私の男

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評判

私の男の評価:

3.34/5点 レビュー 311件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 1〜20 1/6ページ
No.109
(2pt)

なぜカメラのフィルムを誰も現像しなかったの?

津波によって家族を失い、孤児となった12歳の少女「平中花」。花は戸籍上は遠縁にあたる男「淳悟」に引きとられる。淳悟は25歳で、海上保安官だった。淳悟は花と北海道の紋別で暮らし始める。こうして花は新しい「おとうさん」と同時に「私の男」を手に入れる――

 読みはじめたときから、読み進めているときも、読み了わったときも、ずっと気持ち悪かった。国語の読書感想文的に「作者はどういう気持ちで書いたと思いますか?」と問われたらなんと答えるだろう、と思いながら読んでいた。

 作者は巧妙で、淳悟を糾弾していないし、花に賛同してもいない。あるいは淳悟を許諾していないし、花を断罪してもいない。ただただ「親子の関係」を描写し続けるだけ。読者は「自分の観点と感情」で2人の物語を読み続けるしかなく、ぼくはこの「宙ぶらりん」で「責任を放棄」した物語を読んでいてむずがゆかった。

 既読の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『少女には向かない職業』にも「悪い父親」が登場して悲劇が起こったが、ぎりぎりに「未来」があった。しかし、この『私の男』は、あたかも未来がないことを示すように、物語が過去へ過去へと逆流していく。

 桜庭一樹は『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』のヒロインの一人に「海野藻屑」という名前を付けているが、この小説のヒロインは淳悟に引きとられて「腐野花」になる。悪趣味。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.108
(1pt)

性的虐待の犯罪者の話

性的虐待を美化しているし、現実的ではない。
面白くはあった。最後まで読めた。
面白いけど、これが直木賞って日本大丈夫か?
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.107
(2pt)

自己愛的な物語

近親相姦という極めて重いテーマを扱っているにもかかわらず、描写が浅いと感じた。他のレビューでも散々言われているけど、上澄だけ掬っていいものではないでしょう。
主人公たちの特別さというか、ある種の退廃さ?美しさ?みたいなのを強調することがメインになっていて、殺人とかそういったものが全部単なる舞台装置にしか思えなかった。
そして結局、このまま二人してとことん堕ちていきます、とはならずに、花が普通に豪華な結婚式して、殺人の証拠と一緒に父親消えます、って…。いくらなんでも都合が良過ぎる。インモラルだからとかではなく共感もできない。
多分普通の善良な人と結婚してやり直したい、って感じなんだと思うけど、大塩のおじさんとか散々他人を蔑ろにして、殺人まで犯して今更それかよと。
結婚相手も、ステータス的には一般の人から羨ましがられるお金持ちで、都合良く花の陰の雰囲気に惹かれて、そして都合良く本当にヤバいことには気づかない…という嫌らしさ。
主人公たちに都合の良い自己愛的な話だと思った。
時系列が逆なのと、情景描写は良かったと思うので、惜しいような作品。背徳的な物語は結構好きな方なのに、合わなかった。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.106
(2pt)

自己愛的な物語

近親相姦という極めて重いテーマを扱っているにもかかわらず、描写が浅いと感じた。他のレビューでも散々言われているけど、上澄だけ掬っていいものではないでしょう。
主人公たちの特別さというか、ある種の退廃さ?美しさ?みたいなのを強調することがメインになっていて、殺人とかそういったものが全部単なる舞台装置にしか思えなかった。
そして結局、このまま二人してとことん堕ちていきます、とはならずに、花が普通に豪華な結婚式して、殺人の証拠と一緒に父親消えます、って…。いくらなんでも都合が良過ぎる。インモラルだからとかではなく共感もできない。
多分普通の善良な人と結婚してやり直したい、って感じなんだと思うけど、大塩のおじさんとか散々他人を蔑ろにして、殺人まで犯して今更それかよと。
結婚相手も、ステータス的には一般の人から羨ましがられるお金持ちで、都合良く花の陰の雰囲気に惹かれて、そして都合良く本当にヤバいことには気づかない…という嫌らしさ。
主人公たちに都合の良い自己愛的な話だと思った。
時系列が逆なのと、情景描写は良かったと思うので、惜しいような作品。背徳的な物語は結構好きな方なのに、合わなかった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.105
(2pt)

