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病葉流れて
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【この小説が収録されている参考書籍】
病葉流れての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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麻雀活字をふんだんに使った麻雀小説でグイグイ読ませる。全3巻を通して読むと分かるのだが、実は、素晴らしい青春大河小説なのだ。もちろん、阿佐田哲也と比較する気はないけれど、現代のピカレスクものとしては最高傑作でしょう。主人公の梨田雅之は「流星たちの宴」の主人公と明らかに同一人物。「病葉」3作を読んでから、もう一度「流星」を読む、という愉しみも残されているのだ。さて、この三部作から「流星」までは15年はある。僕はこの空白を埋める梨田の人生が読みたくてたまらないのである。 | ||||
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また白川道だ。 この小説は「流星たちの宴」の主人公、梨田雅之が大学に入り、麻雀と女を通して、裏の世界にも足を踏み入れながら、成長していく過程を描いた青春ギャンブル小説。これがまたおもしろい。 「恥ずかしいことって、他人に対して思うべきことじゃないわ。恥ずかしいということは、自分に対して恥ずかしいかどうか、それで判断すべきことよ」 「博打打ちには二通りのタイプがいる。巧いヤツと強いヤツ。巧いヤツなんてのはゴマンといる。でもそんなやつらはちっとも怖くない。本当に怖いのは強いタイプのヤツなんだ。強さというのはどんどん伸びる。今から巧さなんてのを覚えちゃだめだ。巧さは強さを弱めてしまう。行く着くところまで博打の強さを伸ばしてやるんだ。強さの限界がきたら、そこで初めて巧さを覚えればいい。強さの限界、つまりそれが自分の博打打ちとしての限界になる。負けない博打をしたいんだったら、今からでも遅くない。博打からは一切手を引いたほうがいい。人生の時間は限られているし、もっと有効な時間の使い方がある。それとも君は、巧く生きる人生にでも興味があるのかい?」 入寮の日に出会った哲学的麻雀師・永田の手ほどきを受け、麻雀に明け暮れる日々。雀荘で出会ったクラブのママ。彼女を通して知りあった雀ゴロと、筋者も交え千点千円、馬6万3万の勝負に出る… 続きは続編「朽ちた花びら」で。 | ||||
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出張先で何気なしに手にした一冊だったが、どっぷりはまってしまいました。もともと麻雀好きの私はその主題に惹かれ読みはじめましたが、その麻雀の描写の迫力に引き込まれホテルで深夜まで読みふけっていた。思わず初めて一人でフリー雀荘に出向いたときの高ぶりみたいなものを思い出しました。これを読むと、しびれるような麻雀が打ちたい気持ちになりますよ。 | ||||
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待ちに待った病葉流れての続編、主人公がギャンブル、友人、女性関係を通じ少しずつ大人になっていく壮絶なギャンブル小説。彼女の死で今後どう変わっていくのか。社会人になってどう変化していくか、2004年8月に出版されるパートⅢが今から楽しみです。 | ||||
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喪失感漂う文体で大学時代を振り返る青春小説。さまざまなギャンブルにのめりこんだ著者が、大学時代の麻雀を舞台にストーリーを展開し、大学生に普遍の情熱・反抗心・甘え・倦怠感・挫折感などなどをうまい感じに描写します。大学時代麻雀にはまった方なら絶対楽しめると思います。 | ||||
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