鎮火報 Fire's Out
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消防に関係する内容の本は結構読みました、あっという間に読み終えました。 | ||||
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図書館所蔵の文庫版で読み、手元に置くならば単行本と 中古本サイトを探したのですが、見当たらず こちらで購入しました。 思いの外、綺麗で嬉しかったです。 ただ、届いたその日に、ブックオフで105円、を見つけちょっとがっかり。 | ||||
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カバーデザインに惹かれて衝動買いしてしまったが、結果的に後悔することとなった。 題材が題材だけに、説明部分が多いのは仕方ないが、登場人物の感情描写が直線的というか稚拙すぎる。 事象および感情の積み重ねを通じていかに登場人物の内面を表現していくのかが、小説家の腕の見せ所ではないのか。 良く言えば''熱血'∞'軽妙洒脱な文体'≠ナあり、昨今の流行に乗っているといえるのだろうが、私には登場人物のいずれもが軽佻浮薄にしか感じられなかった。 ある程度名の知れた執筆家であるとのことだが、この作者の本を二度と手に取ることは無いだろうと思う。 以上、酷評になってしまったが、あくまで個人の率直な感想なのでご容赦を。 | ||||
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’02年、『それでも、警官は微笑う』で、講談社が主催する新人ミステリー作家の登竜門「第25回メフィスト賞」を受賞してデビューした女性作家・日明恩(たちもりめぐみ)の2作目となる青春消防ミステリー。‘俺’こと大山雄大(おおやまたけひろ)は20才。身長は2メートル近く、骨格からがっしりとしてデカい。誰もが本名ではなく(ゆうだい)と呼ぶ。元不良少年だが、売り言葉に買い言葉で一念発起して高い倍率の試験に合格、1年間の研修ののち東京は赤羽台消防出張所に配属されて半年の消防士だ。なったはいいが使命感は薄い‘俺’は「楽して得するためだけに消防士になった」とうそぶき、交替勤を上がって9時5時の事務職に異動するのが夢だ。そんな‘俺’の9月の10日間を一人称で綴ったのが本書である。メインの事件は、不法滞在の外国人が暮らす古い木造アパートで連続する放火事件。入国管理局と警察の手入れが終わりかけたタイミングで火が出て、しかも消火のための放水で炎がさらに広がるという異常な火災。‘俺’はひきこもりの中年男・楠目守(くずめまもる)の情報収集能力の助けを借りて真相を探る。憎まれ口ばかり叩く‘俺’だが、火事も事件も正面突破、実はかなり義理人情に篤く責任感のある熱いハートの持ち主として描かれ、そんな‘俺’が感動のラストに向けて、命がけの消防という仕事を通して成長してゆく。また、守をはじめ、脇を固める登場人物たちもそれぞれにキャラが立っていてユニークである。さらに消防というお仕事の裏側が克明に取材されていて、情報小説としても充実している。本書は、「青春」+「キャラ立ち」+「成長」+「ミステリー」+「社会派」+「情報」が厚いボリュームのなかに熱くてんこ盛りになった、なんとも贅沢な作品である。 | ||||
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水をかけると燃え上がる不思議な現象。火元は老朽化した共同住宅。 住んでいたのは不法滞在の外国人。似たような火事が続けて起こり、 雄大は疑問を感じる。調べていくうちに、一連の火事の真相の陰には、 現代社会の抱える問題が横たわっていることに気づくのだが・・・。 「お前みたいなバカは消防士にはなれない!」「絶対なってやる!」 売り言葉に買い言葉。そして雄大は消防士になった。軽蔑していた父と 同じ職業に愛着など持てるはずもない。だが、いつしか雄大は消防士と いう職業に誇りを感じ始めていた。今回のできごとでは、消防士としての 自分、一人の人間としての自分・・・このはざ間で揺れ動く雄大の心情が よく描かれていた。だが、彼の取った行動があれでよかったのか?この 部分に疑問が残る。ラストはちょっとほろ苦さを感じた。消防士の仕事の 内容もよく分かり(作者さん、よくぞここまで調べました!)、まあまあ 面白い作品だった。 | ||||
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