結局なんだったのか

現在から過去に向かっていくと言う話の作りは物珍しかったけど、結局何も解決しない。書かれている以外の過去と未来は読者のご想像にお任せします的な話なのかもしれないけど、それにしたって想像の余地が全くない。情景描写だけは詳細で美しくはあったけど、映像化を見越して書いてるのでは?と、思ってしまう。実際映画化もされているし。
腐野が母親に執着する理由も、花の出生も全くわからず終わる。ラストが気になって一気に読んだけど、自分には合わない話だった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.104
(2pt)

結局なんだったのか

現在から過去に向かっていくと言う話の作りは物珍しかったけど、結局何も解決しない。書かれている以外の過去と未来は読者のご想像にお任せします的な話なのかもしれないけど、それにしたって想像の余地が全くない。情景描写だけは詳細で美しくはあったけど、映像化を見越して書いてるのでは?と、思ってしまう。実際映画化もされているし。
腐野が母親に執着する理由も、花の出生も全くわからず終わる。ラストが気になって一気に読んだけど、自分には合わない話だった。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.103
(1pt)

肩透かしを食らった

GOSICKが面白かったので読んでみましたが、正直後悔しています。
他の方々が散々指摘している不快な描写もさることながら、辻褄の合わない部分が多く見受けられたり、ヒロインの『父親』の元カノの行動や玩具会社の御曹司がなぜヒロインを結婚相手に選んだのかとか色々と説明不足な点もあったり、挙げ句の果てにはヒロインが自分の結婚を機に他人の命を犠牲にしてまで執着していた『父親』をあっさり捨ててしまう結末にモヤモヤした読了感しか残りませんでした。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.102
(1pt)

肩透かしを食らった

GOSICKが面白かったので読んでみましたが、正直後悔しています。
他の方々が散々指摘している不快な描写もさることながら、辻褄の合わない部分が多く見受けられたり、ヒロインの『父親』の元カノの行動や玩具会社の御曹司がなぜヒロインを結婚相手に選んだのかとか色々と説明不足な点もあったり、挙げ句の果てにはヒロインが自分の結婚を機に他人の命を犠牲にしてまで執着していた『父親』をあっさり捨ててしまう結末にモヤモヤした読了感しか残りませんでした。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.101
(1pt)

読後感のカタルシスのまつたくない作品

文学として倫理観とか現実味がない、という評価は横に置いておいて、やたら文章の運びが巧いので、気持ち悪いなぁ‥と思いつつとりあえず最後まで読んでしまった。
読み進むごとに[私の男]と女主人公から呼ばれる男のタバコのヤニが纏わり付いたようなイヤーな感じが増してゆく。
吸い殻を執拗なまでに踏みにじる、そのヤニが広がる気持ち悪さが口のなかに広がる…
なのに性行為の描写が空想の域を出ない甘ちゃんな稚拙さで笑った。
章の運びを逆さまにしたら、少しはあざとさ消えるかなぁ、とか男が太っててビジュアル悪かったら成立しないな、とか考えていたら作品自体が作者の自慰的行為に見えてきた。
いくらご自身の美意識に叶わないからといってあの二つの殺人は乱暴過ぎるし処理の仕方がホラーチックで一気に覚める。
唯一、拓殖銀行の小町さんの章だけが血の通ったものに感じられた。
こちらも作者の悪意?でビジュアル大幅に変えられてはいたが…笑
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.100
(1pt)

