行所をみると、文藝春秋、、なんだか納得してしまった、五月雨の夜。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.19
(3pt)

問題作だからこそ読む価値も??

内容は、過激というか倫理に反している内容。怖いものみたさの人の心理や
やじうま根性をうまく刺激している。
ただ、この小説をよんでよい時間を過ごした。。。と感じる人は
あまりいないのではないか。
現代アートにもいえることだが、問題作だからこそ、読む価値を
かんじる人にはおすすめ。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.18
(3pt)

文学に昇華出来ていない

ライトノベル出身、父と娘の近親相姦…、敢えてこの小説を読まなくても、もっと他に読みたいものがあるし…、と「直木賞受賞」のニュースの後も、なかなか手を出さなかった(小説好きなので、かなり珍しいこと)。山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」のように題名でギョッとさせたり、この作品のように「反社会的」「退廃的」なものを取り上げるというのは、どうも嫌悪感を覚える。その「キワモノっぽさ」で関心を集めようとしてるようにしか思えない。…と思っていたのだが、偶然「情熱大陸」でご本人を見てしまった。「このおとなしそうな人が、いったい何故そんなテーマを?」「どんな文章を書くのだろうか?」好奇心に負けて、手にとってしまった。取り上げるならとことん追求してくれ。「文学」として昇華出来てたら認めてやるよ(←なぜか上から目線(笑)!)そんな意地悪な気分で読み始めたのだが、これが共感もしない代わりに、テーマのわりに強烈な反感というものも催さない。こういうテーマな以上、これは問題なのではないか。「反社会的なのに」なぜか共感を覚えてしまった、あるいは、エゴイズムの行き着く果てを見せつけられるようで気分が悪くなった等…どちらか両極端じゃないと書いた意味がないと思うのだが。娘の方は分かる気がするのだが、父の心情が描けていないせいではないだろうか。キーワードとなる「私の男」はいいのだが、「血の人形」が巧くない。父から娘への形容で、これ以上の巧い言葉が書かれていたら、数段いい出来になったと思う。「インモラル」という訳ではないが、「退廃的」という意味では、数年前に読んだ車谷長吉の「赤目四十八瀧心中未遂」に、文学的に遠く及ばない。これも好きではないが、優れたものは好悪の情を超越して、認めざるを得ないものだ。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302