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もう誘拐なんてしない
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もう誘拐なんてしないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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「とにかく最初の30頁だけでも立ち読みしてみて!」みたいな帯文句があるが、それだとゆるめのユーモアミステリとしか判断されないのではないだろうか。話はここまでは類型的だし。もしそこで迷っている人がいたら、ここからもっともっと面白くなりますと言ってあげたい。 ぐっと盛り上がってくるのはまさに30頁以降、視点が花園組サイドとのカットバックになってからで、身代金受渡しのトリックはシンプルで豪快、その後のツイストも鮮やかだ。特徴的なのは珍しく背景を実在地名で固めていることもあって、ロマンティックな映像効果が効いていること。真夜中の海峡が眼前に浮かぶようだ。それもあって、二組の男女をもう一刷毛だけ描きこんでおいたら余情とユーモアを兼ね備えた理想のミステリになったのになあと残念に思う。エピローグ抜きでスッパリ断ち切ったラストも生きただろうに(しかし実際こりゃ事件の収拾つけるだけであと1冊分かかりそうだが。超人的に的はずれな警部とか登場させたりして)。 | ||||
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これも割りと面白かったかな。 なんていうか、 ところどころにギャグをちりばめ、 最後までクスリとさせることを忘れない作者のサービス精神に脱帽。 しかも時間のトリックも完璧で なかなかの出来でした。 いたるところに張られた伏線も しっかりと後で生きてくる。 サクサクっと読めるし、 肩も凝らないし、 エンターテイメント作品としてはいい作品でした。 が、が、 結局絵里香の妹の件はどうなったの? そこが中途半端で 解決されてないし・・・。 警察にも追われていた翔太郎&絵里香はどうなるの? 事件の謎はしっかり解いているけど、 その背景が最後でぼやけてしまったのが残念でした。 何よりも皐月さん(絵里香の姉)のカッコよさが目立った作品でした。 | ||||
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これも割りと面白かったかな。 なんていうか、 ところどころにギャグをちりばめ、 最後までクスリとさせることを忘れない作者のサービス精神に脱帽。 しかも時間のトリックも完璧で なかなかの出来でした。 いたるところに張られた伏線も しっかりと後で生きてくる。 サクサクっと読めるし、 肩も凝らないし、 エンターテイメント作品としてはいい作品でした。 が、が、 結局絵里香の妹の件はどうなったの? そこが中途半端で 解決されてないし・・・。 警察にも追われていた翔太郎&絵里香はどうなるの? 事件の謎はしっかり解いているけど、 その背景が最後でぼやけてしまったのが残念でした。 何よりも皐月さん(絵里香の姉)のカッコよさが目立った作品でした。 | ||||
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ユーモアミステリ作家の贈る,ひさびさの書きおろし作品です. 特別におもしいろなにかがあったり,ギャグがあるわけではないのですが, わざと『はずして』いるかのようなセンス,掛け合いに何度も笑わされます. また,地方都市が舞台のため方言が多く,これも会話にいい味を与えています. 反面,この雰囲気が楽しめないようだと,「サムい」でおわってしまいそうです. とはいえ,中盤以降はミステリの流れとなり,それまでのユーモアもしずかに. 決して派手さはなく,「やっぱりアレか」というところもあるにはあるのですが, その『アレ』をはじめとし,何気ないところにあった伏線が拾われていくところは, それまでのやり取りからはまるで想像もつかず,よい意味でまさかの展開になります. ただ,『締め』がキレイ過ぎるというか,弱く感じてしまうのがなんとも残念で, 騒動のきっかけになったあることなど,いくつかが置かれたままの印象が残ります. 登場人物たちのその後など,エピローグ的なものが少しでもあればよかったような…. なお,単行本の扱いですがソフトカバーで,電車などでも読みやすくなっており, また,ノンシリーズの作品なので,はじめての方にもおすすめの1冊だと思います. | ||||
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ユーモアミステリ作家の贈る,ひさびさの書きおろし作品です. 特別におもしいろなにかがあったり,ギャグがあるわけではないのですが, わざと『はずして』いるかのようなセンス,掛け合いに何度も笑わされます. また,地方都市が舞台のため方言が多く,これも会話にいい味を与えています. 反面,この雰囲気が楽しめないようだと,「サムい」でおわってしまいそうです. とはいえ,中盤以降はミステリの流れとなり,それまでのユーモアもしずかに. 決して派手さはなく,「やっぱりアレか」というところもあるにはあるのですが, その『アレ』をはじめとし,何気ないところにあった伏線が拾われていくところは, それまでのやり取りからはまるで想像もつかず,よい意味でまさかの展開になります. ただ,『締め』がキレイ過ぎるというか,弱く感じてしまうのがなんとも残念で, 騒動のきっかけになったあることなど,いくつかが置かれたままの印象が残ります. 登場人物たちのその後など,エピローグ的なものが少しでもあればよかったような…. なお,単行本の扱いですがソフトカバーで,電車などでも読みやすくなっており, また,ノンシリーズの作品なので,はじめての方にもおすすめの1冊だと思います. | ||||
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