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それでも、警官は微笑う
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それでも、警官は微笑うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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序盤だけイマイチ好みに合わなかったのですが、その後はすっかり引き込まれて読みました。 じっくり丁寧に読ませる警察小説でありながら、ユニークな登場人物の配置によって、軽やかな読み味が生まれています。 あちこちに散りばめられたミステリネタによってエンタメ性も上がっており、ミステリ読者の心をくすぐります。 一方で、どぎつい場面も時々挟まれており(慣れてる人には大したことない程度てすが)、緊張感も持続するので、緩急に乗せられてどんどん読んでしまいます。 結末は、苦いけれど、すっきり。 続編があっても無くても素直に受け入れられる気持ちで調べたら、シリーズ4作目まで出ているのですね。 そのうちに続きも読んでみます、楽しみです。 | ||||
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説明が回りくどく、私にはあわない、 | ||||
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初めて「ゆえに警官は見護る」を読み、面白くてシリーズ最初の 本書を読んだら、やはり登場人物がユニークなのにしっかりしていて、すっかりファンになりました | ||||
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警察ミステリー名作です(^-^*)/ まずは今作の犯罪の真の目的は、壮大且つ悲惨過ぎ&ターゲットも黒幕も大規模過ぎるという、未曾有のスケールでした! 加えて、現実でも有り得る説得力も備えてえり、日本が実際に今作の犯罪で染められたら地獄だなと思い、鳥肌立つ恐ろしさを感じましたし、 巨悪と対峙する物語の流れにはずっと興奮しっ放しで、物凄く楽しめました! また、主人公のはみ出し凸凹刑事コンビたちのキャラクター性も素晴らしく、特に潮崎の家庭環境が面白かったです。 周囲が少しずつ潮崎を認めていき、信頼を築いていく運びや、今後に繋がるラストも見事ですし、 刑事ミステリーで久し振りに真の面白さを堪能しました! シリーズとして4作出てるので、他の3冊も楽しみです。 全576ページという長さが、大長編の苦手な方にはマイナスとなるでしょうが、 抜群の面白さの刑事コンビミステリーとして是非オススメです(^-^*)/ | ||||
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Very nice | ||||
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最近、シリーズ4作目が出て、重要な役割として登場した人物がどこで出てきたのか記憶になく、 確認のために買ったのですが、(結局、3、2、1と全部読んだ) あ~、一巻目だったか~と納得。 とにかく、一巻毎が長い。でも、長さを感じさせない緊迫感と人情味がたまらない、 大好きな作家です。 | ||||
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書店の平積みを見て購入。 本書の主人公的地位にある武本刑事の造形が非常に魅力的であった。 また、武本刑事、潮崎刑事、宮田麻薬取締捜査官の三者三様の個性がぶつかり合う様も、まあまあ楽しく読めた。 もっとも、個人的にはこのテーマを描くのに分量がいささか長すぎること、犯人及びその背後関係の動機が(私には)理解できないこと、犯行発覚の経緯もご都合主義のように感じられたのが残念だった。 | ||||
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エグい、と聞いていたが、花村萬月好きの私には「どこが?笑」であった。 武本のような人物が好きなのでそれだけでも星5。 張り込みの時のその場用足が小で良かった。 これから続編にいきます。 | ||||
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文章表現に?なところもあり、読みにくい。 他に言ってる人もいますが、序盤が無駄に長いので、飽きて3分の1くらいでやめました。 後半は面白いらしいですが、後悔はないです。 | ||||
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メフィスト賞受賞作としては異色の普通の警察の捜査もの小説。 中国人絡みの銃弾密輸事件を描いたハードな内容なのだが、主人公の若い刑事はキャラっぽくて妙に軽いタッチ。 銃弾密輸の方法などなかなか凝っていてそこそこ楽しめるが、やはりこの単純なストーリーでこのページ数は長く感じてしまう。特に前半がモタモタしていて退屈さを感じる。後半は盛り上がるのだが。 メフィスト賞作品としては普通かなという印象。 | ||||
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これまでの刑事ものとは違う。そんな言葉が似合う作品でした。 登場人物がみんな魅力的なんですよ。最初、潮崎警部補がちょっと鬱陶しく感じましたが、読み終えた 時には警部補のファンになっていました。問題提起とエンターテイメントを両立させている点も素晴ら しい。緩急の付け方も上手いので、分厚さも気になりません。ネタバレになるので詳しいことは書けま せんが、このテーマでここまで魅せられるのは、力のある証拠です。 これがデビュー作?とは思えません。他の作品も読んでみます! | ||||