読後感のカタルシスのまつたくない作品

文学として倫理観とか現実味がない、という評価は横に置いておいて、やたら文章の運びが巧いので、気持ち悪いなぁ‥と思いつつとりあえず最後まで読んでしまった。
読み進むごとに[私の男]と女主人公から呼ばれる男のタバコのヤニが纏わり付いたようなイヤーな感じが増してゆく。
吸い殻を執拗なまでに踏みにじる、そのヤニが広がる気持ち悪さが口のなかに広がる…
なのに性行為の描写が空想の域を出ない甘ちゃんな稚拙さで笑った。
章の運びを逆さまにしたら、少しはあざとさ消えるかなぁ、とか男が太っててビジュアル悪かったら成立しないな、とか考えていたら作品自体が作者の自慰的行為に見えてきた。
いくらご自身の美意識に叶わないからといってあの二つの殺人は乱暴過ぎるし処理の仕方がホラーチックで一気に覚める。
唯一、拓殖銀行の小町さんの章だけが血の通ったものに感じられた。
こちらも作者の悪意?でビジュアル大幅に変えられてはいたが…笑
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.99
(1pt)

作者が計算した以上の生理的嫌悪感

実体験の少ない女性(性愛)作家の描くセックスシーンは、
ほとんど妄想で描くので、筆がすべり、
イヤな感じに露骨で汚らしく、
その割にリアリティーが全くない。
オッサンからみると、逆に生理的に気持ち悪いんだよな。
窪美澄とかにも同じようなものを感じたな。
逆に男性経験豊富な女性作家、
たとえば、瀬戸内寂聴とか、山田詠美とか、
森瑤子とか、内田春菊とかあたりの
セックス描写って、
絶妙な抑制が効いていて上手いんだよな-。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.98
(1pt)

作者が計算した以上の生理的嫌悪感

実体験の少ない女性(性愛)作家の描くセックスシーンは、
ほとんど妄想で描くので、筆がすべり、
イヤな感じに露骨で汚らしく、
その割にリアリティーが全くない。
オッサンからみると、逆に生理的に気持ち悪いんだよな。
窪美澄とかにも同じようなものを感じたな。
逆に男性経験豊富な女性作家、
たとえば、瀬戸内寂聴とか、山田詠美とか、
森瑤子とか、内田春菊とかあたりの
セックス描写って、
絶妙な抑制が効いていて上手いんだよな-。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.97
(1pt)

読後感は最悪

北海道の冬の暗い海とさびれた街が背景になっている。要は近親相姦の物語。自分の娘が9歳のときに引き取り、自らの心の闇(何故そのような闇を持ったのか読み取れない)を埋め尽くそうと異常な愛欲で「オレの女」にしてしまう。娘はその男を父親とも知らず「私の男」と慕い、二人だけの生活世界から抜け出せない物語。希望も何もない。愛欲シーンはへどが出るように醜い。やたらにタバコを吸うので読んでいても本の中からたばこの匂いが染み出てくるようだ。時間をさかのぼって物語は進むが、別にそうする理由はない。後ろの章から前へ向かって読んでいってもいいと思う。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.96
(1pt)

読後感は最悪

北海道の冬の暗い海とさびれた街が背景になっている。要は近親相姦の物語。自分の娘が9歳のときに引き取り、自らの心の闇(何故そのような闇を持ったのか読み取れない)を埋め尽くそうと異常な愛欲で「オレの女」にしてしまう。娘はその男を父親とも知らず「私の男」と慕い、二人だけの生活世界から抜け出せない物語。希望も何もない。愛欲シーンはへどが出るように醜い。やたらにタバコを吸うので読んでいても本の中からたばこの匂いが染み出てくるようだ。時間をさかのぼって物語は進むが、別にそうする理由はない。後ろの章から前へ向かって読んでいってもいいと思う。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.95
(2pt)

死刑執行を結論にしたら、もっと深い記述になったかも

2人殺せば死刑というのが判決の相場である。孤独な2人が近親相姦としても魅かれあったという設定はいいとして、結婚式の場に警察が逮捕状を持って乗り込み、公判そして獄中日記さらに死刑執行の場まで書いて欲しかった。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.94
(2pt)