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エンターテインメント性を売りにするメフィスト賞には異例なスタンダードな警察物で、 他の作品にあるようなエキセントリックさは薄い 良くも悪くも丁寧な作品で、多くの登場人物にドラマを作っているのはいいことなのだが、 そのせいで全体的に話が間延びしてしまっており、読んでいてややだれる メフィスト賞の中では読める作品ではあるが、評価されてるような刑事物に比べると やや及ばないかもしれない | ||||
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小説やドラマ、映画などの人物を見て、「こんな人物になりたい」と思うことはよくあることだ。 本作にはそう思わされる人物が数多くいる。 主人公の武本、上司の安住、麻取の宮田、だれしもが尊敬に値する人物だと思う。 その中で自分が一番「こんな人物になりたい」と思ったのは、もう一人の主人公・潮崎である。 最初は軽口で冗談ばかり吐いている潮崎をみたときは、「絶対にこんな人間にはなりたくないな」と思っていた。 しかし、事件を解決するためとはいえ、おとり捜査まがいのことをして人を傷つけてしまって涙を流しているシーンを見たときに見方が変わった。 自分も彼のように、自分の仕事に誠実で、行動力のあるそんな人間になりたい、そう思った。 続編に『そして、警官は奔る』があるようだが、あの終わり方では無理なように思えるのだが、どう繋げていくのだろう? 興味があるのでまた読んでみようと思う。 | ||||
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良いミステリというのは導入部から緊張感が漂う。そしてグイグイ引っ張られていく。見事なものだ。 銃・麻薬・密輸というキーワードは珍しくないが、コンテナ通関・中国緑茶というのは目新しく、また二人のユニークな刑事としたたか強かな犯人との攻防戦も読みごたえが有る。 松本清張や高村薫の作品には殆ど笑う個所はないが(但し、それを望んでもいないが)、この作品には違和感なく微笑むところも有り、何と云っても読みやすい。 | ||||
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潮崎のキャラがうざかったが、それでも日本の女性作家にしてはまあまあかなんて思いながら読んでたけど、途中で飽きて読むの断念。やっぱり日本の女性作家かという感じ。 | ||||
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まずなんといっても各キャラの立ちっぷりはお見事。 薀蓄が程好くちりばめられ、伏線は判りやすく張られて手堅く回収されています。 若い刑事が一揉みされて現実に目覚め、警察機構改革への決意に燃えつつ キャリアへの道を目指してゆく姿もさわやかで魅力的。 裏表紙で「新世代の警察小説」と謳っていますが、たしかにジャンルをクロスオーバーする新しさのある作品だと思います。 アブノーマルセックスのシーンを削って表紙をイラストに変えればライトノベルの棚においても通用するのではないでしょうか。 | ||||
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一見すると内容はハードボイルド警察小説っぽいですが、コミカルなキャラが出てきたりして非常に不思議な感じがする警察小説です。 主人公は無骨な刑事だが、年下でおぼっちゃまでネットに強い上司がいたり、安住という上司がいたらベイエリア分署の安積と比べてみたり(完全に内輪ネタっぽく)そこかしこに軽い小ネタが入ってます。 内容は500ページ以上あるためか、ちょっと長く感じられますし、警察小説やハードボイルドキャラ特有の読後のスッキリ感に乏しく感じられます。 麻薬取締官と警察との絡みは面白いし、せっかく武本刑事というキャラがたってる刑事がいるのだから、ネットで事件解決の糸口を見つけるようなチャチな展開ではなく、もっと彼を存分に際だたせる筋書きの小説を読みたくなりました。 | ||||
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何となくテに取ってみたけど、以外に面白かった。で、中に出てくるベイエイア(神南)署。 今野 敏さんのファンなのかな?この作者。この本が良かった人は 安曇シリーズもオススメ。 | ||||
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申し訳ないのですがほとんど残るものがありませんでした. 事件のヒントをネットで調べてあっさり見つけてしまったり, それほどでもないトラブルに騒ぐだけ騒いで成長の糧としてしまったり, ネットの都合のよいところだけを集めたようで鼻につきます. そのためか,ほかのドラマチックであろうシーンやいいセリフも, すべて『いいことを言っていますよ』的であざとく見えてしまいます. 問題となる今回の事件とそれに繋がる過去の事件, また,それにまつわる人たちの話もどこかありがちで, こちらもちょっと目新しさに欠けると感じました. | ||||
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東京池袋署刑事課に勤務する武本正純。 無骨な顔と、正義感からなのだが容赦のない腕力で「キチク」と あだ名されています。 本書でいちばんおもしろいのが 武本とコンビを組む年下の上司潮崎哲夫。茶道の家元の次男坊で 家からの圧力により、自宅から出勤、休日勤務が続けば警視総監自ら 問い合わせが入る。もちろん所属に関しても横やりが入る。 そんなキャラクターなので周りからは疎まれ、相手にされないことも 多い。けれど、潮崎は明るく現場を守りたてます。 そして、そのハンディを力に変えてしまう。 彼が本当は主役なんじゃないかな。 個人的には「中国緑茶の白い葉」というありえないお茶が登場し おもしろさ倍増。うーん。発酵度の極端に低いシルバーチップの 中国茶はありますけれどね。 ここに出てくる陽竜銀針は聞いたことないなぁ。 ま、だからおもしろいのですが。 ただし、それが証拠として付着していた、というのはちょっとムリムリかなぁ。 在日外国人の存在や、日本の官僚機構のお粗末さなど、物語展開も 読み応えがあります。 でも、やっぱり潮崎警部補が出てくると目が離せない。 | ||||
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