死刑執行を結論にしたら、もっと深い記述になったかも

2人殺せば死刑というのが判決の相場である。孤独な2人が近親相姦としても魅かれあったという設定はいいとして、結婚式の場に警察が逮捕状を持って乗り込み、公判そして獄中日記さらに死刑執行の場まで書いて欲しかった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.93
(1pt)

中身がない

作者が強い影響を受けたという倉橋由美子の「聖少女」は私も自身が少女だった頃に読んでその不思議な雰囲気に惹かれたものですが、こちらはその足元にも及ばない。とにかく人物描写が類型的で、頭の中のイメージだけで作り上げた人物像といった感じで全く感情移入できないし、心の闇を深く探ることもせず、上っ面だけの登場人物しか出てこないため物語の世界に入り込めない。全体的に漂う陰鬱な情景描写も尺稼ぎのように冗長なだけだし、一見文学的な文章だけど中身は空っぽ。長身イケメンで痩せたどこか影のある若い男が養父という人物造形がまず少女漫画チックで、そうすることで近親姦を美しく描こうとしたのかもしれないが、美化されすぎていて鼻に付く。AIが文学的表現を学習したらこんな感じのいかにも文学的な上滑りした描写をするようになるのかも。とにかくこの作品は一言で言えば文章を飾りつけてるだけで、訴えたい中身が何もない。中学生くらいの頭でっかちな文学少女が書いたみたいな話。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.92
(1pt)

中身がない

作者が強い影響を受けたという倉橋由美子の「聖少女」は私も自身が少女だった頃に読んでその不思議な雰囲気に惹かれたものですが、こちらはその足元にも及ばない。とにかく人物描写が類型的で、頭の中のイメージだけで作り上げた人物像といった感じで全く感情移入できないし、心の闇を深く探ることもせず、上っ面だけの登場人物しか出てこないため物語の世界に入り込めない。全体的に漂う陰鬱な情景描写も尺稼ぎのように冗長なだけだし、一見文学的な文章だけど中身は空っぽ。長身イケメンで痩せたどこか影のある若い男が養父という人物造形がまず少女漫画チックで、そうすることで近親姦を美しく描こうとしたのかもしれないが、美化されすぎていて鼻に付く。AIが文学的表現を学習したらこんな感じのいかにも文学的な上滑りした描写をするようになるのかも。とにかくこの作品は一言で言えば文章を飾りつけてるだけで、訴えたい中身が何もない。中学生くらいの頭でっかちな文学少女が書いたみたいな話。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302
No.91
(1pt)

陰気で薄気味の悪い小説

田舎やそこに住む人たちの描写が随分具体的でそこにある固定概念みたいなものが文章からありありと伝わってきた。どこの田舎だったかまではよく覚えていないが雪が人の背丈まで積もる地域とあったので東北か北海道そこら辺だと考えるがいつの時代になっても雪が多く降る地域はこう物理的だけでなく心理的にも閉塞的になってしまうのだろうか。近親相姦を愛と謳うのもそうだがそれ以前に登場人物が恐ろしく感じた。子供を盗撮したり震災で親を失った子供の親権で争ったり子供を舐め回すように眺めるおぞましい大人等がそこにはいた。純粋にこの小説に賞を与えた直木賞に不信感をもった。
私の男 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 私の男 (文春文庫)より
4167784017
No.90
(1pt)

陰気で薄気味の悪い小説

田舎やそこに住む人たちの描写が随分具体的でそこにある固定概念みたいなものが文章からありありと伝わってきた。どこの田舎だったかまではよく覚えていないが雪が人の背丈まで積もる地域とあったので東北か北海道そこら辺だと考えるがいつの時代になっても雪が多く降る地域はこう物理的だけでなく心理的にも閉塞的になってしまうのだろうか。近親相姦を愛と謳うのもそうだがそれ以前に登場人物が恐ろしく感じた。子供を盗撮したり震災で親を失った子供の親権で争ったり子供を舐め回すように眺めるおぞましい大人等がそこにはいた。純粋にこの小説に賞を与えた直木賞に不信感をもった。
私の男 Amazon書評・レビュー: 私の男より
4163264302